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Q&A集 Q&A集
Ver. 日付 内  容
1.00.00 '02.11.28 初版リリース
1.00.00

1.01.00
'03.01.07 プログラムの追加・更新:
※今回の改訂に計算結果に影響する追加・更新はありません。
メイン画面(モデルエディタ)
1)メイン画面(モデルエディタ)において,荷重の矢印を選択した時,右クリックメニューに荷重の編集を追加。
2)メイン画面において,節点に定義された剛体要素を選択した時の選択色を追加。
3)新規モデル作成をクリックすると,常にメイン画面(モデルエディタ)が初期画面となるよう変更。
部材の編集
4)部材の編集において,「死荷重ケースに含む」のチェック表示をカッティングから一般に移動。
5)部材の編集において,カッティングのオフセット距離に部材長以上の長さが入力できないよう制限を追加。これに伴いシンプルエディタのMembersリストに,部材長の情報を追加。
6)部材の編集において,部材プロパティから不要な情報(Cx,Cyとθ)を削除。
7)部材の編集において,部材プロパティの確認画面で断面主軸(PA)座標系を表示するように変更。それにあわせ断面2次モーメントの記号を変更。例)Iy→Iyp
荷重の編集
8)分布荷重が定義された部材を分割した際それに合わせ元の分布荷重を不適切に分割していましたが,連続荷重を自動生成するように変更。
レポート出力
9)レポート出力において,材料データにせん断弾性係数Gと線膨張係数αを,断面データにヤング率を追加。
10)ファイバー要素の結果において,セルの結果をレポートに出力する時,セル内での最大ひずみ発生箇所を算定してその点の結果を出力していましたが,常にセル図心の結果を出力するように変更。
結果表示画面
11)ばね要素の結果において,ばね要素の要素番号を画面タイトルに追加。
12)ファイバー要素の結果において,断面主軸(PA)座標系を表示するボタンを追加。あわせて,曲げモーメント,曲率および軸力の記号を変更。例)My-φy→Myp-φyp
断面エディタ
13)断面エディタにおいて,断面諸元の確認画面で,「線要素の位置」定義のためのY-X表示を原点に固定。
14)断面エディタにおいて,断面諸元の確認画面で,「断面座標(sp)系のZsp-Yspを追加。あわせて断面2次モーメントの記号を変更。例)Iy→Iysp
その他・共通
15)インタフェースおよび出力の日本語対応。
16)スクロールバーの操作において,マウスのスクロールボタンが使用できるように変更。
17)荷重シーケンスエディタにおいて,静的荷重パターンのガイド図を追加。
18)メイン画面・荷重の編集において,変位荷重を定義した時にその矢印が適切な長さで表示されるように変更。
19)鋼断面等非常に薄い断面を用いたモデルでの操作スピードの向上。
20)部材分割数のデフォルト値を4から1に変更。
21)ヒステリシスエディタにて,複数のヒステリシスを重ね書きをした時に,重ね書きを解除するボタンを追加。
22)モデルの新規作成において,初期形状の作成での節点数の上限を1000に制限。
23)剛体要素の定義・編集画面において,3Dモデルコントロールバーを追加。
24)計算実行後に行うメインプロセッシングの処理を高速化。

プログラムの不具合修正:
※今回の改訂に計算結果に影響する不具合はありません。
エディタ関係
1)メイン画面(モデルエディタ)において,「スケールの自動調整」機能が節点の大きさに作用しない不具合を修正。
2)荷重シーケンスエディタにて,適用ボタンを押すと終わりのステップが1になってしまう不具合を修正。
3)荷重の編集画面において,結果画面の時に「編集モードへ」をクリックしても,荷重値が変更できない不具合を修正。
4)ヒステリシスエディタにおいて,コンクリートの履歴を描画させた時,最大圧縮応力経験後に応力の小さい付近で振幅させると引張応力が生じてしまう不具合を修正。
5)ヒステリシスエディタにおいて,コンクリートの履歴を描画させて「リストの保存」をクリックした時,キャンセルしてもリストが追加されてしまう不具合を修正。
6)アウトラインエディタにおいて,結果画面の時に「編集モードへ」をクリックしても,編集モードに戻らない不具合を修正。
7)二重に部材が定義されている2節点間にばね要素を定義しようとすると,エラーが発生する不具合を修正。
結果表示画面
8)部材の結果において,断面力の凡例画面が常に手前に表示される不具合を修正。
9)断面エディタにおいて,任意入力にチェックを入れなくても,数値が入力できてしまう不具合を正。
10)ファイバー要素の結果において,セルの中心が正しく選択できない場合がある不具合を修正。
レポート出力
11)ファイバー要素の結果において,サマリをレポートに出力した時,補助単位μが表示されるべき箇所に表示されない不具合を修正。
12)節点の結果において,線形解析−ケース載荷の時,結果をレポートに出力すると英語タイトルがElasticNodeResultsとなっていたのをNodeResultsに修正。

ヘルプの内容の追加と修正:
1)プログラムの追加・更新内容に伴う説明修正
2)インターフェース日本語化に伴い、「資料02 解析事例および技術資料(FRAME3D_Ref-02.pdf)」の更新
1.01.00

1.01.01
'03.04.23 プログラムの追加・更新:
※今回の改訂に計算結果に影響する追加・更新はありません。

1)用語の修正:
「部材の編集」画面およびレポート出力:
 ・材端条件 → 結合条件
 ・自由 → ピン
 ・固定 → 剛結
 ・拘束条件 → 結合条件
 ・材端条件 → 結合条件
「節点の拘束条件の編集」画面
 ・拘束条件の設定 → 支点の設定
レポート出力タイトルの変更:
 ・部材断面結果→ファイバー要素の結果
 ・節点結果→節点の結果
 ・部材結果→部材の結果

プログラムの不具合修正:
※今回の改訂に計算結果に影響する不具合はありません。

結果表示画面
1)ある特定のモデルにおいて、「ばね要素の結果」画面が開けない不具合を修正。
レポート出力
2)ファイバー要素の結果において、サマリをレポートに出力した時、同種類(たとえば矩形)のアウトラインを複数用いた断面ではひずみの最大・最小値が正しく出力されない不具合を修正。
3)ファイバー要素の結果において、サマリをレポートに出力した時、ファイバー要素中に非構造材料が定義されている場合、レポート作成時にエラーが発生する不具合を修正。
4)部材の結果において、断面力結果をレポートに出力した時、どのStepの結果を出力しても1Step目の断面力図(2D)が出る不具合を修正。

ヘルプの内容の追加と修正:
1)プログラムの追加・更新内容に伴う説明修正
2)インターフェース日本語化に合わせ、参考資料
資料02 解析事例および技術資料(FRAME3D_Ref-02.pdf)
資料03 モデル作成手順例(簡易版)(FRAME3D_Ref-03.pdf)
資料04 モデル作成手順例(詳細版)(FRAME3D_Ref-04.pdf)
を更新
3)サンプルモデルの更新
Bridge(s1).f3d ・・・ Groupsに「P2」を追加しました。
RahmenBridge(s2).f3d ・・・ member27,32がスワップしていたので修正しました。
 MetalPierFiber(s4).f3d ・・・ 断面の作成方法を変更しました。
1.01.01

1.01.02
'03.06.25 プログラムの追加・更新
※3)の修正により、鋼材のヒテリシスにおいてE3≠0の勾配をもつ場合に、わずかですが旧バージョンと計算結果が変わることがあります。
入力画面
1)複数の線要素、あるいは部材を選択して、一度にばね要素が定義できる機能を追加。
2)「ばね要素の定義」画面において、ばね要素座標系xl-yl-zlと全体座標系X-Y-Zが一致するように初期値を変更。
3)「鋼材のヒステリシス」においてσint=σcy0としていましたが、σintを下記式
 σ'int=σ’cy0−|E3|×(σ'cy0/Es)
により自動的に圧縮降伏応力点を計算させるよう変更。
4)「アウトライン」および「断面」エディタにおいて、サムネイル表示方法に、「それぞれの寸法」あるいは「最大寸法」にあわせて表示するオプションを追加。

結果表示画面
5)シーケンス載荷時、「ファイバー要素の結果」に加え「節点の結果」の数値表においても未収束ステップの数値を赤太字にて表示するよう変更。
6)メイン画面および「ファイバー要素の結果」の「断面の損傷結果表示」おいて、損傷基準を表すカラーバーをクリックすることで、その損傷が生じたステップ、要素番号が確認できるよう機能追加。
7)全グラフに最大・最小値およびその発生ステップの表示を追加。
8)各画面のアニメーション表示において、ツールバーに最終ステップにジャンプするボタンを追加。

