Ver. |
日付 |
内 容 |
2.00.00 |
'02.04.03 |
(1)機能追加
1.入力関連
・メイン画面の表示として、2D画面では拡大や移動ができるようにしました。
・メイン画面上の分類ボタンや項目ボタンに確認済を示すマークを付加することにより、どのデータを確認したかを一目で確認ができるようにしました。また、図面作成のみに使用するデータには図形のマークを配置することにより、入力時にわかりやすくしました。
・画面構成や「杭基礎」プログラムとの連動処理を見直して、必要なデータがわかりやすいよう整理しました。
2.計算関連
・検討ケース数として荷重+水位合計で20ケース(水位ケースは最大で2ケ
ース)に増加しました。
・地盤係数法による壁面の地盤反力において、せん断地盤反力係数の任意指定
に対応しました。
・H14道路橋示方書の改訂に伴い、杭基礎において杭軸方向バネ定数の算出方法に対応しました。
・直接基礎の場合に地震時の底版剛体照査に対応しました。
・衝突荷重の扱いを拡張し、竪壁設計時に防護柵の種類、有効幅を考慮でき るようにしました。
3.出力関連(結果表示)
・照査結果にエラー(赤表示)がある時は、確認が必要な項目をガイド表示し
その項目を選択することにより入力値の修正ができるようにしました。
・杭基礎において斜杭指定時には、モーメント図を全て表示するようにしまし
た。(計算確認,詳細結果)
・新しい出力ルーチンに対応し計算書の編集やWord出力に対応しました。また、危険ケースのみを表示するクリティカルケース出力に対応しました。あわせて、出力内容を見直しページ数を削減しました。
・計算書において、自由に閾値・単位・桁数を変更できる出力書式設定をサポートしました。
・図面作成後には、数量表を出力できるようにしました。
4.図面関連
・図面作成において、単位メートルあたりの配筋図作図、図面表題(図面タイトル)の設定に対応しました。
・図面確認において、DWGファイル出力に対応しました。
5.その他
・電子納品対応として、拡張子の変更,禁止文字対応,しおりの表示等をサポートしました。
(2)要望・不具合対応
1.3D画面において、直接基礎の場合でも杭が表示される場合があったため修正
しました。
2.「支持地盤・根入地盤」画面の飽和単位重量は、計算時に未使用であるため入力項目から削除しました。
3.「荷重」−「組み合わせ」画面において、「任意荷重(雪)」(載荷(2))と「任意荷重(衝突風)」(規定荷重)の表示が実際の入力数と整合がとれていない場合があったため修正し
ました。
4.載荷荷重が選択されていない場合、圧縮された雪荷重を考慮することができ
なかったため修正しました。
5.各荷重の適用状態の処理に問題があり、荷重の組み合わせが正常に動作しな
い場合があったため修正しました。
6.任意形状で基礎底面が傾斜している場合、底版設計時の地 盤反力が不正な結果となっていたため修正しました。
7.竪壁設計時に衝突荷重を考慮できない場合があったため修正しました。
8.結果一覧(主要項目)の出力において、曲げ応力度の表に部材毎の区切り線を追加しまし
た。
9.結果詳細(詳細結果)の出力において、次の項目を修正しました。
・背面土砂が任意形状の時に切土を考慮した場合は、設計条件の背面土砂形状寸法図において正常に表示されていなかったため修正しました。また、安定計算安全率の割増係数の項目を削除し、転倒に対する照査を「安全率」としている場合でも「偏心量」で許容値を表示していたため修正しました。
・せん断応力度照査方法が「その他」の場合も、竪壁においてはCNを表示できるように修正しました。
・かかと版の設計において、計算時の配筋結果と出力時に表示している配筋に整合性がない場合があったため修正しました。
・突起の設計において、水位名称と説明文が重なっていたため修正しました。
10.図面作成において、次の項目を修正しました。
