Ver. |
日付 |
内 容 |
9.00.00 |
'11.09.30 |
■機能拡張・改善
- 4柱式ラーメン橋脚に対応しました。
- はり、柱のみのモデル(柱基部がバネ支点形式)に対応しました。
- フーチング断面照査時の柱前面位置を柱補強位置とするオプションを追加しました。
- 杭基礎を剛結、ヒンジの両条件で計算したとき、抵抗モーメントMrの出力条件が応力計算時の条件と一致するように改善しました。
- 円柱、八角形柱の場合は、オプション設定に関わらずせん断照査の引張鉄筋比ptを全鉄筋の引張側半分の鉄筋量で計算するように改善しました。
- ラーメン橋脚レベル2面内照査のエラー「終局変位δuを算出できません」の対策として、入力画面「レベル2地震動|橋脚条件」に計算条件「θpu到達時δuを無限大として計算続行」を追加しました。
- 連続繊維巻立て補強の設定内容を計算書「設計条件|橋脚形状|連続繊維巻立て補強」で出力するように改善しました。
■不具合対策
(結果表示)
- 杭基礎を剛結、ヒンジの両条件で計算したとき、応力度が最大となっている条件の結果が出力されない場合がある不具合を修正しました。
- 調表出力において、L2フーチングせん断照査(はり、版)結果の出力が、最も厳しい結果になっていない不具合を修正しました。
- 「杭形状|杭頭結合条件」の「杭頭補強鉄筋」を「考慮しない」としたとき、計算書に「補強鉄筋材質」が出力される不具合を修正しました。
- 橋軸方向の上部構造重量Wuに0.0kNが入力できない不具合を修正しました。
- 剛体照査におけるフーチングの突出長eの値が、柱補強モデル、または橋軸方向に柱幅の異なるモデルの場合に、正しくない値となる不具合を修正しました。
■ヘルプ
- 「入力−許容応力度法−計算条件」
- 「入力−レベル2地震動−橋脚条件」
- 「計算理論及び照査の方法− 柱基部支点バネの移動による換算方法」
- 「計算理論及び照査の方法−柱の保有水平耐力法( 面外方向 )−橋軸方向の分担重量Wu」
- 「Q&A−レベル2地震動照査−Q3」
- 「サンプルデータ−サンプルデータ」
|
9.00.01 |
'11.10.19 |
■不具合対策
(計算部)
- 負の周面摩擦の計算にお いて、中立点が地層の境界線上にある場合に正しく計算されない不具合を修正し
ました。
|
9.01.00 |
'11.11.28 |
■機能拡張・改善
- 杭頭補強鉄筋、場所打ち杭鉄筋の材質を、入力画面「基準値」で登録した材質から参照するように改善しました。
- 入力画面「許容応力度法|計算条件」のタブ「断面照査条件」に「はりの断面照査|曲げ照査、せん断照査時にハンチ筋を考慮する」オプションを追加しました。
- 計算書「杭基礎のレベル2地震動照査」内に、項目「基礎設計用水平震度」を追加しました。ラーメン橋脚レベル2照査から基礎の計算に受け渡されるパラメータ(khpなど)の一覧、詳細を出力します。
- 「柱基部断面力算定」の結果画面表示を、弊社製品「基礎の設計計算,杭基礎の設計」の入力画面の表示形式と一致するように改善しました。結果画面「レベル2地震動照査|橋脚」のタブ「直角方向|柱基部断面力」で表示されます。
- 水位ケース数が1ケース以下のとき、基礎レベル2照査で表示、出力する水位ケース名を「水位無」、「水位有」とするように改善しました。
- 計算書で出力される地層ごとの集計表について、先頭列(左端列)の番号を入力時の地層番号に統一するように改善しました。
■不具合対策
(計算部)
- 橋軸直角方向にフーチングの張出しがないモデルの計算でエラーが発生する不具合を修正しました。
- フーチング中心に配置された杭位置のレベル2地震動せん断照査について、一部照査が行われない不具合があり、これを修正しました。
- 有効長さを0.0mとした梁端部の鉄筋入力が隅角部の断面照査に使用される不具合を修正しました。
- 最小鉄筋量照査で使用する引張鉄筋量の算定において、図心位置の鉄筋の取扱いが実数誤差等により異なる不具合があったため、図心位置の鉄筋量は半分を見込むように修正しました。
■ヘルプ
- 「入力−許容応力度法−計算条件」
|
9.01.01 |
'12.02.06 |
■不具合対策
- 梁柱モデルの許容応力度法照査(曲げ、せん断照査)において、右柱基部の断面力抽出位置が基部と一致しない不具合があり、これを修正しました。
