Ver. |
日付 |
内 容 |
6.00.00 |
'08.04.15 |
【ラーメン橋脚専用版】
■拡張機能・改善
(1)3柱式ラーメン橋脚の設計に対応しました。
(2)コーベルとしての設計に対応しました。
(3)杭頭カットオフした場合のPHC杭本体の照査に対応しました。
(4)はりのハンチ無し形状に対応しました。
(5)保耐法面内照査において、ハンチ端照査に使用するハンチ鉄筋の無視/考慮に対応しました。
(6)はり水平方向照査に使用する斜引張鉄筋量の直接指定に対応しました。
(7)柱の鉄筋入力において、3段配筋以上に入力に対応しました。(※前後,左右の鉄筋配置は同じ配置のみ)
(8)柱:矩形面取りR部の鉄筋配置の詳細入力に対応しました。
(9)保耐法面外計算(橋軸方向)と保耐法面内計算(直角方向)を個別に計算できるように改善しました。
(※保耐法面外でエラーが発生しても面内計算が正常終了した場合には面内結果を参照可能)
(※保耐法面内でエラーが発生しても面外計算が正常終了した場合には面外結果を参照可能)
(10)鉄筋配置の入力方法を改善しました。
(11)場所打ち杭の帯鉄筋径の変化に対応しました。
(12)データベースを利用したファイル管理を廃止し、1つのモデルを1つのファイルに保存と読込ができるように変更しました。
(13)全計算を一括して実行できる機能を追加しました。
(14)柱の帯鉄筋の入力方法を拡張しました。
(15)はり側面鉄筋の鉛直方向開始位置の指定できるように改善しました。
(16)柱の帯鉄筋と中間帯鉄筋の鉄筋径を別々に設定できるように改善しました。
(17)柱の帯鉄筋及び有効長を区間ごとに設定できるように改善しました。
(18)はり,柱,フーチングのせん断照査において、軸方向圧縮力による補正係数CNの無視/考慮を設定できるように拡張しました。
(19)水平変位を緩和する杭基礎(道示V(H14.3)モデル)の安定計算結果において、1/2Mmax関連の結果を出力できるように改善しました。
(20)杭基礎レベル2地震動の照査結果を一覧形式で確認できる機能を追加しました。
(21)許容応力度法による部材の簡易結果を確認できる機能を追加しました。
(22)設計条件の計算書出力において、不要なデータ(描画用データ及びルール)は出力しないように改善しました。
(23)上部工反力の地震時荷重ケースの入力方法を改善しました。
(24)はり,柱,フーチングの各照査断面で使用する鉄筋配筋の確認機能を追加しました。(検討対象が新設,既設,補強いずれのケースでも確認可能です)
(25)はりの鉄筋コンクリート増厚補強の鉄筋入力において、拡幅部に配置する補強鉄筋を異なる鉄筋径で配置できるように拡張しました。
(26)柱:矩形面取りR部の鉄筋配置の計算書出力を改善しました。
(27)液状化の判定を行うか否かを設定で行えるように改善しました。(※液状化を常に考慮した地層で計算する必要がなくなりました。)
(28)入力画面及びメッセージ等を含めて完全な日本語化に対応しました。
(29)はり張り出しの付け根高とはり中間の付け根高が異なる形状に対応しました。
(30)フーチング張り出し無し形状に対応しました。
(31)はり区間ごとに複数の鉄筋配置が入力できるように改善しました。
(32)鉄筋コンクリート増厚(柱)工法時に、帯鉄筋と定着状態を設定できるように改善しました。
(33)基礎の安定計算に出力する作用力計算(FRAME結果)に不要な荷重ケースは出力しないように改善しました。
【従来版】
■不具合修正
1)ラーメン橋脚:基礎の設計方法を通常設計と水平緩和時の組合せで検討を行うとき、計算書(一覧)を実行するとエラーが発生する不具合があり、これを修正しました。
2)ラーメン橋脚:保耐法面内照査の計算書において、塑性ヒンジ点のN−M曲線の相関図と表が重なる現象があり、これを修正しました。
3)ラーメン橋脚:鋼板巻立て(矩形柱)工法の有効長の算出ミスがあり、これを修正しました。
4)ラーメン橋脚:鉄筋コンクリート(円柱)工法のとき、風下側に載荷する柱の風荷重載荷割合の計算ミスがあり、これを修正しました。
5)ラーメン橋脚:はりが傾斜するときの面外荷重の載荷ミスがあり、これを修正しました。 |
6.00.00
↓
6.00.01 |
'08.05.02 |
【ラーメン橋脚専用版】
■不具合修正
1)柱の鉄筋入力において、配置を「左右」として配置した場合に鉄筋が柱中央に配置されないケースがあり、これを修正しました。
2)はり,柱の既設部分の鉄筋材質をSR235(丸鋼)とした場合、補強部分の鉄筋径に丸鋼の鉄筋径リストが表示される不具合があり、これを修正しました。
