Ver. |
日付 |
内 容 |
1.00.00 |
'01.02.27 |
出荷開始 |
1.00.00
↓
1.00.01 |
'01.03.12 |
■変更内容
・入力部:杭基礎の杭頭結合計算画面で、2.5次元解析で杭タイプ数=1の場合、杭指定を行わずに全着目杭を対象とした読込みを行うようにしました。
・結果確認:杭基礎の安定計算結果において、抽出した杭行列および許容支持力・引抜力を表示するようにしました。
・入力部:杭基礎の杭頭結合計算画面で、基本条件・底版形状の垂直有効長さの入力範囲を広げました(100
〜9999)。
・出力部:杭基礎において、鋼管杭,合成鋼管杭の場合の「基礎杭計算結果一覧表」に他の杭と同様に応力度計算用の杭データ(板厚等)を出力するようにしました。
・計算部:杭基礎保有水平耐力法で、部材数の上限(200)を超えた場合のチェックが抜けていたため追加しました。
・計算部:地中連続壁基礎の安定計算において、基礎周面のせん断地盤反力度の上限値が0となる層がある場合、「0割が発生しました」と表示して計算を中断するケースがあり、これを対策しました。
・結果確認:鋼管矢板基礎の保耐法照査結果で、設計地盤面が基礎天端より深く、かつ保耐法計算条件で「液状化を考慮しない」とした場合、変位・断面力図の標高表示に誤りがあったため、対策を行いました。
・出力部:合成鋼管杭で、地震時保有水平耐力法−安定計算−詳細出力に「杭基礎のせん断耐力」が出力されていましたが、不要なので削除しました。
・出力部:直接基礎において、許容支持力−地盤の許容支持力−斜面上の基礎の許容支持力の判定結果に誤りがあり、これを対策しました。
■ヘルプの追加・変更
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.00.01」 |
1.00.01
↓
1.00.02 |
'01.03.29 |
■変更内容
・杭基礎震度法の安定計算において以下の不具合を対策いたしました。
|
1) |
2次元解析のとき、Y方向/X方向とで荷重方向を逆に扱っていた(Y方向の計算にX方向の杭配置データ、X方向の計算にY方向の杭配置データを用いていた)不具合があり、これを修正しました。本バージョンで予備計算から再計算してくださいますようお願いいたします。 |
|
2) |
2.5次元解析のとき、作用力入力画面および「設計条件」作用力印刷において、‘Hx,My,Hy,Mx’とすべきところを‘Hy,Mx,Hx,My’と表示・出力していた不具合を修正しました。本バージョンにて作用力をご確認のうえ、再計算してくださいますようお願いいたします。 |
|
3) |
「杭基礎の設計計算」のデータファイル読込みについて、2次元解析時の作用力データをY方向/X方向とで逆に設定していた不具合を修正しました。 |
・計算部:ケーソン基礎および地中連続壁基礎の基礎バネ算出において、基礎長が短い場合、計算できなくなるケースがあり、これを対策しました。
・計算部:地中連続壁の基礎バネにおいて、安定計算を行わずに基礎バネ計算を実行した場合、計算に失敗する不具合があり、これを対策しました。
・出力部:鋼管矢板基礎において、[仮締切り計算]−[側圧]の出力またはプレビューを行うと、エラーメッセージが表示され正常に出力できなくなるケースがあり、これを修正しました。
・出力部:杭基礎において、[荷重−変位曲線]の項目の出力またはプレビューを行うと、エラーメッセージが表示され正常に出力できなくなるケースがあり、これを修正しました。
・出力部:入力テキスト出力で、地層画面で「液状化の判定を行う」としたデータの出力を行うと、エラーが発生して出力できない不具合があり、これを対策しました。
・杭基礎のサンプルデータを追加,更新しました。
■ヘルプの追加・変更
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.00.02」 |
1.00.02
↓
1.00.03 |
'01.04.10 |
■変更内容
・入力部:直接基礎において、設計条件の検討項目が「水平地盤」のとき、以下の修正を行いました。
1. |
「水平地盤(道路橋示方書)」で偏心方向が1方向、または「水平地盤(道路公団)」のとき、基礎幅および基礎奥行きを保耐法基本条件画面へセットする際、「基礎幅」をX方向,「基礎奥行き」をY方向へ固定的にセットしていた不具合の対策を行いました。また同条件のとき、「Y方向基礎幅/X方向基礎幅」を入力し、「計算方向」にて照査方向を設定する仕様に変更しました。 |
2. |
「水平地盤(道路橋示方書)」で偏心方向が2方向のとき、基礎幅を保耐法基本条件画面へセットする際、「Y方向基礎幅」をX方向,「X方向基礎幅」をY方向へ、逆にセットしていた不具合の対策を行いました。 |
3. |
上記1,2の修正にともない、Ver 1.00.00〜1.00.02 のデータ読込み時、保耐法基本条件画面および底版設計画面のY方向,X方向を逆にする処理を入れました。読込み後、底版保耐法照査を再計算してください。なお、以前のバージョンに対して方向が逆に算出されますが、計算値は変わりません。 |
・計算部:底版保耐法せん断照査結果を誤って判定するケースがあり、これを修正しました。
・計算部:ケーソン基礎保耐法安定計算で、データにより計算時にエラーが発生するケースがあり、これを修正しました。
・結果確認部:杭基礎の安定計算に、1/2 Mmax の表示項目を追加しました。
・出力部:地中連続壁基礎の[安定計算(保耐法)]−[M−φ]において、側壁鉛直方向,隔壁鉛直方向の配筋データが正しく出力されない不具合があり、これを修正しました。
・出力部:鋼管矢板基礎において、[保耐法計算]−[頂版に作用する鋼管矢板の反力]のレイアウトの変更を行いました。
・出力部:直接基礎で、検討項目が水平地盤(道路橋示方書)で偏心方向が2方向のとき、「設計条件」−「形状および作用力」−「(2)作用力」のX方向の記号‘Hc,Mc’が、‘Hj,Mj’となっていた不具合の対策を行いました。
■ヘルプの追加・変更
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.00.03」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「杭体の断面計算と杭の断面諸定数の取扱い」−「各杭種ごとの応力度計算式」−「PC・PHC杭」の、曲げ応力度−引張側のσc’をσt
に変更しました。
・「操作説明」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「保耐法基本条件」−「■基本条件(直接基礎)」のMd
の説明を変更しました。
・「操作説明」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「底版設計」−「■配筋」に、不要な版としてのせん断照査の説明があったので削除しました。 |
1.00.03
↓
1.00.04 |
'01.04.23 |
■変更内容
・計算部:ケーソン基礎の保有水平耐力法照査において、底面地盤に塑性化が発生するとき、正常に計算が終了しないケースがあり、対策を行いました。
・計算部:鋼管矢板基礎の仮締切り計算において、格点数が上限値(101)を超えた場合、正常に計算が終了しないケースがあり、対策を行いました。
・出力部:ケーソン基礎において、[予備計算]−[基礎底面地盤の許容鉛直支持力度]のqa2にqa値を出力していた不具合の対策を行いました。
・出力部:ケーソン基礎において、[安定計算(保耐法)]−[安定計算結果]−[応答塑性率の照査]の判定結果の出力に誤りがあり、対策を行いました。本バージョンにて再計算を行ってください。これは、“≦”,“>”の記号の出力の誤りで、計算値に影響はありません。
・出力部:杭基礎の保耐法照査において、杭体が降伏に達しないとき、[地震時保有水平耐力法照査]−[計算結果一覧表]の最大曲げモーメントとして杭頭曲げモーメント値を出力するケースがあり、これを対策しました。本バージョンにて再計算を行ってください。