- 震度連携モデルを読込み後、梁柱モデルに変更したとき、本来震度連携をサポートしていない梁柱モデルが震度連携モデルとして登録される不具合があり、これを修正しました。
- 円柱の鉄筋コンクリート巻立て補強モデルの計算書出力において、使用しない方向の増厚幅も出力する不具合があり、これを修正しました。
- 梁柱モデルの入力画面「レベル2地震動|共通条件」で、使用しないフーチング・基礎の入力値をチェックして確定できなくなる不具合があり、これを修正しました。
|
9.01.02 |
'12.06.11 |
■不具合対策
・ラーメン橋脚専用版
- 補強コンクリート材質が異なる鉄筋コンクリート巻立て、増厚補強において、ひび割れ曲げモーメントMcの算出に不具合があり、これを修正しました。
- 許容応力度法照査の鉄筋応力度の判定において、圧縮側、引張側の厳しい結果の抽出方法に不具合があり、これを修正しました。
- 鉄筋コンクリート巻立て、増厚補強で柱基部の補強鉄筋が全非定着のとき、橋軸方向レベル2計算において「終局ひずみ発生位置」を既設とした場合のM-φ関係の算出に不具合があり、これを修正しました。
- 風荷重係数の任意指定が認識されず初期値で計算される不具合があり、これを修正しました。
- 許容応力度法照査の骨組解析モデルの隅角部材長算出式の内部判断が実数誤差により変化する不具合があり、これを修正しました。
- 計算書出力において、補強モデルで斜引張鉄筋量Awを直接指定としたとき入力不要となる補強帯鉄筋情報などが出力される不具合があり、これを修正しました。
- 形状画面確定時のデータチェックにおいて、柱幅がフーチング幅を超えていないにも関わらず入力エラーが表示される不具合があり、これを修正しました。
- 杭形状画面確定時のデータチェックにおいて、杭が支持層まで達していない判断に不具合があり、これを修正しました。
・RC下部工従来版
- 補強コンクリート材質が異なる鉄筋コンクリート巻立て、増厚補強において、ひび割れ曲げモーメントMcの算出に不具合があり、これを修正しました。
- 許容応力度法照査の鉄筋応力度の判定において、圧縮側、引張側の厳しい結果の抽出方法に不具合があり、これを修正しました。
|
9.01.03 |
'12.09.14 |
■変更内容
【要望対応】
- UC-win/FRAME(3D)エクスポート機能において、M-θモデルの除荷時剛性低下指数αの初期値を0.4に変更しました。
【不具合対策】
- 柱間距離による風下側柱の風荷重が、柱間距離=柱の橋軸直角方向幅×2のときにも0.5倍されている不具合があり、これを修正しました。
- UC-win/FRAME(3D)エクスポート機能において、M-θトリリニアモデルの下記の不具合を修正しました。
- ばね要素算定時のベースとなるM-φ関係の位置をLp/2位置から基部へ修正。
- L’,γp算定時に「My,φy」を用いていたため「My0,φy0」を用いるように修正。
- レベル2基礎の柱間照査時の上載土荷重に柱補強幅分の控除が考慮されていない不具合があり、これを修正しました。
- 液状化の判定をしない場合でも液状化に関する入力値のチェックを行いエラーメッセージを表示する不具合があり、これを修正しました。
|
9.01.04 |
'12.10.02 |
■変更内容
【不具合対策】
- 損傷位置の照査を行うレベル2橋軸方向モデルで各柱に分担率を直接指定した場合、指定値が正しく認識されない不具合があり、これを修正しました。
- 橋軸直角方向L2照査の終局変位算定において、終局ステップでMy0>Muとなった場合にエラーとして処理されない不具合があり、これを修正しました。
- 連続繊維巻立て補強モデルのレベル2橋軸直角方向照査において柱の「帯鉄筋とフックの定着状態」を「定着しない」としたとき、補強範囲内でもこのオプションが有効となっている不具合があり、これを修正しました。
- 許容応力度法の曲げ照査において、曲げ耐力制御式鋼板巻立て補強以外の柱補強でアンカー鉄筋が考慮される不具合があり、これを修正しました。
|
9.01.05 |
'12.12.27 |
■変更内容
【要望対応】
- 杭基礎設計便覧(H19.1)による水平変位を緩和する杭基礎設計の出力において、着目する変位量を基準とした水平地盤反力係数の記号をkH'に変更しました。