3)フーチング照査(杭基礎)において、フーチング端より外側の箇所でせん断照査を行うケースがあり、これを修正しました。
4)上部工/支承画面で設定する上部工(上部工数≧2)の位置を同一に設定し、その位置がはりと柱の隅角部(剛域)上にある場合、保耐法面内(直角方向)照査において骨組解析エラーが発生し計算できない不具合があり、これを修正しました。
5)保耐法面内(直角方向)照査において、Cz・khco(橋軸方向)で設定した値を用いて計算している不具合があり、これを修正しました。
6)はりの鉄筋許容応力度の取扱いを「死荷重時は活荷重及び衝撃以外の主荷重が作用する場合」とした場合、死荷重時以外のケースのはり許容応力度σsaの算出に誤りがあり、これを修正しました。
7)レベル2地震動−共通条件画面で設定する設計水平震度khcが計算に反映されていない不具合があり、これを修正しました。
8)保耐法面内(直角方向)照査において、ハンチのないモデルで線形部材端照査が行われない不具合があり、これを修正しました。
9)杭基礎のレベル2地震動照査において、液状化の無視/考慮を一括で計算するとき、水平方向地盤反力係数の計算書出力に不具合があり、これを修正しました。
10)レベル2地震動−基礎条件−フーチング前面抵抗画面の地層数と「KHE,Phu計算」画面の地層数に違いがあるケースがあり、これを修正しました。
■その他の修正
1)橋脚のレベル2地震時照査の計算でエラーとなる場合、基礎のレベル2地震時照査の計算を行う前にそのエラーメッセージを表示するようにしました。 |
6.00.01
↓
6.00.02 |
'08.05.13 |
【ラーメン橋脚専用版】
■拡張機能・改善
1)地層下端より杭先端が下方に位置する場合、計算前にメッセージを表示するように改善しました。
2)設計地盤面の入力に関するコメントを該当画面に表記するように改善しました。
■不具合修正
1)保耐法面内照査の終局変位の算出において、塑性ヒンジ点の強制変位による折れ角が発生せず、δ2uが∞となる場合にエラーとして処理していた不具合があり、これを修正しました。
2)杭基礎のレベル2地震動照査の計算書において、予備計算−引抜支持力の上限値の出力ミスがあり、これを修正しました。
3)液状化の判定を行うとした場合、「入力|地層」画面で地層データを変更してもその変更が計算に反映されない不具合があり、これを修正しました。
4)許容応力度法(フーチング)の計算書出力において、柱内面の設計曲げモーメントの取扱い(柱内面から取得、柱中心から取得)に出力ミスがあり、これを修正しました。
■Helpの修正
1)「Q&A−許容応力度法照査−Q1」
2)「Q&A−レベル2地震動照査(直角方向)−Q2」 |
6.00.02
↓
6.00.03 |
'08.05.20 |
【ラーメン橋脚専用版】
■不具合修正
1)上部工基本荷重属性「温度変化の影響(T)」を荷重ケースの割増係数に考慮していない不具合があり、これを修正しました。
2)任意荷重を考慮するときに以下の不具合があり、これを修正しました。
@はり,柱の任意荷重で慣性力無視と指定した荷重について、橋脚のレベル2地震時照査で躯体重量(Wp)に考慮している。
Aはり,柱の任意荷重で慣性力考慮と指定した荷重について、荷重の向きが上向きの場合およびはりの荷重の載荷位置が軸線上でない場合、レベル2地震時のフーチング橋軸直角方向柱間照査において柱基部断面力が正しく算出されない。
Bフーチングの任意荷重を載荷したとき、レベル2地震時フーチング橋軸直角方向柱間照査において、フーチング断面力算出骨組モデルに荷重が正しく載荷されていない。
3)フーチングの設計基準強度σck=18で杭頭結合計算を行うときに、エラーが発生する不具合があり、これを修正しました。
4)許容応力度照査モデルの、はり・フーチングの任意荷重の慣性力について、軸線からの距離による回転荷重の方向が慣性力の方向と一致していない不具合があり、これを修正しました。
5)「入力|レベル2地震動|共通条件」画面において、死荷重時の荷重ケースリストに温度変化を含む荷重ケースが表示される不具合があり、これを修正しました。
6)レベル2地震時フーチング橋軸直角方向柱間照査において、フーチング断面力算出骨組モデルに載荷する浮力の向きに不具合があり、これを修正しました。
7)保耐法面内照査の計算書(照査条件)「Cz・khco,khc,固有周期」に、橋軸方向で設定した各値を出力していた不具合があり、これを修正しました。
【従来版】
