各種形状・形式に対応した単柱式RC橋脚の耐震設計・補強設計、図面作成プログラム
初版リリース:2017.09.19/最新Ver.リリース:2025.07.30
¥396,000(税抜¥360,000)
橋脚の設計・3D配筋(カスタマイズ版)
¥427,900(税抜¥389,000)
橋脚の設計・3D配筋(旧基準) Ver.14
初版リリース :2001.12.11/最新Ver.リリース:2016.05.12
¥338,800(税抜¥308,000)
¥55,000 (税抜¥50,000)
¥330,000(税抜¥300,000)
3DA
3DP
CAD統合
3D配筋
電子納品
SXF3.1
IFC
3D PDF
部分係数設計法による単柱式 RC 橋脚の設計計算、図面作成プログラム。ストライプHを主鋼材としたREED工法も標準機能として使用可能です。公益社団法人日本道路協会より平成29年11月に発刊された道路橋示方書・同解説を参考に、はり、柱、フーチング部材の耐荷性能の照査及び耐久性能の照査、直接基礎の安定照査を行うことが可能です。直接基礎以外の基礎形式(杭基礎・深礎基礎・ケーソン基礎等)については、リアルタイム連動・ファイル連携により照査可能です。
図面作成では、一般図から配筋図、組立図、加工図、鉄筋表などの図面を一括生成し、簡易編集、SXF、DXF、DWGなどの 2次元図面出力、および、3D配筋生成機能(躯体・鉄筋の3D配筋自動生成機能)による3Dモデル(IFC、ALLPLAN、DWG、DXF、3DS)出力が可能です。Engineer's Studio®データファイル出力に対応しています。
橋脚形式・形状
橋脚の形式 | 単柱式の張り出し式橋脚、壁式橋脚(橋軸、直角方向偏心) | |
柱断面形状 | 矩形、矩形面取り(R/直線)、小判形、円形の中実断面、中空断面(逆テーパー、矩形面取りを除く)。 柱の順テーパー(下広がり)、逆テーパー(上広がり)をサポート(矩形面取り時の順テーパー除く) |
|
はり形状 | はり幅≧柱幅、柱幅≧はり幅に対応 (後者は、はり先端しぼり形状可能。前者は、矩形形状のときはり先端しぼりが可能。) |
|
フーチング形状 | テーパーなしから全方向テーパーまで対応 直接基礎時、「深礎フレーム」との連動時は、フーチング下面に段差を設けることが可能。 |
|
基礎形式 | 直接基礎、杭基礎、ケーソン基礎、鋼管矢板基礎、深礎基礎 (杭基礎、ケーソン基礎、鋼管矢板基礎は「基礎の設計」、深礎基礎は「深礎フレームの設計」が必要) また、基礎連動用XMLファイルを介して「基礎の設計」に基礎検討用データを渡すことにより、地中連続壁基礎の検討が可能。 |
主な計算内容
平成29年の道路橋示方書改定は、昭和47年に道路橋示方書が制定されて以来、最も大きなものとなっています。この中で、橋脚の設計に関連する主な項目としては、以下が挙げられます。
1.部分係数の導入
2.耐荷性能に関する部材の設計(限界状態に応じた照査項目)
3.耐久性能に関する部材の設計(内部鋼材の防食、部材の疲労)
この中で1の改定に伴い、従来の割増係数を考慮した許容応力度は廃止され、応力度の制限値として新たに規定されました。また、2の改定により、基本的な照査方法が応力度による照査から断面力の制限値による照査へと変更されています。
はり、柱、フーチング部材について、耐荷性能および耐久性能の照査を行います。
はりがコーベルの条件を満たす場合は、コーベルとしての耐荷機構を考慮した照査を行います。
安定計算については、耐荷性能および基礎の変位の制限について照査を行います。
※直接基礎以外の安定計算は、連動する基礎製品側で行います。
考慮可能な荷重 | 安定計算 | はりの設計 | 柱の設計 | フーチングの設計 |
躯体自重 | ○ | ○ | ○ | ○ |
地震時慣性力 | ○ | ○(橋軸方向) | ○ | |
躯体浮力 | ○ | ○ | ○ | |
土砂自重 | ○ | ○ | ||
土砂慣性力 | ○ | |||
土砂浮力 | ○ | ○ | ||
風荷重 | ○ | ○ | ||
流水圧 | ○ | ○ | ||
地震時動水圧 | ○ | ○ | ||
過載荷重 | ○ | ○ | ||
上部工反力 | ○ | ○ | ○ | |
地盤反力/杭反力 | ○ | |||
任意荷重 | ○ | ○ | ○ | ○(鉛直力) |
耐荷性能(部材) | 限界状態 | はりの設計 | 柱の設計 | フーチングの設計 |
曲げモーメント・軸力 | 1 | ○ | ○ | ○ |
3 | ○ | ○ | ○ | |
せん断力 | 1 | ○ | ○ | ○ |
3 | ○ | ○ | ○ | |
ねじりモーメント | 1 | ○ | ||
3 | ○ | |||
端接合部曲げモーメント | 1 | ○ | ||
3 | ○ |
耐荷性能(部材) | 限界状態 | はりの設計 | 柱の設計 | フーチングの設計 |
曲げモーメント・軸力 | 腐食 | ○ | ○ | ○ |
