Civil Engineer's Forum-FORUM8
このページをスタートページに設定する QR

Facebook - FORUM8

Twitter - FORUM8

YouTube - FORUM8

 サイトマップ | ご利用条件 | お問い合わせ | 英語翻訳サイト | Japanese | English | Korean | CHS/CHT | Vietnam | Francais | Europe

製品詳細価格/購入

  プログラム概要
ライン
 
平成29年道路橋示方書に対応し、部分係数法による照査を新たに導入しております。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲メイン画面

  関連情報
新製品紹介
  プログラムの機能と特長
ライン
鉄筋コンクリート部材の限界状態1における特性値算出方法
コンクリートの圧縮応力度が設計基準強度の2/3を超えるとコンクリートに残留ひずみが生じる可能性がございます。そのため、降伏曲げモーメントの特性値の算出にあたり、鉄筋の引張応力度が降伏強度に達した際に、コンクリートの圧縮応力度が設計基準強度の2/3に達する場合には、コンクリートの圧縮応力度が設計基準強度の2/3に達するときの抵抗曲げモーメントを、降伏曲げモーメントの特性値として扱い、制限値と比較致します。なお、圧縮応力度が設計基準強度の2/3以下となる範囲では、以下の応力度−ひずみ曲線を使用します。

耐久性に関する照査
部材が設計耐久期間を100年とした場合において、耐久性を確保するよう、内部鋼材の防食、コンクリート部材の疲労について以下を確認します。

<内部鋼材の防食>
永続作用が支配的な状況において、鉄筋コンクリート構造部材については、引張応力度が制限値を越えていないか確認致します。プレストレストコンクリート部材については、プレストレストコンクリート適応範囲のコンクリートの圧縮応力度及びコンクリートの斜引張応力度が制限値を越えていないか確認致します。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲コンクリートの応力度-ひずみ曲線

<コンクリート部材の疲労>
繰り返し作用する活荷重などの変動作用に対して、疲労の影響がないように設計を行う必要がございます。変動作用の組合せについては、次式の組合せのみを対象とします。
  • 1.0(D+L+PS+CR+SH+E+HP+U)  (1)

鉄筋コンクリート部材の場合には、鉄筋の引張応力度及び、コンクリートの圧縮応力度について制限値を越えていないかを確認致します。プレストレストコンクリート部材の場合には、PC鋼材の引張応力度、コンクリートの圧縮応力度、コンクリートの斜引張応力度について制限値を越えていないか確認致します。

制限値と比較する応力度の種類
鉄筋の引張応力度 プレストレストコンクリート部材
鋼材の防食 鉄筋の引張応力度 コンクリートの圧縮応力度
コンクリートの斜引張応力度
コンクリート部材の疲労 鉄筋の引張応力度
コンクリートの圧縮応力度
PC鋼材の引張応力度
コンクリートの圧縮応力度
コンクリートの斜引張応力度
表1 耐久性能照査に用いる応力度

耐荷性能に関する照査
作用の組合せに対して、限界状態1は(1)式を、限界状態3は(2)式を満足することを確認します。

▲「初期入力」画面の適用基準スイッチ

ここに、Si:応答値、γpi:荷重組合せ係数、γqi:荷重係数、Pi:作用
 RS:限界状態1の特性値、RU:限界状態3の特性値
 ξ1:調査・解析係数、ξ2:部材・構造係数、
 φRS:限界状態1の抵抗係数、φRU:限界状態3の抵抗係数

なお、本製品は、平成29年道路橋示方書にのみ対応した製品となります。旧道路橋示方書およびその他の基準による照査は含まれません。
※使用可能な材質は、コンクリート、鉄筋、PC鋼材のみとなります。

照査項目 限界状態1 限界状態3 適用範囲
曲げ、軸力
 
Md≦Myd Md≦Mud
せん断力 Sd≦Sucd
Sd≦Susd
Sd≦Sucd
Sd≦Susd
ねじり Mtd≦Mtusd
Mtd≦Mtucd
Mtd≦Mtusd
Mtd≦Mtucd
照査項目 限界状態1 限界状態3 適用範囲
曲げ、軸力 σc≦σctl
σc≦σccl
Md≦Mud σc≦σc0
σp≦σp0
せん断力 σI≦σIm Sd≦Sucd
Sd≦Susd
σI≦σI0
σc≦σctl
ねじり σI≦σIm Mtd≦Mtusd
Mtd≦Mtucd
σI≦σI0
表2 鉄筋コンクリート構造 表3 プレストレストコンクリート構造
  照査結果
各限界状態における照査結果をサポートしております。また、図面として、従来製品と同様にM-φ曲線および、N-M図を作成します。

