Ver. |
日付 |
内 容 |
9.00.00 |
'10.09.24 |
■機能追加
1. 計算関連
- 段差フーチング時において、軽量盛土を指定した場合に橋脚として設計できるようにしました。
- 地震時動水圧に対応しました。
- 逆T式橋台において、ハンチ形状を計算に考慮できるようにしました。
■機能拡張
1. 計算関連
- 任意形状のブロック割において、躯体が後趾より後にある形状でも背面土砂が正しく分割できるように処理を拡張しました。また、直角段差時のブロック割を見直しました。
- 橋座の設計において、斜角を考慮したせん断抵抗面積を考慮できるようにしました。
- 省力タイプの胸壁において、受け台位置での照査をできるようにしました。
- 落橋防止構造において、有効高の指定によるせん断抵抗面積算出に対応しました。
- 落橋防止構造において、グループ別に緩衝材を設定できるようにしました。
- 翼壁設計時において、側圧と土圧を同時に考慮できるようにしました。
- 直角段差フーチングにおいて、竪壁の照査区間を選択できるようにしました。ただし、底版と同様に直接基礎のみ指定が可能です。
- 直角段差フーチングにおいて、竪壁,底版の照査区間毎に配筋情報を選択できるようにしました。尚、レベル2照査がある時は、選択できません。
- 荷重ケース毎に側圧の考慮を選択できるようにしました。
- 仮想背面が壁位置の場合において、安定計算時の背面土砂を考慮するかどうかの選択を追加しました。
- 仮想背面が壁位置の場合において、後趾の設計を行うかどうかの選択を追加しました。また、土圧の鉛直成分を考慮するかどうかも選択できるようにしました。
- 竪壁保耐設計時において、せん断破壊の場合の余裕判定で仕様するPuにPs0を選択できるようにしました。
- 直角段差フーチングにおいて、張出部の照査に対応しました。
2. 図面関連
- 図面作成において、3次元配筋生成機能の機能拡張(躯体外形の作図、非表示、透過表示など)を行いました。
■機能改善
1. 入力関連
- 寸法等のエディットボックスの入力において、範囲外でも入力可能にしました。
- 震度算出からのデータ取り込みにおいて、レベル1地震時の上部工水平反力を取り込むかどうかの選択を用意しました。
- 「初期入力」画面において、自動設定ボタンを押下後にメッセージを表示するようにしました。
- 「基準値」画面において、土地改良のτa1の許容値を追加しました。
- 「形状」−「翼壁」画面において右翼壁の取り付け角の入力を内角に変更しました。
2. 計算関連
- 橋軸段差フーチングにおいて、底版より下の水圧を無視できるように選択を追加しました。
- 受働土圧算出において、水位を考慮するかどうかの選択を追加しました。
- 直角方向の土圧において、土圧の重心位置を変更できるようにしました。
- 杭基礎の地盤バネ定数において、左右対称でもAvrが0とならないのを0になるように処理を変更しました。
3. 結果確認関連
- 安定計算の作用力において、直角方向の作用力の集計の図を表示するようにしました。
4. 計算書関連
- 胸壁,竪壁,翼壁の設計において、スターラップの名称をせん断補強筋に変更しました。
- 最大鉄筋量算出において、Asb算出過程を表示するようにしました。
- 後趾設計時の土圧において、後趾上端を選択された場合は、安定計算ではなく後趾設計に計算過程を表示するようにしました。
- 杭基礎設計時において、配筋情報を表示するようにしました。
- 計算書の表紙において、ファイル名,タイトル,コメントを表示できるようにしました。
- 設計震度において、固有周期からの算出過程を表示するようにしました。
- 杭配置の表示において、直角方向の座標の表示順番を上からになるように変更しました。
■不具合修正
1. 入力関連
- 設計震度画面において、竪壁保耐のみ照査を行う場合にKhcminの入力が不可になっていたのを修正しました。
- 付属設計の翼壁の設計において、多層を選択すると引張許容応力度が入力できなくなるのを対策しました。
2. 計算関連
- 橋軸段差時において、左右張出部の断面高を竪壁開始高から底版最薄部の高さに変更しました。
- 杭の斜め引張鉄筋量の照査において、せん断力がマイナスの場合に必要せん断補強筋量が正しく算出されないのを対策しました。