・たて壁主鉄筋を定尺鉄筋とする場合の定尺の種類数指定に対応しました。
・水抜き穴を作図する際の鉄筋自動よけ有無指定に対応しました。
・「杭基礎の設計」と連動した際は、入力した杭の埋込み長を図面に反映するよう変更しました。
・たて壁鉄筋が配筋されていない場合でも図面生成が行るよう修正しました。
・L型・逆L型擁壁の底版下面主鉄筋曲げ長の算出結果において、「土木構造物設計マニュアル(案)」と一致しない場合がある点を対策しま
した。
・底版下面配力筋の配筋情報生成時に鉄筋径を考慮しない よう修正しました。
・矢視図の矢印向きが正しくない場合がある点を対策しま した。
・断面図の左右反転作図に対応しました。
11.図面確認において、次の項目を修正しました。
・点(ポチ筋)のDXF出力方法に「2重円にして出力」を追加しました。
・図面毎の「色設定」に対応しました。
・DXF出力時の引出線の引出部が複数の直線で作図される点を対策しました。
12.「杭基礎」プログラム連動時において、予備計算実行後にエラーが発生していたため修正しました。
(3)ヘルプの修正
・「竪壁変化位置」画面のヘルプに誤りがあったため修正しました。
・改訂に伴い全面的に修正しました。 |
2.00.00
↓
2.00.01 |
'02.04.15 |
(1)要望・不具合対応
1.フーチング厚さの照査のβ・λの結果が常時と地震時で同じ値となっていた
ため修正しました。(結果一覧)
2.杭頭変位において、出力ケースの選択状態に関わらず常に全てのケ ースが出力されていたため修正しました。(結果詳細)
3.竪壁の断面力集計表において、土圧力Yiに不正な値が表示されていたため修正しました。(結果詳細)
4.つま先版及びかかと版の設計において、複数ケース検討時も杭反力が1つしか出力されていなかったため修正しました。(結果詳細)
5.サンプルデータ(Autocho1,Manucho5,Manucho6,Manucho7)において、部材許容値が不適切な値となっていたため修正しました。
(2)ヘルプの修正
・操作方法−『入力』モードの操作−部材(竪壁配筋,底版配筋,突起配筋) |
2.00.01
↓
2.00.02 |
'02.04.24 |
(1)要望・不具合対応
1.「形状」−「側面」画面の竪壁傾きの入力桁数を3桁から5桁へ変更しまし
た。
2.躯体の形状タイプが任意形状の場合、「形状」−「土砂」画面において「形状タイプ」の変更が反映されていなかったため修正しました。
3.「荷重」−「組み合わせ」画面において、「荷重状態」変更時に水位選択の処理
が正常に行われていなかったため修正しました。
4.示力線作成時に試行くさび法を採用している場合は、地震時土圧係数が正しく算
出されていなかったため修正しました。
5.出力の際にタイトルのみが最下段に表示され、出力内容が次頁になる場合があるため改善しました。
6.結果詳細の出力において、次の項目を修正しました。
・ファイル名称が12文字までしか表示できなかったため修正しました。
・設計条件の土砂形状の項目において、水平部分長が入力値と異なっていたため修正しました。
・設計条件や各検討段階での任意荷重(集中、分布)において、荷重強度が0であるケースは出力しないように修正しました。
・設計条件の任意荷重(集中)において、荷重名称が表示されていなかったため修正しました。
・設計条件の任意荷重(集中)において、荷重強度単位がkN/uとなっていたためkN/m
に修正しました。また、「荷重」−「任意荷重(集中)」画面においても同様に修正しました。
・任意荷重(集中)に鉛直力を考慮した場合でも、設計条件において荷重強度が0と表示されていたため修正しました。
・設計条件の鉛直支持力算出用データにおいて、形状係数が入力値と異なっていたため修正しました。
・設計条件の部材の許容応力度の項目において、杭種がその他杭の場合は「その他部材」のタイトルのみ表示されるため修正しました。