レポート出力
9)入力した加速度波形図において、計算に使用した範囲が明確に分かるように太線に変更。
10)材料非線形解析の結果で、ファイバー要素の各ヒステリシスにおいて
・各損傷が最初に発生したステップ
・累積(=最大)損傷、その時のひずみ、その発生ステップ
を、全ファイバー要素一括で出力する機能を追加。

その他
11)ソリッドモデルを3DSファイルにエクスポートする機能を追加。

プログラムの不具合修正
※今回の改訂に計算結果に影響する追加・更新はありません。

入力画面 
1)ヒステリシスエディタにおいて、横拘束筋量ρを変更し「適用」を押しても、表示されるEdesの値が更新されなかった不具合を修正。
2)「荷重シーケンスの編集」画面において、異なる載荷タイプの静的荷重がある場合、載荷タイプ図が更新されない不具合を修正。
3)「ばね要素」および「地盤ばね」の要素座標系の記号を、xl、yl、zlに修正。これにより、ばね特性の成分はTxl、Tyl、Tzl、Rxl、Ryl、Rzlに変更。

結果表示画面
4)「ばね要素の結果」画面において、正側あるいは負側バイリニアを使用した非線形解析で、1Step目に変形が生じない場合に、ばね要素の結果が正しく表示されない不具合を修正。
5)「ファイバー要素の結果」画面において、鋼材のヒステリシスがε6=εcy0と設定されていると、応力/ひずみ図が正しく表示されない不具合を修正。
6)「部材の結果」画面において、断面力に関する抽出キーが非常に多いと、その抽出結果を表示する際にエラーが発生する不具合を修正。

レポート出力
7)レポート出力に、部材の結果を出力した際、3Dイメージが非常に小さかったため、大きな図を出力するよう修正。

計算実行
8)支点を持たないモデル(例えば地盤ばねのみで支持されるモデル)で、「固定」条件をもつばね要素を使用すると計算実行できない不具合を修正。
9)正方形と矩形の断面を両端に持つ部材を定義し、断面の配置角度を入力していると、計算実行できない不具合を修正。

ヘルプの内容の追加と修正
1)i-j端に異なる断面を割当てる時の条件(=互換性のある断面)に一部誤りがあったので修正。
・断面の割り当て(2)〜ij端の断面選択〜|ヒント
2)[主軸(?p軸)回りの結合条件]の説明がインタフェースと異なっており、「Free」を「ピン」に変更。
・操作方法−モデル作成−断面の割り当て(1)〜設定一覧〜
3)計算機能に関し、減衰モデルなどに関する説明が不足していたので追加。
・はじめに−プログラムの概要−UC-win/FRAME(3D)とは
4)レポートに出力される内容の説明に一部誤りがあったので修正。
・操作方法−結果−ファイバー要素の結果
5)参考資料の更新
解析事例および技術資料の「表-1.4.2 照査結果」の
・被りコンクリート中央最大圧縮ひずみε’c
・最大応答変位・降伏変位
の値に誤りがあったので修正。
6)プログラムの追加・更新3)により、
・はじめに−プログラムの概要−制限事項
・操作方法−モデル作成−ヒステリシス(2)〜ヒステリシスエディタ〜に同様の記述を追加。
1.01.02

1.02.00
'03.09.30 −−−−−UC-win/FRAME(3D)−−−−−
■オプション機能の追加:(ご利用にはUC-win/Sectionのライセンスが必要です)

☆UC-win/Sectionの機能統合による断面計算機能の追加。

入力画面
1)断面エディタにおいて、基準類の(=曲げ耐力Mu、初降伏モーメントMy0算出用の応力ひずみ曲線)の選択が可能。
2)「部材の編集」において、「着目点」(=断面計算を行う点)および断面計算オプションの編集機能を追加。
結果表示画面
3)断面力(Actions)タブを追加。ここでは、断面計算を行う部材とその着目点における断面力を表示しています。
4)断面計算結果(Results)タブを追加。ここでは、許容応力度照査結果および曲げ耐力照査結果(NG or OK)の一覧が確認できます。
レポート出力
5)入力データに「断面(詳細)」、材料データに「許容応力度」、結果データに「断面計算結果」の出力を追加。

■プログラムの追加・更新:
入力画面
1)ヒステリシスエディタにおいて、鋼材の損傷基準(ひずみ)の任意入力機能追加。
2)メイン画面において、キャプチャ画像のリスト表示および並べ替え機能を追加。
3)「材料エディタ」「断面エディタ」において材料データベースからの材料選択機能を追加。データベースは、コンクリート、鉄筋、鋼板、炭素繊維、アラミド繊維、PC鋼材、PC棒鋼、非構造材料の各データベースを持ち、それぞれの強度と許容応力度等のデータがセットになっています。
4)全節点・全部材の結果をcsvファイルへエクスポートする機能を追加。
5)計算結果データの保存機能を追加。
6)剛体要素のうち、地盤ばね・質点について、節点を複数選択することにより複数同時定義する機能を追加。
7)「荷重の編集」において、「基本荷重ケース」をコピーする機能を追加
8)シンプルエディタにおいて、節点・要素の並べ替え機能を追加。
9)メイン画面において、節点番号、要素番号を表示する機能を追加。
10)メインメニューにマウス右クリックメニューにしかなかった機能を追加。
11)シーケンス載荷において、断面力および支点反力の「最大・最小値」を抽出する機能(Envelope)を追加。
12)モデルジェネレータからのモデル作成機能を追加。モデルジェネレータで作成したモデルを、作成中のモデルに追加(マージ:Merge)も可能
13)「材料エディタ」にて、鉄筋とコンクリートの線膨張係数を1.0e-5(コンクリート構造物用)、鋼板の線膨張係数を1.2e-5(鋼構造物・合成桁用)に分類。
14)メイン画面において、視点位置の数値指定および保存機能を追加。
15)「部材の編集」において、複数の部材を選択した時に、変更した特性のみを選択した部材に反映させるオプションを追加。
16)変形図、節点サイズ等の倍率の数値指定機能を追加。
結果表示画面
17)ファイバー要素の結果画面と、部材の結果画面で曲げモーメントの符号を統一。
18)メイン画面において、変形図の表示の時、ワイヤーフレームの表示・非表示ボタンを追加。
19)メイン画面において、断面損傷結果の表示の時、損傷基準に応じた色をソリッド表示状態で表示する機能を追加。
20)シーケンス載荷の時、「断面力」の時刻暦グラフおよび数値を表示・出力する機能を追加。
レポート出力
21)「ファイバー要素の結果」の「サマリ」を出力時、損傷図に表示されるポインタ表示を削除。
22)シーケンス載荷の時、「節点の結果」を出力時、並進成分と回転成分を分けてレポートに追加。
23)シーケンス載荷の時、固有値解析を実行していれば、固有値解析結果およびモード図を自動的にレポートに追加。なお、動的荷重載荷時は、計算実行とともに自動的に固有値解析を実行しています。
計算
24)ファイバー要素の計算精度を改善。あわせて収束計算オプションを追加。
25)ポストプロセスにおけるメモリ消費量の大幅削減。Ver.1.01.02に比べ約半分になっています。

■プログラムの不具合修正:
結果表示画面
1)「ばね要素の結果」画面において、キーボードショートカット(Shift+ctrl+end)による選択が使えない不具合を修正。
レポート出力
2)部材の結果」を出力すると、場合により2Dグラフが欠けてしまう不具合を修正。
3)「ファイバー要素の結果」のM−φ図において、「Mzp−φzp」のみにチェックを出力すると、Myp−φypに関する最大・最小値の表が出る不具合を修正。
4)複数の連続領域に温度荷重が指定されていると、入力データの「荷重」において、温度荷重が適用されている部材が一部しか表示されない不具合を修正。
計算
5)変断面部材において、断面の配置角度が入力された場合、場合により計算実行できない不具合を修正。

■ヘルプの内容の追加と修正:
1)UC-win/Sectionにより提供される機能の説明を追加。HELP構成も変更しています。
2)計算部の更新によりサンプルモデルおよび参考資料を更新。