 
▲M-φ曲線   ▲N-M図
  リボンコントロール
アイコンのサイズが大きくなり、下部に機能説明を表示することで、新規ユーザにとっても分かり易い仕様となります。

断面のブロック化入力機能
一軸対称の断面を複数の台形と円形の組合せで表したパターンにてご入力していただけます。ユーザーが任意の対称断面をご入力していただくことが可能となります。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲ブロック入力選択画面及び寸法入力画面

アンドゥ・リドゥ機能
一度行った作業を元に戻したい場合、アンドゥボタンもしくはリドゥボタンをクリックするだけで、データを変更前に戻すことが可能です。

入力データ出力機能
ご入力いただいた照査条件などを出力致します。照査がどのような入力条件で行われたかレポートのみで確認していただくことができます。

詳細データ出力機能
算出式や計算過程における値の出力致します。照査結果の検算などにご利用していただくことができます。

保存ファイル
ファイル保存形式をバイナリからXMLへ変更しております。XMLファイルはメモ帳等で中身を確認することが可能で、データ破損に対する修復の可能性が向上しております。
Page Top PageTop

  適用基準及び参考文献
ライン
  • 道路橋示方書 I 共通編 平成29年7月 (公社)日本道路協会
  • 道路橋示方書 III コンクリート橋・コンクリート部材編 平成29年7月 (公社)日本道路協会
  • 道路橋示方書 IV 下部構造編 平成29年7月 (公社)日本道路協会
  • 道路橋示方書 V 耐震設計編 平成29年7月 (公社)日本道路協会

Page Top Page Top


FORUM8


お問合せ窓口




[ ユーザー紹介 ]
若鈴コンサルタンツ株式会社 計画事業部
名古屋大学 情報学研究科 心理・認知科学専攻 認知科学講座 川合研究室
合同会社 KUSAMA DIGITAL WORKS
[ イベントプレビュー ]
ミラノサローネ2024出展






>> 製品総合カタログ


>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート

最近リリースした製品
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24
Geo Engineer's Studio Ver.3
Allplan 2024
3次元鋼管矢板基礎の設計計算(部分係数法・H29道示対応) Ver.4
UC-1・UC-1 Cloud 統合版 BOXカルバート

キャンペーン実施中
ライセンス同時購入キャンペーン
F8NFTSリリースキャンペーン

セミナー・イベントカレンダー
開催間近のセミナー
4/19  構造解析入門
4/23  CIM演習
4/24  UC-win/Road DS体験
5/8  ウェルポイント、
  地盤改良の設計計算体験

ソフトウェア/支援サービス
VRソフト(バーチャルリアリティ)
《UC-winシリーズ》
・道路・シミュレータ
・ドライブ・シミュレータ
・マイクロ・シミュレーション
・避難解析・シミュレーション
>>その他VRソフト
FEM解析ソフト
・3次元プレート動的非線形解析
・2次元動的非線形解析
・総合有限要素法解析システム
>>その他FEM解析ソフト
土木・建築・設計ソフト
《UC-1シリーズ》
・構造解析/断面
・橋梁上部工
・橋梁下部工
・基礎工
・仮設工
・道路土工
・港湾
・水工
・地盤解析
・CAD/CIM、建設会計
・維持管理・地震リスク
・建築
・船舶/避難
>>その他土木・建築・設計ソフト
クラウド
《スパコンクラウド®》
・スパコンクラウドサービス
《VR-Cloud®》
・リアルタイムVRシステム
解析支援サービス/サポート
・UC-win/Roadサポートシステム
・設計成果チェック支援サービス
・Engineer's Studio®解析支援
・地盤解析支援サービス
・EXODUS/SMARTFIRE解析支援
・xpswmm解析支援サービス
・建物エネルギーシミュレーション
・3Dレーザスキャン・モデリング
・3D模型サービス
・3D報告書・図面サービス
>>その他支援サービス
各種ソリューション
・耐震診断/解析
・鋼橋設計
・橋梁新工法
・建築設計
・自治体
・医療系VRシステム
・パーキングソリューション
・ECOソリューション
>>その他ソリューション