- 受け台の照査において、一度部材の有効高を考慮とすると再計算するまで有効高を考慮した結果になるのを対策しました。
- 受け台の照査において、せん断照査位置を指定した場合にMu算出時の受け台幅に誤りがあったのを対策しました。
3. 計算書関連
- 安全性の検討において、水位が2ケース選択されている場合にケース1とケース2の土圧図が同じものになっていたのを対策しました。
- 竪壁保耐法の計算書において、上部工反力の作用力の符号が逆になっているのを対策しました。
- 印刷プレビューにおいて、左右の張出部がないが張出部の照査があると選択した状態でプレビューするとエラーとなるのを対策しました。
- 設計条件において、任意土圧を指定している場合で液状化の有無両方を照査する場合に土圧の出力に地震時ケースが2回表示されるのを対策しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1. 概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver9.00.00について
- 適用範囲
2. 操作方法−『入力』モードの操作
- 初期入力
- 形状(土砂・舗装)
- 荷重(許容応力度法荷重ケース)
- 荷重(保有耐力法の荷重ケース)
- 荷重(荷重の取り扱い)
- 部材(竪壁照査位置)
- 部材(底版照査位置)
- 部材(竪壁配筋,底版配筋,突起配筋,胸壁配筋,翼壁配筋)
- 考え方(安定計算:直接基礎)
- 考え方(竪壁設計:許容応力度法)
- 考え方(竪壁設計:保有耐力法)
- 考え方(底版設計)
- 考え方(胸壁設計,翼壁設計,踏掛版の設計,桁かかり部設計)
- 考え方(土圧・水圧)
- 許容値(竪壁設計,底版設計,突起設計)
3. 計算理論及び照査の方法
- 荷重の考え方−地震時動水圧
- 安全性の照査(許容応力度法による照査)
杭基礎−杭のバネ定数
- 断面計算
せん断応力度計算
曲げ応力度の計算
- 竪壁の設計
保有水平耐力法での照査−モデル化
- 底版の設計
保有水平耐力法での照査−曲げモーメントの照査
フーチングの補強設計
- 段差フーチング−部材設計
剛性モデルの算定
■ヘルプ修正(付属設計プログラム)
1. 橋座の設計
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9.00.01 |
'10.10.13 |
■機能改善
1. 計算書関連
- ファイル名にアンダーバーが含まれていてもファイル名が正しく表示されるようにしました。
■不具合修正
1. 入力関連
- 新規作成時に右翼壁を立ち上げ翼壁とした場合に、計算時にエラーとなるのを対策しました。
2. 結果確認関連
- 結果総括において、NG箇所がないのにボタンの色が赤表示となる場合があるのを対策しました。
3. 計算関連
- 増設時において、増設時の土圧の作用幅を直接指定しても既設の作用幅で計算されるのを対策しました。
- 逆T式や重力式橋台の場合において、左右土砂に異形状を選択した時の水位を考慮するブロック割が正しく分割されないのを対策しました。
- 直角段差において、杭基礎の場合でも直接基礎の底版照査範囲を参照してブロック割をしていたため、余計なブロック割が生じていたのを対策しました。
|
9.01.00 |
'10.11.09 |
■機能拡張
1. 図面関連
- 図面作成において、3次元配筋生成機能の拡張(Allplan形式、およびIFC形式のファイル出力)を行いました。
■不具合修正
1. 入力関連
- 重力式等のように仮想背面に鉛直と傾斜部がある場合の任意土圧の初期化において、折れ位置を挟むようにその他ブロックを指定すると最後の土砂位置で分割されないのを対策しました。
- 付属設計の翼壁設計において、片方の翼壁を無しとすると再度画面を開いた場合にリストのインデックスが範囲を超えていますとエラーが表示されるのを対策しました。
2. 結果確認関連
- 底版補強時の画面の判定で、照査位置が既設底版より前にある場合にも既設鉄筋の応力度結果を参照していたのを対策しました。
3. 計算関連
- 竪壁がない場合の前趾設計に上部工反力を考慮した場合において、上部工反力の荷重が逆方向にかかっていたのを対策しました。