■不具合修正
1)ラーメン橋脚:フーチング任意死荷重を載荷したとき、レベル2地震時のフーチング橋軸直角方向柱間照査において以下の不具合があり、これを修正しました。
・慣性力を無視すると指定した荷重が柱基部断面力算出用骨組モデルに載荷されていない。
・慣性力を考慮すると指定した荷重の慣性力による分布モーメント荷重がフーチング断面力算出骨組モデルに載荷されていない。 |
6.00.03
↓
6.00.04 |
'08.06.17 |
【ラーメン橋脚専用版】
■拡張機能・改善
(1)計算書出力:図の強調線の出力幅を調整しました。
■不具合修正
(1)帯鉄筋とフックの定着に関連する計算書出力に誤りがあり、これを修正しました。
(2)計算書「設計条件−橋脚鉄筋」に入力していない補強に関する鉄筋情報が出力されるケースがあり、これを修正しました。
(3)計算書「設計条件−基本条件」に出力すべき項目の出力漏れがあり、これを修正しました。
(4)はりハンチ無しとした場合、断面の有効長さのチェック機能により鉄筋入力画面が確定できないケースがあり、これを修正しました。
(5)保耐法面内の計算結果一覧表の計算書において、固有周期とCz・khcoに保耐法面外の値を出力している不具合があり、これを修正しました。
(6)フーチング面外:中央断面の主鉄筋が入力済みになっている場合でもデータチェックにかかり未入力のメッセージが表示される不具合があり、これを修正しました。
(7)保耐法面内照査において以下の条件のとき、はり支間右側の塑性ヒンジ長Lpの算出に不具合があり、これを修正しました。
・はり勾配がある形状の場合
・はりの左右でハンチ高が異なる場合
■Helpの修正
(1)「入力|橋脚鉄筋|【鉄筋配置】|3) 斜引張鉄筋/横拘束筋」 |
6.00.04
↓
6.01.00 |
'08.06.30 |
【ラーメン橋脚専用版】
■拡張機能・改善
(1)はり張出部の橋軸方向レベル2地震動照査に対応しました。
(2)はり橋軸方向の部材照査において、上下主鉄筋の考慮/無視の機能を追加しました。
以下の設定と「橋脚鉄筋|はり|主鉄筋配置|配置」の主鉄筋を上側両端(下側両端)で指定してください。
・許容応力度法:「許容応力度法|計算条件|断面照査条件」−橋軸方向照査に上下主鉄筋を考慮する
・レベル2地震動:「レベル2地震動|はり部材(橋軸)」−上下主鉄筋を考慮する
(3)検討可能な地層数を20層から50層に拡張しました。
(4)計算書において、以下の改善を行いました。
・杭基礎の設計:変位及び断面力図を追加
・杭基礎の設計:設計条件に場所打ち杭の鉄筋情報を追加
・基礎(杭基礎,直接基礎)のレベル2地震動フーチング照査:設計断面位置図を追加
・杭基礎のレベル2地震動照査:M-φ関係とせん断耐力Ps(杭体を選択した場合のみ)結果を追加
・保耐法面内照査:死荷重が作用したときのM−φ結果(Mc,Mu)を追加
(5)3柱式ラーメン橋脚:中央柱とはり結合部の剛域処理を改善しました。
■その他の修正
(1)基礎(杭基礎,直接基礎)のレベル2地震動フーチング照査結果画面において、設計断面図(照査位置)のマウスクリックによる選択ができるように改善しました。
【従来版】
(1)検討可能な地層数を20層から50層に拡張しました。 |
6.01.00
↓
6.01.01 |
'08.07.18 |
【ラーメン橋脚専用版】
■ 不具合修正
(1)保耐法面内照査:軸力と終局モーメントの相関関係の最小軸力の最小値が正しく算出できないケースがあり、これを修正しました。
(2)杭基礎の照査において、リスト範囲外(forum8 UC-1 XML [The index is over
range.])のエラーが発生するケースがあり、これを修正しました。
(3)杭基礎のレベル2地震動照査(作用力直接指定時)の調表出力において、出力選択画面で地震動タイプUを選択して実行すると、調表出力が作成できない不具合があり、これを修正しました。
(4)杭基礎の照査:PHC杭の杭体応力度の抽出処理に誤りがあるケースがあり、これを修正しました。
(5)保耐法面内照査:はりのひびわれ曲げモーメントMcの算出に誤りがあり、これを修正しました。
(6)直接基礎の安定計算:計算書出力(作用力)において、荷重ケース名称が表と重なって出力されるケースがあり、これを修正しました。
■ その他修正
(1)保耐法面内照査:降伏剛性算出において、はり中央断面の終局モーメントMuが軸力範囲外でエラーとなる場合でも計算が続行できるように改善を行いました。
■ Helpの修正
(1)「入力−橋脚形状」