・出力部:地中連続壁基礎において、[部材計算]−[頂版]−[施工時]の曲げに対する応力度照査の許容応力度σca,σsa
に誤りがあり、これを修正しました。
また、[部材計算]−[頂版]−[地震時保有水平耐力]のせん断に対する照査において、出力書式に誤りがあり、修正を行いました。
・出力部:地中連続壁基礎において、隔壁に継手が存在する形状の場合、[設計条件]の形状寸法図の継手位置が正しく出力されないケースがあり、これを対策しました。
・出力部:地中連続壁基礎の頂版において、[部材計算]−[頂版]−[地震時保有水平耐力]の曲げに対する照査結果で、両側とも下側引張となるケースの場合、片側を上側引張として出力してしまう不具合があり、これを対策しました。
・出力部:杭基礎において、鋼管杭・合成鋼管杭のとき、[地震時保有水平耐力法照査]−[設計条件]の杭体ヤング係数”Es”が”Ec”に、また、単位が×10^4
(N/mm2)になっていた不具合の対策を行いました。
・入力部:地中連続壁基礎の形状入力において、継手部の範囲が重なるような形状が入力されたときのチェックがなかったため、形状入力の確定時に継手部範囲のチェックを行うようにしました。
・入力部:地中連続壁基礎の地震時保有水平耐力法基本条件において、[作用力計算]ボタン押下時に頂版重量WF’の設定が行われておらず、これを修正しました。
また、WF’に任意の値を入力した場合のVo算出処理に誤りがあり、対策を行いました。
■ヘルプの追加・変更
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.00.04」
・[概要]−[プログラムの機能概要]−[旧製品のデータファイルについて]−[◆杭基礎の地震時保有水平耐力]において、土の単位重量γt,γsat
の算出式を変更しました。
・Q&Aの[12.段落とし]を、[12.杭体応力度計算]に変更しました。
・Q&AのQ15−6を削除しました。 |
1.00.04
↓
1.00.05 |
'01.04.25 |
■変更内容
・入力部:杭基礎の「計算条件」画面を「確定」終了したとき、杭体のヤング係数が2.00×10^5(N/mm2)
に固定される不具合があり、修正しました。
・計算部:杭基礎の保耐法照査において、死荷重時の水平力,モーメントが大きすぎる場合、計算が正常に終了しないケースがあり、対策を行いました。
・入力部:「基準値」−「杭基礎」−「杭体データ」−「場所打ち杭」で、コンクリートの設計基準強度σck
値の変更に応じて、杭体ヤング係数Ecを自動設定するようにしました。
■ヘルプの追加・変更
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.00.05」 |
1.00.05
↓
1.00.06 |
'01.05.10 |
■変更内容
・旧製品データ(杭基礎の設計計算)の読み込み時に、基礎の設計計算に合わせて方向を変更する/旧製品での方向を維持するを任意に指定可能としました。
・計算部:杭基礎の保耐法照査において、データにより応答変位時が正しく算出されないケースがあり、対策を行いました。
・計算部:杭基礎の保耐法照査において、保耐法基本条件画面で片方向のみ指定された場合でも、両方向の計算チェックを行っていた不具合を修正しました。
・出力部:杭基礎の保耐法詳細出力において、最終時度で応答変位に達しなかったとき、最終震度時の結果が出力されない不具合を修正しました。
・出力部,結果確認:基礎バネの単位荷重の小数以下桁数を、入力に合わせ2桁に変更しました。
・出力部:杭基礎において、PDF出力(アクロバットやDocuworksへの出力)を行った場合、[地震時保有水平耐力法照査]−[安定計算]−[詳細出力]の図形を出力する箇所において、エラーが発生する現象の対策を行いました。
・出力部:杭基礎の保耐法照査において、[地震時保有水平耐力法照査]−[設計条件]−[7.作用力]の「底版および上載土重量(浮力を含む)」に上載土重量が考慮されていない不具合の対策を行いました。
・入力部:「杭配置」−「地層」画面の基礎天端標高の入力範囲を-999.000m〜999.000mに変更しました。
■ヘルプの追加・変更
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.00.06」
・[計算理論及び照査の方法]−[ケーソン基礎]−[部材計算:頂版]−[(2)完成後]−[(5)応力度照査]のディープビームとしての照査を行う条件を、「L<h/2」→「L/2<h」に修正しました。また、地中連続壁基礎についても、同様の箇所を修正しました。
・[操作方法]−[メニューの操作]−[入力]−[杭基礎]−[地震時保有水平耐力]−[基本条件]の全鉛直力Voの算出式に誤りがあり、これを修正しました。
また、直接基礎についても、同様の修正を行いました。 |
1.00.06
↓
1.00.07 |
'01.05.24 |
■変更内容
・入力部:杭基礎において、「作用力の入力方法」が自動計算で「柱本数」が1本の場合、柱位置を変更しても、保耐法基本条件画面の脚柱中心位置Cey,Cexに連動されない不具合があり、これを対策しました。
・入力部:鋼管矢板基礎の「基準値」画面に、継手間隔の許容誤差の入力を追加しました。
・入力部:各基礎の保耐法基本条件において、死荷重時の作用力Hd,Mdの入力範囲を変更しました。
・入力部:地中連続壁基礎の「側壁,隔壁配筋データ」画面において、側壁鉛直方向の標準ピッチを削除しました。
・入力部:杭基礎の[地震時保有水平耐力]−[底版前面水平抵抗]画面において、ガイド図のkHE1,kHE2が逆になっている不具合があり、これを修正しました。
・計算部:杭基礎において、地盤データが11層以上の場合、保耐法安定計算に失敗するケースがあり、対策を行いました。
・計算部:杭基礎の底版保耐法のせん断照査において、柱前面からh/2位置(h=フーチング厚)に最外縁の杭が配置されている場合、せん断スパンaが0.0になる不具合の対策を行いました。
・出力部:ケーソン基礎において、[部材計算]−[側壁水平方向]−[地震時保有水平耐力法]−[断面力図]に断面力が描画されないケースがあり、これを対策しました。
・ケーソン基礎,鋼管矢板基礎,地中連続壁基礎において、最大許容変位量を、常時,地震時および各方向ごとに、許容変位量を入力する仕様に変更しました。これにともない、基本条件画面で行っていた入力を、それぞれ形状入力画面に移動しました。
■ヘルプの追加・変更
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.00.07」 |
1.00.07
↓
1.00.08 |
'01.06.08 |
■変更内容
・入力部:杭基礎の保耐法基本条件において、死荷重時の作用力Hd,Md の入力範囲を拡張しました。
・入力部:ケーソン基礎の頂版配筋データの連結部において、総鉄筋量/支持面積が0.2%以下の場合でも、入力,確定ができるようにしました。
・入力部:保耐法基本条件において、鉛直力算出用水位が標高入力であることを画面上に明記しました。
・出力部:杭基礎の保耐法照査結果で、[地震時保有水平耐力法照査]−[安定計算]−[詳細出力]の杭・地盤データが正しく描画されないケースの対策を行いました。
・出力部:杭基礎保耐法計算結果一覧表出力において、回転角(αFo)が制限値(αFoa)を超えている場合でも、”αFo≦αFoa OK”と出力される不具合を修正しました。
■ヘルプの追加・変更
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.00.08」 |
1.00.08
↓
1.00.09 |
'01.06.26 |
■変更内容
・計算部:杭基礎の保耐法において、慣性力の向きが負方向でMd≠0.0の場合、Mdの向きが正しく反映されていなかった不具合の対策を行いました。
・計算部:杭基礎保耐法のせん断照査において、杭基礎のせん断力に底版前面が負担する分を差し引いた値を出力するように修正しました。