疲労 | ○ | ○ | ○ | |
せん断力 | 腐食 | 3と同じ | 3と同じ | 3と同じ |
疲労 | ○ | ○ | ○ | |
ねじりモーメント | 腐食 | ○ | ||
疲労 | ○ | |||
端接合部曲げモーメント | 腐食 | ○ | ||
疲労 | ○ |
安定計算(直接基礎) | 基礎の変位の制限 | 耐荷性能 | |
限界状態1 | 限界状態3 | ||
鉛直荷重 | ○ | ○ | 1と同じ |
水平力 | ○ | 3と同じ | ○ |
転倒モーメント | ○ | ○ | 1と同じ |
はり、柱、フーチング部材(直接基礎)について、耐荷性能の照査を行います。
はりがコーベルの条件を満たす場合は、コーベルとしての耐荷機構を考慮した照査を行います。
安定計算については、耐荷性能について照査を行います。
※杭基礎・深礎基礎の安定計算及びフーチング部材の照査は、連動する基礎製品側で行います。
考慮可能な荷重 | 安定計算 | はりの設計 | 柱の設計 | フーチングの設計 |
躯体自重 | ○ | ○ | ○ | ○ |
地震時慣性力 | ○ | ○(橋軸方向) | ○ | |
躯体浮力 | ○ | ○ | ○ | |
土砂自重 | ○ | ○ | ||
土砂慣性力 | ○ | |||
土砂浮力 | ○ | ○ | ||
風荷重 | ○ | ○ | ||
流水圧 | ○ | ○ | ||
地震時動水圧 | ○ | ○ | ||
過載荷重 | ○ | ○ | ||
上部工反力 | ○ | ○ | ○ | |
地盤反力/杭反力 | ○ | |||
任意荷重 | ○(死荷重) | ○ | ○(死荷重) | ○(鉛直力) |
耐荷性能(部材) | 限界状態 | はりの設計 | 柱の設計 | フーチングの設計 |
曲げモーメント・軸力 | 1 | ○ | ○ | ○ |
2 | ○(耐荷性能2) | |||
3 | ○ | ○(耐荷性能1) | ○ | |
せん断力 | 1 | 3と同じ | 3と同じ | 3と同じ |
2 | 3と同じ | |||
3 | ○ | ○ | ○ | |
端接合部曲げモーメント | 1 | ○(選択) | ||
3 | ○ |
偶発作用(レベル2地震動)に対する柱の設計
偶発作用(レベル2地震動)が支配的な状況における、耐荷性能に関する柱部材の設計では、従来より用いられてきた地震時保有水平耐力法が元となっていますが、部分係数の導入に加え、照査内容が一部変更されています。
地震時慣性力≦地震時保有水平耐力
Pa≧0.4・C2z・W(動的解析を行う場合)
水平変位≦水平変位の制限値(耐荷性能)
せん断力≦せん断力の制限値(耐荷性能)
Pa≧0.4・C2z・W(構造細目)
※従来は動的解析を行う場合に別途必要とされてきた最低限の耐力を確保するための照査が、構造細目として規定。
▲曲げ破壊型の耐荷性能
検討方向ごとに地震時動水圧を考慮でき、非線形動的解析モデルエクスポート時には、下図のように地震時動水圧作用区間への節点質量としてモデル化します。
※動的解析については、「Engineer’s Studio®」をご利用下さい。
Engineer's Studio®エクスポート
当社の非線形動的解析プログラム「Engineer's Studio®」へのデータエクスポートに対応しています。橋脚の3次元形状や柱の配筋状態を忠実に再現したモデルを自動的に生成し、非線形動的解析を強力にサポートします。また、震度連携機能と併用することで全体系のモデルも容易に作成可能です。
H29道路橋示方書V耐震設計編の変位による照査を行います。
部分係数設計-橋脚残留変位照査
H29道路橋示方書Ⅴ耐震設計編および、「海洋架橋・橋梁調査会 既設橋梁の耐震補強工法事例集 H17.4」、「前原康夫 鉄筋コンクリート橋脚の設計例とチェックポイント」を参考にした残留変位の照査を行います。
現在は、下記の条件で生成されたモデルをエクスポートします。
・基本モデル:Takeda(M-φ)
・M-φモデル:バイリニア
・Myの算出方法:My=Mls
「落橋防止システムの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)」との連携
「落橋防止システムの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)」(以下、落橋防止製品)との連携機能として、下記のデータ取込みが可能です。
(1)については、落橋防止製品で設定した各装置を本製品の3Dモデルへ取込みます。下図は、壁式橋脚に鋼製ブラケットによる縁端拡幅部を取込んだ場合の例で、BIM/CIMにおける3Dモデルの詳細度を向上させることができます。
(2)については、落橋防止壁や縁端拡幅部等の自重をその他死荷重として取込みます。その他死荷重は、偏心モーメントや地震時慣性力を自動的に考慮するため、より実状に近いモデルの作成が可能です。