【不具合対策】
- 杭基礎のL2照査においてM-φ算出用軸力の取扱いを「杭列ごとの反力」としたとき、M-φ算出用軸力が正しく設定されない不具合があり、これを修正しました。
- 増し杭と既設杭で杭長または断面変化数が異なったモデルで、「M-φ算出用軸力の取扱い」を「杭列ごとの反力」で計算した場合にエラーが発生する不具合があり、これを修正しました。
- 杭基礎の通常設計時の常時の許容変位を、橋台基礎の条件である15mmの固定値として照査している不具合があり、これを修正しました。
- UC-win/FRAME(3D)エクスポートの支承のモデル化において、入力画面「上部工/支承」で「直角方向位置」の値を小さい順に入力しなかった場合、上部工との連結部材が正しく設定されない不具合があり、これを修正しました。
【ヘルプの修正】
- 「結果確認−許容応力度法照査−橋脚」
|
9.01.06 |
'13.07.24 |
■変更内容
【不具合対策】
- R付矩形のせん断応力、せん断耐力算出用の有効高算出において、両端配置鉄筋、及び非対称鉄筋を含めた重心位置の算出に誤りがあり、これを修正しました。
- ハンチ幅=柱間距離となるモデルのレベル2骨組モデル(L2面内照査、震度連携3次元モデル)の梁剛度が正しく設定されない不具合があり、これを修正しました。
- UC-win/FRAME(3D)の単独エクスポートで「支承とWu及びRd」を「設定する」としたとき、上部工位置や支承位置が重複した位置に節点が複数作成され、正しくモデル化されない不具合があり、これを修正しました。
- 橋脚躯体L2照査で解7.4.1照査のみ出力する場合、橋軸方向照査で段落し部照査がNGになったときの情報を出力しない不具合があり、これを修正しました。
- 4柱式ラーメン橋脚で杭基礎L2照査を作用力直接指定にしたとき、作用力の入力値を正しく認識できない不具合があり、これを修正しました。
- 橋脚躯体の橋軸直角方向L2照査のプッシュオーバー解析骨組モデルで、補強軸方向有効範囲端部に追加する格点が解析結果に影響するケースがあったため、この格点を作成しないように変更しました。
- 梁形状入力において、ハンチ幅の合計が柱内面幅と一致するとき、データチェックで確定できなくなる場合がある不具合があり、これを修正しました。
- 補強鋼材軸方向有効範囲の境界位置に塑性ヒンジ参照断面が存在する場合に、数値誤差により補強鋼材が考慮されない場合がある不具合があり、これを修正しました。
|
9.02.00 |
'16.05.17 |
■変更内容
【機能変更】
ライセンスの認証をサブスクリプション方式に変更しました。
従来のハードウェアキー・WEB認証コードでは使用できませんのでご注意ください。
【不具合対策】
- レベル1の曲げ照査断面で全鉄筋を考慮する場合に、最小鉄筋量照査時の断面幅あたりの引張鉄筋量に側面鉄筋量が含まれている不具合があり、これを修正しました。
- RC補強モデルの許容応力度照査において、既設・補強コンクリート応力度の厳しい側の抽出が正しく行われない不具合があったため、これを修正しました。
- フーチング支間端部の断面照査において、支間中央部で定義した配筋で計算される場合がある不具合があり、これを修正しました。
- 版としてのせん断照査をする際の引張側の判定が誤っていたため、これを修正しました。
- 負の周面摩擦の杭体応力度照査時の杭断面積が、中立点でなく最下端の断面積で算出される不具合があったため、これを修正しました。従来のハードウェアキー・WEB認証コードでは使用できませんのでご注意ください。
- 基礎L2底版照査の柱間の支間部曲げ照査において、柱の断面幅が大きく異なる場合に支間範囲を正しく認識できない不具合があったため、これを修正しました。
- 許容応力度法照査の梁の橋軸方向照査においてM=0.0kN.mの場合も照査結果を出力していたため、これを除外するように修正しました。
- 計算書出力で、基礎L2照査の作用力直接指定時の橋軸直角方向の記号が誤って出力されていたため、これを修正しました。
- 計算書出力で、基礎L2を作用力直接指定で行った場合に、設計条件に検討しない方向の条件も出力されていたため、検討しない方向を出力しないように修正しました