・計算部:ケーソン基礎の保耐法安定計算および基礎バネの計算において、部材の曲げ剛性を全部材同一とするか(側壁部を使用)、各部位(頂版,側壁,底版部)ごとに分けて計算するかの指定を可能にしました。基本条件画面で指定してください。
・出力部:杭基礎の[地震時保有水平耐力法照査]−[予備計算]−[地盤反力度の上限値]の「γ・h+q」に、「Σ(γi・hi)+q」ではなく「γi・hi+q」を出力していた不具合の対策を行いました。
・ケーソン基礎において、施工工法がオープンケーソンの場合、部材計算:隔壁の計算,出力を行わないように修正しました。
■ヘルプの追加・変更
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.00.09」
・[操作方法]−[メニューの操作]−[入力]−[杭基礎]−[作用力]の作用力記号を[Hy,Mx,Hx,My]と記載していたものを、入力画面に合わせて[Hx,My,Hy,Mx]の順に修正しました。 |
1.00.09
↓
1.00.10 |
'01.07.23 |
■変更内容
・入力部:杭基礎の杭配置画面において、[斜角]の単位の表示を“°”から“度”に変更しました。
・入力部:杭基礎の鋼管杭,合成鋼管杭において、[地震時保有水平耐力]−[杭本体]画面の杭種別データの降伏応力度を、全区間共通の入力から、区間ごとに入力する仕様としました。
・入力部:ケーソン基礎において、ディスプレイ解像度が800×600ピクセルの場合、計算内容の設定画面がスクリーンからはみ出してしまう不具合の対策を行いました。
・計算部:ケーソン基礎のオープンケーソンに対する照査において、部材計算:側壁水平方向−許容応力度法−施工時の照査に本来不必要な水替え時を考慮していたので、応力度照査における最大応力度の抽出にこれを考慮しないようにしました。
・計算部:鋼管矢板基礎の保耐法照査の頂版において、せん断耐力照査時、柱前面からh/2(h=頂版厚)位置が頂版端とほぼ重なるような配置の場合、まれに0割エラーが発生する不具合の対策を行いました。
・出力部:地中連続壁基礎の[安定計算(保耐法)]−[M−φ]において、継手部があり、かつ側壁鉛直方向に2段配筋されている場合でも、1段分しか出力されないケースがあり、これを修正しました。
・結果確認:鋼管矢板基礎の保耐法計算(部材)画面において、上側引張の作用曲げモーメント集計値Maの符号が“マイナス”となる場合のみ、降伏モーメントMy
との判定処理を行うようにしました。また、上側引張の降伏モーメントMyの符号を“マイナス”で出力するようにしました。
・設計調表:杭基礎の「基礎工詳細設計調書(その2/その3)」において、杭頭条件が「剛結・ヒンジ」の時、杭作用モーメントの地中部Mmに剛結時を固定的に出力していた不具合の対策を行いました。
■ヘルプの追加・変更
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.00.10」
・[操作方法]−[メニューの操作]−[入力]−[杭基礎]−[杭頭結合計算]−[■底版許容値]に、記号説明を追加しました。
・[Q&A]−[杭基礎]−[15.杭頭結合照査]−[A15−10]の画面の説明に誤りがあり、これを修正しました。 |
1.00.10
↓
1.00.11 |
'01.08.27 |
■変更内容
・入力部:地層画面の[土質一覧]−[土質データ@]で、γt,γsat の小数点以下桁数を1桁から2桁に拡張しました。
・入力部:杭基礎の「杭配置」画面で、底版寸法を変更しても自動配置を行わずに確定終了した場合、入力された底版寸法が破棄されてしまう不具合の対策を行いました。(最小杭間隔および縁端距離も同様)。
・入力部:杭基礎の[地震時保有水平耐力]−[杭本体]画面において、打込み鋼管杭で支持地盤が軟岩・土丹の場合、地盤から決まる極限押込み力の算出に、道示W
参考資料9(P.565)が考慮されていない不具合の対策を行いました。
・入力部:杭基礎の「杭配置」画面において、「寸法」ページの「杭座標」ボタンにより1本ごとに杭座標を入力した場合、X方向の杭座標の取扱いに誤りがあり「移動」ページでエラーが表示される不具合を対策しました。
・入力部:杭基礎の鋼管杭/合成鋼管杭において、許容応力度の割増処理を行う際、割増係数=1.000のσtaが185(N/mm2)のとき、割増係数=1.500のσtaを280(N/mm2)とするように修正を行いました。また、σcaも同様の修正を行いました。
・計算部:ケーソン基礎,地中連続壁基礎において、部材計算:頂版の施工時の設計スパン長を任意に入力する機能を追加しました。形状画面の「その他」のページで入力してください。
・計算部:杭基礎の保有水平耐力法照査において、「コレスキーの計算失敗」というエラーが発生する現象があり、これを対策しました。
・計算部:杭基礎の保有水平耐力法照査において、計算分割数が小さい場合、0割エラーが発生する現象の対策を行いました。(「分割数を大きくしてください」というメッセージに変更する)
・出力部:杭基礎の底版保耐法照査において、斜引張鉄筋の負担するせん断耐力の算出に使用する、せん断スパンの出力項目を追加しました。
・出力部:液状化の出力オプションの検討位置名称を、全データファイル共通に設定する現在の仕様から、各データファイルごとに設定する仕様に変更しました。
・出力部:地中連続壁基礎の[部材計算]−[側壁鉛直方向]−[2.応力度照査]の配筋において、主鉄筋が1段の時、2段目の覧に存在しない鉄筋データを出力していた不具合の対策を行いました。
■ヘルプの追加・変更
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.00.11」
・[操作方法]−[メニューの操作]−[入力]−[ケーソン基礎]−[形状]に、頂版の施工時の設計スパン長の説明を追加しました。同様に、地中連続壁基礎についても追加しました。 |
1.00.11
↓
1.01.00 |
'01.10.18 |
■ 追加機能および修正(変更)内容
・杭基礎において、増し杭工法による補強設計に対応しました。
・杭基礎において、地層傾斜なし,杭径・杭長変化なし,斜杭なしの条件下のとき、断面計算データ入力なしで杭体応力度計算を行うようにしました。
・「杭基礎の設計」のデータファイルの読込みに対応しました。
・入力部:杭基礎の杭配置画面において、杭長の最小値を現在の2.00(m)から0.10(m)に変更しました。
・入力部:鋼管矢板の形状で、底盤コンクリート厚を0.001(m)と入力して仮締め切りの計算を行うと、断面力などが正しく算出されない現象の対策のため、底盤コンクリート厚の入力範囲を0.02(m)〜20.00(m)に変更しました。
・計算部:鋼管矢板基礎において、[部材]−[頂版]画面の[応力度計算]ページの配筋データを変更しても「保耐法計算(部材)」の計算結果に反映されない不具合があり、対策を行いました。
・計算部:ケーソン基礎の応答塑性率の照査時、終局に達する前に計算回数の上限(100回)を超えた場合、応答塑性率の照査結果に誤りがあり、これを対策しました。
・計算部:ケーソン基礎において、基礎天端と水位が同じ地層内にある場合、地盤反力度の上限値の算出に用いる上載荷重qの算出に不具合があり、これを対策しました。本バージョンにて再計算を行ってください。
・計算部:直接基礎の支持力計算において、基礎中心からの偏心量eの算出結果を小数点3桁で丸め処理を行っていたため、偏心量eと許容偏心量eaが同値の場合でもOUTと判定されていた不具合の対策を行いました。
・出力部:ケーソン基礎の応答塑性率の照査結果で、基礎天端の応答回転角θFoの単位を、(mrad)ではなく(mm)と出力していた不具合の対策を行いました。
・出力部:ケーソン基礎,地中連続壁基礎の保耐法安定計算結果の「基礎底面地盤の許容せん断抵抗力Hu」が、安全率により補正した結果を出力していた不具合の対策を行いました。(出力だけの問題で計算結果に影響はありません)
・出力部:ケーソン基礎,地中連続壁基礎の[部材計算]−[頂版]−[地震時保有水平耐力法]のせん断に対する照査において、せん断力の単位を誤ってkN・mとしていた不具合の対策を行いました。
■ ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.00」
・[操作方法]−[メニューの操作]−[入力]−[ケーソン基礎]−[計算・結果確認]−[部材計算]−[頂版]−[■許容応力度法]の完成後−曲げ照査の説明で、ディープビームを考慮する条件を、「スパン長が頂版厚の1/2よりも小さいとき」から「スパン長の1/2が頂版厚よりも小さいとき」に変更しました。また、地中連続壁基礎も同様の修正を行いました。
・[操作方法]−[メニューの操作]−[入力]−[ケーソン基礎]−[鉄筋]−[頂版]の頂版支持部,側壁連結筋のガイド図を追加しました。
・[操作方法]−[メニューの操作]−[入力]−[ケーソン基礎]−[保耐法基本条件]−[■M−φ]の説明を分かりやすく改善しました。 |
1.01.00
↓
1.01.01 |
'01.11.06 |
■ 追加機能および修正(変更)内容
・Ver.1.01.00において杭基礎の断面計算の仕様を変更したにも係わらず、以前のデータファイル読込み時に断面計算(杭体応力度計算)の結果を初期化していなかったので、初期化するようにしました。
・入力部:杭基礎の杭本体画面において、底版下面が現地盤面より上または第1地層内に存在するとき、「地盤から決まる極限押込み力/引抜き力」の算出に誤りがあり、これを対策しました。
・入力部:杭基礎の断面計算画面に「荷重方向」を追加し、杭体応力度計算時の方向を指定可能にしました。
・入力部:杭基礎において、2.5次元,地層傾斜=なし,杭径変化=なし,斜杭=ありの条件のとき、断面計算画面を開くことができない不具合の修正を行いました。
・計算部:鋼管矢板基礎の保耐法照査において、設計地盤面が内部土短辺長範囲内に入っている場合、保耐法予備計算実行時に範囲内にならないようにチェックを行うようにしました。
・計算部:杭基礎の保耐法基本条件画面の計算条件を「液状化/流動力を考慮しない」に設定した場合、底版前面水平抵抗に低減係数DEを考慮して計算していた不具合を修正しました。
・設計調書:合成鋼管杭設計時において、「杭基礎比較表(nデータ)」「杭基礎保耐法(nデータ)」の杭種表記および断面構成データが、場所打ち杭設計時の内容となっている不具合を修正しました。
■ ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.01」
・「Q&A」→「杭基礎」→「Q18−1」 |
1.01.01
↓
1.01.02 |
'01.11.19 |
■ 追加機能および修正(変更)内容
・杭基礎,ケーソン基礎,鋼管矢板基礎,地中連続壁基礎において、保耐法照査で「液状化を考慮する」としたとき、低減係数DE’=0で層厚<3.0(m)の中間層がある場合、設計地盤面の設定が道示V図−解3.7.3に完全には対応していなかったため、「形状」−「地層」−「低減係数」よりSWを設け対応できるようにしました。
・計算部:ケーソン基礎の作業室天井スラブにおいて、施工時,完成後のせん断照査に以下の不具合があり、対策を行いました。
1.作用せん断力が負の場合、せん断応力度τmが負の値になる。
2.作用せん断力が負の場合、斜引張鉄筋の負担するせん断力Sh'および斜引張鉄筋の必要鉄筋量が正しく算出されない。
・計算部:ケーソン基礎の部材計算において、地震の影響を考慮する場合の許容せん断応力度τa1には、荷重の組み合わせによる割増係数1.5を乗じた値ではなくτcを用いるように修正しました。
・計算部:地中連続壁基礎の安定計算(震度法)において、許容値の底面せん断抵抗力Haの算出に誤りがあり、これを対策しました。
・計算部:直接基礎の底版保耐法照査のせん断照査位置について、現在のB/20の位置だけでなく柱前面からh/2位置に対しての照査も行えるように、選択スイッチを追加しました。(保耐法基本条件画面に設けました)
・計算部:Ver.1.01.00,1.01.01において、直接基礎の底版保耐法照査のはりとしてのせん断照査で、入力されたスターラップデータが計算に用いられず、斜引張鉄筋の負担するせん断耐力Ssが正しく算出されていなかった不具合の対策を行いました。
・出力部:ケーソン基礎の側壁水平方向の保耐法照査において、橋軸直角方向のみ照査する場合、保耐法の荷重の地盤面,上載荷重,水位が0.00と出力される不具合があり、対策を行いました。
・出力部:地中連続壁基礎の[予備計算]−[基礎底面地盤の許容鉛直支持力度]において、許容鉛直支持力度qaの地震時の式に常時と同じ値を出力している不具合の対策を行いました。
・出力部:直接基礎の底版保耐法照査において、脚柱幅が橋軸方向/橋軸直角方向で逆に出力している不具合の対策を行いました。
・出力部:杭基礎の基礎バネにおいて、座標系を表すガイド図を出力するようにしました。
・Ver.1.01.00,1.01.01において、液状化の結果確認画面で検討位置が複数ある場合、1番目の検討位置しか結果を表示することができない不具合の対策を行いました。
■ ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.02」
・[Q&A]−[杭基礎]−[18−1]の「FRAMEに杭基礎のバネを入力すると」の符号の向きを修正しました。
・[操作方法]−[メニューの操作]−[入力]−[地層]に耐震設計上の地盤面の説明を追加しました。
・[操作方法]−[メニューの操作]−[入力]−[直接基礎]−[保耐法基本条件]に、「底版照査におけるせん断照査位置」の説明を追加しました。 |
1.01.02
↓
1.01.03 |
'01.12.13 |
■ 追加機能および修正(変更)内容
・出力部:杭基礎の[予備計算]−[作用力の計算]−[柱下端作用力]において、2.5次元で単柱のとき、“H”,“M”,“H・z”の出力がY/X方向で逆に出力される不具合があったので、対策を行いました。
また、Y方向の項目名“V・y”が“V・x”になっていたため修正しました。
・出力部:鋼管矢板の[本体計算]−[地盤定数]−[(5)井筒底面のバネ定数]の回転バネKr(使用値)の出力が、橋軸方向地震時欄に橋軸直角方向常時の値を、橋軸直角方向常時欄に橋軸方向地震時の値をそれぞれ誤って出力している不具合があり、対策を行いました。
・出力部:杭基礎の保耐法における杭頭の降伏判定に用いる降伏曲げモーメントMyは、杭体第1断面のMyと杭頭仮想鉄筋コンクリート断面のMyの小さい方の値であるが、どちらを用いて計算しているかが分かりづらいので、[地震時保有水平耐力法照査]−[設計条件]−[杭本体]に杭頭仮想鉄筋コンクリート断面のMyの出力を追加しました。
■ ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.03」 |
1.01.03
↓
1.01.04 |
'01.12.27 |
■ 追加機能および修正(変更)内容
・入力部:液状化の「検討位置」画面において、土の単位重量γt1の入力範囲を3.000〜25.000に変更しました。
・計算部:ケーソン基礎の基礎バネ計算に以下の不具合があり、対策を行いました。
1.基礎バネ計算に必要なデータの一部を安定計算時に算出していたため、安定計算未計算時では基礎バネ計算ができない。
2.まれに「単位水平力または単位モーメントが小さすぎる為、計算が正しく行われませんでした。」と表示され、計算が行われないケースがあった。
・計算部:地中連続壁基礎の安定計算において、側面鉛直方向せん断の弾塑性判定に誤りがあり、鉛直方向せん断地盤反力度の上限値が0のデータの場合、計算を中断してしまうケースがあり、これを対策しました。
・出力部:ケーソン基礎の部材計算(二次応力)の出力において、応力度照査結果の使用鉄筋量に、部材幅あたりではなく1.0(m)あたりの値を出力していた不具合の対策を行いました。
・出力部:鋼管矢板基礎において、Y方向のみ計算を行った場合、[保耐法計算]−[変位・断面力図]の出力時にエラーが発生する不具合の対策を行いました。
■ ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.04」
