Ver. |
日付 |
内 容 |
3.00.00 |
'03.11.28 |
・計算:インターロッキング式橋脚の設計に対応しました(Ver.3のライセンスが必要です)。
・計算:柱とフーチングの同時補強に対応しました。
・計算:柱の橋軸方向に対する偏心設定に対応しました。
・計算:検討する水位ケースの設定方法を拡張しました(許容応力度法、保有耐力法)。
・入力:震度連携モードにおいて、直接基礎の基礎バネ算出位置を「柱下端、フーチング下端」から選択できるように対応しました。
・表示:結果確認画面の「安定計算」において、偏心量の結果を小数以下3桁まで表示するように変更しました。
・出力:計算書作成モードにおいて、計算書の印刷項目をプレビュー前に設定できるように対応しました。
・計算:はりの設計において、上面主鉄筋の左端のピッチが100mmより小さい場合、計算確認時にエラーが発生する場合がある不具合を修正しました。
・計算:はりのコーベルとしての設計において、「はりの引張主鉄筋比Ptを求めるとき、側面鉄筋を考慮する(せん断照査のみに影響)」がチェックされている場合、設計引張力照査時の使用鉄筋量に図心より引張側の側面主鉄筋が加算される不具合を修正しました。
・計算:杭基礎プログラムとの連動において、フーチング補強時に杭基礎側へ反映するレベル2作用力「Vo‘(浮力考慮ケースの既設鉛直死荷重)」に浮力が考慮されていない不具合を修正しました。
・計算:震度連携モードにおいて、フーチングおよび柱の部材長が既設フーチング時の寸法で算出されている不具合を修正しました。
・図面作成:既設・新設の柱において、断面形状が矩形となる場合の帯鉄筋形状を拡張しました。
・図面作成:既設・新設の柱において、主鉄筋が段落としされている場合に、切り出し位置を自動で追加する機能に対応しました。
・図面作成:既設・新設のフーチング及びフーチング補強におけるかぶり入力において、入力不可だった項目を入力可能に変更しました。
・図面作成:作図可能な支承個数を20個から30個に拡張しました。
・図面作成:既設・新設の柱において、中間帯鉄筋はフーチング内には配置しないように変更しました。
・図面作成:「図面作成モード」−「鉄筋」−「はりスターラップ・他」の「A鉄筋の扱い」で「柱内は別鉄筋」と指定された場合、はりの上面勾配を考慮して処理を行うように改善しました。
(詳しくは、「図面作成モード」−「鉄筋」−「はりスターラップ・他」の「ヘルプ」をご参照ください) |
3.00.00
↓
3.01.00 |
'03.12.29 |
・計算:PCコンファインド補強工法に対応しました(Ver.3のライセンスが必要です)。
・入力:安定計算において、鉛直支持力照査の有無を指定できるように対応しました。
・入力:[荷重|保有耐力法ケース]画面において、偏心モーメントの入力範囲を「-999999.99〜999999.99」に拡張しました。
・入力:[考え方|許容応力度法]画面の「はり引張主鉄筋比Ptを求めるとき、側面鉄筋を考慮する」スイッチを[考え方|共通]画面へ移動しました。
・計算:はりの設計(許容応力度法、保有耐力法)において、水平方向照査時の主鉄筋として、上下面両端部の鉄筋を無視できるように対応しました。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、道示X(解7.4.1)の照査を行う場合に許容塑性率の計算の有無を指定できるように対応しました。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、ρs算出時に既設部の帯鉄筋を無視できるように対応しました。
・表示:結果確認画面の「部材設計|柱の設計(許容応力度法)」において、「τa1<τm」かつ「τm<τa2」となる場合は、表示色を変更し注意書きを表示するようにしました。
・出力:計算書の[フーチングの検討(許容応力度法)|せん断に対する検討]において、必要スターラップ量算出用「σsa」として、「Cds」を乗じる前の値を表示するように変更しました
・表示:現行の設計データファイル(拡張子「F8Z」)を読み込んだ場合、設定しているファイルコメントがメイン画面上に表示されない不具合を修正しました。
・入力:[基準値|計算用設定|荷重状態]画面において、荷重状態の追加を行った際に設定する「追加状態名」の入力範囲チェックが正しく行われていない不具合を修正しました。
・計算:はりの設計(許容応力度法、保有耐力法)において、水平方向照査時のPtを算出する際、中央に配置されている鉄筋が1本分カウント(仕様上は0.5本)される場合がある不具合を修正しました。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、矩形R形状のインターロッキング式橋脚の場合は、矩形R形状としてモデル化を行っていましたが、M−Φ関係を求める場合は、小判形断面を有効として考えるのが適切であるため仕様を変更しました。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、4連インターロッキング式かつ中心帯鉄筋間隔「di」を直接指定した場合に橋脚断面形状の判定が正しく行われない不具合を修正しました。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、張り出しはりかつRC巻立て工法の場合に、はり天端まで巻き立てがあるものとして軸力を算出していましたが、はり下端までとして計算を行うように修正しました。
・出力:計算書の[はりの設計|断面形状および鉄筋配置]において、鉄筋配置に前回の計算結果の一部が残ったまま表示される場合がある不具合を修正しました。
・出力:計算書の[フーチングの検討(許容応力度法)|せん断に対する検討]において、「Sca」および「Sh‘」の単位表記が誤っている不具合を修正しました。
・出力:計算書の[柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|炭素繊維シート巻立てによるせん断補強]において、必要断面積「ACF」の式の表示が誤っている不具合を修正しました。
・ヘルプ:許容応力度法ケース画面、保有耐力法ケース画面およびヘルプ「Q&A−「橋脚の設計」に関するQ&A」のQ5-2において、「浮力無視/考慮」と表記されている個所を「水位無視/考慮」に修正しました。 |
3.01.00
↓
3.01.01 |
'04.01.07 |
・連動:「基礎の設計計算Ver.3,杭基礎の設計Ver.3」(杭基礎の設計と基礎の設計計算の統合版)との連動において、「杭基礎の設計」がインストールされていない環境で「杭基礎の設計」との連動データを読み込んだ場合、杭基礎の設計がインストールされていない旨のエラーメッセージが表示され連動を行うことができない不具合を修正しました。
・出力:計算書の[柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|結果一覧]において、免震橋の減衰係数hに基づく補正係数CEを考慮する場合の許容塑性率の表示が「μa」となっていたため「μm」に修正しました。
・出力:設計調書の[下部工設計調書橋脚躯体(震度法)]、[下部工設計調書橋脚躯体(地震時保有水平耐力)]、[下部工設計調書フーチング]、[基礎工設計調書(直接基礎)]において、計算結果または設定値が適切に表示されない場合がある不具合を修正しました。 |
3.01.01
↓
3.01.02 |
'04.02.03 |
■要望対応
・計算:柱に増厚を考慮する補強工法において、フーチング付け根位置を「既設時の柱前面」と「補強後の柱前面」から選択できるように対応しました。
・入力:「荷重|許容応力度法ケース」、「荷重|保有耐力法ケース」画面において、固有周期を設定し、「kh」、「cz・khco」を設定できるように対応しました。
・入力:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、道示X(解7.4.1)の照査を橋軸方向と橋軸直角方向で個別に設定できるように対応しました。
・入力:フーチングレベル2の照査において、免震橋として設計する場合、「cz・khco」に「免震橋の減衰定数hに基づく補正係数CE」の考慮の有無を指定できるように対応しました。
・出力:計算書の[柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|結果一覧]において、「杭基礎」プログラムへ連動している「cz・khco」の表示を追加しました。
・出力:計算書の[フーチングの検討(保耐法)]において、「杭基礎」プログラムへ連動しているレベル2死荷重時の作用力「Vo、Md」の内訳を追加しました。
・入力:「杭基礎」プログラムとの連動において、基礎の設計用水平震度「khp」算出時の偏心モーメントを作用方向毎に考慮の有無を指定できるように対応しました。
・計算:震度連携モードにおいて、柱形状が中空および矩形R面取り時のねじり定数算出方法を変更しました。
・入力:震度連携モードにおいて、塑性化の判定仕様を変更しました。
・ヘルプ:入力画面[形状|はり]において、はりが拡張形状で傾斜がある場合の設定方法について、ガイド図を追加しました。
・図面作成:「鉄筋」−「柱鉄筋」の入力画面に柱帯鉄筋の配筋範囲の指定を追加しました。
■不具合修正
・入力:「初期入力」画面において、柱円形の場合にかぶりとピッチより初期設定される柱主鉄筋本数が正しく求まらない場合がある不具合を修正しました。
・計算:安定計算において、柱に増厚を考慮する補強工法を選択している場合、フーチング上の過載荷重に増厚分が考慮されていない不具合を修正しました。
・計算:柱に増厚を考慮する補強工法を選択時のフーチング許容応力度法照査において、せん断スパン(上側引張)の「tcc」が正しく設定されない場合がある不具合を修正しました。
・計算:PCコンファインド工法による補強設計時において、初降伏モーメントMyoが正しく求まらない場合がある不具合を修正しました。
・出力:計算書の[柱の設計(許容応力度法)|断面力一覧]において、「橋軸直角方向方向」と表示されている個所を修正しました。
・出力:計算書の[柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|水平耐力および水平変位]において、RC巻立てまたは鋼板併用RC巻立て工法で、既設部の帯鉄筋をρsに考慮しない場合の書式に不適切な個所があったため改善しました。