(2)「入力−許容応力度法−計算条件」
(3)「入力−基本荷重ケース」
(4)「入力−レベル2地震動−基礎条件(杭基礎)」
(5)「Q&A−レベル2地震動照査(直角方向)」 |
6.01.01
↓
6.01.02 |
'08.08.04 |
【ラーメン橋脚専用版】
■ 拡張機能・改善
(1)杭基礎の設計:断面変化ごとに抽出した杭体応力度結果を出力するように改善を行いました。
・「結果確認|許容応力度照査|基礎|概要|杭体応力度」
・「計算書|杭基礎の設計|安定・断面計算結果一覧表」
■ 不具合修正
(1)基礎のレベル2地震動フーチング柱間照査において、以下の条件を満たす場合、柱基部の断面力算出に誤りがあり、これを修正しました。
・慣性力の向き(直角方向):右から左(←)
・水平震度がkhp未満の場合の橋脚部材の曲げ剛性:初降伏時の剛性
(2)橋脚部の保耐法照査:帯鉄筋を0本としている場合、横拘束筋1本あたりの断面積Ahを固定値(1本「設定により2本」)で計算している不具合があり、これを修正しました。
(3)橋脚部の保耐法面内照査:終局変位を算出する際のM−φ関係チェックを全ての塑性ヒンジ候補箇所で行っている不具合があり、これを修正しました。
(4)杭基礎の設計:場所打ち杭の必要斜引張鉄筋量Awreqの算出ミスがあり、これを修正しました。
(5)杭基礎の設計(杭基礎設計便覧(平成19年)):PHC杭及びRC杭のせん断照査結果の一部(せん断力(S)≦許容せん断力(Ps))が出力されない不具合があり、これを修正しました。
(6)杭基礎の設計(杭基礎設計便覧(平成19年)):SC杭の杭体応力度(σc,σsa)が計算されない不具合があり、これを修正しました。
■ Helpの修正
(1)「入力−橋脚鉄筋」 |
6.01.02
↓
6.01.03 |
'08.09.03 |
【ラーメン橋脚専用版】
■拡張機能・改善
1)杭基礎の設計:荷重ケース番号と名称の一覧表を計算書に追加しました。
2)フーチング補強時:「増厚時の既設上面鉄筋を考慮する」の設定を追加しました。
「許容応力度法|計算条件|断面照査条件」に入力を設けています。
■不具合修正
1)増し杭工法時のフーチング上面増厚を0.0mとしたとき、骨組解析エラーとなり計算が中断する不具合があり、これを修正しました。
2)はり部材のレベル2地震動照査:入力画面の制御ミスにより、はり張出部以外の支承が入力可能になるケースがあり、これを修正しました。
3)保耐法面内照査:はりのせん断照査で使用される荷重ケース名称に表示される「橋軸ケース」「直角ケース」の表記が逆になっていた不具合を修正しました。
※はりのせん断照査に使用する荷重ケースの対象は、直角方向の荷重ケースから行うようにしました。(橋軸方向の荷重ケースは除外)
4)保耐法面内照査:はりのせん断照査で検討する荷重ケースに、温度荷重を含む荷重ケースを計算していた不具合を修正しました。
5)保耐法面内照査:柱の補強鋼材軸方向有効範囲(下端)が、増し杭工法時のフーチング増厚面(上面増厚)以下となった場合に骨組モデルが正しく作成できない不具合があり、これを修正しました。
6)組合せ荷重選択画面において、増し杭工法時の既設のみが負担する既設死荷重リストに死荷重以外の荷重ケースが選択できる不具合があり、これを修正しました。
7)杭基礎のレベル2地震動照査:増し杭工法時のせん断耐力(「結果確認|レベル2地震動照査|基礎|概要」画面)に判定ミスがあり、これを修正しました。
8)フーチング補強時のせん断照査について斜引張鉄筋データ(鉄筋量Aw、間隔s、有効高d)を上側引張,下側引張ごとに入力するように変更しました。
※旧データを読み込んだ場合は、「橋脚鉄筋|鉄筋配置|フーチング面内(フーチング面外)|斜引張鉄筋(フーチング補強用)」で入力してください。
9)杭基礎のレベル2地震動照査:PHC杭のM-φ算出に、設定「有効プレストレスσceの扱い」を適用し計算していた不具合があり、これを修正しました。(※Ver.6.01.01〜6.01.02)
10)杭基礎のレベル2地震動照査:設定「有効プレストレスσceの扱い」を無視するとき、PHC杭の杭体第1断面のせん断耐力にこの設定が考慮されていなかった不具合があり、これを修正しました。※なお、Ver.6.01.01及び6.01.02ではこの設定「有効プレストレスσceの扱い」が第2断面以降にも考慮されている問題がありました。 |
6.01.03
↓
6.02.00 |
'08.10.02 |
【ラーメン橋脚専用版】
■拡張機能・改善
(1)SC杭+PHC杭に対応しました。