- 段差形状において、天端幅Bu3と天端幅Bl4に寸法がある場合に前面土砂のブロック割が正しく行われないのを対策しました。
- その他盛土ブロックの入力において、受け台の途中までブロックを指定するとブロック割が正しく行われないのを対策しました。
- 竪壁に水平段差がある場合において、部材厚が正しく取得できないため剛性モデルの断面積が正しく算出されなかったのを対策しました。
- 仮想背面が壁位置の場合において、安定計算時に背面土砂を考慮しないで後趾設計を行うとすると背面土砂重量が考慮されずにエラーが発生するのを対策しました。
- 任意形状時の浮力算出時の上向きの水圧において、形状が複雑な場合に上向きの水圧が正しく算出されていない場合があったのを対策しました。
4. 計算書関連
- 結果詳細計算書の設計条件において、固有周期からの設計震度の算出過程に地域補正別係数Czを表示するようにしました。
- 任意形状時の浮力算出時の上向きの水圧において、形状が複雑な場合に上向きの水圧の図が正しく表示されていない場合があったのを対策しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1. 概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver9.01.00について
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9.02.00 |
'10.12.22 |
■機能拡張
1. 計算関連
- 段差フーチングにおいて、「基礎の設計計算、杭基礎の設計」との連動時の底版L2の照査に対応しました。
- 竪壁保耐を行う場合の保有耐力法の照査において、照査方向を選択できるようにしました。
- 付属設計の翼壁設計において、スターラップの照査に対応しました。
- 照査区間の指定について、杭基礎でも照査区間を選択できるようにしました。
- 増設時の設計において、張出部がない形状から張出部を増設した場合にも張出部の照査を行えるようにしました。
■機能改善
1. 入力関連
- 「初期入力」画面において、杭の許容支持力の自動設定機能を追加しました。
- 「基準値」画面の変更時において、許容値の初期化の処理を改善しました。
- 橋座の設計において、斜角を考慮した場合にアンカーボルトの位置が間隔Pより小さい場合にメッセージを表示するようにしました。
- 「荷重」−「翼壁設計」画面において、土圧係数を直接指定した場合の入力桁を小数点5桁までに変更しました。
- 出力選択画面において、項目の右クリックで単独プレビューを行えるようにしました
2. 計算書関連
- 橋脚として設計した場合の結果詳細計算書において、安全性の検討の躯体重量をW=γ×VではなくW=柱重量Wp+底版重量Wfで表示するようにしました。
- 結果詳細計算書において、作用力の集計表の表示桁を合わせるようにしました。
- 裏込め土が粘性土の場合において、地震時土圧算出時の粘着力のコメントを「地震時土圧には、粘着力が零の時の土質定数を用いるため、粘着力は考慮しない。」に変更しました。
- 竪壁設計時の結果詳細計算書において、軸力補正係数のMoの式を表示するようにしました。
■不具合修正
1. 入力関連
- 側面形状において、勾配を指定した場合に描画と計算で用いられる形状が異なる場合があったのを対策しました。
- 杭基礎連動において、後趾にハンチがある場合に杭基礎側に正しく形状データが設定されないのを対策しました。
- 初期入力画面確定後において、竪壁部材の許容値τa1が正しく設定されないのを対策しました。
2. 計算書関連
- 竪壁前面に傾斜がある形状において、上向きの水圧の図に誤りがあるのを対策しました。
3. 計算関連
- 後趾なしの逆T式橋台において、側面土砂が水平の場合に土砂ブロック割が正しく行われないのを対策しました。
- 任意形状の場合において、計算実行時にブロック割でエラーとなる場合があるのを対策しました。
- 地震動逆方向の照査において、土砂の水平力を無視とした場合に翼壁土砂控除ブロックがあると水平力が生じてしまうのを対策しました。
4. 計算確認関連
- 結果総括及び設計調書において、竪壁がない形状でエラーとなり結果が表示されないのを対策しました。
5. 図面関連