−−−−−UC-win/Section共通−−−−−

■プログラムの追加・更新:
入力
1)「横拘束材料」タブを追加。横拘束材料には、鉄筋またはFRP材料が指定できます。
2)断面エディタにおいて、矩形の配筋パターンが2段配筋に対応。2段の矩形配筋の入力が容易になりました。
3)「検討部材」のリスト表示にyp-zp軸表示を追加。
4)組合せ荷重ケースの荷重割増係数の入力を追加。
結果表示画面
5)抵抗曲げモーメントを「応力度」計算結果の詳細結果に追加。
計算
6)抵抗曲げモーメントの計算機能を追加。
レポート出力
7)抵抗曲げモーメントを「応力度」計算結果に追加。
1.02.00

1.03.00
'04.03.11 ■プログラムの追加・更新:
入力
1)「断面」の編集において、PC鋼材の定義が可能。
2)「部材の編集」において、「境界条件」において「分布ばね」 の定義が可能。
3)「荷重の編集」において、荷重ケースごとに「支点ケース」 「分布ばねケース」の使い分けが可能。
4)「シンプルエディタ」に「活荷重」を追加。活荷重の追加、削除、名称変更、載荷領域の表示切替が可能です。
5)「ファイル|ファイルを開く」に、「FRAME(2D) Model File (*.f2d)」、「UC-1FRAME Model File (*.fsd)」を追加。
6)「モデル設定」に
   ・「活荷重ケースを使用する」のスイッチを追加。
   ・「部材変位の座標系」の選択を追加。
7)「節点の拘束条件」に、地盤ばねの入力を移動し、連成項の入力、複数支点ケースの作成機能を追加。
8)アウトラインエディタにおいて、「上部構造」の多室に対応。
9)「荷重の編集|シーケンス荷重」において、合成荷重の使用が可能。合成荷重は「組合せ荷重ケース」の編集で作成します。これにより、動的荷重などの初期状態の再現に複数の静的荷重の載荷が必要な場合、これらが1stepで表現できます。
10)「節点荷重の編集」において、複数の荷重の値をExcelなどの表とコピー(ctrl+c)&ペースト(ctrl+v)に対応。
11)モデルジェネレータに・アーチ橋・トラス橋・橋脚と杭のモデルを追加。
結果表示
12)「活荷重の結果」の表示画面を追加。着目点(支点)の・断面力(支点反力)の最大・最小値・変位の最大・最小値・影響線図が確認できます。
13)シーケンス載荷において、最大値・最小値の抽出キーを追加。よって抽出キーは・節点の結果・・・変位、絶対加速度、反力・ばね要素の結果・・・変位、反力・部材の結果・・・断面力、部材変形、曲率が対象となりました。ただし、ばね要素の結果は、シーケンス載荷のみです。
レポート出力
14)複数の節点・部材・ばね要素のシーケンス結果を一度に出力が可能。結果モードのとき、右クリックに
 ・節点・・・節点の時刻歴結果をレポートに追加
 ・部材・・・部材の時刻歴結果をレポートに追加
 ・ばね・・・ばね要素の時刻歴結果をレポートに追加
 ・ファイバー要素・・・ファイバー要素の結果をレポートに追加
15)節点や部材など、シーケンス結果のテーブルやグラフを、出力するかしないか選択する、レポートオプションを追加。
16)抽出キーが指定されている場合、その結果一覧を自動的にレポートに追加。
計算
17)ファイバー要素使用時のメモリ使用量の削減。従来に比べ、1/4程度に削減。
18)FRAME(2D)計算機能
 ・PC荷重ケースの自動作成(弾性部材のみ)
 ・分布ばね(弾性部材のみ)
 ・複数支点(ケース載荷[線形解析]のみ)
 ・活荷重(ケース載荷[線形解析]のみ)
 ・FRAME(2D)[*.f2d]&UC1FRAMEデータ[*.fsd]読み込み

■プログラムの不具合修正:
入力
1)ヒステリシスエディタにおいて、リストをすべて削除した後にヒステリシスを含む断面データのインポートを行うと、ヒステリシスのタブが消える。
2)断面エディタにおいて、データの修正や追加作業を繰り返すと、右クリック時にエラーが生じる場合がある。
結果表示
3)結果画面における「ヒント」の表示において、「絶対加速度」と表示すべきところが「絶対加速度」となっていた。
レポート出力
4)「ファイバー要素の損傷結果」の表において、ヒステリシス名称が長い(全角11文字以上)時、表が正しく生成されない。
5)改ページ位置を調整。大きな見出しの前では自動で改ページするようにしました。
計算
6)コンクリートヒステリシスの改善。コンクリートヒステリシスの引張において、引張領域のみで再載荷を受ける場合、軟化直線(Ec9)を超える引張応力が発生する場合があったので、発生しないようなモデルに変更。
■ヘルプの内容の追加と修正:
・サンプルモデルの追加、および参考資料(pdf)の更新・新機能追加によりHELP内容を全面的に更新

−−−−−−−UC-win/Section共通−−−−−−−

■プログラムの追加・更新:
入力
1)断面エディタにおいて、「断面諸量の確認と断面計算オプション」に、「せん断オプション」を追加。せん断関係の計算オプションはここで入力します。
2)横拘束材料エディタにおいて、Ahを「Ah:鉄筋断面積」一覧からの選択機能を追加。従来どおり、任意入力も可能です。
3)断面エディタにおいて、「小判配筋」を追加。
結果表示
4)「断面計算結果」において、せん断応力度と許容応力度、せん断力とせん断耐力の比較結果が確認可能。
5)「断面計算結果」が存在する場合、その結果一覧を自動的にレポートに追加。
計算
6)せん断耐力計算・照査、およびせん断応力度計算・照査機能を追加。RC断面を対象とし、道示(V、W、V)および土工指針に対応しています。

■プログラムの不具合修正:
入力
1)断面エディタにおいて、道路横断面を使用すると、保存したデータが読み込めない。
レポート出力
2)「矩形配筋」で入力した鉄筋の「配置データ」が、レポートに出力されない。
3)断面エディタおよび断面作成において、「既存アウトラインの 再利用」を用いて作成されたアウトラインを組み合わせた場合、インポート・エクスポート時にエラーが発生。
1.03.00

1.03.01
'04.05.07 ■プログラムの追加・更新:
入力

1)荷重および座標系表示を表示させる矢印の大きさを調整しました。
2)水平震度荷重(=静的地震荷重)の定義が可能。
3)メイン画面において、右クリックメニューに「現在のカメラポジションを追加」を追加。
4)シーケンス荷重の編集において、補正係数の入力を追加。動的荷重の載、地域別補正係数などが簡単に与えられるようになりました。
5)動的・非線形解析オプション、およびUC-winFRAME(3D)Liteに対応により、プロテクト設定画面を変更しました。
結果表示
6)部材の結果において、断面力図の2次元図に結果数値の併記が可能。
計算
7)プレストレス荷重と分布ばね部材の同時使用が可能。
8)ばね要素の長さを0で使用するように変更。これにより、以前に作成したモデルが計算不可能になる場合がありますので、その場合は節点座標を移動しばね要素の長さを0にしてください。
プログラムの不具合修正:
入力
9)断面エディタにおいて、すでに変断面部材として使用されている断面に鉄筋を追加すると、エラーが発生する。
結果表示
10)抽出キーに部材変位が指定されているとポストプロセスエラーが発生する場合がある。
レポート出力
11)変断面部材において、部材中間に着目点がある場合に、エラーが発生しレポート出力できない。
12)F8出力編集ツールでスタイル設定を横向きとした時、断面力の時刻歴図が一部しか出力されない。

----------UC-win/Section共通----------

■プログラムの追加・更新:
入力

1)断面エディタにおいて、鉄筋の追加の際、丸鋼に対応。データベースから丸鋼(SR235)を選択して材料データを作成した場合に有効です。
レポート出力
2)レポート出力において、BMPを出力した際のプレビュー時のメモリ消費量を改善。
3)レポート出力において、以下の結果出力において「罫線無し」の出力オプションを追加。
 断面計算
  ・結果表(概要)
 フレーム計算
  ・ばね要素の結果−テーブル
  ・節点の結果−テーブル
  ・部材の結果−テーブル
  ・節点の時刻歴結果−テーブル
  ・部材の時刻歴結果−テーブル
  ・シーケンス抽出結果
  ・活荷重結果|変位|テーブル
  ・活荷重結果|断面力|テーブル