(2)矩形柱,円形柱:非対称鉄筋配置に対応しました。
(3)保耐法面内照査:変形形状によっては上部工変位の増分が慣性力と逆方向になるケースが存在したため、このケースに対応した計算方法を追加して、上部工変位が常に慣性力方向に増加するように改善しました。
(4)杭基礎レベル2地震動照査:地盤反力度の上限値算定に用いる上載荷重( q )計算用の水位を以下の設定で切替えて計算できるように改善しました。
※「レベル2地震動|基礎条件|条件@」画面に設定を設けています。
・「地層|液状化|水位深さH1」
・「レベル2地震動|共通条件|死荷重時の荷重ケース」(推奨)
(5)基礎のレベル2地震動照査(フーチング柱間照査):計算書出力において、柱基部断面力の計算過程を追加しました。
(6)震度連動:直接基礎のバネ値を直接指定する機能を追加しました。
(7)杭基礎の設計:鋼管ソイルセメント杭を(外径=1500mm、鋼管径=1300mm)で検討できるように拡張しました。
(8)杭基礎の設計:常時の許容引抜力を0で照査する機能を追加しました。
※「杭形状|杭条件A」画面に設定を設けています。
(9)許容応力度照査用の骨組モデルにおいて、短い部材が原因で発生する解析エラーを回避するために、部材長0.5mm以下の部材を隣接する部材と結合するように改善しました。
■不具合修正
(1)保耐法面内照査:免震設計の指定に橋軸方向の設定値が使用される不具合があり、これを修正しました。
(2)保耐法面内、面外照査:道示V 解7.4.1の「照査する/しない」の設定が結果画面の「詳細」タブに反映されず、通常設計の結果のみが表示される不具合があり、これを修正しました。 |
6.02.00
↓
6.02.01 |
'08.11.10 |
【ラーメン橋脚専用版】
■不具合修正
1)橋脚部の許容応力度法照査(せん断照査):下記ケースにおいて、必要鉄筋量算出に使用する許容引張応力度σsaに誤りがあり、これを修正しました。
・「基本条件|鉄筋材質」でSD345を選択
・「許容応力度法|計算条件|断面照査条件|鉄筋許容応力度の取扱い」の柱,フーチングで「水中部材」を選択
2)橋脚部の許容応力度法照査(曲げ照査):コンクリートの圧縮応力度σcに負の応力度が表示される不具合があり、これを修正しました。
3)橋脚部の許容応力度法照査(曲げ照査):単鉄筋で全断面引張りの場合、結果画面の断面図に表示される中立軸の位置が誤っているケースがあり、これを修正しました。
4)許容応力度法照査およびレベル2地震動照査において、はりハンチ端(内側)位置の断面照査・M-φ関係算出を行うとき、はり支間中央部の配筋情報を参照して計算する不具合があり、これを修正しました。
5)杭基礎のレベル2地震動照査:鋼管ソイルセメント杭(杭基礎設計便覧(H19.1)準拠時)の杭頭仮想鉄筋コンクリート断面の降伏曲げモーメントMyを常に軸力=0で計算している不具合があり、これを修正しました。 |
6.02.01
↓
6.02.02 |
'09.01.15 |
【ラーメン橋脚専用版】
■不具合修正
1)上部工の各支承位置が橋軸方向位置≠0.0のとき基本荷重ケース画面の上部工基本荷重−M(橋軸)の集計に誤りがあり、これを修正しました。
2)保耐法面内照査:軸力と終局モーメント曲線の最小軸力算定において、曲げ方向にかかわらず大きいほうの軸力値を使用している不具合があり、これを修正しました。
3)保耐法照査(面外,面内):有効高dに関する補正係数Ceを道示W(P148)表-4.2.2で算出している不具合があり、これを修正しました。
※橋脚部の保耐法照査は、この版より道示X(P165)表-10.5.2で算出します。
4)橋脚部の許容応力度法照査(せん断照査):地震時のτa1の計算を(道示P147 表-4.2.1)記載のτa1×1.5倍で算出している不具合があり、これを修正しました。
※地震時のτa1は、この版より道示X(P167)表-10.5.1のτc(「入力−基準値−コンクリート」画面で設定)を用います。
5)保耐法面内照査:終局モーメントMu算出エラー表示の判定に、モーメント符号が逆のエラーも含まれているケースがあり、これを修正しました。
6)橋脚部の許容応力度法照査(曲げ照査):はり(ハンチ部)断面照査の最小鉄筋量に、ハンチ筋を含めていない不具合があり、これを修正しました。
7)杭基礎のレベル2地震動照査:水位がフーチング底面以深となるケースにおいて、受動土圧強度算出ミスがあり、これを修正しました。
■Helpの修正
1)「入力−許容応力度法−計算条件−骨組解析条件−フーチングの断面2次モーメント」