- 図面作成において、台形踏掛版配力筋の配筋情報生成時に入力と異なる配筋ピッチを使用していた点の対策を行いました。
- 図面作成において、台形踏掛版の主鉄筋かぶりが外面直角方向で作図されない点の対策を行いました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1. 概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver9.02.00について
- 適用範囲
2. 操作方法−『入力』モードの操作
- 初期入力
- 荷重(保有耐力法の荷重ケース)
- 部材(竪壁照査位置)
- 部材(底版照査位置)
- 考え方(底版設計)
3. 操作方法−『計算書作成』モードの操作
4. 計算理論及び照査の方法
- 段差フーチング−基本方針
- 段差フーチング−部材設計−底版設計
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9.02.01 |
'11.01.24 |
■機能改善
1. 入力関連
- 付属設計の翼壁設計において、スターラップの間隔とピッチの入力桁数を4桁まで入力可能にしました。
■不具合修正
1. 計算関連
- 底版有効幅指定時の計算において、計算実行でエラーが発生するのを対策しました。
- 拡幅部の補強にチェックがある場合において、前趾,後趾のせん断照査位置でのブロック割が正しく行われないのを対策しました。
- 任意形状において、形状によっては計算実行時にブロック割でエラーとなる場合があったのを対策しました。
2. 計算書関連
- 橋座の設計において、各ケースにチェックが付いていない場合にプレビューが正しく表示されないのを対策しました。
3. 計算確認関連
- 結果総括において、杭頭結合部の照査が表示されないのを対策しました。
4. 連動関連
- 橋脚として設計した場合の剛性モデルにおいて、直角方向の許容塑性率と破壊形態が順方向と逆方向が逆に設定されるのを対策しました。
- 橋脚として設計した場合において、震度算出側での計算時に比較表に表示される上部工慣性力の直角方向の作用位置に橋軸方向と同じ値が設定されているのを対策しました。
5. 図面関連
- 図面作成において、竪壁に斜角がある場合に、3D配筋生成で竪壁主鉄筋が外形外に表示される点の対策を行いました。
- 図面作成において、3D配筋データのファイル出力機能を改善しました。
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9.02.02 |
'11.02.18 |
■不具合修正
1. 計算関連
- 段差フーチング及び壁前面に突起がある形状において、安定計算時に橋座天端勾配分が翼壁高に考慮されていなかったのを修正しました。
- 段差フーチング時の土圧において、底版照査区間を指定しない場合でも照査区間で土圧を分割していたのを分割しないように対策しました。
- 重力式で壁前面に突起がある形状において、土圧位置を簡易指定とすると土圧の作用位置が正しい位置に作用していなかったをの対策しました。
2. 計算書関連
- 橋座の設計において、補強筋が正しく表示されていなかったのを修正しました。
- 設計条件の浮力表示において、荷重の画面で浮力を変更しても反映されないのを対策しました。
3. 計算確認関連
- 橋脚として設計した場合において、結果確認にレベル2の底版の結果画面が表示されているのを表示しないようにしました。
4. 図面関連
- 図面作成において、底版右側面筋(横方向)加工図の曲げ角度が正しい角度で作図されない場合がある点の対策を行いました。
- 図面作成において、設計対象が「増設」の場合に既設杭配置が正常に作図されない場合がある点の対策を行いました。
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9.03.00 |
'11.05.02 |
■機能拡張
1. 計算関連(翼壁拡張オプション)
- 翼壁の設計において、平板解析に対応しました。また、平板解析時において、下記の形状が計算可能になりました。
1)重力式橋台の背面形状を考慮した翼壁形状
2)フルウイングでパラレル部が底版端部と交差する形状
3)パラレルウイングで翼壁下端が 底版と交差する形状
■機能改善