■プログラムの不具合修正:
入力

4)断面エディタにおいて、断面要素リストの最後に非構造材料をもつアウトラインがあると、断面計算結果が表示されない。
計算
5)道示Vを選択した断面において、初降伏モーメントMy0の計算に「終局ひずみ発生位置」のデータを考慮していたので、これを考慮しないように修正。
レポート出力
6)横拘束筋材料データをρで直接入力した時、結果−標準出力(詳細)において、M−φ照査結果で横拘束筋の降伏強度fyhが0となってしまう。
1.03.01

1.03.02
'04.06.28 ■プログラムの追加・更新:
入力
 1)「ヒステリシス」エディタにおいて、材料データに鋼板材料のみしかない時にヒステリシスを追加するとエラーが発生。
 2)「アウトライン」「断面」等のエディタにおいて、1画面に収まらない数のアウトラインや断面があると名称が変更できない場合がある。
計算
 3)「材料非線形+大変位」の計算時に、ファイバー要素のねじりモーメントおよびねじり変形が0になっていた。
結果表示
 4)「断面計算結果」の詳細結果の表示において、せん断耐力の符号が負の時に判定結果(OKorNG)が間違っていた。
1.03.02

1.04.00
'04.09.21 ※新しいオプション機能(M−φ&Multirunオプション、COM3オプション)に対応しました。
■プログラムの追加・更新:
1)M−φ&Multirunオプションに対応。
 ※M−φ&Multirunオプションのライセンスがある場合に使用可能です。
 【機能概要】
  ・M−φ要素による非線形解析(今回のバージョンではトリリニアTakedaモデル(対称)のみ使用可能)が可能。
  ・シーケンス荷重による計算(=ラン)を複数連続して実行(=Multirun)可能。任意の複数のランの結果(最大・最小断面力、最大・最小ひずみ、ばね要素の最大・最小変位等)の平均値を算出することもできます。
  ※M−φ特性を自動計算するには、別途『断面計算オプション』が必要です。
  ※最大断面力の平均値による断面照査(許容応力度、耐力、曲率)を行うには、別途『断面計算オプション』が必要です。
  ※Ver.1.04.00では、正負の特性が対称形状のトリリニアTakedaモデルのみをサポートしています。
    今後、バージョンアップで拡張予定です。
 入力
  ・「部材の編集」において、部材タイプに「M−φ要素」を追加。
  ・「荷重の編集」において、ランの定義で複数の「計算実行」が同時に可能。
  ・「荷重の編集」において、「平均荷重ケース」の編集機能を追加。ここで、どのランを用いて平均値(断面力、ファイバー要素のひずみ、ばね要素の変位など)を算出するかの設定を行います。この時にどの最大応答量に着目するかは、ここの抽出キーで指定します。
 結果表示
  ・「時刻歴結果(節点および部材)」で、複数のシーケンス荷重の結果の同時表示機能を追加。
  ・「照査一覧」において、各ランの照査結果と平均荷重ケースによる照査結果の一覧表示を追加。
 レポート出力
  ・複数のシーケンス荷重による計算(=マルチラン)で、各ランの最大・最小応答値の、抽出結果および平均結果を自動で追加。
 計算部
  ・M−φ要素を用いたTakedaモデルによる解析に対応。ただし、本バージョンではTakedaモデルの骨格は対称形のみをサポートしています。

2)COM3オプションに対応。
 ※COM3オプションのライセンスがある場合に使用可能です。
 【機能概要】
  ・東京大学コンクリート研究室が開発した構造解析ツール"COM3"に用いられている構成則(コンクリートおよび鉄筋のヒステリシス)が使用可能になります。
 入力
  ・「ヒステリシス」の編集において、COM3コンクリート、COM3鉄筋を追加。
 計算部
  ・COM3コンクリート、COM3鉄筋を用いたファイバー要素の解析に対応。

3)ばね要素の照査機能に対応。
 ※動的・非線形解析オプションのライセンスがある場合に使用可能です。
 入力
  ・「ばね特性」に「照査用許容変位」を追加。「照査用許容変位」を使用すると、ばね要素変位の照査ができます。
 結果表示
  ・「照査一覧」において、「ばね要素の照査」に照査結果の一覧表示を追加。

4)ばね要素の計算機能の強化。
 ※動的・非線形解析オプションのライセンスがある場合に使用可能です。
 入力
  ・「ばね特性」に「破断変位」を追加。
  ・「ばね特性」に、以下の特性を追加。
  ※Ver.1.04.00では、各種トリリニアモデルは正負の特性が対称形状のもののみをサポートしています。
   今後、バージョンアップで拡張予定です。
    トリリニア原点指向型
    トリリニア原点最大点指向型
    トリリニアノーマル型
    名古屋高速ゴム支承型
 計算部
  ・上記のばね特性の計算に対応。
  ・ばね特性に破断の考慮が可能。

5)活荷重の連行荷重に対応。
 【機能概要】
  ・道路橋示方書を参考にした、影響線解析による連行荷重の載荷機能です。それぞれの着目点における、最大断面力や変位、およびそれが発生したときの載荷位置を算出します。
 <以下、UC1FRAMEからのアップグレード機能>
  ・旧バージョンでサポートしている、L荷重、T荷重との比較計算により、もっとも厳しくなる荷重を抽出することが可能。
  ・立体構造物に載荷することが可能。      など
  ※なお、UC-1FRAMEマネージャの連行荷重データの読み込みには対応しておりません。
    お手数ですが、UC-win/FRAME(3D)にて再度ご入力ください。
 入力
  ・「活荷重の編集」において「連行荷重」の入力を追加。
 計算部
  ・活荷重の計算機能に連行荷重を追加。

6)損傷評価機能の強化。
 ※動的・非線形解析オプションのライセンスがある場合に使用可能です。
 【機能概要】
  ・ファイバー要素については、ヒステリシスに生じた応答ひずみをもとに、コンクリートの『ひび割れ・軽微・終局・破壊』、鋼材の『座屈、圧縮降伏、引張降伏、破断』の状態を確認できます。
  ・M−φ特性が割り当てられた部材については、断面の生じた応答曲率をもとに、『ひびわれ、降伏、許容、終局』の状態を確認できます。
  ・「モデル」画面において、ファイバー要素の損傷結果と、曲率による損傷結果を確認できます。
 入力
  ・「ヒステリシス」の編集において、以下のひずみ損傷基準を追加。コンクリートはひび割れと圧縮破壊を、鋼材に圧縮降伏を追加し、損傷基準のランクが、コンクリートは3段階から5段階に、鋼材は4段階から5段階に増加しました。
    コンクリート:ひび割れ(引張)…デフォルトではσbt/Ecとなっています。
            破壊(圧縮) …デフォルトではεceとなっています。
    鋼材:圧縮降伏…デフォルトではσ'sy/Esとなっています。
  ※損傷の呼び方を、コンクリートは『ひび割れ・軽微・終局・破壊』、鋼材は『座屈、圧縮降伏、引張降伏、破断』と呼び方を変更しています。
  ※従来は、コンクリートの損傷基準は最大圧縮応力時のひずみε'ccに対する割合としていましたが、直接ひずみの値を入力するよう変更しました。
 結果表示
  ・「モデル」画面において、結果で「要素の切替」を追加。ファイバー要素の損傷について、コンクリートと鋼材の損傷の切替えて、さらに曲率による損傷が切替えられます。
  ・「照査一覧」において、「ファイバー要素の損傷」に評価結果の一覧表示を追加。

7)AVIオプションに対応
 ※AVIオプションのライセンスがある場合に使用可能です。
 【機能概要】
  ・「モデル」画面に表示されるアニメーション結果を録画することができます。
 結果表示
  ・「モデル」画面において、アニメーションツールバーに「録画」「AVIファイルの設定」を追加。