2)「入力−許容応力度法−基本荷重ケース−上部工荷重ケース」 |
6.02.02
↓
6.03.00 |
'09.02.03 |
【ラーメン橋脚専用版】
■拡張機能・改善
1)杭基礎,直接基礎のレベル2地震動照査:水位の2ケース(低水位,高水位)同時計算に対応しました。
2)杭基礎のレベル2地震動照査:結果確認画面の概要に、フーチング判定結果一覧を追加しました。
3)杭基礎のレベル2地震動照査:せん断耐力の詳細結果計算書出力に対応しました。
※計算書「杭基礎のレベル2地震動照査−地震動タイプT(U)−液状化無視(考慮)−低(高)水位−橋軸(直角)方向」の最後の項目に出力。
4)計算書「設計条件−基本条件」にタイトルやコメントなどの一般事項の内容を出力する機能を追加しました。
5)「地層−土質」画面の地盤種別の判定機能に、耐震設計上の基盤面を指定できるように改善しました。
6)震度連携:上部工反力の取込において、取込前の各支承毎の反力比率を維持した取込を行うように修正しました。
7)フーチング全体(平面図)の寸法を表示,出力するようにしました。
8)杭基礎のレベル2地震動照査:仮想鉄筋コンクリート断面の降伏曲げモーメントMyの計算に使用する鉄筋配置を計算書に出力するようにしました。
※計算書「杭基礎のレベル2地震動照査−設計条件」に出力。
9)震度連携:「許容応力度法−基本荷重ケース−任意荷重ケース」で指定した任意死荷重の各荷重を剛性モデルの重量に考慮するようにしました。
■不具合修正
1)保耐法面内照査において、上部工位置が柱端部(側面位置)と一致するとき、本来計算可能なモデルが解析エラーとなる不具合があり、これを修正しました。
2)検討対象が「既設」のとき、橋脚鉄筋画面の「鉄筋本数」に補強鉄筋の本数を考慮した本数を表示するケースの不具合があり、これを修正しました。
3)保耐法面内計算において、補強(柱:鉄筋コンクリート巻立てまたは鉄筋コンクリート増厚「柱既設軸方向鉄筋の扱い=段落しが行われていないものとみなす」,基礎:増し杭工法「フーチング上面厚≠0」)設計のとき、アドレスの読み込み違反エラーが発生する不具合があり、これを修正しました。
■Helpの修正
1)「入力−基本条件」
2)「入力−橋脚形状」
3)「入力−橋脚鉄筋」
4)「入力−上部工/支承」
5)「入力−地層」
6)「入力−杭形状」
7)「入力−許容応力度法−計算条件」
8)「入力−許容応力度法−基本荷重ケース」
9)「入力−レベル2地震動−共通条件」
10)「入力−レベル2地震動−基礎条件(杭基礎)」
11)「計算理論及び照査の方法−骨組解析−荷重コード」
12)「計算理論及び照査の方法−震度算出(支承設計)連動−剛性モデル」
13)「サンプルデータ−サンプルデータ」
14)「Q&A−許容応力度法照査」
15)「Q&A−レベル2地震動照査(直角方向)」 |
6.03.00
↓
6.03.01 |
'09.02.27 |
【ラーメン橋脚専用版】
■拡張機能・改善
1)震度連携:鉛直死荷重反力の取込(比較)対象とするか否かの設定を追加しました。
「オプション−動作環境の設定−震度連携−鉛直死荷重反力の取込(比較)対象とする」で変更します。
2)コーベル:水平荷重の最大値の入力制限を緩和し、範囲(0.0〜999999.9)に変更しました。
3)「許容応力度法−基本荷重ケース」画面において、各支承位置の表示を「上部工/支承−直角方向位置」で入力した値を表示するように変更しました。
■不具合修正
1)杭基礎レベル2地震動:フーチング柱間照査(せん断照査「はり」)において、橋軸直角方向のフーチング中心位置と柱間にある杭中心位置が一致する場合、その位置の断面照査をしていない不具合があり、これを修正しました。
2)橋脚部の保耐法照査において、以下の条件を満たす場合、参照で定義した側(下記例では柱2側)の柱基部の終局ひずみεcu発生位置及び終局曲げモーメントMuに誤りがあり、これを修正しました。
・柱:鉄筋コンクリート巻立て補強
・柱基部の鉄筋配置(定着鉄筋と非定着鉄筋が混在)
・柱基部の鉄筋配置を鉄筋参照機能でモデル化(ラーメン橋脚(2柱)の場合では柱1:鉄筋を直接指定,柱2:柱1の鉄筋参照)
■Helpの修正
1)「操作説明−メニュー(スピードボタン)の説明−オプション−動作環境の設定」
2)「サポート−ご購入についてのお問い合わせ−福岡」 |
6.03.01
↓
6.04.00 |
'09.03.18 |
【ラーメン橋脚専用版】
■拡張機能・改善
1)Acrobat3D(PDF出力)に対応しました。(Adobe SystemsのAdobe Acrobat3D Ver8またはAdobe
