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ゲームエンジンUnity |
APPLICATION INFORMATION
2012-No.2 |
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従来は、各種プラットフォーム毎に高価なゲームエンジンを用意しなければゲーム開発が行い辛い環境でしたが、安価なゲームエンジンの登場により、初期のゲームエンジンに対する投資を抑えた開発が可能となってきています。また、この流れを受け、ゲームのテクノロジーが産業分野でも応用されるようになっており、建築、医療分野等におけるビジュアリゼーションにも利用されています。
ここでは、近年ユーザ数を伸ばしている、Unityエンジンについてご紹介します。
Unityエンジンを開発するUnity Technologies社はサンフランシスコに本社を構え、開発拠点がデンマーク、リトアニア、イギリスにあります。日本においても、近年ユーザ数を伸ばしています。
ゲーム以外の利用用途としては、人体ビューアやカーコンフィギュレータなどとして、産業界での利用も進んでおり、ARシステムを組み込んだものもユーザにより開発されています。facebookなどSNSを利用したユーザサポートも行われています。
また、カスタマイズ性に優れ、JavaScriptとC#に対応しています。3Dレンダリング機能も豊富に用意されており、レンダリングおよび、プログラミングの基本知識を持ったユーザであれば、高品質なゲーム製作・ビジュアリゼーションを効率的に行うことが可能となっています。
無償のUnityで基本的なゲーム製作機能が提供されており、誰でも自由にダウンロードしてゲーム製作を開始することができます。また、Unity
Proと名づけられた、ハイエンドバージョンも、わずか、1,500USDで手に入れることが可能です。
従来の開発環境では、ゲーム機毎に開発エンジンが必要となっていましたが、Unityでは、PC、Mac、iOS、Android、Xboxなどの各種端末用のゲームのビルドが行えます。一部の機能はオプションとして提供されていますが、これらのオプションについても非常に安価に提供されています。
Unityは基本的にFBXに対応しており、Max、3ds等もサポートしています(Maxの場合は、3ds
MaxのAPIを利用するため、3ds Maxのインストールが前提です)。
そのため、弊社のUC-win/UC-1シリーズからエクスポートされた3dsフォーマットをUnityで利用することも可能です。
また、VRソフトウェアであるUC-win/Roadにおいては、2012年3月末にサポートされる3dsエクスポート機能を用いて作成したVR空間を丸ごとUnityエンジンに持ち込んで利用できます。これにより、UC-win/Roadで道路構造等のベースの3Dモデルをモデリングし、Unity上で利用することが可能となります。現在のところ対応は未定ですが、シェアメモリ上で3Dモデルをリアルタイムに共有することも技術的に可能です。
Unityエンジンのベースエンジンは、誰でも無償で気軽に利用できますので、皆様も一度お試しになってはいかがでしょうか。
■開発元 Unity Technologies社:http://unity3d.com/japan/
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Copyright(C) 2012 Unity Technologies |
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※社名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。 |
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(Up&Coming '12 春の号掲載) |
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