・出力:橋座の設計において、計算書をWord形式で出力した場合にガイド図が正しく表示されない不具合を修正しました。
・計算:震度連携モードにおいて、矩形R面取り形状の場合に柱の断面積が正しく連携されていない不具合を修正しました。
・ヘルプ:入力画面[考え方|保有耐力法]において、インターロッキング式橋脚の場合の「α、β」に関する説明を修正しました。 |
3.01.02
↓
3.01.03 |
'04.02.27 |
■要望対応
・入力:インターロッキング式橋脚の設計において、計算時配筋の考え方を追加しました。
※「考え方|共通」画面の「インターロッキング式橋脚の計算時の鉄筋配置」で選択してください。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、横拘束筋を配筋情報から求めるとした場合の仕様を改善しました。
※段落とし位置が帯鉄筋の変化区間として設定されていない場合でも各照査断面の鉄筋段数を考慮した横拘束筋断面積を取得するように対応。
※テーパー区間が帯鉄筋の変化区間として設定されていない場合でも各照査断面のテーパーを考慮した柱寸法から有効長を取得するように対応。
・入力:「考え方|保有耐力法」画面の「フーチング照査時のcz・khco」の表記を「基礎照査時のcz・khco」に変更しました。
・図面作成:スターラップの鋭角フック部分を常に「曲げ作図(R作図)」で表記するよう変更しました。
・図面作成:柱帯鉄筋の継ぎ手長に「鉄筋径の40倍」を使用するよう変更しました。
■不具合修正
・入力:「補強|工法、材料」画面において、コンクリート巻立てを行わない工法の場合も「断面図」が押下できる不具合を修正しました。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、4連インターロッキング式かつ中心帯鉄筋間隔「di」を直接指定した場合に橋脚断面形状の判定が正しく行われない場合がある不具合を修正しました。
・表示:「計算内容確認」画面を表示しない設定で、安定計算にエラーが発生すると「計算確認」画面を選択することができない場合がある不具合を修正しました。
・出力:計算書の[柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|保有耐力法中間データ]において、補強部の横拘束筋断面積を直接指定した場合に設定値が正しく表示されない不具合を修正しました。
・入力:「杭基礎」プログラムとの連動において、「考え方|保有耐力法」画面の「レベル2地震時の作用力を直接指定する」設定が画面確定直後に反映されない不具合を修正しました。
・図面作成:はりにアンカーボルト穴を多く設けた場合、図面生成時にエラーが発生する場合がある点を修正しました。 |
3.01.03
↓
3.02.00 |
'04.04.01 |
■要望対応
・計算:フーチング無しモデルに対応しました(Ver.3のライセンスが必要です)。
※「初期入力」画面の「形状(基本)|フーチング形状」でフーチングの有無を選択してください。
※「深礎フレーム」との連動時、直接基礎時をサポートしています。「基礎の設計計算、杭基礎の設計」との連動時はサポートしていません。
※図面作成を行うことはできません。
・計算:RC巻立て、鋼板併用RC巻立て工法において、既設部と補強部で異なるσckを設定できるように対応しました。
※「補強|工法、材料」画面の「柱補強コンクリート|材質σck」で補強部のσckを設定してください。※計算の方法につきましては、ヘルプ[計算理論及び照査の方法|橋脚柱の補強設計|計算の方法|既設部と補強部のコンクリート材質が異なる場合]をご覧ください。
・計算:PCコンファインド工法において、以下の機能を追加しました(Ver.3のライセンスが必要です)。
(1)既設部に中空がある形状に対応しました。
(2)アンカー筋の定着方法(1本おき定着、全非定着)を選択できるように対応。
(3)定着していない補強主鉄筋を有効とする範囲を指定できるように対応。
※補強主鉄筋の設定については、「補強|工法、材料」、「補強|柱部材」画面で行ってください。
・入力:一般事項の入力に対応しました。設定した項目は、計算書および設計調書の該当項目に反映します。
※「初期入力」画面の「名称設定」で設定してください。
・入力:「部材|フーチング主鉄筋」画面において、[配筋図]上で有効幅および有効幅に含まれる鉄筋を確認できるように対応しました。
・入力:「基準値|計算用設定」画面の基礎地盤の設定は、変更があった箇所のみ「材料|地盤/埋め戻し土」画面に反映するように仕様を改善しました。
・計算:はりの設計において、上面主鉄筋を中央配置しない場合でも下面主鉄筋を倍ピッチとして設定できるように対応しました。
・計算:「補強|柱部材」画面において、せん断耐力算出用データ「be,d,pt」を[配筋より設定]する場合の小判形断面換算の考え方を追加しました。
※「考え方|補強」画面の「小判形せん断断面の矩形換算方法」で考え方を選択してください。
・表示:「荷重|許容応力度法ケース」画面において、検討水位の指定方法を「水位有りのみ」とし、かつ水位を負値で指定している場合は、結果確認画面の水位表示を「無し」とするようにしました。
・出力:結果一覧表の出力に対応しました。
※「計算書作成」モードで「結果一覧」を選択してください。
・出力:計算書の[柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)]において、「Mc≦My0≦Mu」の関係が逆転している場合も結果一覧表を表示するようにしました。
※本プログラムでは、上記ケースの結果についてはサポート外としています。適用の可否については、設計者ご自身でご判断ください。
・出力:計算書の[フーチングの検討(許容応力度法)|せん断力に対する検討]において、全幅当りのせん断力を表示するようにしました。
・出力:計算書の[安定計算]、[フーチングの検討(許容応力度法)]において、橋軸方向照査時の方向の表示を「左、右」から「前面、背面」へ変更しました。
・ヘルプ:[杭基礎・深礎基礎との連動|「基礎の設計計算、杭基礎の設計」プログラムとの連動操作の流れ]および[杭基礎・深礎基礎との連動|「深礎フレーム」プログラムとの連動操作の流れ]
を追加しました。
・図面作成:一般図の杭の引出線の表記可能な杭種に、「SC杭+PHC杭」及び「マイクロパイル」を追加しました。
■不具合修正
・ファイル:「杭基礎の設計」がインストールされていない環境(基礎統合版「基礎の設計計算、杭基礎の設計」はインストールされている)で、旧示方書対応版「杭基礎の設計計算」との連動データファイル(*.Apir)を読み込むことができない不具合を修正しました。
※あわせて、「基礎の設計計算、杭基礎の設計」をVer.3.05.00に更新する必要があります。
・計算:フーチングの検討(許容応力度法)において、水位を負値で設定している場合、断面力の集計に負の水位で計算された逆方向のフーチング浮力が加算されてしまう不具合を修正しました。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、RC巻立て補強かつ既設部に中空断面がある場合にM−Φ関係が正しく求まらない不具合を修正しました。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、RC巻立て補強かつせん断耐力に補強部中間貫通鋼材を考慮する(デフォルトでは考慮しない)とした場合に斜引張鋼材の断面積が設定した配置情報より2本多くカウントされている不具合を修正しました。
・計算:柱に中空断面がある場合のフーチング補強設計において、計算確認を実行した際に内部エラーが発生し柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)の結果が確認できない場合がある不具合を修正しました。
・ヘルプ:[計算理論及び照査の方法|保有耐力法による柱の照査|インターロッキング式橋脚]
において、「破壊形態の判定」および「せん断耐力」に関する説明を修正しました。
・図面作成:タイトル版データの読み込みの際にエラーメッセージ(ドライブにディスクがありません。ディスクをドライブ****に挿入してください。)が表示される場合がある点を対策しました。 |
3.02.00
↓
3.02.01 |
'04.04.21 |
■要望対応
・計算:PCコンファインド工法において、中間貫通鋼材を設置できるように対応しました(Ver.3のライセンスが必要です)。
※「補強|工法、材料」画面の「中間貫通鋼材」で設定してください。
・計算:インターロッキング式橋脚の設計において、0.5≦di/Dh≦0.75を満足しない場合でも警告を表示し計算を行えるようにしました。
・表示:設計調書の[下部工設計調書橋脚躯体(震度法)]の軸方向鉄筋段数において、異なる鉄筋径の重複鉄筋は段数に考慮せず、入力した段数を表示するようにしました。
■不具合修正
・表示:名前を付けて保存時の保存形式(拡張子の選択)バージョンが「橋脚の設計
Ver.2」と表示されている不具合を修正しました。
・表示:直接基礎安定計算の鉛直支持力照査を行わないと設定している状態で、計算確認時に支持力係数のエラー画面が開く場合がある不具合を修正しました。
・計算:直接基礎フーチングレベル2照査時のkhcFに丸め処理(小数点以下2桁)が行われていない不具合を修正しました。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、柱中間部のせん断耐力算定用データ「既設部鉄筋量、中間貫通鋼材鉄筋量」が正しく求まらない場合がある不具合を修正しました。 |
3.02.01
↓
3.03.00 |
'04.06.18 |
■要望対応
・計算:RC巻立て、鋼板併用RC巻立て、PCコンファインド工法において、補強主鉄筋定着方法の設定を拡張しました(Ver.3のライセンスが必要です)。なお、下記拡張設定時は図面作成を行うことはできません。
(1)詳細ピッチによる鉄筋設定に対応(補強後の形状が矩形時、重複筋を自動的に控除可能)。
(2)橋軸方向と橋軸直角方向で異なる定着方法を設定できるように対応(補強後の形状が矩形時)。
(3)小判形直線部と円弧部で異なる定着方法を設定できるように対応(補強後の形状が小判形時)。