1. 入力関連
- 橋脚として設計時において、レベル2保耐設計時に初期土圧(kh=0)を見込むかどうかの選択を追加しました。併せて杭基礎側に連動する方向を指定できるようにしました。
- 橋脚として設計時において、基礎及び底版設計時のcz・khcoに免震橋の補正係数Ceを考慮するかどうかの選択を追加しました。
- 配筋詳細画面において、カット&ペーストの処理を有効にしました。
- 杭配置において、底版最小幅を1mから0.5mへ変更しました。
2. 計算関連
- パラレル翼壁において、翼壁先端高が0の場合でも計算可能にしました。
3. 計算書関連
- 結果詳細計算書の底版設計時において、有効幅を表示するようにしました。
- 結果詳細計算書の増設設計時において、既設死荷重状態の配筋情報を表示するようにしました。
- 結果詳細計算書の設計条件の形状図において、任意形状でも上部工反力の作用位置の寸法線を表示するようにしました。
■不具合修正
1. 入力関連
- 翼壁配筋画面において、翼壁に斜角がある場合にD'部が誤って表示される場合があったのを対策しました。
- 連動データにおいて、保耐法の照査がない場合に連動データ読み込み時にエラーが発生する場合があったのを対策しました。
- 3D描画において、直角段差フーチングで斜角がある場合で底版上面寸法がすべて0の場合にエラーになる場合があるのを対策しました。
2. 計算書関連
- 落橋防止構造において、緩衝材に円形を選択した場合にせん断抵抗面積が0と表示されるのを対策しました。
- 結果一覧計算書において、胸壁がない場合にせん断力の結果を表示すると表示が1行ずれるのを対策しました。
- 結果一覧計算書において、設計要領選択時に翼壁のA部のせん断結果が表示されるのをバー表示にしました。
3. 計算関連
- 橋座の設計において、斜角を考慮した場合で控除面積が0の場合にエラーが発生する場合があったのを対策しました。
4. 計算確認関連
- 胸壁の設計の画面の結果判定において、落橋防止構造の判定が反映されていないのを対策しました。
- 竪壁設計時の断面力において、表示している荷重ケースと数値が合わない場合があるのを対策しました。
5. 図面関連
- 図面作成において、生成した踏掛版受台配力筋(背面)の配筋情報が配筋範囲を超える場合があった点の対策を行いました。
- 図面作成において、かぶり詳細図が正常に作図できない場合があった点の対策を行いました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1. 概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver9.03.00について
- 適用範囲
2. 操作方法−『入力』モードの操作
- 初期入力
- 荷重(保有耐力法の荷重ケース)
- 考え方(竪壁設計:保有耐力法)
- 考え方(胸壁設計,翼壁設計,踏掛版の設計,桁かかり部設計)
■ヘルプ修正(付属設計プログラム)
1. 翼壁の設計
- 操作説明(入力データ)
- 照査の方法−平板解析による翼壁の設計
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9.03.01 |
'11.05.20 |
■不具合修正
1. 連動関連
- 竪壁保耐設計時の杭基礎連動において、「荷重」−「保有水平耐力法荷重ケース」画面において、照査方向に「前←後」及び「左←右」とした場合においてレベル2地震時の作用力Hd,Mdの符号が逆になっているのを対策しました。
2. 計算書関連
- 結果詳細計算書の最大鉄筋量の算出過程出力において、Y2区間のコンクリートに生じる圧縮力の記号を「C」から「C2」に修正しました。
- 直角方向張出部の照査において、「荷重」−「土砂」画面で左右異形状を指定した場合に浮力の算出過程が常に躯体前面形状の算出過程を表示していたのを左右の土砂形状の算出過程を表示するように対策しました。
- 設計条件において、保有水平耐力法の照査方向に無しと両方向のみ表示されていたのを対策しました。
- 安全性の検討(保耐法)において、橋脚として設計した場合に土圧の共通データが正しく表示されていなかったのを対策しました。
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9.03.02 |