・[計算理論及び照査の方法]−[鋼管矢板基礎]−[地震時保有水平耐力法]の「最終震度以前に上記(1)の状態になった場合」を「最終震度以前に上記(1)〜(3)のいずれかの状態になった場合」に修正しました。
・「計算理論及び照査の方法」−「ケーソン基礎」−「安定計算:常時,暴風時,地震時(震度法)」の「(1)格点」の説明から「設計地盤面あるいは」を削除しました。 |
1.01.04
↓
1.01.05 |
02.01.17 |
■ 追加機能および修正(変更)内容
・入力部:杭基礎の「杭本体」画面に以下の機能を追加しました。
1.「その他」−「杭頭仮想鉄筋コンクリート断面の降伏モーメントMy」の下に、杭体第1断面のMyを表示するようにしました。
2.鋼管杭,合成鋼管杭のとき、「データ連動」ボタン押下時に降伏応力度を連動するようにしました。
・ケーソン基礎時に、基準値の荷重ケースデータのうち11〜30ケースがファイル保存されていなかったため、ファイル保存・読込み後に初期値に戻ってしまう不具合があり、これを対策しました。
・計算部:鋼管矢板基礎において、「仮締切り」−「支保工A」画面の支保工検討に必要なデータが入力されていないとき、計算実行前に警告を表示するようにしました。
■ ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.05」 |
1.01.05
↓
1.01.06 |
02.02.12 |
■ 追加機能および修正(変更)内容
・入力部:杭基礎の[地盤データ]−[受働土圧強度]画面の計算ボタン押下時、一度入力した着目点ピッチが規定値(0.20m)で上書きされないようにしました。
・入力部:ケーソン基礎の[予備計算]−[地盤反力度の上限値]画面で、まれに標高が赤色表示されるケースがあったため修正しました。
・計算部:杭基礎の保耐法照査において、底版前面水平抵抗が2層考慮されているとき、1層目および2層目の底版下面からの位置を逆に用いて計算していた不具合の対策を行いました。
・杭基礎の旧データ読込みにおいて、『旧データの方向を維持する』とした場合の読込み処理に誤りがあり、正しく読込まれない不具合の対策を行いました。
『地層傾斜=Y方向』の場合・・・地層傾斜の向きが逆になってしまう。
『地層傾斜=X方向』の場合・・・地層折れ点位置が正しくない。
■ ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.06」
・[Q&A]→[杭基礎]→[1.適用範囲、準拠基準等]→[Q1−13]に、X方向を橋軸方向,Y方向を橋軸直角方向としたい場合の対処法を追加しました。
・[Q&A]→[杭基礎]→[地震時保有水平耐力]→[Q23−27]に、底版保耐法照査のせん断耐力Ssの算出に用いるせん断スパンの取扱いについての説明を追加しました。 |
1.01.06
↓
1.01.07 |
02.02.21 |
■ 追加機能および修正(変更)内容
・入力部:杭基礎の[杭配置]−[寸法]画面において、底版寸法Lx,Lyの小数3位が奇数のときに自動配置を行った場合、杭頭座標のプラス側とマイナス側とで1mmの誤差が生じるケースがあったため、対策を行いました。
・入力部:杭基礎の場所打ち杭の場合の[杭本体]−[杭種別データ]画面で、鉄筋段数と実際の鉄筋径,本数が一致していない状態でもM−φ計算が可能であり、誤入力の原因となっていたため、『鉄筋段数』に応じた段数分しか配筋データを入力できないようにしました。
・結果確認:液状化の[計算・結果確認]−[液状化の判定]画面に、『液状化に対する抵抗率FL』の算出に用いる値を表示するようにしました。
・結果確認:直接基礎の「支持力計算」画面において、支持力係数Nc,Nq,Nγを変更しても計算結果に反映されない不具合を修正しました。
・Ver.1.01.06において、杭基礎の[安定計算]−[断面力図]画面を開くと、プログラムが強制的に終了してしまう不具合の対策を行いました。
■ ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.07」
・[操作方法]−[メニューの操作]−[入力]−[杭基礎]−[地震時保有水平耐力]−[地盤データ]に、杭配置が整形配置でない場合の『杭間隔÷杭径』の説明を記載しました。 |
1.01.07
↓
1.01.08 |
02.03.06 |
■ 追加機能および修正(変更)内容
・Ver.1.01.06〜Ver.1.01.07で新規にデータを作成したとき、杭基礎の「杭頭結合計算」画面の確定終了時に存在しないデータ「σcaの基準値(常時の値)」がデータチェックにかかり、杭頭補強鉄筋計算を行うことができない不具合の対策を行いました。
・Ver.1.01.07の杭基礎の「杭本体」画面において、場所打ち杭以外のとき、『区間長』,『杭種別データ』,『M−φ』を入力することができない不具合の対策を行いました。
・ケーソン基礎の部材計算に用いる基準値画面の[コンクリートの許容応力度]−[無筋許容引張応力度]の初期値に誤りがあったため、修正しました。
・ケーソン基礎,地中連続壁基礎の基礎バネの結果確認画面において、『θoH』と『δoM』を逆に表示していた不具合の対策を行いました。
■ ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.08」 |
1.01.08
↓
1.01.09 |
02.04.12 |
■ 追加機能および修正(変更)内容
・杭基礎の[地震時保耐法照査]−[計算結果一覧表]−[底版照査]の出力において、版としての照査結果の作用せん断力に、前面,側面の合計値ではなく前面側の作用せん断力を出力していた不具合の対策を行いました。
・杭基礎の「底版前面水平抵抗」画面で、前面水平抵抗を2層考慮する場合にガイド図だけでは1層目,2層目が分かりづらいため、表の表記を『上層』『下層』に変更しました。
・杭基礎,直接基礎のフーチングの保耐法照査において、上載土の浮力による断面力の算出に誤りがあったため、対策を行いました。
・鋼管矢板基礎の頂版必要厚さの計算において、矢板長/鋼管径<10の場合計算できないため、結果の出力を行わないようにしました。
・ケーソン基礎の[形状]−[部材寸法]−[その他]画面で、『中詰め材の単位重量γ』の入力下限値を0.00にしました。
・杭先端のせん断力が最大となる場合、Smax点としてセットされないケースがあり、これを対策しました。
・ケーソン基礎,地中連続壁基礎の保有水平耐力法照査において、設計地盤面が基礎天端以深にあり設計水平震度khGが入力されている場合、水平震度khcまで照査すべきところを、水平震度khpまでしか照査していなかった不具合の対策を行いました。
・杭基礎の[地震時保耐法照査]−[設計条件]の『地域別補正係数』の出力を、地層画面で『液状化の判定を行う』がチェックされている場合のみ出力するようにしました。
・RC杭,PHC杭,SC杭で基準値で任意に変更できる杭体データ(杭径など)が選択されているとき、計算後にその杭体データを変更しても計算に反映されない不具合の対策を行いました。
■ヘルプの追加
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.09」 |
1.01.09
↓
1.01.10 |
02.06.11 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・杭基礎の「杭配置」画面で、地層傾斜ありまたは杭径・杭長変化ありの条件のとき、「杭座標」画面で杭座標を直接指定した場合、左上の杭しか画面に描画されない現象があり、これを対策しました。
【計算部】
・PHC杭の杭体応力度の計算において、常時扱い(荷重ケースの「地盤バネ」が常時)であっても、許容応力度の割増係数≧1.50であれば許容曲げ引張応力度σtaに地震時の値を用いていた不具合の対策を行いました。
・ケーソン基礎の部材計算−側壁水平方向において、設計地盤面が側壁上端以深となるデータの場合、最大水平地盤反力度の発生位置から荷重分配を考えるための有効幅(s)の1/2だけ上方の位置が設計地盤面より上になり、正しい最大水平地盤反力度の発生位置を取得できないケースがあったため、対策を行いました。