(4)小判形直線部と円弧部で異なる鉄筋段数を設定できるように対応(補強後の形状が小判形時)。
(5)定着筋と非定着筋、1段目と2段目の鉄筋径を個別に指定できるように対応(全形状)。
・計算:レベル2はり部材(はり、フーチング)の設計において、最小鉄筋量の照査を行えるように対応しました。
※「考え方|保有耐力法」画面の「最小鉄筋量」で設定してください。
・計算:レベル2柱およびフーチングの設計において、死荷重時の水平力(上部工慣性力作用位置に載荷)を考慮できるように対応しました。
※「荷重|保有耐力法」画面の「死荷重水平力」で設定してください。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、PCコンファインド工法かつ補強部中間貫通鋼材を考慮する場合、中間貫通鋼材は横拘束鋼材として考慮しないように仕様を変更しました。
・表示:「部材|柱主鉄筋、柱鉄筋段落し部配筋」画面において、円形、小判形時も配筋図を確認できるように対応しました。
・表示:「補強|柱部材」画面において、補強後断面の配筋図を確認できるように対応しました(RC巻立て、鋼板併用RC巻立て、PCコンファインド工法)。
・連動:「杭基礎」プログラムとの連動において、「杭基礎」プログラム側のライセンスが確認できない場合は、基礎形式を「直接基礎」としてデータを読み込めるように仕様を変更しました。
・連動:震度連携モードにおいて、結果の「取り込み」を行った場合は全ての計算項目を未計算状態とするようにしました。
■不具合修正
・はりおよびフーチングの最小鉄筋量照査において、Mu算出時の終局ひずみ定義が正しく行われていない(結果に0.1%程度の相違が発生)不具合を修正しました。
・RC巻き立て補強工法による補強設計時において、「考え方|補強」画面の「補強主鉄筋非定着領域の扱い」が、補強主鉄筋が存在する区間にも影響してしまう不具合を修正しました。
・許容応力度法荷重ケース名称の入力文字数が上限を超える入力が行われている設計データ(Pir形式)を読み込み、保存を行った場合にファイルが開けなくなる場合がある不具合を修正しました。
・図面確認において、DWG・DXF出力時、寸法線の文字サイズが小さくなる場合がある点を対策しました。 |
3.03.00
↓
3.03.01 |
'04.07.02 |
■要望対応
・入力:「部材|柱帯鉄筋」画面において、鉄筋量、有効長等を直接設定する場合、せん断耐力算定条件「be、d」を配筋情報から設定できるように対応しました。(情報管理#10929)
※「部材|柱帯鉄筋」画面の「配筋から設定」ボタンを押して設定してください。
・計算:直接基礎のフーチングレベル2せん断照査において、TypeIとTypeIIを常に検討するようにしました。
・出力:計算書の[フーチングの検討(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|設計断面力集計]において、表示結果の拡張を行いました。
■不具合修正
・入力:「荷重|許容応力度法ケース」画面において、検討水位の設定を「低水位・高水位」とした直後に「許容応力度法荷重ケース」の低水位側の入力値表示が正しく行われない場合がある不具合を修正しました。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、「Mc>初降伏水平耐力Py0を上部工慣性力作用位置に載荷した場合のモーメント」となる区間の初降伏曲率が正しく算出されない場合がある不具合を修正しました。
・計算:フーチングの検討(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、フーチングにテーパーがある場合の有効高さの変化を考慮したせん断力「Sh」が正しく計算されていない不具合を修正しました。
・出力:計算書の[結果一覧|許容応力度法|はり|コーベルの照査]において、結果判定の符号が正しく表示されていない個所がある不具合を修正しました(判定「OK、NG」には影響ありません)。
・表示:Windowsの「画面のプロパティ|設定|詳細」画面において「大きいフォント」を選択した場合、入力項目が適切に表示されない画面があるため改善を行いました。
・ヘルプ:[計算理論及び照査の方法|橋脚柱の補強設計|計算の方法|既設部と補強部のコンクリート材質が異なる場合]において、コンクリートの応力度−ひずみ曲線に関するデータ「εcc」の数式に誤りがあったため修正しました。 |
3.03.01
↓
3.03.02 |
'04.08.03 |
■要望対応
・計算:RC巻立て、鋼板併用RC巻立て、PCコンファインド工法において、橋軸方向と橋軸直角方向で異なる巻き立て厚を設定できるように対応しました(Ver.3のライセンスが必要です)。
※既設時の柱形状が矩形、小判形時に設定可能です。
※円形(既設時)→小判形(補強後)、小判形(既設時)→円形(補強後)となるケースには対応していません。
・計算:RC巻立て、鋼板併用RC巻立て、PCコンファインド工法において、補強主鉄筋2段かつ1本おき定着時に2段目の定着筋および非定着筋位置を反転するか否かの設定を追加しました。
※「補強|柱部材」画面の「1本おき定着時に2段目の定着状態を反転する」で設定してください。
・計算:柱形状が矩形R面取り時(インターロッキング式橋脚含む)の配筋設定を拡張しました。なお、下記拡張設定時は図面作成を行うことはできません。
(1)R部の主鉄筋を0本と設定できるように対応。
(2)橋軸方向直線部、橋軸直角方向直線部、R部で異なる鉄筋径を設定できるように対応。
(3)橋軸方向直線部、橋軸直角方向直線部、R部で異なる鉄筋段数を設定できるように対応。
(4)中間帯鉄筋として、たな筋を考慮できるように対応。※インターロッキング式橋脚除く
・その他:設計データファイルのバックアップ機能を追加しました。
※「オプション|動作環境の設定」画面の「バックアップファイルを作成する」で設定してください。
※単独設計ファイル(*.F8Z)、震度連携プロジェクトファイル(*.F8W)に対応しています。
■不具合修正
・計算:PCコンファインド工法(既設部が矩形中空形状)による補強設計時において、中空部の断面積控除に誤りがあり、補強後の断面積(自重、剛性モデルに影響)が正しく算出されていない不具合を修正しました。
・出力:計算書の[詳細結果|柱の設計(許容応力度法)|躯体自重]において、張出しはりの場合にはり部の重心位置が正しく表示されていない不具合を修正しました(計算値には影響ありません)。
・図面:柱形状が小判の場合の柱補強において、「1本おき定着」とした場合のコーナー部主鉄筋の両端が定着鉄筋として作図され、設計計算結果と矛盾する点を修正しました。 |
3.03.02
↓
3.03.03 |
'04.08.10 |
■要望対応
・計算:「杭基礎」プログラムとの連動(増し杭工法)において、常時,レベル1地震時既設死荷重算出用の水位を設定できるように対応しました。また、レベル2地震時についても、常時,レベル1地震時既設死荷重の算出に用いた水位を適用するか否かのスイッチを追加しました。
※「荷重|既設死荷重ケース」画面において、水位を設定してください。
・出力:計算書の[設計条件]において、「上部工反力」および「許容応力度法」の書式を改善しました。
■不具合修正
・入力:「深礎フレーム」との連動において、フーチング補強(未対応)が選択可能となっていたためエラーチェックを追加しました。
・入力:RC巻立て工法による補強設計(定着方法が「全定着」または「全非定着」)において、図面作成用の主鉄筋径が正しく連動されない場合がある不具合を修正しました(計算値には影響ありません)。
・計算:「杭基礎」プログラムとの連動(増し杭工法)において、常時,レベル1地震時既設死荷重時の水平力とモーメントの符号が逆向きに連動されている不具合を修正しました。 |
3.03.03
↓
3.03.04 |
'04.09.01 |
■要望対応
・計算:柱形状タイプが小判形の場合に橋軸直角方向のみのテーパーを設定できるように対応しました。
※「形状|柱」画面において、テーパータイプを「橋軸直角方向」としてください。
・入力:「形状|はり」画面において、はり式(矩形)かつ拡張モード時の下面寸法「HLt」の最小値を「0.010m」へ変更しました。
・入力:「杭基礎」プログラムとの連動(増し杭工法)において、斜引張鉄筋の負担するせん断耐力Ss算定用の有効高さを直接指定できるように対応しました。
※「補強|フーチング部材」画面において、設定してください。
・連動:震度連携モードにおいて、ファイル保存時に「杭基礎」プログラム側で基礎バネが求められていない場合は警告を表示するようにしました。
■不具合修正
・計算:柱形状が小判形または円形かつテーパー付きのモデルにおいて、せん断照査時の有効高さが正しく求まらない場合がある不具合を修正しました。
・計算:フーチング補強時(直接基礎、杭基礎)のフーチングの検討(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、せん断耐力算時の有効高さおよ引張主鉄筋比Ptが正しく求まらない場合がある不具合を修正しました。
・出力:計算書の[詳細結果|はりの設計|水平方向断面の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)]において、はり付け根位置での断面力集計表にその他死荷重(集中、分布)が正しく表示されない場合がある不具合を修正しました(計算値には影響ありません)。
・連動:震度連携モードにおいて、柱が橋軸方向に偏心する場合の基礎バネ算出位置の補正が正しく行われていない不具合を修正しました。 |
3.03.04
↓
3.04.00 |
'04.10.04 |
■要望対応
・計算:インターロッキング式橋脚の設計において、矩形直線面取り(8角形)形状の対応を行いました(Ver.3のライセンスが必要です)。なお、直線面取り形状の場合は図面作成を行うことはできません。
※「形状|柱」画面の「面取りタイプ」で「直線面取り」を選択してください。
・計算:フーチング補強(直接基礎、杭基礎)について、以下の機能拡張を行いました。なお、下記拡張設定時は図面作成を行うことはできません。
(1)増厚のみ(橋軸方向、直角方向に拡幅なし)の補強に対応。
(2)拡幅のみ(上面の増厚なし)の補強に対応。
(3)既設柱前面位置の上面補強主鉄筋を曲げ照査時にも考慮できるように対応。