(3)については、本製品の計算書に落橋防止製品で作成済の計算書を統合します。既に対応済である「基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)」や「震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)」との計算書統合機能と併用することで、作業効率の更なる向上が可能となります。
※各データ取込には、落橋防止製品のVer.1.1.0以降が必要です。
3Dアノテーション
製品メイン画面において、3Dモデル上でも形状寸法が確認できる3Dアノテーションに対応しました。これまで2D図のみの寸法表示だったため、1方向からのみの寸法しか確認できませんでしたが、3Dアノテーションに対応することにより、3Dモデルにおいて、躯体の寸法を一目で確認することが可能となります。また、3D図左上の視点変更ボタンを選択していただくことで、各方向からの寸法を確認することができます。
REED工法
![]() |
![]() |
▲強軸使用 | ▲弱軸使用 |
耐久性能の照査に用いる引張応力度の算定位置は、換算鉄筋の最引張縁の位置とします。
引張応力度の制限値は「基準値|計算用設定」画面の「ストライプH」で設定されている値を用います。
降伏曲げモーメントの特性値
引張側のストライプHの図心位置における換算鉄筋のひずみが降伏ひずみに達するときとします。
但し、上記より先に圧縮縁のコンクリートに生じる応力度が設計基準強度の2/3に達する場合は、そのときの曲げモーメントとします。
保有水平耐力
(1)塑性ヒンジ長
塑性ヒンジ長の算定に用いる軸方向鉄筋径φ'は、次式により求めます。
なお、同一かぶりに強軸と弱軸が混在する場合は、弱軸扱いとした断面二次モーメントを用います。
![]() |
ここに、
|
(2)ストライプHの限界状態に相当する軸方向鉄筋の引張ひずみ
ストライプHの限界状態に相当する軸方向鉄筋の引張ひずみの算定に用いる軸方向鉄筋径φは、次式により求めます。
なお、同一かぶりに強軸と弱軸が混在する場合は、弱軸扱いとした断面二次モーメントを用います。
![]() |
ここに、
|
(3)初降伏限界
引張側のストライプHの図心位置における換算鉄筋のひずみが降伏ひずみに達するときとします。
(4)限界状態2、限界状態3
下記の何れか先に生じる(曲率の小さい)方とする。
1)引張限界
引張側のストライプHの図心位置における換算鉄筋のひずみが限界状態に相当する軸方向鉄筋の引張ひずみに達するときとします。
2)圧縮限界
圧縮側の帯鉄筋位置におけるコンクリートのひずみがコンクリートの圧縮限界ひずみに達するときとします。
図面作成
3D配筋シミュレーション機能
設計調書出力
予め用意してあるテンプレートを用いて、設計条件、計算結果等を反映した設計調書の出力に対応しています。 現在は下記の書式をご用意しています。
道路橋示方書 | (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 I 共通編 平成29年 11月 (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 III コンクリート橋・コンクリート部材編 平成29年 11月 (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成29年 11月 (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編 平成29年 11月 |
標準設計 | (社)全日本建設技術協会、土木構造物設計ガイドライン 平成11年 11月 |
BIM/CIM基準要領 | 国土交通省 3次元モデル成果物作成要領(案) 令和3年3月 国土交通省 CIM導入ガイドライン(案) 令和2年 3月 国土交通省 3次元モデル表記標準(案) 令和2年 3月 |
CAD | 国土交通省 CAD製図基準 平成29年 3月 NEXCO CADによる図面作成要領(案) 平成29年 9月 土木学会 土木製図基準 平成15年 5月 |
「道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編(平成24年3月)、V 耐震設計編(平成24年3月)」に基づき、単柱式 RC橋脚の設計計算から、図面作成までを一貫して行うプログラム。「既設道路橋の耐震補強に関する参考資料(平成9年8月)」および「既設橋梁の耐震補強工法事例集(平成17年4月)」を参考にして既設橋脚の耐震性の判定、補強設計を行います。インターロッキング式橋脚や鋼管・コンクリート複合構造橋脚などの特殊な形式にも対応しています。図面作成では、一般図から配筋図、組立図、加工図、鉄筋表などの図面を一括生成し、簡易編集、 SXF、DXF、DWGなどの 2次元図面出力、および、3D配筋生成機能(躯体・鉄筋の3D配筋自動生成機能)による 3Dモデル(IFC、ALLPLAN、DWG、DXF、3DS)出力が可能です。Engineer's Studio®データファイル出力に対応しています。