Acrobat 9 ProExtendedのインストールが必要)
・メイン画面の3D図:ポップアップメニュー「PDF出力」から実行します。
■不具合修正
1)許容応力度照査(せん断照査):柱の鋼板巻立て補強において、下記箇所の「降伏点」を「許容引張応力度」に修正しました。
・計算書「各柱の設計(許容応力度法)−せん断力に対する検討−抽出結果−各柱上端−補強鋼板」
2)許容応力度照査(せん断照査):柱の鋼板巻立て補強において、柱基部の有効幅(b)と有効高(d)に鋼板厚を含めて計算している不具合があり、これを修正しました。
3)許容応力度照査(せん断照査):せん断スパンの上限値を考慮する場合、フーチング柱間のせん断スパンが0.0mmとなる不具合があり、これを修正しました。
4)許容応力度照査(せん断照査):杭基礎でせん断スパンの上限値を考慮する場合、フーチング直角方向(張出し)のせん断スパンが負となる不具合があり、これを修正しました。
5)震度連動:Ver6.03.01で剛性モデルを生成した後、震度算出(支承設計)側の結果確認画面(比較表(一覧)、比較表(詳細))において、レベル1分担重量Wuは本来「---」表記となるべき箇所に値(0.0)が表示される不具合があり、これを修正しました。
・該当する場合には、Ver6.04.00で該当するラーメン橋脚を読込み後、剛性モデルを再生成して震度連動ファイル(*.F8W)に保存する必要があります。
6)保耐法面内照査:計算書の下記箇所の「φy」を「φu」に修正しました。
・計算書「ラーメン橋脚の保有耐力法照査(面内方向)−地震動タイプI(U)−右(左)向きの照査−降伏剛性」
■Helpの修正
1)「入力−橋脚形状」
2)「入力−レベル2地震動−基礎条件(杭基礎)」
3)「計算理論及び照査の方法−柱の保有水平耐力法(面外方向)−補強の計算条件(鉄筋コンクリート巻立て)」
4)「計算理論及び照査の方法−柱の保有水平耐力法(面外方向)−補強の計算条件(鉄筋コンクリート増厚)」
5)「計算理論及び照査の方法−ラーメン橋脚の保有水平耐力法(面内方向)−補強の計算条件(鉄筋コンクリート巻立て)」
6)「計算理論及び照査の方法−ラーメン橋脚の保有水平耐力法(面内方向)−補強の計算条件(鉄筋コンクリート増厚)」 |
6.04.00
↓
6.04.01 |
'09.05.27 |
【ラーメン橋脚専用版】
■不具合修正
1)データファイル(*.F9U)の読み込み時、「'****'は日付ではありません」のメッセージが表示される場合があり、これを修正しました。
2)はりハンチ無しのときのはり支間中央部の曲げ照査において、断面力抽出ミスのケースがあり、これを修正しました。
3)保耐法面内照査において、柱補強(曲げ耐力制御式鋼板巻立て、鋼板巻立て)のとき柱基部の塑性ヒンジ長Lpに補正係数(0.8)を考慮していない不具合があり、これを修正しました。
【従来版】
■不具合修正
1)増し杭工法時のフーチング照査(曲げ照査)において、下側引張時の既設部の応力度に既設死荷重時による応力度を加算せずに出力していた不具合があり、これを修正しました。 |
6.04.01
↓
6.04.02 |
'09.07.21 |
【ラーメン橋脚専用版】
■不具合修正
1)保耐法面内照査の計算書「水平力−水平変位の関係および終局水平耐力−降伏限界の水平変位」の記号ミスがあり、これを修正しました。
2)補強(柱:鉄筋コンクリート巻立て、梁:鉄筋コンクリート増厚)時の補強鉄筋のデータが残っているとき、その補強鉄筋が鉄筋本数の表示及び計算に影響する不具合があり、これを修正しました。
3)骨組解析の計算書出力において、直接基礎には不要な文字「液有」が、荷重ケース名称に付加されて出力される不具合があり、これを修正しました。
4)保耐法面内照査において、終局ステップのM-φ算出エラー時に曲げ破壊型以外でも計算を中断する不具合があり、これを修正しました。
5)「地層」画面の最大周面摩擦力度の推定方法の切替を行っても、最大周面摩擦力度fが更新されない不具合があり、これを修正しました。
6)杭基礎のレベル2地震動照査の計算書(押込み(引抜き)支持力の上限値)において、「砂質土」と「粘性土」の土質名称が逆に出力される不具合があり、これを修正しました。
7)許容応力度法、保耐法照査:3柱式ラーメン橋脚で左右の梁の断面高が異なる場合の骨組モデルにおいて、中柱隅角部のはり任意分布死荷重値が正しく算出されていない不具合があり、これを修正しました。 |
6.04.02
↓