その他
 入力

 8)「モデル」の編集において、「表示設定」に支点のみを表示する機能を追加。
 9)「モデル」の編集において、ズーム時に節点の大きさが変更されないように変更。
 10)ファイルからのモデルマージ機能を追加。
 11)「アウトライン」エディタにおいて、上部構造断面をモデルに多用したときの編集速度を改善。
 12)「アンドゥ/リドゥ」用のメモリ消費量を削減。
<以下、動的・非線形解析オプションの機能>
 13)「ヒステリシス」の編集において、F3Dコンクリートの横拘束材料に「炭素繊維シート」を追加。
    日本道路公団設計要領第二集橋梁保全編6-4の炭素繊維シートによる拘束効果を考慮した応力ひずみ曲線に対応しています。横拘束材料として炭素繊維シートを考慮しない場合は、道路橋示方書V耐震設計編10.4の応力−ひずみ曲線と同等になります。
 14)「部材の編集」において、部材タイプに「ファイバー要素(2次)」を追加。
    ファイバー要素(2次)は、旧製品UC-win/COM3(Fiber)に使用されていたファイバー要素です。
 15)「部材の編集」において、「ラン」の設定機能を追加。ラン毎に異なる部材タイプ(弾性梁要素、M−φ要素、ファイバー要素)を指定することができます。
 16)「荷重の編集」において、「ラン」の編集機能を追加。
結果表示
 17)「部材の結果」において、断面力の数値表示が上下反転しないように変更。
<以下、動的・非線形解析オプションの機能>
 18)「照査一覧」において、「ファイバー要素の損傷」に評価結果の一覧表示を追加。
レポート出力
 19)ケース載荷の時、基本荷重ケース、組合せ荷重ケース、抽出荷重ケースの結果(断面力、節点変位)を自動的にレポートに追加。
 20)「モデル」画面で「画面を保存」で指定された画像を、用紙サイズに合わせ自動で拡大して出力する機能を追加。
計算部
 21)計算結果の保存方法、およびポストプロセスの速度を改善。計算結果が保存されたファイルを読み込む時にポストプロセスが不要になり、読み込み時間が大幅に短縮しました。ただし、旧バージョンでの計算結果ファイルを読み込む時は、従来と同様、ポストプロセスを実行します。必要に応じて、本バージョンで再度保存を行ってください。

■プログラムの不具合修正:
入力

 1)入力編集中に「十分な記憶域がありません」と表示され、操作が不可になる現象を修正。
レポート出力
 2)「支点条件」の出力において、「すべてのばねを考慮する」を使用した時、「自由」においてもばねを考慮しているが、それを出力していなかった不具合を修正。
 3)活荷重による計算を行った場合、抽出荷重ケースの出力において、荷重ケース名称が表示されない不具合を修正。
 4)「荷重」の出力において、強制変位時の荷重データの単位が表示できない不具合を修正。
 5)「荷重」の出力において、分布荷重が載荷されている部材が多い時に、その部材番号が表示されない不具合を修正。
計算
 6)使用PC環境により、まれに計算が実行できなくなる不具合を修正。

■ヘルプの内容の追加と修正:
 ・サンプルモデルの追加、および参考資料(pdf)の更新
 ・新機能追加によりHELP内容を全面的に更新


----------UC-win/Section共通-----------------------------------

■プログラムの追加・更新:
1)限界状態設計計算に対応
  【機能概要】
  ・以下に対応した、限界状態設計計算(使用限界、終局限界、疲労限界)をサポートしています。
     平成8年制定コンクリート標準示方書[設計編]
     2002年制定コンクリート標準示方書[構造性能照査]
     鉄道構造物等設計標準・同解説 コンクリート構造物(平成11年10月)
  <以下、UC1RC断面計算Ver.3からのグレードアップ機能>
  ・ひとつの断面に対し、複数の荷重ケースを想定した照査が可能。
  ・UC-win/FRAME(3D)による線形解析モデル上で直接照査が可能(連動ファイルを作成しなくてよい)。
  ・終局限界に対する照査は、UC-win/FRAME(3D)による非線形解析モデル上で直接照査が可能
   (連動ファイルを作成しなくてよい)。
  ・PC鋼材が考慮可能。
  ・任意形状断面に対して照査が可能。
  ・2軸曲げ状態の応力度、耐力計算にも対応。
  ・せん断耐力に炭素繊維・アラミド繊維の影響を考慮可能。
  ・1断面に、複数のコンクリート材料、異なるの強度の鉄筋や鋼板の混在が可能。

 詳しい計算機能はこちらを参照ください。
 入力
  ・「断面」の編集において、限界状態設計計算用準拠基準を追加。
  ・「断面エディタ」において、「限界状態設計」計算用のデータ入力画面を追加。
  ・「荷重の編集」において、「限界状態荷重ケース」の編集機能を追加。ここで、限界状態設計計算に用いる荷重を設定します。
 結果表示
  ・「照査一覧」において、「限界状態設計による照査」に照査結果の一覧表示を追加。
 レポート出力
  ・限界状態設計計算結果の出力を追加。

2)断面作成ウィザードに対応
 入力
 ・「断面」の新規作成に、「断面作成ウィザード」を追加。新規作成だけでなく、再編集が行えます。
  ※ただし、本バージョンでは、断面に関する以下の設定は「断面エディタ」にて再編集する必要があります。
   ・PC鋼材や炭素繊維貼付けの追加など
   A.ファイバー要素による非線形解析を行う時(UC-win/FRAME(3D)のみ)
   ・ファイバー要素の設定(ヒステリシス、メッシュの設定)
   B.M−φ要素による解析や(UC-win/FRAME(3D)のみ)曲率による照査を行う時
   ・M−φ特性
   C.断面照査(応力度、耐力)を行う時
   ・断面計算用パラメータの設定
   ・断面計算オプション

3)曲率(φ)による照査機能に対応
 ※本バージョンでは、UC-win/FRAME(3D)のM−φ要素および曲率照査に用いるM−φ特性について、正負の特性が対称形状のトリリニア型のみをサポートしています。
 入力
  ・「モデル設定」に「オプション設定」を追加。M−φ特性を自動で算出する場合に必要な軸力として、荷重ケースを割り当てます。また許容曲率を算出するための設定(橋の重要度、橋種)を選択します。
  ・「断面諸元と断面計算オプション|M−φ特性」および「M−φ特性」エディタを追加。ここで、曲率の照査に用いるM−φ特性を作成します。任意設定の場合は直接M−φ特性を入力します。
  ・「部材の編集(UC-win/Sectionでは検討部材エディタ)」において「M−φ特性」を追加。部材が使用するM−φ特性、およびM−φ特性を算出するための軸力の計算方法を指定します。
  ・「部材の編集(UC-win/Sectionでは検討部材エディタ)」において「荷重ケース」に曲率(φ)による照査方法を追加。
   照査対象とする限界値(ひび割れ、初降伏、許容曲率)を選択します。
 結果表示
  ・「照査一覧」において、「応力度・耐力等の照査」に曲率の照査結果を表示。

4)鋼断面の曲げ計算機能の強化
 鋼製材料のみからなる断面において、応力度照査に加えて、M-N相互作用図の計算、曲げ耐力の照査に対応。
 ただし、曲げ計算用準拠基準が「道示V(鋼製橋脚)」の時のみ計算可能です。

5)斜め引張応力度σIの計算ならびに照査に対応
 せん断計算用基準で、道示V(H8)、道示V(H14)を選択した際に、応力度の照査結果として表示されます。
 また、2軸曲げおよび2方向せん断力を受ける場合のσI計算も可能です。

その他
入力

6)「断面」の編集において、曲げ計算用準拠基準にJH二集(タイプI)を追加。従来のJH二集は、JH二集(タイプII)と同じです。
7) 「断面計算用パラメータ」において、曲げ耐力算出用応力ひずみ計算のパラメータ表示を追加。例えば、道示V(タイプI)では、εcc、σcc、E'desなど。
8) UC1RC断面計算Ver.3のデータ読み込みに対応
計算
9) M−N相互作用図の計算速度の向上。

■プログラムの不具合修正:
入力

1)「断面」エディタにおいて、鉄筋を入力時に、鉄筋径を任意として鉄筋断面積を入力しても、鉄筋径の選択に戻ってしまう不具合を修正。
レポート出力
2)「アウトラインを再利用」で作成した断面において、「配置データ」を含むとレポートが生成できない不具合を修正。
1.04.00

1.04.01
'04.10.04 ■プログラムの追加・更新:
結果
1)2GB以上の結果付きファイルの保存に対応。
【注意】このオプションはWindows2000、XPでのみ使用可能です。WindowsNTではOSの制限上、2GB以上のファイルを扱うことができません。

■プログラムの不具合修正:
入力
1)「節点の拘束条件」において、連成項の入力・編集ができない。
2)「活荷重の編集」の「P1荷重」の入力において、WindowsXPの標準デザインの時に表のタイルが表示されない。
結果表示
3)「照査一覧」において、「ファイバー要素の損傷」を表示するとエラーが発生する場合がある。
4)「照査一覧」において、部材中間に着目点をもつ変断面部材がある場合にエラーが発生し開けない。
1.04.01

