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Ver. 日付 内  容
2.00.00 '18.06.29

■主な改定内容

  1. Block入力断面の対応
    • 新たな選択可能断面を「BLOCK入力」として追加しました。一軸対称の断面を複数の台形と円形の組合せで表したパターンにてご入力していただけます。
  2. Undo/Redo機能の対応
    • ホームタブのリボンに「アンドゥ/リドゥ」を追加しました。「アンドゥ」ボタンは前回行った作業を元に戻す機能、「リドゥ」ボタンは「アンドゥ」ボタンで行った処理を取り消す機能です。
  3. 入力された鉄筋量合計の表示に対応
    • 主鉄筋タブに総鉄筋面積を表示しました。
  4. 耐久性能について対応
    • 道示V及び道示Wに従って、「内部鋼材の腐食」、「コンクリート部材の疲労」の耐久照査に対応しました。
    • 「概要出力」「一覧出力」に耐久照査結果を追加しました。
  5. 限界状態1の照査の降伏曲げモーメント特性値算出時コンクリートの設計基準強度の2/3以下の制限対応
    • 道示V5.5.1「曲げモーメント又は軸方向力を受ける部材」(P.123-126 (3) 3)解説)に従って、鉄筋の引張応力度が降伏強度に至らずコンクリートの圧縮応力度が設計基準強度の2/3に達するときの抵抗曲げモーメントを、降伏曲げモーメントの特性値として用いるように対応しました。
  6. PC鋼材を引張鉄筋としてよいときの条件を追加
    • 道示V5.5.3「引張鉄筋の配置」((2) 2)P.112)に従い、引張鉄筋として扱える条件を満たした場合のみPC鋼材を引張鉄筋として扱うように対応しました。
  7. 照査設定タブ-基本設定タブに選択項目を追加
    • 「塑性化を期待する」チェックボックス
        チェックを付けると塑性化を期待し、限界状態3のみで照査判定を行います。
        チェックを付けると塑性化を期待せず、限界状態1及び3で照査判定を行います。
    • 「部材の種類」コンボボックス
        部材の種類を選択します。
        耐久照査の「コンクリート部材の疲労」における制限値に影響を与えます。
    • 「中詰めコンクリートとして適用」
      チェックを付けると中詰めコンクリートとして適用します。
      道示Wの場合のみ選択が可能となります。チェックを入れた場合にコンクリートの応力度−ひずみ曲線が変更されます。
  8. 補正係数Cpt算出に用いた鋼材比ptも表示するように対応
    • 耐荷照査結果タブ-個別表示タブにおける詳細結果について、せん断力の詳細表示の際にCpt算出に用いた鋼材比ptを表示しました。
  9. レポート出力 入力データ項目の追加
    • ホームのレポート設定リボンにて「入力データ出力」ボタンを追加
    • 「寸法」−「照査設定」の各タブで入力した値の記載をレポートに反映しました(新たに「入力データ」という章を追加)。
  10. レポート出力 詳細出力の追加
    • ホームのレポート設定リボンにて「詳細出力」ボタンを追加
    • 照査結果で計算された値の記載をレポートに反映しました(新たに「詳細データ」という章を追加)。
  11. 必要鉄筋量
    • 主鉄筋タブにおいて必要鉄筋量のテーブルを追加し、必要鉄筋量を表示できるようにしました。断面力を変更した場合は、再計算されます。
  12. 材料基準値
    • 「オプション−材料基準値」から基準値を設定する際に、コンクリート及び鉄筋において制限値から各制限値の設定画面を開き、値を設定することが出来ます。