・ケーソン基礎の側壁水平方向の計算において、小判形の場合のみ、最大・最小モーメント発生位置が照査されない不具合の対策を行いました。
【出力部】
・ケーソン基礎の[部材計算]−[吊桁]の吊筋において、必要鉄筋量の照査に用いる使用鉄筋量に片側あたりの鉄筋量を用いていた不具合の対策を行いました。
・直接基礎に以下の不具合があり、対策を行いました。
1.[作用力]−[モーメント]の『根入れ部分と底面に作用するモーメントの分担比βM』の算出式に誤りがあった。
正:(kH/kv)・(Df/B)^3
誤:(kH/(kv+1))・(Df/B)^3
2.検討項目=水平地盤(道路公団)としてフーチング前面抵抗を考慮したデータを作成した後に、検討項目=水平地盤(道路橋示方書)に変更したとき、「計算書作成」において「作用力」の項目が出力可能になっていた。
■ヘルプの追加
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.10」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「安定計算」の杭体モーメント図で、杭頭反力,モーメント曲線の正の向きが逆になっていたので、修正しました。 |
1.01.10
↓
1.01.11 |
02.08.07 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・液状化の判定の「設計条件」画面において、「層ごとの土質定数の低減係数を算出する」とした場合、層間に水位があるケースではあらかじめ水位で地層を分割する必要があるとの説明を画面に記載するようにしました。
【計算部】
・杭基礎の底版保耐法照査において、斜引張鉄筋によるせん断耐力算出に用いるせん断スパンの取り方を、照査位置から柱前面までの距離(道示W6.5.4(3)3)の図-6.5.3)とするか、柱前面から最外縁杭位置(平成8年道路橋示方書・同解説に関する質問・回答集(2))とするかのスイッチを設け、任意に指定可能にしました。「地震時保有水平耐力法基本条件」画面で指定してください。
・ケーソン基礎,地中連続壁基礎の保耐法照査において、応答塑性率の照査を行う場合、終局の状態を求めることが出来なかった場合(終局に達する前に最終震度に達した場合など)、計算可能な最大震度時を終局時とした旨のメッセージを表示するようにしました。
・鋼管矢板基礎の保耐法照査において、初期変位が負の場合を想定していなかったため、死荷重時の頂版下面におけるモーメントMdに負の値が指定された場合、上部構造慣性力作用位置での水平変位が正しく算出されていなかった不具合の対策を行いました。
・直接基礎の支持力計算において、斜面傾斜角の算出結果が60度を超えた場合、β’を調整し再計算を行っても、『鉛直支持力の照査において、斜面を考慮した支持力係数Nγが表より読み取れませんでした』とメッセージが表示されていた不具合の対策を行いました。
【出力部】
・杭基礎の「予備計算」−「地盤反力度の上限値」−「2.水平地盤反力度の上限値」の一覧表出力において、最下層の下端の値が着目点ピッチ1つ分減じた層厚で算出された値となっていた不具合の対策を行いました。
・直接基礎の「底版の地震時保有水平耐力法照査」−「曲げに対する照査/せん断に対する照査」の出力に、照査結果が全て0と表示されてしまう不具合があったため、これを対策しました。
・ケーソン基礎,地中連続壁基礎の出力に以下の不具合があり、これを対策しました
・[安定計算(保耐法)]−[安定計算結果一覧表]−[水平震度〜変位曲線図]において、基礎本体に水平震度khGによる慣性力を考慮するケースのとき、水平震度〜変位曲線が水平震度khpを超えて増加してしまう不具合の対策を行いました。
・[安定計算]−[変位、断面力図]−[前面地盤反力度分布図]において、設計地盤面が基礎天端より下がった場合、地層変化点の位置が正しく描画されない不具合の対策を行いました。
・[予備計算]−[地盤反力度の上限値]−[3.前面地盤の水平方向地盤反力度の上限値]−[地震時保有水平耐力法照査によるpLH]の「液状化考慮」に、液状化を考慮しない設計地盤面が用いられるケースがあっため、対策を行いました。また、水平地盤反力度の割増し係数αpを「液状化無視」「液状化考慮」で別々に出力するようにしました。
■ヘルプの追加
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.11」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「杭基礎」→「地震時保有水平耐力」→「基本条件」に、底版照査の斜引張鉄筋算出に用いるせん断スパンの取り方の説明を追加。
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「杭基礎」→「地震時保有水平耐力」→「基本条件」に、増し杭工法時の作用力の入力の説明を詳しくしました。
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「液状化の判定」→「設計条件」に、層ごとの低減係数を算定する場合、地下水位での層分けは行っていないとの説明を追加。
・「計算理論及び照査の方法」→「液状化の判定」→「土質定数の低減係数」→「層ごと」に、地下水位での層分けは行っていないとの説明を追加。
・「Q&A」→「杭基礎」→「23.地震保有水平耐力」→「Q23-27」に、道示Wによるせん断スパンの取扱いの説明を追加。
・「Q&A」→「鋼管矢板基礎」→「11.保耐法照査」→「Q11-3」を削除しました。 |
1.01.11
↓
1.01.12 |
02.10.03 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・杭基礎の「地層」画面で「地層傾斜」を考慮した入力を行って確定終了した場合、「計算条件」画面を一度も入力せずに再び「地層」画面に入ると、「地層傾斜」が考慮されない状態になってしまう不具合の対策を行いました。
【出力部】
・杭基礎の「設計条件」−「作用力」の図の出力において、『→+X』,『→+Y』を逆に描画していた不具合の対策を行いました。
・直接基礎の「底版の地震時保有水平耐力法照査」−「設計条件」の出力において、水の単位重量γwが常に9.81
(kN/m3)と出力されていた不具合の対策を行いました。
・直接基礎の「底版の地震時保有水平耐力法照査」−「曲げに対する照査」に、底版および上載土砂に作用する浮力による曲げモーメントの出力を追加しました。
■ヘルプの追加
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.12」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「杭体の断面計算と杭の断面諸定数の取扱い」に利用可能範囲についての説明文を追記。
・「計算理論及び照査の方法」−「地中連続壁基礎」−「安定計算:常時,暴風時,レベル1地震時」−「3-2)塑性化した場合の低減バネ値」の側面鉛直方向せん断地盤反力度によるモーメントの算出式の乱れを修正しました。 |
1.01.12
↓
1.01.13 |
'02.11.05 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・「地層」−「低減係数」画面のガイド文を、「※H1<3(m)の時、保耐法液状化考慮時の設計地盤面を入力してください」から「※H1<3(m)の時、保耐法地震時液状化考慮時の設計地盤面の取扱いを指定してください」に改めました。
・「群杭による補正係数ηk」の小数以下入力桁数を拡張し、地盤反力係数kHの算出誤差を小さくするようにしました。
【計算部】
・ケーソン基礎の保耐法照査において、応答塑性率の照査を行う場合、設計水平震度の範囲内で終局状態が求められないときにどのように処理するかの選択を設けました。
【出力部】