橋脚の形式 | 単柱式の張り出し式橋脚、壁式橋脚(橋軸、直角方向偏心) | |
柱断面形状 | 矩形、矩形面取り(R/直線)、小判形、円形の中実断面、中空断面(逆テーパー、矩形面取りを除く)。 柱の順テーパー(下広がり)、逆テーパー(上広がり)をサポート(矩形面取り時の順テーパー除く) |
|
はり形状 | はり幅≧柱幅、柱幅≧はり幅に対応 (後者は、はり先端しぼり形状可能。前者は、矩形形状のときはり先端しぼりが可能。) |
|
フーチング形状 | テーパーなしから全方向テーパーまで対応。フーチング下面に段差を設けることも可能。 | |
基礎形式 | 直接基礎、杭基礎、深礎基礎 (杭基礎、深礎基礎は「基礎の設計・3D配筋(旧基準)」「深礎フレームの設計・3D配筋(旧基準)」がそれぞれ必要) また、基礎連動用XMLファイルを介して「基礎の設計」に基礎検討用データを渡すことにより、鋼管矢板基礎、 ケーソン基礎、地中連続壁基礎の検討が可能。 |
|
はり、フーチング補強工法 | RC増厚、拡幅による補強 (はりについては橋軸方向のみ、フーチングについては橋軸方向・直角方向・上面に対して補強可能) |
|
柱補強工法 | 鋼板巻立て補強 (アンカー筋なし、あり) |
アンカー筋あり=曲げ耐力制御式鋼板巻立て工法は、小判形時は文献適用外 |
鋼板併用RC巻立て工法 | 円柱以外の壁式橋脚に適用可能 | |
RC巻立て工法 | 円柱以外の壁式橋脚に適用可能 ただし、アンカー定着を行う場合のみ文献適用範囲 |
|
PCコンファインド工法 | 矩形(橋軸方向幅≦橋軸直角方向幅)、円形、小判形に対応。 ただし、柱にテーパーがある形状は未サポート |
|
ピア-リフレ工法 | 全ての柱形状に対応。 | |
フーチング補強 | 杭基礎時(当社、「基礎の設計・3D配筋(旧基準)」が必要)の増し杭工法可能。 また、柱の補強設計と同時に検討することが可能 |
|
インターロッキング式橋脚 | 柱にテーパーがある形状、主鉄筋の段落としは未サポート。 新設設計かつ小判形、矩形面取り形状のみサポート。 |
|
鋼管・コンクリート 複合構造橋脚 |
レベル2地震時照査は、破壊形態の判定及び耐力の下限値照査をサポート。 別途、動的解析が必要です。 |
主な計算内容
設計調書出力
予め用意してあるテンプレートを用いて、設計条件、計算結果等を反映した設計調書の出力に対応しています。 現在は下記の書式をご用意しています。
• 下部工設計調書 橋脚躯体(震度法)
• 下部工設計調書 橋脚躯体(地震時保有水平耐力)
• 下部工設計調書 はり
• 下部工設計調書 フーチング
• 基礎工設計調書 直接基礎
※設計調書の出力は、当製品と別に「調表出力ライブラリ Ver.2」をインストールする必要があります(本プログラムのみでは動作いたしません)。
Engineer’s Studio®エクスポート
当社の非線形動的解析プログラム「Engineer's Studio®」へのデータエクスポートに対応しています。橋脚の3次元形状や柱の配筋状態を忠実に再現したモデルを自動的に生成し、非線形動的解析を強力にサポートします。また、震度連携機能と併用することで全体系のモデルも容易に作成可能です。現在は下記のモデルに対応しています。
※1:テーパー付き橋脚など塑性ヒンジの発生個所が明確でない場合などに用います。
※2:インターロッキング式(H24以前の設計要領に準拠時)、水平耐力-水平変位や許容塑性率をH14道示に準拠する場合に用います。
※3:鋼管・コンクリート複合構造橋脚はH27設計要領に準じます。
REED工法オプション
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▲強軸使用 | ▲弱軸使用 |
保耐法拡張オプション
各着目点位置における慣性力を個別に算定し各限界状態に達するときの震度を厳密に求めることで、設計水平震度khcと保有水平耐力Paに達するときの震度khaを比較し照査を行います。これにより、下部構造の慣性力が支配的となるようなモデルにおいても精度よく照査を行うことが可能になると考えます。
道路橋示方書 | (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 I 共通編 平成24年 3月 (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 III コンクリート橋・コンクリート部材編 平成24年 3月 (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成24年 3月 (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編 平成24年 3月 (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編 平成14年 3月 |