(4)補強主鉄筋下側かぶりを既設部のかぶりと個別に設定できるように対応。
・計算:柱の設計(許容応力度法)において、せん断応力度の照査時の必要斜引張鉄筋量を考慮した設計を行えるように対応しました。
・計算:フーチングの剛体照査において、厚さの上限値を考慮した照査を行えるように対応しました。
※「考え方|許容応力度法」画面の「フーチングの剛体照査」で考え方を選択してください。
・計算:フーチングの検討(許容応力度法、保有耐力法)において、柱形状タイプが小判形または矩形面取りの場合、等面積の矩形に換算した形状より照査断面位置を求めることができるように対応しました。
※「考え方|共通」画面の「フーチング照査断面を求めるときの柱形状」で選択してください。
・入力:「形状|はり」画面において、小判形はりの張出寸法最小値を「0.1m」から「0.01m」に緩和しました。
・計算:柱の設計(許容応力度法)において、中間部の動水圧算出方法を変更しました。
※変更前:照査位置における水位を使用してH14道示X(P.70)の式(6.2.8)を適用
※変更後:基部で求めた動水圧を水平分布荷重に換算し、照査位置より上の荷重を抽出
・連動:「杭基礎」プログラムとの連動において、フーチング部材の種類(一般部材または水中部材)を連動するように対応しました。
※「基礎の設計計算Ver.4、杭基礎の設計Ver.4」をVer4.00.01へ更新する必要があります。
・図面作成:設計対象が「RC橋脚補強」となる場合の一般図の作図に対応しました。
・図面作成:図面確認において、「JWWファイル」および「JWCファイル」の出力に対応しました。
・その他:特定の環境において、計算確認後に警告(エラー)メッセージがメイン画面の背面に表示される場合があったため改善しました。
■不具合修正
・計算:柱の設計(許容応力度法)において、形状タイプが円形で中間部のせん断照査を行う場合、橋軸方向高水位側の設計断面力が正しく集計されていない不具合を修正しました。
・計算:安定計算および柱の設計(許容応力度法)において、形状タイプが矩形R面取りの場合にモデル化が適切に行われていない個所(浮力、流水圧、せん断照査時の補正係数CN、最小鉄筋量の判定)を修正しました。
・計算:フーチングの検討(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、最小鉄筋量判定用のMuが正しく求まらない場合がある不具合を修正しました。
・計算:RC巻立て工法による補強設計(定着方法が片方向のみ全非定着)において、終局ひずみに関する情報が正しく定義されないため計算確認時にエラーが発生する場合がある不具合を修正しました。
・計算:RC巻立て工法による補強設計(全非定着)において、既設部と補強部のσckが異なり、かつ補強主鉄筋無効区間の補強コンクリートを無視する場合、ひび割れモーメントが正しく算出されない区間がある不具合を修正しました。
・出力:計算書の[結果一覧|直接基礎安定計算結果一覧表]において、地盤反力度の判定が正しく表示されない場合がある不具合を修正しました。
・出力:計算書の[結果一覧]において、杭基礎の場合も「直接基礎安定計算結果一覧表」が表示されている不具合を修正しました。
・出力:計算書の[詳細結果|はりの設計|水平方向断面の設計(許容応力度法)]において、上部工水平力の作用位置が「0.0m」と表示される場合がある不具合を修正しました(計算値には影響ありません)。 |
3.04.00
↓
3.05.00 |
'04.11.02 |
■要望対応
・連動:「杭基礎、深礎基礎」プログラムとの連動において、共有データの受け渡しにXMLを使用するように変更しました。
※本バージョンと連動可能な各製品の最低バージョンは次の通りです。なお、旧版製品である「杭基礎の設計」との連動はサポートしておりません。
・「震度算出(支承設計)」(Ver.2.02.00)
・「基礎の設計計算,杭基礎の設計」(Ver.4.01.00)
・「深礎フレーム」(Ver.3.03.00)
・入力:「考え方|共通」画面において、「柱(矩形)、フーチング配筋」の入力方法を柱とフーチングで個別に指定できるように対応しました。
・入力:「補強|工法、材料」画面において、連続繊維巻立て補強時のヤング係数最小値を「1.0×10^5」から「0.5×10^5」に緩和しました。
・計算:はりの水平方向照査(許容応力度法、保有耐力法)において、上面(下面)と側面の主鉄筋径が異なる場合、実配置に近くなるように、上面(下面)の縁端距離を調整し、計算および図面生成を行うように変更しました。
・計算:フーチング補強時のレベル2地震動時照査において、既設部と補強部で異なる鉄筋材質を使用できるように対応しました。
※「補強|工法材料」画面の「フーチング|フーチング補強鉄筋|鉄筋材質」で設定してください。
・出力:計算書の「結果詳細」において、以下の項目について書式の拡張および改善を行いました。
・「柱の設計(許容応力度法)」に柱中間部の断面力を追加。
・「柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)」の設計条件に関する表示を改善。
・出力:設計調書の[下部工設計調書フーチング]において、「杭基礎」プログラムとの連動時にレベル2底版照査結果を自動的に反映するように対応しました。
・連動:「杭基礎」プログラムとの連動(増し杭工法)において、既設死荷重算出時に上載土の自重(浮力)について考慮の有無を指定できるように対応しました。
・連動:震度連携モードにおいて、支承設計用(常時)の基礎バネを算定するようにしました。
※直接基礎時は、「震度連携」メニューの「基礎バネ|支承設計用(常時)」で設定してください。
※杭基礎時は、「杭基礎、深礎基礎」プログラム側で算出するため設定は必要ありません。
・図面作成:フーチング補強において、既設部と補強部の下面かぶりが異なる場合でも、図面作成が行えるように対応しました。
・ヘルプ:ヘルプ「Q&A−「橋脚の設計」に関するQ&A」のQ11-7において、「エラー:軸力が範囲外」に関する説明を追加しました。
■不具合修正
・計算:許容応力度法照査時の最小鉄筋量の判定において、ヤング係数比が実比率で計算されない(15として計算される)場合がある不具合を修正しました。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、帯鉄筋として「丸鋼」を使用した横拘束筋の断面積が「異形棒鋼」の断面積で計算される場合がある不具合を修正しました。
・計算:フーチングの検討(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、降伏モーメントMy算定時のコンクリートヤング係数が正しく設定されない場合がある不具合を修正しました。
・出力:計算書の[柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|主要断面のMc、Myo、Mu]において、コンクリートの応力度−ひずみ曲線の「ρs、σcc」が正しく表示されない場合がある不具合を修正しました(計算値には影響ありません)。
・出力:計算書の[柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|主要断面のMc、Myo、Mu]において、コンクリートの応力度−ひずみ曲線の「ρs、σcc」が正しく表示されない場合がある不具合を修正しました(計算値には影響ありません)。 |
3.05.00
↓
3.06.00 |
'04.12.28 |
■要望対応
・入力:。「UC-win/FRAME(3D)」用データファイル(*.F3D)の出力機能を追加しました(Ver.3のライセンスが必要です)。
※出力されたファイルを別売の「UC-win/FRAME(3D)」(Ver.1.04.02以降)で読み込むことにより、「橋脚の設計」で設定済みのモデルを反映させることができます。
※「ファイル」メニューの「UC-win/FRAME(3D)データファイル」(スピードボタン有り)より、出力を行ってください。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、既設段落とし部が損傷する場合に段落としを無視したモデルで照査を行えるように対応しました。
・計算:フーチングの検討(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、押し込み側と反対側(浮き上がり側)についても照査を行うように対応しました。
・計算:フーチング補強(直接基礎、杭基礎)について、以下の機能拡張を行いました。
・既設部上面主鉄筋を計算に考慮できるように対応。
・既設部と補強部が混在する断面において、斜引張鉄筋が負担するせん断耐力Ss算定用の諸値を任意に設定できるように対応。
・計算:連続繊維巻き立て工法において、アラミド補強研究会「アラミド繊維シートによる鉄筋コンクリート橋脚の補強工法設計・施工要領(案)」に準拠した照査に対応しました。
※「考え方|補強」画面の「アラミド繊維補強工法の準拠基準」で設定してください。
・計算:連続繊維巻き立て工法において、応力度−ひずみ曲線の下面勾配「E‘des」が負になる場合は、エラーメッセージを表示し、計算を中止するようにしました。
・計算:インターロッキング式橋脚の設計において、断面形状の判定の際に用いる「Dhi」を帯鉄筋の中心位置から算出するようにしました。
・入力:「形状|柱」画面において、テーパー部の寸法最小値を「0.1m」から「0.01m」に緩和しました。
・入力:「入力モード」の「基礎」項目より、「基礎バネ」画面を編集できるようにしました(震度連携、UC-win/FRAME(3D)用データ出力時に使用)。
・出力:計算書の「結果詳細」において、以下の項目について書式の拡張および改善を行いました。
・「柱の設計(許容応力度法)」に、風荷重、流水圧、地震時動水圧の算出過程(基部)を追加。
・「フーチングの検討(許容応力度法)」に、せん断照査時の断面力集計表を追加。
・最小鉄筋量の判定において、Mc=Muとなる鉄筋量表示を追加。
・丸鋼(φ)、異形棒鋼(D)の表示に対応。
・ヘルプ:ヘルプ「Q&A−「橋脚の設計」に関するQ&A」のQ13-3を現行の仕様にあわせて改善しました。
・図面作成:インターロッキング式橋脚の柱の断面形状を拡張しました(「矩形直線面取り」を追加)。