'11.06.23 |
■機能改善
1. 連動関連
- 橋脚として設計した場合において、許容塑性率を免震時/非免震時同時に連動できるように拡張しました。
- 橋脚として設計した場合において、照査方向に1方向のみを指定した場合に照査方向以外の剛性を0として扱うようにしました。
2. 計算書
- 結果詳細計算書の設計条件において、土圧の範囲の表現が常にフーチング底面からとなっているのを土圧を考慮しない高さがある場合は、土圧を考慮しない高さからと表示するようにしました。
■不具合修正
1. 入力関連
- 「荷重」−「胸壁設計」画面において、画面確定時に受け台がある場合の任意土圧の指定が正しく保存されなかったのを修正しました。
2. 計算関連
- 直角段差フーチングにおいて、照査区間1の後趾設計時のスターラップに前趾側のスターラップが上書きされて計算されていたのを対策しました。
- 壁に前面突起がある重力式橋台において、部材厚に後ろ側の壁勾配が考慮されない場合があったのを対策しました。
- 直角段差フーチングにおいて、胸壁がない形状では竪壁設計時の竪壁ブロック分割が行われないのを対策しました。
3. 計算書
- 入力データの出力において、直角方向の照査がない場合でも「躯体形状」の平面形状や「許容応力度法荷重ケース」において直角方向のデータが出力されていたのを対策しました。
- 結果詳細計算書において、土砂の終了位置LRが胸壁より前にある場合に下向きの水圧の描画が正しく行われないのを対策しました。
- 結果詳細計算書において、付属設計の翼壁を表示した場合にせん断補強筋の本数にピッチの値が表示されていたのを対策しました。
4. 図面関連
- 図面作成において、翼壁の縦断面図寸法が正面図寸法と一致していない場合があった点の対策を行いました。
- 図面作成において、一般図(たて壁平面図)の翼壁作図位置が胸壁位置とずれて作図される場合があった点の対策を行いました。
- 図面作成において、竪壁のかぶり詳細図が正常に作図されない場合がある点の対策を行いました。
■ヘルプ修正(付属設計プログラム)
1. 橋座の設計
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9.03.03 |
'11.08.01 |
■機能改善
1. 計算関連
2. 入力関連
- パラレル翼壁において、底版のない場合は、パラレル部下端を橋台下端まで入力できるようにしました。
- 許容値において、部材の許容応力度を小数点3桁まで入力できるようにしました。
- 「部材」−「竪壁配筋」画面の保有耐力照査用において、鉄筋再配置ボタンにて前後左右の鉄筋情報を再度生成できるようにしました。
- 任意形状において、前面水位位置の原点を橋座面前面ではなく、竪壁前面で一番大きなX座標となるようにしました。
■不具合修正
1. 計算関連
- 2方向偏心時の地盤反力において、収束しないケースがあったので収束方法をニュートン法から2分法に変更しました。
- 最大鉄筋量の判定において、MyとMuに絶対値が考慮されていないのを対策しました。
2. 計算書
- 結果一覧計算書において、部材の危険値取得時に必ず曲げ最大のケースになっていたのを曲げ応力度の結果とせん断応力度の結果を別々にするようにしました。
- 結果一覧計算書において、重力式で胸壁が無筋の場合に解析エラーとなるのを対策しました。
- 結果詳細計算書において、竪壁保耐時の直角方向の塑性ヒンジ長の断面高Dに橋軸方向の断面幅が表示されているのを対策しました。
3. 図面関連
- 図面作成において、翼壁下端部に水平部が存在する際のハンチ筋の配筋範囲を改善しました。
- 図面作成において、翼壁形状が「立ち上げ」の場合に図面作成ができなかった点の対策を行いました。
- 図面作成において、橋台本体底版下面に配力筋が2種類配置してある場合、底版後趾かぶり詳細図に下面前趾配力筋の記号、径が作図されていた点の対策を行いました。
- 図面作成において、翼壁水平主鉄筋(途中止め)が存在する場合、翼壁縦断面図の水平寸法線が正常に作図されない場合があった点の対策を行いました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1. 概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver9.03.03について