・安定計算において、前面土砂を考慮していないケースの場合でもブロック割りが表示されていたため修正しました。
・安定計算の水位を考慮したブロックデータにおいて、ブロック割り図が正常に印刷されない場合があったため修正しました。
・主働土圧係数の表示桁数を3桁から4桁へ変更しました。
・部材設計時の任意荷重(集中、分布)において、選択ケースと表示ケースが異なっていたため修正しました。
7.図面作成において、次の項目を修正しました。
・開口部が「小判型」の場合に開口部の入力画面を閉じることができなかったため修正しました。
・竪壁厚が薄い場合に竪壁中央位置の底版下面配力筋の配筋ピッチが最小ピッチ以下となる場合があったため修正しました。
・レイヤ属性画面のレイヤタイプが「CAD製図基準(案)」の場合、レイヤコメントの一部が不的確な表現となっているため修正しました。
・レイヤ属性画面のレイヤタイプが「CADによる図面作成要領(案)」の場合、ライフサイクルを変更した際に表示されるレイヤ名称が正しくないため修正しました。
8.杭基礎プログラムとの連動時は、温度荷重時の取り扱いが「地震時扱い」となっていたため「常時扱い」に修正しました。 |
2.00.02
↓
2.00.03 |
'02.05.08 |
(1)要望・不具合対応
1.杭基礎プログラムとの連動において、I/Fを変更しました。そのため、連動の際は「杭基礎の設計
Ver.2」 Ver.2.00.02以降をご使用ください。
2.「初期入力」画面における盛土勾配の最小値を「土砂形状」画面と同じ0.5に変更しました。
3.「任意荷重(雪)」画面と「組み合わせ」画面のケース数が異なっている場合、雪荷重1を計算に考慮することができなかったため修正しました。
4.雪荷重2(雪だけが載荷)の扱いを集中荷重から分布荷重へ変更しました。
5.計算書作成モードの結果一覧,結果詳細の出力において、次の項目を修正しました。
・荷重名称によっては表内に入りきらない場合があるため改善しました。
・安定計算の作用力の集計において水平力が負となる場合は、滑動安全率及び判定結果の表示に誤りがあったため修正しました。
(2)ヘルプの修正
・計算理論及び照査の方法−安定計算(共通)−示力線の考え方 |
2.00.03
↓
2.00.04 |
'02.06.11 |
(1)機能追加
1.ハンチの取り扱いを拡張し、次の項目に対応しました。
・ハンチを付属物扱いとし、側面形状とは別に入力するよう変更しました。
・任意形状において、ハンチを考慮できるようにしました。
・底版設計時において、竪壁同様ハンチの取り扱いを選択可能としました。
2.「計算用設定値」画面に「荷重の扱い」を追加しました。ここでの設定は、「擁壁の設計」では安定計算時の許容値のみ関係し、杭連動時は「杭基礎」プログラムにも反映します。
(2)不具合及び要望対応
1.形状タイプがU型−AまたはU型−Bで杭基礎の設計を行う場合、杭配置時の底版幅が正しく設定されていなかったため修正しました。
2.「荷重」−「主働土圧」画面において、土圧式がクーロン(岡部・物部)の場合、「水中の見掛けの震度算出時の水位ピッチ」を入力することができないため修正しました。また、テルツァギーペック場合、入力範囲が従来単位系のものとなっていたため修正しました。
3.「荷重」−「任意荷重(衝突・ 風 )」画面を開いた際は、以前の入力に関わらず「防護柵」が常に「支柱式」と表示されていたため修正しました。
4.結果一覧の出力において、最小鉄筋量の○×判定に誤りがあったため修正しました。
5.結果詳細の出力において、次の項目を修正しました。
・計算式の説明途中で改ページしないようにしました。
・設計条件において、地盤種別,地域区分,地震規模を表示するようにしました。
・土圧算出結果において、土圧式がクーロン(岡部・物部)の際は水位>0の場合でも水位=0の書式で表示される場合があったため修正しました。