・図面作成:柱の断面形状が「矩形R面取り」の場合に、各段の各部(コーナー・前背・左右)での配筋有無および鉄筋径の指定に対応しました。また、橋軸方向と橋軸直方向で段数が異なる場合、「たな筋」が配置できるよう対応しました(但し、インターロッキング橋脚の場合は不可)。
・図面作成:柱補強時の主鉄筋の配筋方法を拡張しました。
※断面形状が「矩形」の場合の「ピッチ指定による配筋情報」指定
※断面形状が「矩形」の場合の「前背と左右それぞれでの定着パターン」指定
※断面形状が「小判」の場合の「直線部と円弧部それぞれでの定着パターン」指定
※断面形状が「小判」の場合の「直線部と円弧部それぞれでの鉄筋段数」指定
※定着鉄筋と非定着鉄筋それぞれでの鉄筋径指定
・図面作成:柱補強で柱の断面形状が「矩形」・「小判」の場合に、前背と左右で異なる巻き立て厚を指定できるよう対応しました。
・図面作成:フーチング補強で、「増厚のみ」および「増幅のみ」の形状に対応しました。
・図面作成:柱の断面形状が小判で橋軸直角方向にテーパーが付く場合の一般図作図に対応しました。(柱の配筋図は作図不可)
・図面作成:はり主鉄筋のピッチ数の制限を拡張しました。
・図面作成:フーチング補強の既設部分の上面主鉄筋において、鉄筋径及び鉄筋段数は既設の情報使用していましたが、補強の情報を使用するように変更しました。
・図面作成:フーチング補強の既設部分の上面主鉄筋配筋情報は、既設の2段の情報を使用していましたが、既設の1段の情報を使用するように変更しました。
■不具合修正
・入力:計算確認実行時において、はりの鉄筋情報チェックが正しく動作しない場合があり、エラーメッセージが表示される不具合を修正しました。
・計算:フーチング補強時(直接基礎、杭基礎)のフーチングの検討(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、一度計算を行った主鉄筋情報が初期化されず、主鉄筋情報が正しく設定されない場合がある不具合を修正しました。
・連動:フーチング補強時(杭基礎)のフーチングの検討(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、上面のみ増厚かつ既設部にテーパーがある場合、フーチング形状が正しく連動されない不具合を修正しました。
・連動:震度連携モードにおいて、はり形状タイプが「張出し」かつ柱に増厚がある補強工法を選択している場合、柱部材の部材長が正しく連携されていない不具合を修正しました。 |
3.06.00
↓
3.06.01 |
'05.02.01 |
■要望対応
・入力:「荷重|はり設計用水平反力」画面において、上部工水平反力の最大値を「9999.99kN」から「99999.99kN」に緩和しました。
・入力:「初期入力」画面および「荷重|許容応力度法ケース」画面において、設計水平震度の最小値を「0.10」から「0.00」に緩和しました。ただし、0.1より小さい値が設定された場合は警告を表示します。
・入力:「基準値|計算用設定値」画面の「コンクリート」において、追加材質強度の最小値を「11.0N/mm^2」から「10.0N/mm^2」に緩和しました。
・表示:結果確認画面の「部材設計|柱の設計(保有耐力法)」において、設計水平震度(khc)と等価重量(W)を表示するように対応しました。
・出力:杭基礎,深礎基礎連動時の計算書「結果詳細」において、橋軸直角方向の「安定計算|各荷重ケース毎の作用力」の項目名称を「各荷重ケース毎の作用力の集計」へ変更しました。
・連動:「深礎フレーム」との連動において、レベル1地震時とレベル2地震時の慣性力作用方向が異なる場合、警告を表示するようにしました。
・連動:UC-Win/FRAME(3D)データファイルの出力において、以下の仕様変更を行いました。
(1) グループ名称、ばね特性の名称として、入力したファイル名称(_TypeI、_TypeIIを付加しない)を設定するようにしました。
(2) M−φ特性データの名称として、「グループ名称−Index(1〜)」を設定するようにしました。
(3) アウトライン、断面、横拘束材料データの名称の先頭に、グループ名称を付加するようにしました。
(4) M−φ特性生成時において、方向ごとに検討ケース未設定のチェック(警告)を行うようにしました。
(5) 横拘束材料として、常に橋軸方向のデータを設定するようにしました。
■不具合修正
・入力:計算確認時において、はり図面作成用データのエラーチェックに誤りがあり、エラーメッセージが表示される場合がある不具合を修正しました。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、既設部と補強部のコンクリートσckが異なるRC巻立て工法、かつ補強主鉄筋非定着領域の扱いを「εcu既設主鉄筋位置、補強コンクリート無効」としている場合、M−φ関係が正しく求まらない区間が存在する場合がある不具合を修正しました。
・出力:計算書の[結果一覧|保有耐力法|柱|段落し部照査]において、結果判定の符号が正しく表示されない個所がある不具合を修正しました(判定「OK、NG」には影響ありません)。
・出力:計算書の[結果詳細|はりの設計|水平方向断面の設計(許容応力度法)|せん断力に対する検討]において、断面番号が正しく表示されない個所がある不具合を修正しました。
・連動:「杭基礎、深礎基礎」プログラムとの連動において、連動用共有データの領域取得処理に問題があり、「致命的なエラー」が発生する場合がある不具合を修正しました。
・連動:震度連携モードにおいて、張出はりかつ柱に断面変化(中空、テーパー)がある場合、レベル1地震時の柱剛性(Iz、Iy)が正しく平均化されていない不具合を修正しました。
・連動:UC-Win/FRAME(3D)データファイルの出力において、フーチング断面のコンクリート材質に「はり」断面の材質が関連付けられている不具合を修正しました。 |
3.06.01
↓
3.06.02 |
'05.02.22 |
■要望対応
・計算:はりをコーベルとして設計する場合の設計引張力として、橋軸直角方向の水平反力を考慮できるように対応しました。
※「荷重|はり設計用水平反力」画面の「コーベル」タブで設定してください。
・表示:結果確認画面の「部材設計|柱の設計(保有耐力法)」および計算書の「結果詳細|柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|保有耐力法中間データ」において、補強鉄筋情報の表示方法を改善しました。
・ヘルプ:ヘルプの以下の項目について改善および変更を行いました。
(1) 「補強|フーチング部材」画面の「既設部と補強部が混在する断面のSs算出用」。
(2) 「計算理論及び照査の方法|保有耐力法によるフーチングの照査|直接基礎の場合|死荷重時に偏心モーメントが作用する場合の偏心量eN」。
・その他:サンプルデータ「BluS2CV1_ F.F8Z」の地盤種別を「U種」へ変更しました。
■不具合修正
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、RC巻立て工法(矩形)かつ補強主鉄筋が本数による入力で、片方向のみ全定着または全非定着としている場合、主鉄筋のモデル化が正しく行われない不具合を修正しました。
・出力:計算書の[結果詳細|設計条件|形状寸法]において、小判形はりのテーパー部寸法値が正しく表示されていない不具合を修正しました。
・連動:UC-Win/FRAME(3D)データファイルの出力において、タイプUのM−φ特性(終局モーメントおよび終局曲率)にタイプTの結果が反映されている不具合を修正しました。 |
3.06.02
↓
3.07.00 |
'05.03.30 |
■要望対応
・計算:柱にテーパーがついた橋脚の補強設計に対応しました(Ver.3のライセンスが必要です)。
※PCコンファインド工法および、RC巻立て補強で橋軸方向と橋軸直角の巻立て厚が異なる場合はサポートしておりません。
・計算:「荷重|橋脚天端に作用するその他死荷重(集中)」画面および「荷重|橋脚天端に作用するその他死荷重(分布)」画面において、荷重重心高さyGに負の値を設定できるようにしました。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、新設、既設橋脚設計時に塑性ヒンジ長の補正係数を設定できるように対応しました。
※「考え方|保有耐力法」画面の「塑性ヒンジ長の補正係数を指定する」にチェックし、「CLp」を設定してください。
・計算:補強設計時において、横拘束筋および中間貫通鋼材情報を区間ごとに設定できるように対応しました。
※「補強|柱部材」画面の「横拘束筋および斜引張鉄筋の断面積を直接指定する」、「水平間隔、配置本数を区間ごとに設定する」にチェックし、区間ごとの諸値を設定してください。
・計算:フーチングの検討において、照査位置が最外縁のスターラップより先端側となりスターラップ間隔が取得できない場合、最外縁と一つ内側のスターラップ間隔を用いるようにしました。
・出力:計算書の[結果詳細|設計条件|柱|鉄筋]において、帯鉄筋情報の出力を改善しました。
・表示:「補強|柱部材」画面の「配筋図」において、段落とし位置およびフーチング補強時の基部位置における配筋状態を確認できるようにしました。
・図面作成:加工図の寸法表示タイプを土木製図基準[平成15年版]とした場合の帯筋加工図(継ぎ手2ヶ所・曲げあり)の寸法引出位置を変更しました。
■不具合修正
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、柱とフーチング同時補強時に鉄筋のはみ出しエラーチェックが誤動作し、計算結果を確認できない場合がある不具合を修正しました。
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、既設部と補強部のコンクリートσckが異なるRC巻立て工法時に、内部エラーが発生し、計算結果を確認できない場合がある不具合を修正しました。
・計算:フーチングの検討(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、せん断スパンが負の値となる場合がある不具合を修正しました。
・出力:計算書の[結果一覧|直接基礎安定計算結果一覧表]の滑動照査において、不要な単位が出力されていた不具合を修正しました。
