Ver. |
日付 |
内 容 |
6.01.00 |
'12.03.07 |
■新機能
- ストリートマップ読み込み時のWorld File形式への対応
World Fileとは、ストリートマップ(衛星写真や航空写真等の地図画像)に座標情報を与えるために規格化された座標情報ファイルです。ストリートマップとWorld
Fileをセットでインポートすることにより、各画像の座標を自動的に設定することができます。ストリートマップの読み込み画面の操作性改善を行いました。
- 流体解析連携プラグイン(有償オプション)
流体解析連携プラグインにより、VTKファイルからの流線の可視化が行えます。
VTK:3Dコンピュータグラフィックス用の可視化ツールキット(Visualization
Tool Kit).
VTKファイル形式:外部プログラムとデータを交換するためにVTKライブラリで使用されるファイル形式です。
- マンセルカラースペース出力プラグイン(オプション)
マンセルカラースペース出力プラグインにより現在の景観のマンセル表色系の色情報を無圧縮のバイナリファイルで出力します。
- リージョン連携プラグイン(オプション)
マイクロシミュレーションプレーヤーからLegionからのシミュレーション結果を読み込めるようになりました。Legionは、さまざまな特性を持つ歩行者の個々の行動を扱うマルチ・エージェント型の群集シミュレータソフトウェアです。
■その他の改良点
- 「リストによる道路断面の編集」画面の「グループの移動」の移動量を小数点以下2桁まで設定できるようにしました。
- 車両モデルのコックピットを解除できるようにしました。
- 「3Dモデルの登録」画面で複数の3DS(rm)モデルを一度に読み込めるようにしました。
- 高度な照明によるストリートライトのPOV-Ray出力に対応しました。このストリートライトを配置すると、個々の設定を有効に自動的にPOV-Rayスクリプトに出力します。
- メイン画面、ステータスバー、ECOドライブプラグインでの速度の単位を変更できるようにしました。速度の単位は地域設定画面により変更可能です。
- 描画オプションのテクスチャタブにより、テクスチャのリサンプリング方法を変更できるようになりました。パラメータはオリジナルサイズが2の累乗(256x256、1024x512など)以外のサイズのテクスチャにのみ適用します。このようなテクスチャはビデオメモリに読み込まれる前に与えられたリサンプリング方法により2の累乗のサイズにリサイズされます。
- 描画オプションのパーフォーマンス設定で湖沼反射の有無を設定できるようになりました。
- ビデオウォールに設定されたビデオサウンドが再生されるようになりました。
- メイン画面上で駐車場モデルを直接クリックすることで、配置モデルの編集画面から直接駐車場点モデルの編集画面を開けるようになりました。
- 駐車場プラグインにて障害者用停車マークをインポートするようになりました。
- 車線の詳細画面のトータル幅をオリジナル車線幅と異なる幅に設定した場合、車線幅を自動的にこの画面で設定した幅に変更できるようにしました。
- 地形の頂点をクリックしたとき、表示された標高画面で「詳細>>」ボタンをクリックすることにより、X,Y、および経緯度を表示できるようにしました。
- ShapefileプラグインにてShapefileのPolyLineZデータから道路線形の標高を読み込めるようになりました。
- ドライブシミュレータプラグインのオプション画面の修正により、画面がより読みやすくなりました。
■主な不具合修正
- 地形の透過率(α値)を0%にしてRDファイルの保存、読み込みを行ったとき、初期値(75%)を再設定しないようにしました。
- xpswmmプラグインの一回シミュレーション/繰り返しシミュレーションを選択すると、メイン画面をクリックしないとメイン画面のショートカットが有効にならない状態となっていたため、有効になるようにしました。
- 新規プロジェクトで日本やその他の地域のプロジェクトを生成すると、Access
Violationが発生するケースの対策を行いました。
- 視点の高さの変更にともない湖沼の水面の高さが変化してしまう不具合の対策を行いました。
- デフォルトの交通流プロファイルに信号機などの不適切なモデルが設定されていた不具合の対策を行いました。
- 二輪車の場合でもワイパーが表示されていたので表示しないようにしました。
- メニューの誤字を訂正しました(「ファイル」−「現在の画像の保存」−「PNFファイル...」→「PNGファイル...」)
- 12d Modelプラグインをロードしている場合、RDデータ読み込み後に数秒間操作を受け付けなくなる問題があったため対策しました。
- 「FBXノードの編集」画面でFBXモデルの色に関する設定を行っても、モデルの表示に反映されない不具合の対策を行いました。
- POV-Ray出力
・交差点が3Dモデルで配置されている場合、交差点オブジェクトがPOV-Rayスクリプトに出力されていなかった不具合を修正しました。
・交通流を無効の場合にMD3キャラクタが出力されていた不具合を修正しました。
- 車輌パフォーマンスプロファイルの編集画面の表示を修正しました。
- コンテキストが道路面反射のパラメータを正しく適用しなかったので修正しました。
- 煙、火、雨などへの風の効果に矛盾があったので修正しました。
- キャラクタのLODテクスチャの解像度を変更すると「範囲チェックエラー」が発生する不具合を修正しました。
- 複雑な交差点を生成すると時々発生する「範囲チェックエラー」を修正しました。
- 道路平面図で縦断線形の編集画面を取り消すに時々発生していたアクセス違反を修正しました。
- 道路面の編集画面のサウンドタブで発生する様々な不具合を修正しました。
- 建物モデルの編集画面でノードをマージした後正しくリサイズできない不具合を修正しました。
- ECOドライブプラグインのログ出力で急カーブにおける縁石と車輌間の距離が正しく出力されない不具合を修正しました。
- Road Data ViewerプラグインでパスウェイとFBXモデルをリスト表示していなかった不具合を修正しました。
- プログラムを閉じるときに発生する幾つかのエラーを対策しました。
- デフォルト車輌の3Dモデルの問題を修正しました。
- 3D樹木の照明の問題に対応しました。
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6.01.03 |
'12.06.11 |
■新機能
- 韓国語、中国語(簡体字、繁体字)に対応しました。
- 点群モデリングプラグインの追加機能として、3次元空間上の2点間の距離(水平距離、垂直距離、直線距離)を計測するツールを実装しました。メニューの「ツール」−「計測ツール」を選択し、[計測x]ボタン押下後、マウスで2点を指定してご確認下さい。
■改良点
- 交通シミュレーションのアルゴリズムの最適化を行い、交通流のパフォーマンスを大幅に改善しました。
- トンネルのレンダリングアルゴリズムの改善を行い、描画パフォーマンスを大きく改善しました。
■不具合修正
- 簡易DSで運転走行するときTraffic Thread Errorが発生するケースがあり、これを対策しました。
- 「道路面の編集」画面のタイプの表記を訂正しました(経度→前後方向、緯度→横方向)
- 標準の2輪車モデル(Motocycle)で走行すると、ミラーが左右反転して表示される不具合の対策を行いました。
- 点群モデリングプラグインの設定画面のセパレータの選択状態が保存されない不具合を対策しました。
- transitionにより車線が減少するとき、transitionの終端部で運転走行が強制的に終了される不具合の対策を行いました。
- 路面の反射テクスチャが未設定のRDデータを開くと、エラーが発生して読み込みに失敗する不具合の対策を行いました。
- 道路を生成すると、まれに切り土、盛り土の一部が異常な形状になる不具合があり、これを対策しました。
- 騒音シミュレーションのメニューが選択できない不具合の対策を行いました。
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