・安定計算の作用力集計表において、水平力の記号が「Ni」と表示されてい たため「Hi」に修正しました。また、フーチング中心での作用力の集計の回転モーメント算
出式に誤りがあったため修正しました。
・転倒に対する安定,滑動に対する安定,地盤反力度の計算において、適用基準にあわせて計算過程を表示するようにしました。
・転倒に対する安定において、偏心量を絶対値表示に変更しました。また、照査方法を「安全率」で行う場合は、判定の不等号表示に誤りがあったため修正しました。
・竪壁を無筋,底版を鉄筋と指定している場合、躯体自重算出結果の単位重量の表記に誤りがあったため修正しました。
(3)その他
1.システムリソースのチェック機能を追加しました。
2.インストール後の作業領域は、WindowsのTempを使用するように変更しました。
3. 杭基礎プログラムとの連動時の処理速度を改善しました。そのため、連動の際は「F8
COM Server」 Ver.2.00.00、「杭基礎の設計 Ver.2」 Ver.2.00.04以降をご使用ください。
(4)ヘルプの修正
・操作方法−メニューの操作−基準値
・操作方法−『入力』モードの操作−形状,考え方
・操作方法−基準値画面の操作−計算用設定値
・Q&A−18.その他
擁壁の設計 Ver.2.00.04の不具合内容
|
2.00.04
↓
2.00.05 |
'02.06.19 |
Ver.2.00.04の不具合対策バージョンです。
(1)不具合及び要望対応
1.旧版データ読込時において、一部のデータが正常に読み込まれないために画面を開く際やメイン画面上でエラーが発生する場合があるため修正しました。
2.「ファイル」メニューの「スタイル設定」を開いた際は、エラーが発生するため修正しました。
3.設計方法が自動決定の際に「形状」−「側面」画面において、L型のガイド図のn,B3に誤りがあるため修正しました。
4.「材料」画面を再度開いた際は、切り土の壁面摩擦角が初期化され、前回の変更が有効とならないため修正しました。
5.杭基礎連動時に異常終了しデータをそのまま使用した際は、断面計算が実行されない場合があるため修正しました。
6.形状タイプが「もたれ式−C」の場合において、滑動に対する照査が正常に行われない場合があるため修正
しました。
7.形状タイプが任意形状(U型含む)の場合、部材設計時において次の不具合があり修正しました。
・竪壁,つま先版設計時の自重算出時において、自重を二重換算する場合があるため修正しました。
・竪壁設計時の土圧の鉛直成分の作用位置が不正な値となっていたため修正しました。
・竪壁設計時において、その他荷重の鉛直力が考慮されない場合があるため修正しました。
8.結果詳細及び結果一覧の出力において、次の項目を修正しました。
・切土部土圧算出結果の出力において、常時の土圧式が地震時のケースであるため修正しました。また、土砂重量W,土圧力P,水平成分Ph,鉛直成分Pvが盛土部の値となるため修正しました。
・地震時壁面摩擦角の出力おいて、不適切なコメントが表示されるためコメント
の内容を修正しました。
・地盤反力度の計算結果において、地盤反力の作用幅(m)x及びBの数値が常にxの値となるため、計算に使用する値を表示するように修正しました。
・竪壁の設計において、定着位置の断面高さ,断面係数,最小鉄筋量が0と表示されるため修正しました。 |
2.00.05
↓
2.00.06 |
'02.07.12 |
(1)要望・不具合対応
1.旧版データ(2.00.03以前)の読み込みの際は、衝突荷重の扱いが常時扱いと設定されていたため修正しました。
2.「初期入力」画面において、全高の最小値を変更しました。
3.形状タイプが「重力式」の場合は、切り欠き部分を設定できるようにしました。
4.「荷重」−「主働土圧」画面において、粘着力の最大値を変更しました。
5.「考え方」−「竪壁設計」画面において、「RC断面計算時の軸力考慮」を「考慮する」とした場合は「躯体の自重、その他荷重による偏心モーメントの扱い」を「考慮する」に設定するように修正しました。