・連動:「基礎の設計計算,杭基礎の設計」との連動において、フーチングスターラップの配置方法を「無し」と設定した場合でも、版の領域に設定している本数が考慮されてしまう不具合を修正しました。
・連動:UC-Win/FRAME(3D)データファイルの出力において、インターロッキング式橋脚柱のアウトラインが反映されていない不具合を修正しました(Ver3.06.02で発生)。
・連動:UC-Win/FRAME(3D)データファイルの出力において、橋脚段落とし後断面情報(配筋等)が正しく反映されない場合がある不具合を修正しました。 |
3.07.00
↓
3.08.00 |
'05.06.01 |
■要望対応
・連動:「基礎の設計計算,杭基礎の設計」との連動において、杭基礎の2.5次元解析に対応しました(Ver.3のライセンスが必要です)。
※「初期入力」画面の「杭基礎の2.5次元解析」にチェックし、「許容応力度法荷重ケース」画面および「保有耐力法ケース」画面で直交方向の作用力を指定してください。
※杭基礎の2.5次元解析を選択するには「基礎の設計計算,杭基礎の設計」(Ver.4.04.00)以降および(Ver.4)のライセンスが必要です。
・出力:計算書の[結果詳細|柱の設計(許容応力度法)]において、検討する方向と直交方向に断面力が作用しない場合、直交方向の結果を表示しないようにしました。
・出力:計算書の[はりの設計|水平方向断面の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|せん断力に対する検討]において、Ss算定用データを表示するようにしました。
※「考え方|保有耐力法」画面の「塑性ヒンジ長の補正係数を指定する」にチェックし、「CLp」を設定してください。
・出力:設計調書の「橋脚躯体(地震時保有水平耐力)」において、「躯体断面決定要因」の表示書式を改善しました。
・図面作成:日本道路公団から公開された「調査等業務の電子納品要領(案)
図面作成編平成17年4月」のレイヤ情報設定に対応しました。
■不具合修正
・計算:柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)において、横拘束筋の有効長を最大間隔から取得する際、計算確認時にエラーが発生し計算が中断する場合がある不具合を修正しました。 |
3.08.00
↓
3.08.01 |
'05.07.01 |
■要望対応
・連動:「震度算出(支承設計)」との連携において、「UC-win/FRAME(3D)」エクスポート用データを反映するようにしました。
※「オプション」メニューの「動作環境の設定」画面において、「UC-win/FRAME(3D)データを付加する」にチェックし、震度連携プロジェクトファイル(*.F8W)への保存を行ってください。
※本機能を使用するには、「震度算出(支承設計)」をVer.2.05.00以降に更新する必要があります。
※本バージョンで出力した(*.F3D)ファイルを読み込むには、「UC-win/FRAME(3D)」をVer.1.05.01以降に更新する必要があります。
※「震度算出(支承設計)」において、「UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート」を実行した場合、「橋脚の設計」で生成したモデルを用います。
・連動:「UC-win/FRAME(3D)」データファイルの出力において、機能追加および仕様変更を行いました。主な変更点は次の通りです。
1.残留変位照査用データを設定するようにしました。
2.上部構造慣性力作用位置の支点について設定の有無を選択できるようにしました。
3.Wuおよび上部構造からの死荷重について設定の有無を選択できるようにしました。
4.橋軸方向の上部構造慣性力作用位置にばね要素(二重節点)を設けるようにしました。
5.はり、フーチング部材は剛体要素として設定するようにしました。
6.ファイバー要素用メッシュの分割方法を「分割」、「分割数」を50で設定するようにしました。
7.非線形部材(M-φ要素)の減衰定数を「0.05」から「0.02」へ変更しました。
8.上部構造からの死荷重反力「RD」は、上部構造(剛域要素)の質量として設定するようにしました。
・連動:震度連携モードにおいて、剛性モデルが既に生成済みの場合は、モデル確認時および保存時に再計算を行わないようにしました。
・連動:震度連携モードにおいて、剛性モデル生成時に「曲げ破壊型かつ基部以外が終局」となる場合のエラーメッセージを変更しました。
■不具合修正
・入力:インターロッキング式橋脚の断面形状の判定において、帯鉄筋情報(断面積、有効長)を直接指定している場合、Dh算定用帯鉄筋径の設定項目が存在せず、配筋情報から求めるときの入力径が使用される不具合を修正しました。
※「部材|柱帯鉄筋」画面で帯鉄筋径を設定してください。
・入力:「部材|柱帯鉄筋」画面において、テーパー付き柱の部材幅、有効高さを「配筋から設定」する際の寸法チェックに誤りがあり、画面を確定することができない場合がある不具合を修正しました。
・入力:結果確認画面の「結果総括、安定計算」において、鉛直支持力の判定表示が正しく行われない場合がある不具合を修正しました。
・出力:計算書の[結果詳細|設計条件]において、主鉄筋の配筋ピッチ文字列が表内に収まらない場合がある不具合を修正しました。
・連動:震度連携モードにおいて、「取り込み」を行った上部工死荷重反力RDが許容応力度法ケースの検討に反映されない場合がある不具合を修正しました。
・図面作成:図面生成時において、作図に関係しない項目についてはデータチェックを行わないようにしました。
・図面作成:図面生成時において、フーチングの主鉄筋の配筋情報が不正な場合にデータチェックが正常に行われない点を対策しました。 |
3.08.01
↓
3.08.02 |
'05.08.01 |
■要望対応
・連動:「UC-win/FRAME(3D)」データファイルの出力において、機能追加および仕様変更を行いました。主な変更点は次の通りです。
1.グローバル座標系のX軸正方向に向かって「柱前面側→柱背面側」となるようにモデルを生成するようにしました(Ver.3.08.01以前とY軸回りに180度回転した状態となります)。
2.「震度算出(支承設計)」からエクスポートした場合も残留変位照査用データを設定するようにしました。但し、残留変位照査点および許容残留変位δRaについては、「震度算出(支承設計)」の上部構造の入力より再設定されます。
3.断面計算オプションの断面諸元一覧において、「鉄筋」をチェックした状態で設定するようにしました。
4.断面が非対称な場合はM−φ特性をトリリニア(非対称)として設定するようにしました。
5.鉄筋ヒステリシスのタイプ(カテゴリ)を「バイリニア(対称)」として設定するようにしました。
6.基礎バネの連成項に符号を考慮した値を設定するようにしました。
7.ばね要素の荷重ケース(ラン、平均荷重ケース)は、橋軸方向のみ「dxl」をチェックした状態で設定するようにしました。
8.震度連携時において、プロジェクトファイル(*.F8W)が古いFRAME(3D)フォーマットで作成されたものである場合、または「橋脚の設計」よりプロジェクトファイルの新規作成を行った場合は、警告を表示しFRAME(3D)データは付加しないようにしました。
※本バージョンで出力した(*.F3D)ファイルを読み込むには、「UC-win/FRAME(3D)」をVer.1.06.00以降に更新する必要があります。
※本バージョンで震度連携時にFRAME(3D)データを付加するには、「震度算出(支承設計)」をVer.2.05.01以降に更新する必要があります。
・連動:「基礎の設計計算,杭基礎の設計」との連動において、フーチングの配筋情報のみを変更した場合は、基礎側の「底版照査(レベル2)」のみの情報を連動し再計算を行えるようにしました。
・表示:結果確認画面の「柱(保有耐力法)」において、破壊形態の判定に用いる「Pu、Pso、Ps」の表示を追加しました。
・出力:設計調書のテンプレート「下部工設計調書 フーチング」において、以下の書式を改善しました。
1.「許容応力度法」の曲げ応力度照査において、検討ケースが存在しない引張側は、結果を表示しないようにしました。
2.「保有水平耐力法」のせん断照査において、作用せん断力を絶対値で表示するようにしました。
■不具合修正
・表示:柱の補強設計時において、柱の増厚またはテーパー部が正しく考慮されていない寸法値で表示される個所がある不具合を修正しました(計算値への影響はありません)。
・連動:「UC-win/FRAME(3D)」データファイルの出力において、基礎バネの減衰定数が正しく設定されない場合がある不具合を修正しました。
・図面作成:生成した図面のレイヤ名称が正しく設定されない場合があった点を対策しました。 |
3.08.02
↓
3.09.00 |
'05.10.03 |
■要望対応
・連動:「UC-win/FRAME(3D)」データファイルの出力において、機能追加および仕様変更を行いました。主な変更点は次の通りです(Ver.3のライセンスが必要です)。
1.補強後モデルのエクスポートに対応しました。
2.段落し位置として、設計上の段落し位置と実際の段落し位置から選択できるようにしました。
3.FRAME(3D)側の自動算定機能を用いたM-φ特性は生成しないようにしました。
4.M-φ特性生成時の「M-φ、軸力」は、部材下端位置の結果を適用していましたが、部材中心位置における結果を適用するようにしました。
5.柱最下端の非線形部材区間においては、断面変化を無視するようにしました。
6.ρsが0.018を超える場合は、直接指定値として、「ρs=0.018」、「Ah、s、d」は実際の値を設定するようにしました。
・入力:「部材|柱主鉄筋」画面において、矩形R面取り形状で以下の場合は入力エラーとするようにしました。
1.「かぶり>R部の半径」となる場合。
2.「かぶり=R部の半径」かつ「R部の本数>0」となる場合。
・入力:「部材|フーチングスターラップ」画面において、「本数(版の領域)」の最小値を2本から0本へ緩和しました。また、1本以上の本数が指定されている場合のみ、計算書の[結果詳細|設計条件|フーチング]の項目に
版の領域の本数を表示するようにしました。
・計算:はりの鉛直方向設計(はり、コーベル)について、検討するケースの荷重状態を選択できるようにしました。