本体価格
価格は税込表示です
■本体価格
製品名 | 価格 |
---|---|
橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.9 ※REED工法は標準機能として使用可能 |
¥396,000(税抜 ¥360,000) |
橋脚の設計・3D配筋(カスタマイズ版) | ¥427,900(税抜 ¥389,000) |
橋脚の設計・3D配筋(旧基準) Ver.14 | ¥338,800(税抜 ¥308,000) |
保耐法拡張オプション(旧基準) | ¥55,000 (税抜 ¥50,000) |
REED工法オプション(旧基準) | ¥330,000(税抜 ¥300,000) |
■フローティングライセンス価格
本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。
製品名 | 価格 |
---|---|
橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.9 ※REED工法は標準機能として使用可能 |
¥158,400(税抜 ¥144,000) |
橋脚の設計・3D配筋(カスタマイズ版) | ¥171,160(税抜 ¥155,600) |
橋脚の設計・3D配筋(旧基準) Ver.14 | ¥135,520(税抜 ¥123,200) |
保耐法拡張オプション(旧基準) | ¥22,000 (税抜 ¥20,000) |
REED工法オプション(旧基準) | ¥132,000(税抜 ¥120,000) |
サブスクリプションサービス 契約価格
■サポート内容
・バージョンアップ無償提供 ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX) ・ダウンロードサービス ・保守情報配信サービス
※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。
価格は税込表示です
■サブスクリプション価格
製品名 | 初年度 | 1年 |
---|---|---|
橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.9 | 無償 | ¥198,000(税抜 ¥180,000) |
橋脚の設計・3D配筋 (カスタマイズ版) | ¥171,160 (税抜 ¥155,600) | |
橋脚の設計・3D配筋(旧基準) Ver.14 | ¥135,520 (税抜 ¥123,200) | |
保耐法拡張オプション(旧基準) | ¥22,000(税抜 ¥20,000) | |
REED工法オプション(旧基準) | ¥132,000 (税抜 ¥120,000) |
■サブスクリプションフローティング価格
製品名 | 初年度 | 1年 |
---|---|---|
橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.9 | 無償 | ¥277,200(税抜 ¥252,000) |
橋脚の設計・3D配筋 (カスタマイズ版) | ¥239,624(税抜 ¥217,840) | |
橋脚の設計・3D配筋(旧基準) Ver.14 | ¥189,728(税抜 ¥172,480) | |
保耐法拡張オプション(旧基準) | ¥30,800 (税抜 ¥28,000) | |
REED工法オプション(旧基準) | ¥184,800(税抜 ¥168,000) |
■サブスクリプション料率変更に関する価格体系改訂のご案内
2025年7月1日より、F8-AI UCサポートを実装した製品は、サブスクリプション価格を製品定価の50%(上表)にいたします。
■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能
■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能
■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。
※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。
※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。
レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス
価格は税込表示です
■レンタルライセンス
対象製品 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|
橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.9 | ¥178,200 | ¥209,880 | ¥257,400 |