■主な修正内容

  1. 断面ケースの複製による不具合修正
    • 新規プロジェクト作成、断面ケースを登録し照査実行後、編集モードに戻り断面ケースを複製した場合に断面に配筋された鋼材が表示されない不具合を修正しました。
  2. WT桁断面にて寸法タブ-入力切替制御の不具合修正
    • WT桁を選択した場合、寸法タブにて入力するBの4-6の値が、「入力切替」ボタンを押しても正しく変換されない不具合を修正しました。
  3. 鉄筋2を使用した場合の応力度計算における不具合修正
    • 材料タブにて鉄筋2を選択した場合、応力度が常に0になる不具合を修正しました。
  4. 断面照査後の不具合修正
    • 断面照査を実行後、荷重ケースを追加し再度断面照査を行っても結果確認画面-全体表示及びレポート(ツリービュー)にて追加された荷重ケースが出てこない不具合を修正しました。
  5. 結果確認画面の不具合修正
    • 「結果確認−照査結果−個別表示」において照査しない結果を表示する際に誤った値が表示される不具合を修正しました。
  6. 一覧出力における不具合修正
    • 「一覧出力」を実行する際に、出力ケース列数を2以上にしているとレポートのフォーマットが崩れる不具合を修正しました。
  7. 主鉄筋の入力における不具合修正
    • 主鉄筋を入力する際に、配置方法Type1の「上下かぶり」「左右かぶり」において径の入力を行わないまま本数を入力した場合エラーメッセージが表示される不具合を修正しました。
  8. ねじりモーメントに対する検討の不具合修正
    • ウェブ又はフランジコンクリートの圧壊に対するねじりモーメントの検討の算出にもちいた「Kt:ねじりモーメントによるせん断応力度に関する係数」の単位が間違っている不具合を修正しました。

■ヘルプの修正
  • 概要−バージョン情報及び改良点−Ver2.0.Xの履歴
2.00.01 '18.07.30

■主な修正内容

  1. 降伏曲げモーメント算出時の不具合修正
    • 降伏曲げモーメント算出時にコンクリートの圧縮応力度が設計基準強度の2/3を超えている場合に、計算が収束しない場合がある不具合を修正しました。
  2. 斜引張破壊が負担するせん断力の不具合修正
    • 「せん断補強鉄筋の部材軸方向の間隔 a」「せん断補強鉄筋の断面積Aw」の値がゼロだと斜引張破壊が負担するせん断力が正しく計算されない不具合を修正しました。
  3. 有効高dに関する補正係数Ceの不具合修正
    • 有効高dに関する補正係数Ceの算出において「道示III」と「道示IV」で条件分岐していたため正しく「道示III、IV」と「道示V」で条件分岐するよう修正しました。
  4. 引張鉄筋比に関する補正係数Cptの不具合
    • 引張鉄筋比に関する補正係数Cptについて曲げモーメントを下圧縮で入力した場合に正しく圧縮縁からの中立軸位置を用いて引張側鉄筋を選択できていない不具合を修正しました。
  5. せん断力に対する検討の結果についての表示不具合
    • 「せん断力に対する検討-部材断面に生じるコンクリートの平均せん断応力度」を計算しない場合にも表示される場合がある不具合を修正しました。

■ヘルプの修正

  • 概要-バージョン情報及び改良点-Ver2.0.Xの履歴
2.01.00 '18.10.17 ■主な改定内容
  1. 耐久性能の応力度照査に、せん断力とねじりモーメントに対する検討を追加しました。
  2. 「レポート|概要ページ」の断面図の描画設定機能(描画倍率の変更、寸法線の非表示)を追加しました。
  3. 地震時に塑性化が生じる部材に対して、コンクリートが負担できるせん断力Scの軸方向力による効果を設定する機能を追加しました。
    −照査設定|せん断関係|詳細|コンクリートが負担できるせん断力に軸方向力による効果を考慮する

■主な修正内容
  1. 「レポート出力|一覧ページ」において耐久性能のコンクリートに生じる引張応力度がスイッチに関わらず表示される不具合を修正しました。
  2. 道示Xに準拠した照査を行った際に、M-φ曲線が表示されない不具合を修正しました。
  3. 補正係数Cptの算出に用いる引張鉄筋量が正しく計算できていない不具合を修正しました。
  4. コンクリートの制限値|軸圧縮応力度(疲労)のデフォルト値が道路橋示方書に記載されている値と異なる不具合を修正しました。
  5. 「レポート出力|一覧ページ」において表の項目名が省略されていて限界状態1と3の区別ができない不具合を修正しました。
  6. 「システムオプション|材料基準値」にて鉄筋の制限値を更新すると、引張応力度(疲労・水中)に入力値と異なる値が設定される不具合を修正しました。
  7. ひび割れ曲げモーメントに、プレストレスが考慮されない不具合を修正しました。
  8. 「レポート出力|詳細ページ」に、コンクリートが負担するせん断力Scの適用範囲「M0/Md≦1.0」を追記しました。
  9. 作用組合せ"9)D+TH+EQ"において、塑性化を期待する断面では道示Xに準拠するように修正しました。
  10. 道示Wに準拠し、中詰めコンクリートとして適用した場合に限界状態1に対する照査が行われない不具合を修正しました。
  11. M-φおよびせん断力の算出に失敗しても限界状態1もしくは3の総合判定に影響しない不具合を修正しました。