2. 操作方法−『入力』モードの操作
3. 計算理論及び照査の方法
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9.03.04 |
'11.09.26 |
■不具合修正
1. 計算関連
- レベル2地震時の照査において、側面土圧にチェックがある状態で計算を行うとエラーになるのを対策しました。
- 任意形状時の側面土砂水平指定とした場合において、側面土砂形状が水平にならないのを対策しました。
- 直角段差時の土圧において、土圧の控除が底版傾斜位置を超える場合に正しく土圧が算出されないのを対策しました。
- 逆T式,重力式橋台において、背面土砂にプラスの勾配がある場合に土砂開始高を指定した状態で側面土砂を算出すると側面土砂の重量が正しく算出されないのを対策しました。任意形状、段差フーチング、胸壁竪壁に前面突起がある形状については問題ありません。
2. 入力関連
- 翼壁配筋のデータチェックにおいて、かぶりが逆転している場合のメッセージが正しく表示されないのを対策しました。
- 任意土圧の初期化において、竪壁背面が傾斜のみの場合に任意土圧を初期化すると任意土砂以下の土圧係数が正しく設定されないのを対策しました。
- 自動形状決定において、底版受台幅>底版最小幅のデータチェックがなかったのを追加しました。
- 「躯体」画面確定時において、張出部照査あり時にすると必ず直角方向の照査にチェックがはいるのを反力に橋軸方向の反力を使う場合は、直角方向の照査にチェックをいれないようにしました。
3. 計算書関連
- 結果詳細計算書において、躯体幅が大きい場合に2.5次元解析で地盤反力を算出すると計算書の地盤反力図で荷重のラインが上下反転するのを対策しました。
- 結果詳細計算書において、設計要領照査時に支持力照査のtanθの値が載荷状態で同じものが表示されるのを対策しました。計算結果には、影響ありません。
- 結果詳細計算書において、胸壁背面の照査がある場合に設計条件の胸壁の許容値に地震時が表示されていないのを対策しました。
4. 図面生成
- 図面生成において、胸壁または竪壁天端が山折れ形状の場合に左右の天端勾配で差がない場合に一定勾配として図面が作成される場合があるのを対策しました。
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9.03.05 |
'11.10.28 |
■不具合修正
1. 計算関連
- PHC,PC,RC杭において、杭の断面を2段以上設定した場合において計算実行時にエラーとなるのを対策しました。
- 突起のスターラップにおいて、翼壁がある状態で自動配筋を行った場合にせん断補強筋が計算で用いられた結果と異なるのを対策しました。
2. 入力関連
- 落橋防止構造τa3において、胸壁部材のコンクリート強度変更時に初期化が行われないのを対策しました。
3. 計算書関連
- 結果詳細計算書において、直接基礎(2.5次元)から杭基礎(1方向)に切り替えた場合に橋軸方向の計算書に直角方向の荷重が表示されるのを対策しました。
4. 図面生成
- 図面作成において、翼壁天端に段差がある場合、翼壁内面の正面形状寸法が正常でない場合がある点の対策を行いました。
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9.03.06 |
'11.11.17 |
■不具合修正
1. 連動関連
- 基礎工との連動において、Windows7以外のOSで画面確定時にエラーが発生する場合があるのを対策しました。
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9.03.07 |
'12.01.13 |
■不具合修正
1. 計算書関連
- 形状図において、鉛直支持力を照査しない場合にも斜面上の基礎の傾斜が描画されるのを描画しないようにしました。
- 結果一覧計算書において、胸壁の断面結果が正しく表示されないで解析エラーになる場合があったのを対策しました。
- 結果一覧計算書において、杭の段落としがある場合にプレビュー時にエラーが発生するのを対策しました。