・設計条件の側面図出力において、地層傾斜ありで偏心量euが入力されているとき、地層原点が左右逆になっていたため、これを修正しました。
・「地震時保有水平耐力法照査」−「設計条件」−「作用力」の出力において、表中にない不要な説明文(khe,Pu,W)を出力しないように改善しました。
■ヘルプの追加
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.13」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「保耐法基本条件」に、『設計水平震度の範囲内で終局状態が算出できない場合』の説明を追加しました。
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「補強設計(増し杭工法)」の『(杭基礎)補強鉄筋(増し杭工法)』を『(杭基礎)補強設計(増し杭工法)』に修正しました。
・「計算理論及び照査の方法」−「ケーソン基礎」−「安定計算:地震時保有水平耐力法」−「(5)応答塑性率の照査」の『終局点の設定』の説明を修正しました。
・「Q&A」−「杭基礎」−「23.地震時保有水平耐力法」−「Q23-28」を追加しました。
・「Q&A」−「杭基礎」−「23.地震時保有水平耐力法」−「A23-12」の内容を改めました。 |
1.01.13
↓
1.01.14 |
'02.12.12 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・杭基礎の「杭頭結合計算」−「杭頭カットオフ」画面で、『中詰め部補強鉄筋』の鉄筋径0を選択できないようにしました。
【計算部】
・杭基礎の常時,地震時において、2.5次元で両方向のk値に相違がある場合、杭体の曲げモーメント分布が乱れる不具合があり、これを対策しました。なお、安定計算結果には影響ありません。
・杭基礎の常時,地震時の安定計算において、杭先端条件が固定で伝達マトリクスの要素が極めて大きな値となるとき、杭体状態量を杭先端まで算出できないケースがあったため、対策を行いました。
・杭基礎の底版保耐法照査の版としてのせん断照査において、橋軸方向に柱が偏心するとき、作用せん断力が正しく算出されない不具合があり、これを対策しました。
・杭基礎の底版保耐法照査において、底版配筋がコンクリート表面より近い順に配置されているものと想定して算出していた不具合の対策を行いました。
・Ver.1.01.12〜1.01.13の鋼管矢板基礎の仮締切り計算において、仮締切り時の鋼管矢板の応力を求めるときの曲げモーメントの低減を、底盤コンクリートの範囲内ではなく、全ての格点に対して行っていた不具合の対策を行いました。
・鋼管矢板基礎で保耐法計算を行っても、「保耐法計算(部材)」が未計算状態にならないため、保耐法計算結果が部材計算に反映されない不具合の対策を行いました。
【出力部】
・杭基礎の設計条件の杭配置図・側面図出力において、Y方向地層傾斜のときY方向の杭間隔が不等の場合、正しく出力されない不具合の対策を行いました。
・杭基礎の「地震時保有水平耐力法照査」−「設計条件」−「8.作用力」に『脚柱に作用する浮力Up』の出力を追加しました。
・杭基礎の「地震時保有水平耐力法照査」−「底版照査」−「設計条件」のスターラップの出力で、『幅1(m)当たりの鉄筋本数』の小数点以下桁数を2桁まで出力するようにしました。
■ヘルプの追加
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.1.01.14」
・「Q&A」−「杭基礎」−「1.適用範囲、準拠基準等」−「Q1-5」の内容を改善しました。 |
1.01.14
↓
1.01.15 |
'03.02.18 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・杭基礎の「作用力」画面の作用力自動計算において、データにゴミが付いているケースの場合、「底版上面寸法が底版寸法からはみ出しています」というメッセージが出る不具合対策を行いました。
・杭基礎の「柱状図」−「N値」画面で、設計地盤面の取扱いに誤りがあったため、深度が正しく出力されない不具合の対策を行いました。
・鋼管矢板基礎の「保耐法基本条件」−「基礎固有(鋼管矢板基礎)」の「作用力計算」ボタンから算出されるhFにおいて、設計地盤面が敷砂以深にあるとき正しく算出されないケースがあり、これを対策しました。
・「保耐法基本条件」画面の設計水平震度khpの入力上限値を10.00から20.00へ変更しました。
・「地層」−「土質一覧」−「土質一覧B」画面において、「底面地盤の土質データ」の『粘着力c』の入力上限値を1000.0(kN/m2)から9900.0(kN/m2)へ変更しました。
【計算部】
・杭基礎の基礎バネ計算において、斜杭のK1〜K4が正しく算出されていない不具合の対策を行いました。
・直接基礎の底版保耐法照査のはりとしてのせん断照査において、押込側ではなく引抜側の照査を行ってしまうケースがあったため、これを対策しました。
・鋼管矢板基礎の頂版の保耐法せん断照査において、側面の照査断面位置が正しく考慮されていないケースがあり、これを対策しました。
・地中連続壁基礎の側壁鉛直方向の部材計算において、継手により計算方向に平行な水平鉄筋が2段となる場合、斜引張鉄筋を2本分考慮していた不具合の対策を行いました。
・地中連続壁基礎の「側壁と頂版との結合部」の部材計算において、定着長の算出に用いる鉄筋の許容引張応力度τoaに誤った値を使用していた不具合の対策を行いました。
【出力部・結果確認部】
・杭基礎の「断面計算」−「杭体断面力」の出力において、底版下面より上に設計地盤面が存在するとき、着目点zの0.000(m)が2つ出力される不具合の対策を行いました。また、常時設計地盤面と地震時設計地盤面が異なるとき、着目点zに負の深度が出力される不具合の対を行いました。
・杭基礎の「基礎杭計算結果一覧表」の出力において、-σsが抽出されたときRC杭,SC杭,場所打ち杭のとき、鉄筋の引張応力度σsが負および圧縮応力度σs’が正のの場合は抽出しないようにし、結果確認および出力部は、『―』を出力するようにしました。
・杭基礎の「基礎工詳細設計調書(その2,3)」,「基礎工設計調書(その2)」の出力において、場所打ち杭自動配筋算出時の抵抗曲げモーメントMrによる第3断面の算出で、Mrが求まらない、またはMr発生位置が存在しない場合に対しても抽出処理を行っていたため、杭体応力度が正しく出力されない不具合の対策を行いました。
・直接基礎の「底版の地震時保有水平耐力法照査」−「設計条件」のスターラップの出力に、『幅1(m)当たりの鉄筋本数』の出力が抜けていた不具合の対策を行いました。
・直接基礎の「計算・結果確認」−「底版保耐法照査」画面の曲げ照査結果表示において、『使用鉄筋量』に全鉄筋量を表示していましたが、釣合鉄筋量は引張側部分のみ算出しているため、全鉄筋量ではなく引張側鉄筋量を表示するようにしました。
・地中連続壁基礎の「部材計算」−「側壁鉛直方向」−「3.地震時保有水平耐力法」−「2)せん断に対する照査」の『斜引張鉄筋間隔s』の出力に、側壁水平方向の主鉄筋ピッチではなく常に20.0(cm)と出力していた不具合の対策を行いました。
・鋼管矢板基礎の「仮想井筒梁計算」の鉛直反力の出力において、最大鉛直反力<最小鉛直反力と出力されるケースがあったため、これを対策しました。
【その他】
・直接基礎のデータファイル読込み時、「底版釣合鉄筋量算出時の鉄筋の取扱い」が常に『複鉄筋』に設定されてしまう不具合の対策を行いました。
・「杭基礎の設計」の「形状」−「地層」−「土質一覧」−「土質データA」画面で最大周面摩擦力を直接設定したデータファイルを読み込んだ場合、必ず最大周面摩擦力を再計算していたため、設定した値が破棄されてしまう不具合の対策を行いました。
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.1.01.15」
・「概要」−「必要システム及びプロテクト」−「必要システム」
・「Q&A」−「杭基礎」−「15.杭頭結合照査(押し抜き、引き抜き等)」−「Q15-7」(削除)