1.04.02
'04.10.25 ■プログラムの不具合修正:
計算
1)マルチランの計算で、一部のランだけでポストプロセスエラーが発生した場合に結果モードにならない。
2)温度荷重が載荷された部材の断面力が異なっていた。
出力
3)レポート出力において、抽出荷重ケース結果の数値が画面と異なっていた。

----------UC-win/Section共通-----------------------------------
計算
4)限界状態設計計算において、「20002年コン示」の時に、f'ck≧60の場合の終局ひずみが間違っていおり、曲げ耐力の計算結果が間違っていた。
1.04.02

1.04.03
'04.12.28 ■プログラムの追加・更新:
入力
1)地震波のエディタにおいて、加速度ファイルのインポート機能に「K/KiK-NET加速度ファイル」を追加。K-NETおよびKiK-NETのサイトからダウンロードした加速度データを直接インポートできます。
2)「水平震度荷重」による静的荷重の自動生成のルールを変更。「死荷重ケースに含む」のオプションによらず、質量を持つ要素に対して常に生成されるように変更しました。
※1 「死荷重ケースに含む」のオプションを使用していない要素でも、その質量により水平震度による荷重が作用することになります。
※2 剛体要素および剛域中では、剛体要素の主節点のみに水平震度による荷重が作用することになります。
計算
3)剛性比例減衰マトリクスに、初期剛性を使用するタイプを追加。従来の瞬間剛性を使用するか、初期剛性を使用するか選択することができます。
※初期剛性を使用するほうが、動的非線形解析において安定した解が得やすいため、旧データ読込み時にはこのタイプを「初期剛性」に設定を変更します。よって、旧データを読込んで計算すると、旧バージョンと計算結果がやや異なることがあります。

■プログラムの不具合修正:
入力
1)複数の部材を選択して「部材の編集」を使用すると、せん断関係の断面計算において断面計算ができない場合、また保存したデータが開けない場合がある。
2)シンプルエディタで節点座標を変更した際に、着目点の名称が変更されない。
計算
3)非線形解析の時、モデルによっては固有値解析が実行できない場合がある。
レポート出力
4)結果ファイルを読み込んだ場合、モード図のスケールが正しく調整されない。
5)部材(1)の出力において、境界条件が正しく出力されない。
結果表示
6)Standard版で、断面計算オプションを持っていても、照査一覧に曲率の照査結果が表示されなかった。
7)死荷重(St.)あるいは死荷重(Non St.)荷重ケース、およびそれを含む組合せ荷重ケースの曲げ応力度照査において、「地震・衝突」用の鉄筋の許容応力度を参照していた。

■その他:
英語版の操作ガイダンスを用意しました。

----------UC-win/Section共通-----------------------------------
■プログラムの追加・更新:
入力
1)限界状態設計計算において、使用限界状態−ひび割れ幅の照査に、鉄筋応力による方法とPC鋼材応力による2つの結果を同時に照査できるように機能を追加。
2)円形を多数有する断面において、表示速度が非常に遅かったので改善。
3)断面、アウトラインなどのリストにおいて、途中のデータを削除後にフォーカスが先頭に戻らないように改善。
計算
4)終局モーメントの計算において、断面諸元によっては、内部固定の曲率の上限値により終局モーメントが決まる場合があったので、この上限値を緩和。
5)プラントル薄膜近似によるねじり定数計算方法の改善。
※旧バージョンとねじり定数の計算結果が異なる場合があります。旧バージョンのデータを読みこんだ際、メッセージが表示されますが本バージョンで、再度保存すれば新しい値に更新されます。

■プログラムの不具合修正:
入力
1)アウトラインを1つ作成し、断面エディターでそれを複数個使用したデータがある場合、アウトラインエディターで編集しようとするとエラーが発生する。
レポート出力
2)限界状態設計計算の「計算書書式」出力において、使用限界状態の検討における環境条件が、常に「一般の環境」と表示されていた。
3)限界状態設計計算の「計算書書式」出力において、使用限界状態の検討で変動荷重による応力度計算の設定が「デフォルト(計算しない)」になっている場合、計算結果が表示されていた。
4)限界状態設計計算の「計算書書式」出力において、使用限界状態の検討における曲げひび割れ幅照査の出力項目で、PC鋼材の応力σPeが出力されていなかった。
結果表示
5)限界状態設計計算の曲げ疲労照査の詳細表示において、中立軸の距離が負の値となる時にσcrdが表示されなかった。
6)限界状態設計計算において、終局限界状態Mudの詳細表示において、中立軸位置と終局ひずみの表示に誤りがあった。
7)せん断応力の照査において、土工指針を選択した場合に参照する平均せん断応力度の値が間違っている。
その他
8)プロテクトの設定を変更した後に、データを保存するとそのデータが読み込めない場合がある。
1.04.03

1.05.00
'05.04.19 ■プログラムの機能追加・改良
1.道路橋示方書V耐震設計編に準拠した残留変位照査機能を追加しました。
【留意点】
この機能を利用するには、「M−φ&Multi Runオプション」のライセンスが必要です。
2.マルチユーザーに対応しました。これにより、制限ユーザーでログインしても使用可能となりました。
【留意点】
計算実行すると一時的に計算実行ファイルの保存場所を確認するウィンドウが表示されることがあります。
3.節点番号、要素番号に任意の名称を定義可能にしました。
4.ヒステリシスにPC鋼材、FRP(炭素繊維、アラミド繊維)を追加しました。これにより、PC部材や繊維補強した部材をファイバー要素で解析可能になりました。
【留意点】
有償バージョンアップです。この機能を利用するには、「COM3 & AdvancedHysteresis オプションVer.2」が必要です。
5.ばね特性に新タイプを追加して全体構成を下記のようにしました。これをばね要素に定義することで、鉄筋コンクリート部材のM−θモデルが解析可能になります。
・線形
・バイリニア対称型
   正負方向
   Takeda型(回転成分のみ)(★新規)
・バイリニア非対称型
   正方向
   負方向
   Gap/Hook型(★新規)
   Takeda型(回転成分のみ)(★新規)
・トリリニア対称型
   原点指向型
   原点最大指向型
   ノーマル型
   Takeda型(回転成分のみ)(★新規)
・トリリニア非対称型
   弾性型(★新規)
   Takeda型(回転成分のみ)(★新規)
・名古屋高速ゴム支承型
【留意点】
バイリニア型の非対称型(正方向、負方向、Gap/Hook型)を使用したモデルでは、1ステップ目の計算時のばね剛性はゼロとなります。たとえば、モデルの支持条件がバイリニア正方向のばね要素だけで成立している場合は、構造不安定になります。このような場合は、同一節点間にもうひとつのばね要素を追加して2重のばね要素を置き、追加したばね特性に小さな剛性をもつ線形ばねを与えてください。これにより、最初のステップで剛性がゼロになることを回避することができます。
6.鋼断面のM−φ特性算出に対応しました。
・充填ありの場合は、降伏と許容の2点を算出します。
・充填なしの場合は、圧縮、引張、許容の3点を算出します。
7.M−φ特性に新タイプを追加して、全体構成を下記のようにしました。
・バイリニア対称型
   ノーマル(★新規)
   Takeda(★新規)
・バイリニア非対称型
   Takeda(★新規)
・トリリニア対称型
   Takeda
   ノーマル(★新規)
・トリリニア非対称型
   Takeda(★新規)
8.結果付きで保存するデータサイズを低減しました。これにより、7GBだったファイルサイズが1GB程度になります。
【留意点】
・Ver 1.04.03以前の結果付きデータは読めなくなりました。本バージョンで再計算を行う必要があります。
・デフォルトでは各節点の応答加速度は保存しない設定としています。応答加速度が必要な場合はモデル設定で保存するとしてください。
9.剛体要素で、並進3方向の質量を別々に入力可能としました。また、断面を割当てた部材が剛体要素の場合は質量と回転慣性質量を自動算定する機能を追加しました。
また、断面を割当てた部材が剛体要素の場合は質量と回転慣性質量を自動算定する機能を追加しました。
10.アウトライン、断面、M−φ特性、ヒステリシス、横拘束材料、材料、ばね特性、地震波の並びの順番を変更できるようにしました。
11.「部材の編集」において、部材タイプに「ファイバー要素(1次)」を追加しました。
12.ファイバー要素用の断面のメッシュ分割方法を改善しました。断面図心から分割するように変更し、対称断面では対称なメッシュ分割が得られるよう改善しました。また、分割数による分割方法を追加しました。
【留意点】
・この結果、ファイバー要素を用いたモデルでは前バージョンと結果に若干の相違が生じる場合があります。
13.負勾配を持つM−φ特性、ばね特性を定義可能にする。ただし、履歴モデルがTakeda型のみが対象。
14.ばね要素の長さがゼロでない場合は、計算不可ではなく警告を出して計算可能とする。
【留意点】
正しい計算結果を得るために、ばね要素の長さはなるべくゼロとしてください。