橋脚の設計(カスタマイズ版) | ¥192,555 | ¥226,787 | ¥278,135 |
橋脚の設計・3D配筋(旧基準) Ver.14 | ¥152,460 | ¥179,564 | ¥220,220 |
保耐法拡張オプション(旧基準) | ¥31,350 | ¥36,850 | ¥45,650 |
REED工法オプション(旧基準) | ¥148,500 | ¥174,900 | ¥214,500 |
■レンタルフローティングライセンス
対象製品 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|
橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.9 | ¥297,000 | ¥352,440 | ¥435,600 |
橋脚の設計(カスタマイズ版) | ¥320,925 | ¥380,831 | ¥470,690 |
橋脚の設計・3D配筋(旧基準) Ver.14 | ¥254,100 | ¥301,532 | ¥372,680 |
保耐法拡張オプション(旧基準) | ¥52,800 | ¥62,700 | ¥78,100 |
REED工法オプション(旧基準) | ¥247,500 | ¥293,700 | ¥363,000 |
製品名 | アカデミー価格 |
---|---|
橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.9 | ¥316,800(税抜 ¥288,000) |
橋脚の設計(カスタマイズ版) | ¥342,320(税抜 ¥311,200) |
橋脚の設計・3D配筋(旧基準) Ver.14 | ¥271,040(税抜 ¥246,400) |
保耐法拡張オプション(旧基準) | ¥44,000 (税抜 ¥40,000) |
REED工法オプション(旧基準) | ¥264,000(税抜 ¥240,000) |
バージョンアップ開発履歴
■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。
橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.9 | ||
バージョン | リリース日 | バージョンアップ内容 |
---|---|---|
9.0.0 | 25/07/30 |
|
橋脚の設計・3D配筋(旧基準) Ver.14 | ||
バージョン | リリース日 | バージョンアップ内容 |
---|---|---|
14.1.4 | 17/04/26 |
|
14.1.0 | 16/11/07 |
|
14.0.3 | 16/10/17 |
|
14.0.1 | 16/07/19 |
|
14.0.0 | 16/05/12 |
|
橋脚の設計・3D配筋 (カスタマイズ版) | ||
バージョン | リリース日 | バージョンアップ内容 |
---|---|---|
1.01.00 | 14/01/08 |
|
動作環境
OS | Windows 10 / 11 | |
---|---|---|
CPU | Intel Coreシリーズおよび完全互換のあるCPU | |
必要メモリ(OSも含む) | OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境 | |
必要ディスク容量 | 部分係数法・H29道示対応版 | 32bit:約420MB以上必要(推奨450MB) 64bit:約670MB以上必要(推奨700MB) |
旧基準版 カスタマイズ版 |
約160MB以上 (インストール時及び実行時含む) | |
ディスプレイ(画面解像度) | 1024×768以上 | |
入力データ 拡張子 |
部分係数法・H29道示対応版 | PFI |
旧基準版 | F4Z <旧データ>PIR、APIR、F8Z | |
カスタマイズ版 | F8Z <旧データ>PIR、APIR | |
ファイル出力 | HTML、3DS、VRML、PDF、PSX、SFC、P21、DWG、DXF、JWW、JWC、TSD、XPR F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、 PPF、DOC、 DOCX、XLSX、XLS、PDF、 JTD、JTDC |
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他製品との 連動 |
部分係数法・H29道示対応版 | <連動> 基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) 深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) <ファイル連携> 落橋防止システムの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) 震度支承(支承設計)(部分係数法・H29道示対応) <保存> Engineer's Studio®データ |
