ユーザー紹介第33回 |
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復建調査設計株式会社 |
Fukken founds the glorious earth for the future(X)
=「復建は、未来に向けて、素晴らしい地球を創造する」 |
復建調査設計 株式会社のホームページ
http://www.fukken.co.jp/ |
今回は、広島県広島市に本社を置く大手建設コンサルタント、復建調査設計株式会社をご紹介します。 |
▲家頭圭昌取締役 |
復建調査設計株式会社は、昭和21年に、戦争で荒廃した国土再建と復興に貢献したいという使命感あふれた技術者を結集して設立された社団法人復興建設技術協会の中四国支部として創立されました。測量業務の受託を最初に、地質調査・設計業務の受託と発展され、本年をもって創立52年目を迎えられています。
現在、社員数は750余名(技術職640余名)で、完成業務高180億円余り、特に中四国・九州を中心とした西日本地区に数多くの事業拠点を展開されています。全国25の本支店・事務所で土木技術者の方々が活躍されており、海外にも2つの事務所を設けておられます。総合建設コンサルタントとして、幅広く業務を受託されており、博士13名、技術士113名、RCCM
128名を誇る高い技術力でこれらの業務を支えておられます。
フォーラムエイト製品は、UC-1シリーズを中心に全社で現在200余ライセンスをご利用いただいています。最近では、「UC-win/RC」を複数ライセンス導入され、UC-1
for Windowsシリーズの各製品とあわせて活用されています。また、社内LAN・拠点間WANも構築が完了しており、フォーラムエイト製品はNet
PROで各プロダクトをご利用いただいています。
設計プログラムは、市販されているものについては積極的に導入して活用し、その他の業務で必要なソフトは、自社開発するご方針です。地盤沈下の立体解析ソフト、漁港関係の解析ソフト等多数のソフトを開発され、設計業務で利用されています。
数多くの分野で数多くの業務を実施されていますが、最近の主なものを伺ったところ次のような業務を紹介していただきました。
《道路部門》では、シビックデザインを意識し、設計された島根県「奥出雲おろちループ」の路線計画で“しまね景観賞”を受賞されました。《橋梁部門》では、広島Aシティーの「風の帆橋」で“ひろしま街づくりデザイン賞大賞”を受賞しておれらます。《情報化施工部門》では、「関西国際空港」、「東京国際空港」や「横浜・港みらい21」で軟弱地盤盛土の沈下解析から計測施工まで実施されました。また、研究や論文発表にも熱心に取り組まれており、「液状化対策工法」では、建設省土木研究所の共同研究にも取り組んでおられます。《国際事業部門》では、JICA関係の業務を手がけられています。中国の「大連市都市総合交通計画調査」を実施された際には、それを機会に中国の大連理工大学に奨学金制度を設立され、国際的な人材育成や人材交流に力を注いでおられます。
ISO関係では、平成9年2月に中四国・九州地方に本社がある建設コンサルタントとして初めてISO9001を本社で取得され、平成10年12月末には、24の国内全支社・事務所での取得を予定しておられます。また、現在はISO14001の平成11年3月末取得に向けて活動されています。ISOにおける独自のパッケージソフト管理システムをご説明いただき、CALSで求められるこれからのソフトウェアについても、貴重なご意見をいただきました。
最後に今回の取材にご協力いただきました家頭圭昌取締役、交通技術部構造技術課の皆様に御礼を申し上げます。今後も復建調査設計株式会社のますますのご発展をお祈りいたします。
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▲本社構造技術課の皆さん |
▲しまね景観賞
−国道314号奥出雲おろちグループ |
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▲ひろしま街づくりデザイン賞大賞−風の帆橋 |
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