- 前後の張出し幅が小さいフーチングの橋軸方向せん断応力度照査において、照査する必要のない杭位置でのせん断照査が行われる不具合があり、これを修正しました。
- 入力画面「組合せ荷重ケース」で荷重ケース名が変更できなくなる不具合があったため、これを修正しました。
- 入力画面「杭形状」でSC杭を選択したとき、施工方法を選択することができなくなる不具合があったため、これを修正しました。
- 入力画面「レベル2地震動|基礎条件」のタブ「作用力直接指定」においてkhg・huに負の値が入力可能となっている問題があったため、入力範囲の見直しを行いました。
|
9.02.01 |
'16.12.28 |
■変更内容
【機能改善】
- フーチングの許容応力度法、レベル2地震動照査において、柱間の中間点におけるせん断照査の引張判定をどちら側の柱で行うか指定できる計算条件を追加しました。
【不具合対策】
- 増し杭モデルの時、既設杭と増し杭の杭頭条件に異なる条件設定を可能としていた不具合があったため、既設杭の設定を増し杭と共有するように変更しました。
- 3柱式以上のラーメン橋脚でハンチが片側のみ定義された場合、第2支間以降のはりの最大曲げ照査が行われない場合がある不具合があり、これを修正しました。
- 基礎L2直角方向照査時の柱前面のフーチング配筋がフーチング支間部の配筋になる場合がある不具合があり、これを修正しました。
- レベル2地震動照査の基礎条件で作用力直接指定を選択し、作用力の入力画面で1方向のみ作用力計算を実行した時、鉛直方向作用力が正しく認識できなくなる不具合があり、これを修正しました。
- PHC杭、RC杭において、斜引張鉄筋と共同してせん断力を負担する場合の結果画面でτ>τa時をNGと判断しており、これをS<Psを満たしていればOKと表記するよう修正しました。
- 杭基礎の断面照査においてコンクリートの応力度が負の値で表示・出力される不具合があり、これを修正しました。
- PHC杭、RC杭において入力画面「形状」のタブ「杭条件@」で「斜引張鉄筋と共同してせん断力を負担する場合」の「断面積Ah」に「0.00」(mm2)を入力すると、次回の画面起動時に「鉄筋径」で指定した断面積が代入される不具合があり、これを修正しました。
|
9.02.02 |
'17.07.19 |
■変更内容
【不具合対策】
- 基礎形式が「なし(梁柱モデル)」のモデルで、レベル2地震動照査で行う「はりのせん断照査」のせん断力が正しく取得できない不具合があり、これを修正しました。
- 梁の最小鉄筋量照査の最大抵抗曲げモーメントMu算出において、ハンチ勾配が1:3より急勾配な場合の有効高の範囲外の鉄筋を考慮している不具合があり、これを修正しました。
- 梁を補強したモデルの許容応力度法照査において、ハンチ勾配が1:3より急勾配な場合の有効高の範囲外の鉄筋を考慮している不具合があり、これを修正しました。
- 梁の鋼板巻立て補強の許容応力度法照査において、ハンチ勾配が1:3より急勾配な場合の有効高の算出に鋼板厚が含まれている不具合があり、これを修正しました。
|
9.02.03 |
'20.01.31 |
■変更内容
【ライセンス認証】
- 2019年10月のWindows Update 月例パッチ適用後、通信エラーが発生しWeb認証が出来ない場合がある不具合を修正しました。
【不具合対策】
- 軟岩・土丹を支持層とする打ち込み杭の負の周面摩擦力照査において、許容支持力が正しく算出されない不具合があり、これを修正しました。
- 杭基礎L2照査で作用力を直接指定とした場合、上載土重量の計算に柱補強厚が考慮されていない不具合があり、これを修正しました。
※この修正を反映させるためには、入力画面「レベル2地震動|基礎条件」のタブ「作用力直接指定」でボタン「橋軸方向作用力計算」、「直角方向作用力計算」をクリックする必要があります。
- 増し杭のみ杭頭接合照査を行った場合の判定結果が総合判定に反映されない不具合があったため、これを修正しました。
- フーチングで左右非対称増厚を行った場合も、入力図で既設フーチングが中央に表示される不具合があり、これを修正しました。
- フーチングの断面力が全ケース下側引張のとき、設計調書のテンプレート「結果一覧(全形式対応)」でフーチングの常時・L1の照査結果が出力されない不具合があり、これを修正しました。
|