■ヘルプの修正
  • 概要−バージョン情報及び改良点−Ver2.1.Xの履歴
  • 計算理論及び照査方法−せん断補強鉄筋に生じる応力度
  • 計算理論及び照査方法−ねじりモーメントに対する横方向鉄筋又は軸方向鉄筋の応力度
2.01.01 '19.02.01 ■主な改定内容
  1. 「Sc≦τcmax・bw・d」の上限を用いない計算に対応しました。
  2. せん断補強鉄筋が負担できるせん断力の計算にせん断スパンaとd(有効高さ)/1.15を比較し小さいほうを用いるように対応しました。
  3. ねじり定数の計算方法を「構造力学公式集 土木学会」記載の式にて行うよう対応しました。
  4. 必要鉄筋量の出力に対応しました。

■主な修正内容
  1. 詳細出力で「内部鋼材の防食-永続作用支配状況における鉄筋の引張応力度-鉄筋引張応力度の検討」における制限値として正しい値を出力するように修正しました。
  2. 概要出力で「コンクリート部材の疲労に対する検討-鉄筋の引張応力度」として正しい値を出力するように修正しました。
  3. 曲げモーメント及び軸力が未設定の場合でもコンクリートが負担できるせん断力の計算が行うように修正しました。
  4. 「円形」「小判形(横)」「小判型(縦)」断面において中空部がある場合のウェブ幅bwを正しく算出するように修正しました。
  5. 必要鉄筋量算出時に鉄筋量を固定した計算を正しく行うように修正しました。
  6. せん断耐力の計算に用いる軸方向鉄筋比の計算を正しく行うように修正しました。
  7. 概要出力が改頁後に出力されるように修正しました。
  8. プレストレスを導入するコンクリート部材の耐久性能照査時にコンクリートの引張応力度と制限値の比較を正しく行うように修正しました。
  9. 全引張断面についてコンクリートの引張応力度を正しく計算するように修正しました。
  10. 概要出力をF8出力編集ツールにてWord及びExcelへ正しく保存できるように修正しました。
  11. 概要出力の最小鉄筋量の説明の誤りを修正しました。
  12. 主鉄筋表出力時にPC鋼材の鉄筋径が表示されないよう修正しました。

■ヘルプの修正
  • 概要−バージョン情報及び改良点−Ver2.1.Xの履歴
  • 計算理論及び照査方法−ねじり定数・ねじり係数
  • Q&A追加
2.01.02 '19.06.03 ■主な改定内容
  1. 地震考慮時及び偶発作用支配状況の照査においても、限界状態1の照査を行うよう対応しました。
  2. N軸範囲外エラーが発生した際に、正曲げ、負曲げどちらで発生しているのか分かるように、メッセージを修正しました。

■主な修正内容
  1. ヘルプ「操作方法|入力操作フィールド|照査設定|基本設定|中詰めコンクリートとして適用」の説明を修正しました。
  2. 最小鉄筋量計算に用いる破壊抵抗曲げモーメント算出時に、適切な応力度ひずみ曲線を用いるように修正しました。
  3. 最小鉄筋量計算に有効応力度を考慮するように修正しました。
  4. プレストレスを導入するコンクリート部材のせん断照査時に、平均せん断応力度についての照査を行わないよう修正しました。
  5. コンクリートの制限値|軸圧縮応力度(疲労)のデフォルト値が道路橋示方書に記載されている値と異なる不具合を修正しました。

■ヘルプの修正
  • 概要−バージョン情報及び改良点−Ver2.1.Xの履歴
  • 使用許諾の更新
  • 計算理論及び照査方法ーコンクリートが負担できるせん断力の説明文を修正
  • 計算理論及び照査方法ー断面照査ー耐荷性能にて平均せん断応力度について修正
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 ■ 更新履歴バックナンバー
    ・RC断面計算(部分係数法・H29道示対応) Ver.4
    ・RC断面計算(部分係数法・H29道示対応) Ver.3
    ・RC断面計算(部分係数法・H29道示対応) Ver.2
    ・RC断面計算(部分係数法・H29道示対応)
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