6.荷重ケースを6ケース以上に増やした際は、許容値が自動設定されていなかったため修正しました。
7.つま先版が存在しない時に前面土砂を考慮する場合でも計算続行可能となるように修正しました。
8.背面水位=0である場合にEPSを考慮している際は、エラーが発生していたため修正しました。
9.形状タイプが任意形状の場合、水位以下のブロックデータ算出時に形状によっては正常にブロック割ができない場合があったため修正しました。
10.基礎底面が傾斜している任意形状において、基礎底面傾斜部の高さを考慮していなかったため修正しました。
11.擁壁の高さが低い場合は、水位の設定によっては示力線が正しく作成されないことがあったため修正しました。
12.その他の杭において、軸力の値が入力範囲を超えている場合でも計算続行するように変更しました。
13.旧製品「擁壁の設計計算」のデータ読み込み時,形状自動決定時,杭配置自動設定時,杭基礎プログラム連動時の場合、形状タイプが逆T−A,逆L−B,L−Bの時に奥行き方向の杭配置が1本の際は、エラーとなるため修正しました。
14.計算書作成において、次の項目を修正しました。
・結果一覧において、かかと版がある形状で仮想背面の扱いが「土とコンクリート」の場合はエラーが発生するため修正しました。
・設計条件において、前面土砂高さが表示されていなかったため修正しました。
・設計条件において、EPSの単位重量はEPS考慮時のみ表示するよう修正しました。
・設計条件及び安定計算において、受働土圧・受働抵抗力に関する項目が表示されていなかったため修正しました。
・設計条件において、部材応力度の割増係数が荷重ケースに適した表示となって
いなかったため修正しました。
・水位以下の土圧力「P2=1/2・(p2+p3)・H2」の計算式のp3の値がp2の値になっていたため修正しました。
・基礎底面が傾斜している任意形状の場合は水圧算出の水位が基礎底面傾斜部の高さを考慮していない値となっていたため修正しました。
・基礎底面が傾斜しているもたれ式−C,任意形の作用力の集計において、傾斜にあわせた外力算出式を表示するように修正しました。
・αE0及びKvに桁あふれしないように修正しました。
・壁面地盤反力考慮時のつま先位置での鉛直変位voの表示に誤りがあったため修正しました。
・結果一覧,結果詳細においてつま先版,かかと版の最小鉄筋量が常に引張側、圧縮側を合計したものと
なっていたため修正しました。
(2)その他
1.リソース消費量を改善しました。 |
2.00.06
↓
2.00.07 |
'02.08.27 |
(1)要望・不具合対応
1.形状タイプが任意形−Bで逆T擁壁に片持ち梁を付加したデータの場合、読み込みや計算時にモジュールエラーやアクセスエラーが発生する場合があったため修正しました。
2.「形状」−「側面」画面において、ハンチのガイド図が入力が一致していなかったため修正しました。また、ハンチを指定した場合に全高及び全幅が入力とおりの形状表示となっていなか
ったため修正しました。
3.「形状」−「側面」画面において、形状タイプが重力式の場合傾きN1,N2が表のB2,B3と連動していなかったため修正しました。
4.「形状」−「側面」画面において、形状を変更した際に仮想背面の鉛直面となす角度に反映されない場合があったため修正しました。
5.任意形状の場合、「形状」−「側面」,「土砂」画面確定時にエラーが発生する場合があったため修正しました。
6.「材料」−「土砂・水」画面において、EPSの単位重量の入力範囲を土砂と同じに変更しました。
7.つま先版が存在する任意形状において、浮力の扱いを「浮力2」としている場合は水位以下のブロック割が正しく行われない場合があったため修
正しました。
8.竪壁設計時の壁面地盤反力算出において、天端からの距離が鉛直距離となっていたため背面勾配にあわせた傾斜距離に修正しました。