・計算:柱の設計(許容応力度法)において、曲げに対する照査時の側面鉄筋の考慮有無を指定できるようにしました。
※柱形状が「矩形」または「矩形面取り」の場合に選択可能です。
※「考え方|許容応力度法」画面の「柱」で考え方を選択してください。
・計算:柱の設計(許容応力度法)において、柱形状タイプが矩形R面取りの場合、曲げに対する照査時の鉄筋を従来は分布鉄筋として評価していましたが、1本づつ評価するようにしました。
・計算:柱の設計(許容応力度法)において、最小鉄筋量照査時のMuに関する準拠基準を「道示V」または「道示X」から選択できるようにしました。
※「考え方|許容応力度法」画面の「Mu(最小鉄筋量照査時)の準拠基準」で考え方を選択してください。
・計算:安定計算において、JH設計要領第二集に準じた鉛直支持力照査を行えるようにしました。
※「考え方|許容応力度法」画面の「鉛直支持力|準拠基準」で基準を選択してください。
・出力:計算書の[結果詳細|柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)]において、基礎連動時のkhpに関する項目を追加しました。
・表示:メイン画面の形状図(2D、3D)および計算書の形状図において、補強後形状の表示に対応しました。
※メイン画面上の描画については、「オプション|表示項目の設定」画面で補強部の表示有無、表示色等を設定することができます。
※鋼板巻立て補強時の鋼板は、設計上有効となる鋼板の範囲を表示しています。実際に巻立てている鋼板の区間ではありませんのでご注意ください。
※連続繊維巻立て補強時は、じん性向上(横拘束効果向上)のための繊維シートのみを表示しています。
・表示:「荷重|はり設計用鉛直反力」画面において、はり形状および支承位置のガイド図を実際の設定より確認できるようにしました。
・表示:結果確認画面の「安定計算」、「部材設計」について、計算結果の表示桁を調整しました。
・表示:結果確認画面の「部材設計|はり(保有耐力法)」において、せん断照査位置の表示を追加しました。
・図面作成:各鉄筋の曲げ長及び継ぎ手長の設定を追加し、それに基づき鉄筋情報を作成するようにしました。
・図面作成:新設・既設のはりにおいて、以下のように機能追加・拡張を行いました。
1.上面の3段配筋に対応しました。
2.下面主鉄筋(鉄筋形状が左右分離型となる場合)の鉄筋情報作成処理において、鉄筋長を定尺化(500mm止め)するようにしました。
3.外周スターラップ(下面鉄筋が不要となる鉄筋【B鉄筋】)の鉄筋情報作成処理において、鉄筋の曲げ長を35φとするようにしました。
4.側面筋の長さ算出方法を追加しました(図面生成条件に主鉄筋を巻くか否かの設定を追加)。
・図面作成:支承において、以下のように機能追加・拡張を行いました。
1.支承アンカーボルト穴の入力を拡張しました。
※穴の数を拡張(3個、6個、8個のパターンを追加)。
※長さ(埋め込み長)の指定対応。
※「図面作成」での指定対応(「入力モード」-「荷重」-「はり設計用鉛直反力」で指定した情報を修正・追加・削除できるようにしました)。
2.はりなし時の支承配置(柱への支承配置)に対応しました。
※柱天端平面図にアンカーボルト穴を作図。
※柱天端縦(横)鉄筋のアンカーボルト穴よけ処理に対応。
3.支承補強筋平面図において、平面図をまとめて作図するか穴のタイプ毎に別々に作図するかの指定に対応しました。
4.支承補強筋側面図において、正面図を作図するか断面図を作図するかの指定に対応しました。
5.支承アンカーボルト穴を正面図・断面図・縦断面図に作図するか否かの指定に対応しました。
6.支承補強筋の帯鉄筋タイプの鉄筋形状を拡張しました。
・図面作成:新設・既設の柱において、主鉄筋の上端位置の指定に対応しました。
・図面作成:新設・既設の柱及び柱補強において、以下のように機能追加・拡張を行いました。
1.正面図及び側面図に作図する帯鉄筋の引き出し方法を変更しました。
2.正面図及び側面図に作図する中間帯鉄筋のずらし量指定に対応し、帯鉄筋位置とずらして作図できるようにしました。
3.主鉄筋の記号付けルールを変更し、鉄筋形状が同じものは同じ記号を割り付けるようにしました。
4.2段の帯鉄筋がたな筋となる場合の鉄筋長算出方法を変更し、1段の帯鉄筋を巻くような長さとしました。
・図面作成:新設・既設のフーチング及びフーチング補強において、以下のように機能追加・拡張を行いました。
1.スターラップの配置方法に千鳥2(千鳥1の反転配置パターン)を追加しました。
2.スターラップを主鉄筋の何本目から配置するかの指定に対応しました。
3.側面筋の鉄筋長算出において、全ての主鉄筋を対象に径を考慮するようにしました。
4.かぶり詳細図に作図するスターラップの線種を「図面生成条件」の「断面図のスターラップの線種」に設定されている条件とするようにしました。
■不具合修正
・入力:「形状|柱」画面において、Ver.2ライセンスの環境で、テーパー付き補強設計のライセンスチェックが正しく行われない不具合を修正しました。
・出力:計算書の[結果詳細|フーチングの検討(許容応力度法)|張出し長および自重]において、片方向のみテーパーがある場合のガイド図が正しく表示されていない不具合を修正しました。
・出力:「基礎」画面において、「基礎バネ算出」時の計算書「3.バネマトリックス」の項目に、常に常時(支承設計用)の結果が表示されている不具合を修正しました(最終的な基礎バネ値への影響はありません)。
・図面作成:柱の施工方法が「インターロッキング式橋脚」で、柱の断面形状が「矩形直線面取り」の場合、図形及び天端帯鉄筋が正常に作図されなかった点を修正しました。
・図面作成:「CADによる図面作成要領(案)」のレイヤ属性で生成した図面のレイヤ名称(断面図の引出線)が正しく設定されない場合があった点を対策しました。 |
3.09.00
↓
3.09.01 |
'06.01.05 |
■要望対応
・入力:「初期入力」および「形状|はり、柱、フーチング」画面において、ガイド図および記号の表示を改善しました。
・入力:「形状|はり」画面において、はり式(小判形)の張出し幅と絞り幅の上限値を拡張しました。
・入力:「形状|はり、柱」画面において、形状チェックの強化およびメッセージの改善を行いました。
・入力:「部材|はり主鉄筋」画面において、上面鉄筋の縁端距離を設定できるようにしました。あわせて配筋入力のガイド図を改善しました。
・入力:「部材|柱帯鉄筋」画面において、矩形R面取り形状かつコーナー筋が重複する配置の場合、「配筋から設定」を押下時の有効高さから重複分の鉄筋を控除するようにしました。
・入力:「部材|フーチングスターラップ」画面において、「ピッチ(検討用)」の上限値を「9999(mm)」に緩和しました。
・計算:支持力係数の算出において、Nqが領域Uとなる場合に対応しました。
・表示:結果確認画面の「部材設計|柱(保有耐力法)」において、基部のρsを参考値として表示するようにしました。
・連動:「UC-win/FRAME(3D)」データファイルの出力において、震度算出(支承設計)との連携時は、データ保存時に「UC-win/FRAME(3D)データを付加する」かどうかを設定できるようにしました。
※オプションメニュー「動作環境の設定」画面の「UC-win/FRAME(3D)データを付加するかの確認画面を表示する」で表示の有無を選択してください。
※「UC-win/FRAME(3D)」がインストールされている場合、デフォルトで「表示する」となります。
・連動:「UC-win/FRAME(3D)」データファイルの出力において、インターロッキング式橋脚のレベル2地震時タイプU終局曲率φuは、道示Xで求めた値と降伏曲率の6倍の大きい方を設定するようにしました。
・その他:設計データファイルの保存において、保存先の記憶領域が不足する場合、書込みエラーとして処理を中断するようにしました。
■不具合修正
・計算:はりの設計(水平方向の照査)において、はり下面に橋軸方向絞りがある形状では、下面主鉄筋の端部鉄筋が実際とは異なる位置で計算されている不具合を修正しました。
・計算:フーチングの検討において、フーチング補強時の設定が内部的に残っており、有効高さが正しく算出されない場合がある不具合を修正しました。
・出力:計算書の「結果詳細|設計条件」において、新設形状の場合も「既設形状」と表示されている不具合を修正しました。
・出力:計算書の「結果詳細」において、入力値(形状、帯鉄筋断面積)が正しく表示されていない個所がある不具合を修正しました。
・連動:「UC-win/FRAME(3D)」データファイルの出力において、断面情報が正しく反映されない場合がある不具合を修正しました。
・連動:「UC-win/FRAME(3D)」データファイルの出力において、「オプション荷重|その他死荷重を使用する」がチェックされていないにも関わらず、設定されている柱に作用するその他死荷重(集中)が反映される場合がある不具合を修正しました。
・その他:データファイルの保存において、環境によっては「ファイルの書き込みに失敗しました」のエラーが発生し、保存を行うことができない場合がある不具合を修正しました。
・図面作成:柱天端筋の鉄筋情報が正常に作成できない場合があった点を修正しました。
・図面作成:柱帯鉄筋の加工図が正常に作図できない場合があった点を修正しました。 |
3.09.01
↓
3.09.02 |
'06.02.17 |
■要望対応
・入力:「部材|柱帯鉄筋」画面において、補強検討時も既設部の「中間部せん断照査」に関する入力を変更できるようにしました。
※補強検討時の破壊形態の判定に用いる中間部照査高さは「補強|柱部材」画面の設定値を用いますのでご注意ください。
・入力:「補強|工法、材料」画面において、フーチングのみ補強を行う場合も塑性ヒンジ長算出時の補正係数cLpを設定できるようにしました。
・計算:設計水平震度(khc,khp,khcF,khG)に関する丸めが、入力値によっては「JIS(Z8401)」に準じた結果と異なる場合があるため改善しました。
・計算:「部材|柱帯鉄筋」および「補強|柱部材」画面の[配筋から設定]機能について、Ver.4の計算部を用いるようにしました。
・表示:メイン画面の4面図において、中空形状表示の追加、鋼板巻立て時の描画仕様の変更等を行いました。
・連動:「基礎の設計計算,杭基礎の設計」との連動において、ファイル読み込み時や荷重データ変更時など、常時,レベル1地震時の荷重データを初期化する場合、作用力のみを「0.0」で初期化するようにしました。