- 結果詳細計算書において、前面土砂の慣性力の無視のケースが先にあると計算書に前面土砂の水平力の結果が表示されないのを対策しました。
2. 計算関連
- 後趾が無い形状で任意形状または躯体前面に突起がある形状において、省力タイプを選択し土砂を水平とした場合にエラーとなるのを対策しました。
- 2.5次元解析において、橋軸直角照査時の橋軸方向の作用力において側圧が考慮されていなかったのをするように変更しました。
- 底版補強設計時において、前趾側に拡張しない形状で左右張出し方向のみ拡張した場合にも「形状」−「躯体」画面の側面形状−増設の前趾側拡幅長の値を参照しているのを参照しないようにしました。
- 結果詳細計算書において、仮想背面が土とコンクリートの場合に水による下向きの水圧が計算結果と一致しない場合があるのを対策しました。
3. 設計調書
- 設計調書の底版曲げ応力度の表示において、曲げ応力度の危険値ではなく全体の危険値になっていたのを修正しました。
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9.03.08 |
'12.02.08 |
■不具合修正
1. 計算関連
- 任意形状の竪壁に勾配がある場合において、竪壁照査位置を指定すると照査位置での竪壁自重の重心位置に誤りがあったのを対策しました。
2. 連動関連
- レベル2地震時の杭基礎連動時の上載土砂高の指定において、入力(HF)を指定している場合にも土砂の勾配分が加算されていたのを入力値を使うように変更しました。
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9.03.09 |
'12.06.15 |
■不具合
1.入力関連
- 竪壁保耐時の竪壁配筋画面において、直角方向のせん断補強筋の入力がスターラップと表示されているのを修正しました。
- 橋脚としての杭基礎連動時において、底版に斜角がある場合に杭基礎側の底版形状画面確定時にエラーとなっていたのを対策しました。
- 杭基礎連動時において、入力画面確定時にエラーが発生する場合があったのを対策しました。
- 杭基礎連動開始時において、RC杭でデータを連動すると範囲外のエラーとなり連動できない場合があったのを対策しました。
2.計算関連
- 前趾増厚時の前趾設計において、後趾ハンチ高が前趾増設高より高い場合に計算断面高がハンチ位置となるのを対策しました。
- 竪壁の設計において、軸力が0になる場合に応力度計算に失敗する場合があるのを対策しました。
- 落橋防止構造において、胸壁前面側が引張側となる場合に落橋防止構造の胸壁基部の曲げ照査において前面側の鉄筋量で計算してしまうのを対策しました。
- 剛性モデル作成時において、重力式橋台の場合に竪壁天端位置の断面取得時の断面幅が誤差により胸壁幅になる場合があるのを対策しました。
- 任意形状,段差フーチング,前面突起形状において、胸壁省力タイプで受け台部に勾配がある場合に胸壁部のブロック割りが正しく行われないのを対策しました。
3.計算書関連
- 結果詳細計算書において、橋台段差フーチング時の土圧算出用水位高が正しく表示されていないのを対策しました。
- 底版上面のみ増厚した場合において、安定計算のプレビューができなかったのを対策しました。
- 入力データの出力において、杭基礎の先端処理の表示条件を修正しました。またコンクリートの押抜きせん断応力度の有無の表記を押抜きせん断応力度を端部の杭を対象とするかどうかに変更しました。
- 結果詳細計算書において、重力式橋台で「考え方」−「土圧・水圧」画面で仮想背面の適用モデルに傾斜部を選択した場合に粘着力が0と表示されるのを対策しました。
- 結果一覧計算書の直角方向張出部において、地震時ケースのみ選択した場合で荷重の選択に常時地震時ケースの危険値を選択したときに検討対象外の常時の結果が表示されるのを対策しました。
4.結果確認
- 結果総括において、任意形状で胸壁がない場合でも胸壁の結果を参照していたのを修正しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
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