9.計算書作成の結果一覧及び結果詳細において、次の項目を修正 しました。
・結果一覧において、安定計算のみ終了している状態では印刷プレビューができない場
合があったため修正しました。
・設計条件において、載荷荷重(一様分布)の載荷位置が適切な値と なっていなかったため修正しました。
・ブロック割図の番号が表と等しくない場合があったため修正しま した。
・浮力の扱いが揚圧力の場合、土砂重量による作用力の作用位置の表示が誤っており、xlがxuと表示されていたため修正しました。
・水圧において、前面水圧の算出過程が表示されていなく、記号表示に誤りがあったため修正しました。
・示力線において、示力線位置判定の大小記号が適切な表示でなかったため修正しました。
・竪壁の設計において、竪壁照査位置における壁面地盤反力が不正値を表示しており、荷重名称が二重に表示されていたため修正しました。
・つま先版及びかかと版の設計において、せん断照査時の有効高さが無筋,有筋に関わらず断面全高が表示されていたため修正しました。
・突起の設計において、適用基準に関わらず常に道示形式となっていたため修正しました。また、Mが負値表示されており,荷重名称の表示形式が他の項目と異なっていたため修正しました。
10.図面作成において、次の項目を修正しました。
・平面折れ形状時に仕様外の開口部・水抜き穴の作図が 選択可能となっていたため選択不可に修正しました。
・「基準値」→「図面作図条件」画面の作図条件 データを変更した後に「図面作図条件」画面の「取消」ボタンを押して作図条件データの変更を取消した際は、作図条件データが変更されている
場合があったため修正しました。
・「基準値」→「図面作図条件」→「レイヤ属性」 画面のレイヤ分類に「柱状図」を追加しました。
11.図面確認において、次の項目を修正しました。
・鉄筋引出線を移動すると矢印が消える場合があったた め修正しました。
・「図面印刷」時の図面一覧表示領域を拡張しました。
・DWG・DXF出力時に丸文字の○が真円の場合は円として出力するように変更しました。また、線種ピッチが極端に短くなる場合や直径寸法線の両端に不要な線分が付加される場合があったため修正しました。
・SXF出力時に寸法線の線と寸法文字が異なる色で出力される場合があったため修正しました。
・「設定」→「背景色設定」を「システム色設定」に変更し、その設定値を各図面に反映する機能に対応しました。
・図面の色設定の変更が保存したPSGファイルに反映 されない場合があったため修正しました。
12.「計算用設定値」画面の「荷重の扱い」において、衝突荷重時の標準値が
適切な値となっていなかったため修正しました。
(2)ヘルプの修正
・Q&A−10.安定計算、鉛直支持力計算,Q&A−17.図面作成,Q&A−18.その他 |
2.00.07
↓
2.01.00 |
'02.09.03 |
■機能追加
1.弊社「基礎の設計計算」との杭基礎連動に対応しました。連動の際は、「基礎の設計計算
Ver.2」 Ver.2.01.00以降をご使用ください。
■不具合修正
1.旧製品「擁壁の設計」で作成したデータにおいて、連続して読み込めない場合があったため
修正しました。
2.示力線方程式の適用高さを「竪壁高」としている場合、限界高さの算出に誤りがあったため修正しました。
■注意事項
1.杭基礎プログラムとの連動おいて、連動I/Fを変更しました。そのため、連動の際は「杭基礎の設計
Ver.2」Ver.2.00.08以降をご使用ください。
■ヘルプ修正
・概要−バージョン及び改良点−Ver.2.01.00について
・概要−プログラムの機能概要−機能及び特徴
・操作方法−標準的な処理の流れ−「杭基礎」プログラムとの連動
・操作方法−メイン画面の操作−「杭基礎」プログラムとの連動
・メッセージ−杭連動時のエラー
・Q&A−4.土圧(A4−7) |