■不具合修正
・入力:はり主鉄筋の初期値設定において、はり幅が非常に小さく自動配筋を行えない場合、エラーメッセージを表示し配筋情報を設定しないようにしました。
・入力:「部材|柱帯鉄筋」画面において、「有効長を最大間隔から求める」(MAX3段までサポート)としており、柱の主鉄筋が4段以上のデータで、計算確認を行うとエラーが発生する場合がある不具合を修正しました。
※主鉄筋を4段以上配置した場合、上記最大間隔の取得機能は使用できません。
・入力:旧版「橋脚の設計計算」データファイル(*.Apir)の読み込みにおいて、直接基礎形式のファイルを読み込み後、「初期入力」画面から詳細設定時にエラーが発生する不具合を修正しました。
・出力:計算書の「結果詳細|柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|保有耐力法中間データ」において、補強部中間貫通帯鉄筋(PC鋼材)に関する情報が正しく表示されない場合がある不具合を修正しました。
・連動:「基礎の設計計算,杭基礎の設計」との連動において、特定の環境で連動ファイル読み込んだ場合、「初期入力」画面から詳細設定時にエラーが発生する不具合を修正しました。
・連動:震度連携時において、動作環境の設定によっては、ファイル保存時にエラーが発生する場合がある不具合を修正しました。
・連動:「UC-win/FRAME(3D)」データファイルの出力において、橋軸方向の塑性ヒンジ長が0.1D≦Lp≦0.5Dとなる場合に、非線形領域の部材長が「はり高さ×0.2(m)」短く設定される不具合を修正しました。 |
3.09.02
↓
3.09.03 |
'06.04.13 |
■要望対応
・計算:フーチングの検討(保有耐力法)において、有効幅に関わらず釣合鉄筋量を常に計算するようにしました。
・入力:「荷重|許容応力度法ケース|許容応力度法荷重ケース」画面において、橋脚天端から上部工慣性力作用位置までの高さを表示するようにしました。
・入力:フーチング補強時において、拡幅に対して主鉄筋の配置ピッチが大きい場合のエラーチェックを改善しました。
・入力:ファイルの「名前を付けて保存」において、ファイル名称に『.』が含まれており、「.F8Z」が省略されている場合の拡張子のエラーチェックを行わないようにしました。
・出力:計算書の[結果詳細|設計条件|その他死荷重]において、作用位置に関するコメントを改善しました。
・図面作成:柱帯鉄筋の配筋範囲を「柱短辺長1/2・フーチング高1/2」とした場合の帯鉄筋の配筋方法を変更しました。
※フーチング内部及びはり内部に柱基部の倍ピッチでの配筋範囲を追加。
・図面作成:柱中間帯鉄筋をはり内部には配筋しないようにしました。
・図面作成:柱補強帯鉄筋のフレア溶接継ぎ手長は「図面生成条件」で指定されたフレア溶接情報を使用するようにしました。
・図面作成:図面生成時に使用していた全角文字「( ) =/」を半角文字に変更しました。
■不具合修正
・入力:「補強|柱部材」画面の「配筋から設定」において、円形柱かつRC巻立て補強かつ中間部のせん断照査を行う場合、「be,d」の計算値が正しく反映されない不具合を修正しました。
・連動:「UC-win/FRAME(3D)」データファイル出力において、新設・既設検討時に非線形部材長が正しく設定されない場合がある不具合を修正しました。 |
3.09.03
↓
3.09.04 |
'06.06.23 |
■要望対応
・計算:はりの設計(許容応力度法)において、必要斜引張鉄筋量算定時のせん断スパンの考え方を杭基礎フーチング設計時と統一しました。
※はりの付け根から照査位置と照査位置より外側の支承鉛直反力の合力作用位置までの距離として求めます。
・入力:RC巻立て、鋼板併用RC巻立て、PCコンファインド、鋼板巻立て工法において、「補強|工法、材料」画面の「定着していない補強主鉄筋を軸方向鉄筋として有効とする範囲」または「補強鋼板を軸方向鋼材として有効とする範囲」の「下側h2」が、フーチング上面増厚区間内となっている場合は、確定時に警告を表示するようにしました。
・出力:計算書の[結果詳細|設計条件|設計水平震度]において、道示V(解7.4.1)を適用する方向では、「0.4Cz」を表示し、「khcmin」を表示しないようにしました。
・出力:計算書の「結果詳細|柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)」において、「躯体自重」の項目を追加しました。
・出力:計算書の「結果詳細|柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|損傷断面の判定、主要断面のMc,Myo,Mu」において、連続繊維巻立て補強時は繊維シートの体積比を表示するようにしました。
・連動:震度連携時において、結果の取り込みを行ったとき、取り込みの対象となっていないケースの検討有無(「荷重|保有耐力法ケース」画面の[検討する方向])のチェックを外さないようにしました。
・連動:「UC-win/FRAME(3D)」データファイル出力において、以下の初期値を変更しました。
1.上部工慣性力作用位置支点(設定する場合)の減衰定数を「0.00」へ変更。
2.柱部材の着目点位置を「部材中央(50%位置)」へ変更。
■不具合修正
・計算:矩形柱のRC巻立て工法(配置による補強主鉄筋入力)において、引張鉄筋量が正しく集計されない場合がある不具合を修正しました。 |
3.09.04
↓
3.09.05 |
'06.09.20 |
■要望対応
・入力:「初期入力」画面において、配筋グループの鉄筋径のみを変更した場合は、配置情報は再設定せず、径のみを展開するようにしました。
・入力:「初期入力」画面において、材料グループの「栗石を敷く」のみを変更した場合は、「材料|地盤/埋め戻し土」画面の「tanφB」のみを再計算し設定するようにしました。
・その他:インターロッキング式橋脚のサンプルデータ(InterLockingOval.F8Z、InterLockingRectR.F8Z)において、断面補正係数の値をα=β=1.0へ変更しました。
■不具合修正
・計算:柱の設計(許容応力度法)において、矩形R面取り形状のインターロッキング式橋脚の全鉄筋量(最小鉄筋量の判定のみに使用)が正しく集計されない場合がある不具合を修正しました。
・出力:設計調書の[下部工設計調書 橋脚部材設計(その1) 橋脚躯体(震度法)]において、帯鉄筋情報を直接指定する場合の斜引張鉄筋の総断面積Awが[帯鉄筋(中間帯鉄筋を含む)]のAw0に反映されていない不具合を修正しました。
・出力:計算書の「結果詳細|柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|保有耐力法中間データ」において、不要な横拘束区間情報が表示される場合がある不具合を修正しました。
・出力:計算書の「結果詳細|柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|水平耐力および水平変位」において、「εcu」が「INF」と表示される場合がある不具合を修正しました。
・ヘルプ:「補強|柱部材」画面のヘルプにおいて、補強部帯鉄筋情報「da、dr」の説明が2個所異なる内容で記載されていたため改善しました。 |
3.09.05
↓
3.09.06 |
'06.10.31 |
■要望対応
・入力:「初期入力」画面において、「上部工死荷重反力RD」と「地震時水平反力RH」の比が0.3を超える場合のエラーチェックは行わないようにしました。
・入力:「初期入力」画面において、「フーチング無し」から「フーチング有り」に変更した場合は、「基礎バネ」画面の「基礎バネ算出位置」を「フーチング下端」で初期化するようにしました。
・連動:震度連携時において、入力不足等により基礎プログラム側で基礎バネ値が算出できなかった場合、「剛性モデル確認」画面および「基礎バネ」画面で基礎バネが設定されていない旨のメッセージを表示するようにしました。
■不具合修正
・計算:はり式(矩形)の重量計算において、下面両方向テーパーがあり、かつ非対称形状の場合にオベリスク部の重心位置(橋軸直角方向)が正しく算出されていない不具合を修正しました。 |
3.09.06
↓
3.09.07 |
'07.03.05 |
■要望対応
・出力:計算書の「結果詳細|はりの設計|水平方向断面の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)|せん断力に対する検討」において、判定時の不等号表示方法を変更しました。
・連動:「基礎の設計計算,杭基礎の設計」との連動(フーチング補強)において、橋脚側で安定計算を実行した場合、杭基礎の安定計算を自動的に呼び出すようにしました。
■不具合修正
・入力:「荷重|許容応力度法ケース」画面において、検討ケース数が0のまま確定できる場合がある不具合を修正しました。
・計算:安定計算のフーチング剛体照査において、杭基礎フーチング補強時の増し杭分のKvが集計されていない不具合を修正しました。
・計算:フーチングの検討(レベル2地震時、直接基礎)において、以下の条件を全て満たす場合に釣合い鉄筋量が正しく算出されない不具合を修正しました。
1.既設部と補強部の材質が異なる。
2.既設部と補強部の鉄筋位置(かぶり)が異なる。
・計算:フーチングの検討(レベル2地震時)において、以下の条件を全て満たす場合にフーチング補強時の補強部主鉄筋本数が正しくカウントされない場合がある不具合を修正しました。
1.上面の増厚なし。
2.検討方向と直交方向にテーパーあり。
3.有効幅内に鉄筋が1本も含まれない、または、全て有効幅に含まれる鉄筋の入力がある。
・連動:「UC-win/FRAME(3D)」データファイル出力において、以下の条件を全て満たす場合に横拘束材料およびヒステリシスが断面に正しく関連付けられない不具合を修正しました。
1.部材の長さがM-φ関係算出時の着目点ピッチ(橋脚高/分割数)以下。
2.上記部材内に帯鉄筋の変化位置が含まれる。
・図面作成:はりの下面主鉄筋の鉄筋情報作成処理に誤りがある点を修正しました。
※鉄筋形状が左右分離型となる場合、計算過程において「定着長」を使用すべき箇所が「曲げ長」となっていた点を修正。
・図面作成:杭種の情報が正常に保存されない場合がある点を修正しました。 |