■プログラムの不具合修正
◆入力
1.メインウィンドウの「グループ」タブで、空のグループが存在する場合に、レポート出力を行うとエラーが発生する不具合を修正しました。
2.断面の設定でM−φ特性を自動作成するとしている場合に、MuMy0オプションで圧縮縁からの距離を変更しても自動生成されるM−φ特性にすぐに反映されない不具合を修正しました。
3.作成済みの断面を右クリックして、「断面ウィザードを使用する」で再度データ編集しようとするとエラーが発生することがある不具合を修正しました。
4.ランの名称と自動生成された有効プレストレス荷重の名称が同一の場合に荷重値を変更できない不具合を修正しました。
◆ファイル入出力
計算中断後に結果付きとして保存したデータが読み込めないことがある不具合を修正しました。
◆計算
部材のi端とj端の断面が異なる場合に活荷重の計算において影響線が正しく算出されない不具合を修正しました。
◆結果表示
鋼材と鉄筋が両方ある場合のファイバー要素の損傷判定処理が正しくないことがある不具合を修正しました。
◆レポート出力
1.メインウィンドウ左側の「要素」タブで要素を1つ追加して、アンドゥ、リドゥを行うとエラーが発生していた不具合を修正しました。
2.ばね要素(抽出結果)の標準レポート出力で罫線が乱れる場合がある不具合を修正しました。
3.断面作成時にかぶり部分とコア部分に分けてコンクリート要素を配置し、鉄筋をその境界に配置するとレポート出力時に倍の鉄筋本数と面積を表示していた不具合を修正しました。
4.支点条件の詳細出力で実際の入力は対角成分が固定だけなのにレポート出力では連成項に値が出力される不具合を対策しました。
5.「組み合わせ荷重ケース」の入力データ出力で、改ページされない不具合を修正しました。
6.「PPFフレームレポートジェネレータ」の「フレーム計算」タブにある「抽出結果一覧」を利用した出力内容(表中の値)』が正しくないことがある不具合を修正しました。
7.曲げ耐力一覧の出力で+側Mに対し曲率が−で表示されている。
1.05.00

1.05.01
'05.05.20 ■プログラムの機能追加・改良
・モデル設定がシーケンス載荷の場合では、組合せ荷重ケースにプレストレス荷重を組合せの対象から除外できるようにしました。これにより、プレストレス荷重がある場合に複数の組合せ荷重ケースを利用した静的載荷の設定が可能となりました。
・せん断計算用準拠基準が土工指針の場合に、「コンクリートが負担できる平均せん断応力度」に許容割増し係数を考慮するようにしました。
・M−φ特性の自動算出において(φc,Mc)の勾配が正負で異なる場合があったので、同じとなるように改良しました。これにより、「断面諸量と断面計算オプション」画面で鉄筋にチェックが入っていない場合は、モーメント中心点はコンクリート断面図心を使用して応力度の積分時は鉄筋を無視して算出するようになりました。道路橋示方書V耐震設計編に準じる場合は、鉄筋にチェックを入れて換算断面とすることをお勧めいたします。

■プログラムの不具合修正
◆入力
・「ばね特性(断面から生成)」ウィンドウの「計算設定」タブ内にあるパラメータDとhが逆の意味で処理していた不具合を修正しました。
◆ファイル入出力
・旧バージョンで作成したデータをVer1.05.00で読み込みんで計算させると「in.xmlが作成できない」旨のエラーメッセージを出して計算できない場合がある不具合を修正しました。
・結果付きデータを読み込んですぐに上書き保存し、再度読み込むと、結果モードとなるはずだが、入力モードになってしまう不具合を修正しました。
・モデル設定ウィンドウで、「加速度結果を保存する」設定がデータファイル(*.f3d)に保存されない不具合を修正しました。
・旧バージョンで、横拘束効果なしとしたF3Dコンクリートヒステリシスの読込みが正しくない不具合を修正しました。
◆計算
・楕円配筋とした場合に鉄筋座標の自動算出処理が間違っていた不具合を修正しました。
◆結果表示
・数値断面部材に対して断面照査を行う設定とした場合、フレーム計算後に「断面照査」タブをクリックするとエラーが発生する不具合を修正しました。
◆レポート出力
・固有値解析結果一覧のレポート出力で、項目名称が誤っていたので修正しました。
   誤):終止符  →  正):固有周期
・断面力タブ内の右端にあるレポート出力ボタンを押すと、ランの数が多い場合に改ページが正しく処理されない不具合を修正しました。
1.05.01

1.06.00
'05.08.01 ■プログラムの機能追加・改良
・減衰マトリクス作成方法にRayleigh減衰によるオプションを追加しました。
・PC部材をM−φ要素で直接モデル化できるようにしました。
・大きな断面定数を持つ仮想部材があり、その端部に傾斜ローラー支点などのように全体座標系と異なる支点があると、数値計算誤差により大きな支点反力がでることがありましたので、多元連立方程式を解く計算処理を改善しました。
・抽出キーにALL(MAX, MIN, ABS)を追加しました。
・ばね特性で、断面から自動生成したM−θ特性をばね要素に使用したときに、ばね要素の要素座標系の向きを簡単に設定できるように改善しました。
・M−φ特性にMy0=Muオプションを追加しました。
・ばね特性の並進成分に「Takeda型」を追加しました。
・ばね特性のトリリニア非対称型に、
   原点指向型
   原点最大点指向型
 を追加しました。
・M−φ特性に、
   原点指向型
   原点最大点指向型
 を追加しました。
・ヒステリシスに下記の新タイプを追加しました。
 ・PC鋼材
   バイリニア(対称型)+Bauschinger効果(★パラメータを追加)
   トリリニア(対称型)+Bauschinger効果(★パラメータを追加)
   トリリニア(非対称型)+Bauschinger効果(★パラメータを追加)
 ・鉄筋
   バイリニア(対称型)+Bauschinger効果(★新規)
   バイリニア(非対称型)+Bauschinger効果(★新規)
   トリリニア(対称型)+Bauschinger効果(★新規)
   トリリニア(非対称型)+Bauschinger効果(★新規)
・断面、アウトラインの作成において楕円形状は多角形としていますが、曲線の内側に内接する処理としていたため、面積が実際よりも小さくなっていました。これを面積が等しくなるように多角形の頂点座標を調整するようにしました。
・部材の結果ウィンドウの抽出タブにおいて、左側ツリーにチェックを入れる毎にスクロールされてトップに戻って「たので、スクロールしないように改善しました。同様に、メイン画面の節点表、要素表についてもスクロールしないようにしました。
・鋼製断面(充填なし)に対してM−φ特性のトリリニア(対称)ノーマル型を適用すると、軸力がゼロのときにパラメータを見直すようにエラーを出す場合がありましたが、これをでないように改善しました。