6.04.03 |
'09.08.03 |
【ラーメン橋脚専用版】
■不具合修正
1)許容応力度法の曲げ照査において、圧縮側応力度(σs')の許容値に許容引張応力度を使用し計算している不具合があり、これを修正しました。
2)許容応力度法(柱)の軸方向部材としての最小鉄筋量の計算に使用するσsaを許容圧縮応力度ではなく許容引張応力度を用いて計算している不具合があり、これを修正しました。
3)フーチングのレベル2地震動照査(せん断照査):照査断面位置の曲げモーメント状態により引張の向きを判別している不具合および有効高の算出ミスのケースがあり、これを修正しました。
4)許容応力度照査(せん断照査):必要鉄筋量算出において、せん断スパンaがd/1.15より小さい場合の有効高算出に不具合があり、これを修正しました。 |
6.04.03
↓
6.04.04 |
'09.09.04 |
【ラーメン橋脚専用版】
■不具合修正
1)保耐法面内照査において、終局ステップ時のMy0(初降伏モーメント)>Mu(終局モーメント)となっているケースでもエラーとならず、警告だけ表示される不具合があり、これを修正しました。
2)増し杭工法時(左面増幅≠右面増幅)の基礎照査に用いる補強後作用力を、既設フーチングの中心位置ではなく、フーチング補強の中心位置で算出している不具合があり、これを修正しました。
3)増し杭工法時(左面増幅≠右面増幅)の増し杭部の杭頭座標算出ミスがあり、これを修正しました。 |
6.04.04
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6.04.05 |
'09.10.01 |
【ラーメン橋脚専用版】
■拡張機能・改善
1)骨組解析の計算書において荷重コードの説明は実際に使用された荷重コード番号のみを出力するように改善を行いました。
■不具合修正
1)鉄筋入力画面の確定時において、警告メッセージ「主鉄筋が断面の外に存在します。(XX-XX「新設/既設鉄筋
XX行目」)」の行番号に誤りがあるケースがあり、これを修正しました。
2)直接基礎のレベル2地震動照査(せん断照査):せん断スパンの算出に誤りがある断面があり、これを修正しました。 |
6.04.05
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6.04.06 |
'09.11.27 |
【ラーメン橋脚専用版】
■不具合対策
(出力部)
(1)組合せ荷重ケース名称が半角43文字を越える場合、骨組解析の計算書の作成途中でエラーとなり、プレビュー時に「改ページ禁止ブロックの終了タグが見つかりませんでした」のエラーメッセージが表示される不具合があり、これを修正しました。
(2)柱の許容応力度法の計算書(照査条件)において、側面鉄筋の取扱いに関するコメント内容の出力ミスがあり、これを修正しました。
(3)保耐法面内照査の計算書(照査条件)において、免震設計の補正係数(CE)に関するコメント内容の出力ミスがあり、これを修正しました。 |
6.04.06
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6.04.07 |
'10.06.04 |
【ラーメン橋脚専用版】
■不具合対策
(入力部)
(1)「橋脚形状」の形状描画において、フーチング補強なしの場合、補強された梁や柱の補強形状線をハイライト色で描画している不具合があり、これを修正しました。
(計算部)
(1)杭頭と杭先端が同一支持層内となるケースにおいて、計算に使用する各地層厚の分割ミスの不具合があり、これを修正しました。
(2)杭基礎レベル2地震動:フーチングせん断照査において、割増係数Cdc,低減係数Cdsを照査断面位置の有効高dで計算している不具合があり、これを修正しました。
(3)杭基礎のレベル2地震動照査(橋軸方向)に用いる橋脚の終局水平耐力に余裕があるか否かの判定ミスが生じるケースがあり、これを修正しました。
(4)はりのコーベル照査において、はり側面の配置鉄筋が@300となるとき、側面用鉄筋の配置間隔の判定ミスがあり、これを修正しました。
(5)直接基礎の安定計算(鉛直地盤反力)で算出した分布状態が三角形分布となるとき、三角形分布以外のフーチング部材に対して荷重を載荷させている不具合があり、これを修正しました。
(6)はりの許容応力度法照査(せん断照査)において、はり張出無し形状で柱幅(橋軸方向)が比較的小さくなる場合、本来不要な照査断面(梁2左隅角部)が追加される不具合があり、これを修正しました。 |