旧基準版 カスタマイズ版 |
<連動> 基礎の設計・3D配筋(旧基準) 深礎フレームの設計・3D配筋(旧基準) <ファイル連携> 震度支承(支承設計)(旧基準) 震度支承(支承設計)(カスタマイズ版) <保存> Engineer's Studio®データ UC-win/Roadデータ(3DS、VRML) UC-Drawデータ |
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備考 | 調表出力対応 連動にはF8 COM SERVERが必要 |
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▼RC矩形柱(新設検討) : 杭基礎 ( 9P, 159KB ) 日本道路協会刊 道路橋の耐震設計に関する資料 2.鉄筋コンクリート橋脚を用いた場合の設計計算例 |
▼RC小判柱橋脚(補強後検討) : 直接基礎 ( 7P, 141KB ) 一般財団法人 橋梁調査会 既設橋梁の耐震補強工法事例集の設計計算例。柱形状が壁式小判形の場合における炭素繊維巻立て補強工法(事例集: II -78)の補強データ |
▼RC矩形柱橋脚(補強後検討) : 直接基礎 ( 6P, 139KB ) 一般財団法人 橋梁調査会 既設橋梁の耐震補強工法事例集の設計計算例。 鋼板巻立てアンカー筋あり補強工法(事例集: II -52)の補強データ |
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▼RC矩形柱橋脚(既設検討) : 直接基礎 ( 8P, 89KB ) 日本道路協会刊 既設道路橋の耐震補強に関する参考資料 2.鉄筋コンクリート橋脚の耐震補強計算例 |
▼鋼管・コンクリート複合構造橋脚 : 直接基礎 ( 11P, 194KB ) 設計計算例 |
▼RC小判柱インターロッキング式橋脚(新設検討):直接基礎 ( 8P, 99KB ) 設計計算例 |
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▼RC円柱橋脚(補強後検討) : 直接基礎 ( 7P, 96KB ) PCコンファインド工法の設計計算例 |
▼RC小判柱橋脚(新設検討) : 直接基礎 ( 9P, 102KB ) 山海堂刊 新・土木工造物設計計算例 直接基礎および橋台・橋脚の設計計算例 |
▼RC小判柱橋脚(補強後検討) : 直接基礎 ( 6P, 85KB ) 補強橋脚(RC巻立て工法)の設計計算例。既設データは、GS3NowV1.F8Z |
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部分係数設計法による単柱式 RC 橋脚の設計計算、図面作成プログラム。REED工法も標準機能として使用可能です。
公益社団法人 日本道路協会より平成29年11月に発刊された道路橋示方書・同解説を参考に、単柱式橋脚の設計に対応しており、耐荷性能の照査及び耐久性能の照査を行うことが可能です。図面作成では、一般図から配筋図、組立図、加工図、鉄筋表などの図面を一括生成し、簡易編集、DXF、SXF、DWGなどの各ファイル出力に対応。Engineer's Studio®データファイル出力に対応しています。
橋脚の形式 | 単柱式の張り出し式橋脚、壁式橋脚(橋軸、直角方向偏心) | |
柱断面形状 | 矩形、矩形面取り(R/直線)、小判形、円形の中実断面、中空断面(逆テーパー、矩形面取りを除く)。 柱の順テーパー(下広がり)、逆テーパー(上広がり)をサポート(矩形面取り時の順テーパー除く) |
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はり形状 | はり幅≧柱幅、柱幅≧はり幅に対応 (後者は、はり先端しぼり形状可能。前者は、矩形形状のときはり先端しぼりが可能。) |
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フーチング形状 | テーパーなしから全方向テーパーまで対応 ※直接基礎時、「深礎フレーム」との連動時は、フーチング下面に段差を設けることが可能。 |
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基礎形式 | 直接基礎、杭基礎、ケーソン基礎、鋼管矢板基礎、深礎基礎 (杭基礎、ケーソン基礎、鋼管矢板基礎は「基礎の設計」、深礎基礎は「深礎フレームの設計」が必要) また、基礎連動用XMLファイルを介して「基礎の設計」に基礎検討用データを渡すことにより、地中連続壁基礎の検討が可能。 |
・IFC形式およびAllplan形式のファイル出力に対応
適用基準
参考文献
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