・「Q&A」−「杭基礎」−「23.地震時保有水平耐力」−「Q23-15」(削除) |
1.01.15
↓
1.01.16 |
'03.05.07 |
■追加機能および修正(変更)内容
【全般】
・弊社「調表出力ライブラリ Ver.2」に対応しました。なお、Ver.1.20以前の「調表出力ライブラリ」には対応していませんので、「調表出力ライブラリ
Ver.2」を別途インストールする必要があります。
【入力部】
・杭基礎で全杭同一条件でない(地層傾斜あり or 杭径変化あり or 斜杭あり)ときの「断面計算」画面において、入力確定後に予備計算実行や他の画面で安定計算が未計算状態となるようなデータを変更した場合、「断面計算」画面のデータが初期セットされていた不具合の対策を行いました。
・杭基礎の「杭本体」画面において、「その他」以外のページで『データ連動』ボタンを押した場合、または未入力状態(ツリービューの項目のマークの色が紫色)で画面に入りそのまま終了した場合、押込み/引抜支持力の上限値に小数以下の微小なゴミが付いてしまう不具合の対策を行いました。
・ケーソン基礎の「形状」画面において、充実断面時、『許容変位量』の入力ができず、常に5.0(cm)として照査していた不具合の対策を行いました。
【計算部】
・杭基礎の全杭同一条件の杭体応力計算において、1列杭(単杭)または『杭頭条件=ヒンジ』のとき、抵抗曲げモーメントMrの発生位置(抵抗曲げモーメントと設計曲げモーメントとの交点位置)が存在しない場合、発生位置の抽出に誤りがあり、計算していない杭頭条件のデータを抵抗モーメントMrとしていた不具合の対策を行いました。
・鋼管矢板基礎の頂版の部材計算において、躯体下端外縁より頂版厚/2離れた位置が、頂版外縁からはみ出してしまう場合、頂版自重および上載荷重によるせん断力が負の値となってしまう不具合があり、これを対策しました。
・鋼管矢板基礎の仮締切り計算において、換算載荷幅BHが10.0m未満となる場合、仮締切り計算のkH算出時に、橋軸方向/橋軸直角方向でBHを逆に用いていた不具合の対策を行いました。換算載荷幅BHが10.0m未満のデータの場合、仮締切り計算の再計算を行ってください。
・ケーソン基礎において、基礎底面との間の付着力cB,基礎底面との間の摩擦角φBがともに0.0の場合、基礎底面地盤のせん断抵抗力Huが0.0となってしまうため、保耐法の計算前にチェックを行うようにしました。
・ケーソン基礎,地中連続壁基礎の部材計算において、基礎天端より設計地盤面が下がり突出したケースを想定しておらず、頂版の慣性力が正しく考慮されていなかった不具合の対策を行いました。
・ケーソン基礎の沈下計算において、本体重量および揚圧力の算出に用いる構築リフト高に、誤って沈下リフト高を用いて算出していた不具合の対策を行いました。
【出力部・結果確認部】
・杭基礎の設計調書において、比較表の杭配置図の杭縁端距離の寸法値が誤って出力されるケースがあり、この対策を行いました。
・杭基礎の予備計算結果の杭軸方向鉛直バネ定数出力において、L/D<10のときでも断面積を出力するようにしました。なお、本バージョンにて予備計算を実行してください。
・鋼管矢板基礎の仮締切り計算において、底盤コンクリート部分の曲げモーメントの補正に誤りがあり、曲げモーメント分布図が乱れて出力されてしまう不具合があり、これを対策しました。
・ケーソン基礎の「安定計算(保耐法)」−「安定計算結果一覧表」の出力において、『設計荷重』の算出式に不必要な『hc』が含まれていたため、これを削除しました。
・ケーソン基礎の「予備計算」−「作用力」−「・作用力集計」の出力において、『設計地盤面における水平力/モーメント』を『ケーソン天端における水平力/モーメント』に変更しました。
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.1.01.16」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「設計調書」に『調表出力ライブラリVer.2』の説明を追記。
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「作用力」の『荷重case』→『荷重ケース』に変更。
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「形状」−「■その他」の『基礎前面幅』を『基礎側面幅』にしました。
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「形状(充実断面)」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地中連続壁基礎」−「形状」−「■その他」の『基礎前面幅』を『基礎側面幅』にしました。
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「地震時保有水平耐力」−「基礎の非線形性を考慮した解析方法」−「杭の軸直角方向の抵抗特性」の記号を修正(pU→pH)
・「計算理論及び照査の方法」−「ケーソン基礎」−「作用力」−「(4)単位長さ当り重量と浮力」の算出式の記号『V3』→『v3』
・「計算理論及び照査の方法」−「ケーソン基礎」−「安定計算(常時,暴風時,レベル1地震時)」の『前面幅』を『側面幅』に変更しました。
・「計算理論及び照査の方法」−「地中連続壁基礎」−「安定計算(常時,暴風時,レベル1地震時)」の『前面幅』を『側面幅』に変更しました。 |
1.01.16
↓
1.01.17 |
'03.06.10 |
■追加機能および修正(変更)内容
【全般】
・水の単位重量γw の初期値を、9.81(kN/m3)から9.80(kN/m3)へ変更しました。
【入力部】
・杭基礎の「杭配置」画面において、「杭径・杭長変化=あり」で1行1列の杭が斜杭のデータを「杭径・杭長変化=なし」にした場合、1行1列の杭に斜杭の杭指定ができない不具合の対策を行いました。
・場所打ち杭の「杭本体」画面において、『データ連動』ボタン押下により「断面計算」画面の帯鉄筋データを連動する際、『場所打ち杭の自動配筋=しない』で『断面変化位置=0』として断面変化位置を自動計算した場合、第2区間以降に第1区間の横拘束筋が連動されてしまう不具合の対策を行いました。
【計算部】
・杭基礎の保耐法照査において、ある水平震度で一旦杭体が降伏し、それ以降のいずれかの水平震度で杭体が降伏しなくなった場合、降伏判定が正しく行われず計算不能に陥ってしまうケースがあり、これを対策しました。
・鋼管矢板基礎の仮締切り計算において、極めて短い部材が作成されてしまい、曲げモーメント分布などが正しく算出されない不具合の対策を行いました。仮締切り予備計算以降の再計算を行ってください。
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.1.01.17」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭頭結合計算」−「■底版許容値」にσck=18の初期値の説明を追記。(情報管理#7501)
・「計算書作成」−「出力オプション」画面のヘルプボタンから開く画面説明(■基礎杭計算結果一覧表) |
1.01.17
↓
1.02.00 |
'17.02.03 |
■変更内容
【重要なお知らせ】
ライセンスの認証をサブスクリプション方式に変更しました。
従来のハードウェアキーでは使用できませんのでご注意ください。
詳しくは、弊社ホームページの「FORUM8 サブスクリプションサービス移行のご案内」をご覧ください。
■ヘルプ
・[概要|バージョン及び改良点|Ver.1.2.0〜] |
1.02.00
↓
1.02.01 |
'19.12.11 |
■変更内容
【ライセンス認証】
2019年10月のWindows Update 月例パッチ適用後、通信エラーが発生しWeb認証が出来ない場合がある不具合を修正しました。
■ヘルプ
・[概要|バー ジョン及び改良点|Ver.1.0.0〜] |