■プログラムの不具合修正
◆入出力画面
・幾何学的特性を大変位とし、複数のランがある場合に変位のアニメーションをさせるとエラーが発生することがある不具合を修正しました。
・断面にコンクリート材料が2種類あり、荷重状態が全断面引張の場合に応力度計算を行うとエラーが発生する不具合を修正しました。
・曲げ耐力の照査一覧において、応答値がゼロのときに許容値に対する判定結果がNGとなっていた不具合を修正しました。
・限界状態設計の照査一覧において、使用限界状態のVd/Vcdの安全率の照査は0.7と表示すべき箇所が、1.0となっていた不具合を修正しました。同時に、Vdが負のときにVd/Vcdの値も負となっていた不具合を修正しました。
・限界状態設計の詳細結果画面で、左側ツリーを順にクリックしていくとエラーが発生する場合がありましたので修正しました。同時にタイトルバーに表示されている荷重ケース名称が間違っていた不具合を修正しました。
・ばね特性で許容変位がゼロの場合に、ばね要素の照査一覧でエラーが発生する不具合を修正しました。
・複数グループを指定して右クリックメニューから「要素の選択」を行うとグループに属している要素が正しく選択されない不具合を修正しました。
◆計算
・PC部材をファイバー要素でモデル化し、組合せ荷重にプログラムが自動生成したプレストレス荷重が含まれていると、ファイバー要素にプレストレスが二重に考慮されていた不具合を修正しました。
・PC部材をファイバー要素でモデル化したときに、ポステンとした場合の処理が間違っていた不具合を修正しました。
【留意点】
プレテンとしたファイバー要素の場合は問題ありませんが、ポステンとした場合の計算結果は前バージョンと異なることがあります。
・M−φ特性(フレーム計算用)とM−φグラフ(断面計算結果)の算出方法に誤りがありましたので修正しました。従来は、曲げモーメントMzp、Mypの合成方向の角度を与えていましたが、求められるφc、φy0、φuはそれぞれ中立軸角度が異った値となっていました(非対称断面の場合)。実際にフレーム計算に用いるM−φ特性としては、中立軸角度はそれぞれ同じでなければならないことから、曲げモーメントMzp、Mypの合成方向の角度を中立軸角度として与え、その中立軸まわりに曲率を変化させてφc、φy0、φu求めるようにしました。
【留意点】
一般的な橋脚柱断面や上部構造断面の面内方向などのように対称な断面では問題ありませんが、上部構造断面の面外方向などのように非対称な方向の計算結果は前バージョンと異なることがあります。
・ファイバー要素の材端をピン結合とした場合に、非線形領域の計算処理が間違っていた不具合を修正しました。
・ファイバー要素(1次)に与えられた減衰定数を無視して計算していた不具合を修正しました。
◆レポート出力
・ばね特性の入力データのレポート出力で、ばね値が正しく表示されていなかった不具合を修正しました。
入力波形のレポート出力で、タイトルが誤っていた不具合を修正しました。
   誤):Y方向(N-S)  →  正):Y方向(U-D)
・限界状態設計の「図表書式」と「総合表書式」の出力において、スターラップの入力データのうちyp軸方向が出力されていなかった不具合を修正しました。また、スターラップの引張強度、降伏強度が出力されていなかったので、これらも出力するようにしました。
・「M−φ要素・ファイバー要素の結果|モーメント/曲率の結果」でランを個別に指定してレポート追加を繰り返し行っても、レポート出力には常に1番目のラン名称が出力されている不具合を修正しました。
・「照査一覧|応力度・耐力等の照査」において、画面では判定結果がすべてOKなのに、レポート出力を行うとNGと表示される場合がある不具合を修正しました。
・プリンタの設定で高解像度(画質優先、1200dpiなど)にしていると、節点や部材の時刻歴グラフが小さく出力される不具合を修正しました。
・限界状態設計の出力で、「検討部材ごとの最も不利なケースの出力」を図表書式、表書式、計算書書式、総合表書式の4種類について行うと、それぞれの中身は同じ内容となるはずですが、実際は異なっていた不具合を修正しました。
◆ファイル
・ばね特性でバイリニア非対称Gap/Hook型のGap値がファイルに保存されていなかった不具合を修正しました。
・Advanced版で作成したデータをStandard版で読み込み保存すると、データが壊れてしまい、読み込むことができなくなる不具合を修正しました。
・「ばね特性(断面から生成)」ウィンドウの「計算設定」タブ内にあるパラメータDとhをファイル読込時に逆にしていた不具合を修正しました(下記のa)からb))。この結果、旧バージョンのデータを読み込むと下記のようになります。
a) 1.05.00 D=3.0m、h=5.0m
b) 1.05.01 D=5.0m、h=3.0m (a)のデータ読込時)
c) 1.06.00 D=3.0m、h=5.0m (a)のデータ読込時)
d) 1.06.00 D=5.0m、h=3.0m (b)のデータ読込時)
1.06.00

1.07.00
'05.10.27 ■プログラムの機能追加・改良
・コンクリート・ヒステリシスに2次曲線型を追加しました。
内部履歴は、直線型と曲線型の2タイプから選択できます。
骨格を決定するパラメータは、下記の準拠基準を選択することで自動的に設定できます。
 ・名古屋高速道路公社:耐震設計基準(平成15年10月)の「コンクリート充填鋼製橋脚」
 ・道路橋示方書V耐震設計編の「コンクリート充填鋼製橋脚」
 ・道路橋示方書IIIコンクリート橋編
 ・道路橋示方書IV下部構造編の「はり、橋台のパラペット等」
 ・道路橋示方書IV下部構造編の「SC杭」
 ・道路橋示方書IV下部構造編の「RC杭、PHC杭(中空)」
 ・鉄道構造物等設計標準・同解説 コンクリート構造物〈平成16年4月〉
 ・鉄道構造物等設計標準・同解説 コンクリート構造物(平成11年10月)
 ・2002年制定コンクリート標準示方書[構造性能照査]
 ・平成8年制定コンクリート標準示方書[設計編]
・M−φ特性に下記モデルを追加しました。
 ・トリリニア対称型−原点指向型
 ・トリリニア対称型−原点最大点指向型
 ・トリリニア対称型−弾性型
 ・トリリニア非対称型−弾性型
 ・テトラリニア対称型−Takeda型
 ・テトラリニア対称型−平成11年鉄道耐震基準準拠
 ・テトラリニア非対称型−Takeda型
 ・テトラリニア非対称型−平成11年鉄道耐震基準準拠
・ばね特性に下記モデルを追加しました。
 ・バイリニア対称型−Clough/スリップ型
 ・バイリニア非対称−Clough/スリップ型
 ・トリリニア対称型−弾性型
 ・テトラリニア対称型−Takeda型
 ・テトラリニア対称型−平成11年鉄道耐震基準準拠
 ・テトラリニア非対称型−Takeda型
 ・テトラリニア非対称型−平成11年鉄道耐震基準準拠
・道路橋示方書におけるせん断耐力などの計算において、せん断スパンsp(または橋脚高さhp)がd/1.15(d:有効高さ)よりも小さい場合は、規定に従ってd/1.15の代わりにspを使用するようにしました。
・AutoCADのデータファイル形式(*.dwg、*.dxf)を読み込んで、骨組みを生成できるようにしました。
・計算結果において、モデルの変形と損傷の状態を同時にアニメーションできるようにしました。
・断面作成ウィザードにおいて、ファイバー要素に必要なヒステリシスの選択とメッシュ分割指定を追加しました。
・3波形に対する動的解析において、節点変位の平均値をレポート出力で確認できるようにしました。
・M−φ特性や断面から自動生成したばね特性において、許容塑性率算出用安全係数を任意入力ができるように、モデル設定ウィンドウへオプションを追加しました。
・部材の結果ウィンドウで断面力図に数値を表示する場合に、「i端のみ」と「j端のみ」のオプションを追加しました。これにより、モーメント図などで数値の重なりを低減することができます。
・メイン画面のモデル図において、xp-yp-zp(要素座標系)、xl-yl-zl(主軸座標系)の文字の大きさを節点の大きさと連動して調整できるように変更しました。 
・入力データのレポート出力で、「部材(1)」だけを出力したときに断面番号対応表を出力するように改善しました。
・ばね特性のM−θ算出において、「静的」を選択したときは、降伏点処理オプションは常に「My=Mu」を用いるように改良しました。これは、下記計算例に準拠した考え方です。
   日本道路協会、道路橋の耐震設計に関する資料 PCラーメン橋・RCアーチ橋・PC斜張橋・地中連続壁基礎・深礎基礎等の耐震設計計算例、平成10年1月 
・時間のかかるレポート出力を実行したときにキャンセルできるようにしました。
・F3Dコンクリートヒステリシスにおいて、鉄筋と繊維シートの両方を「横拘束効果なし」とすると、圧縮ピークひずみを任意入力できるようにしました。
・COM3鉄筋ヒステリシスのパラメータE2のデフォルト値を0.02Esとしていましたが、これを引張側のひずみ硬化と同じ勾配となるように変更しました。Ver 1.06.00以前のデータを読み込んだ場合は、計算結果に影響しないように、任意設定にして以前の値を保持します。
・ばね特性の第1折点の下限値を1e-6から1e-10に緩和しました(単位はm,rad)。対象は、バイリニア、トリリニア、テトラリニアの並進と回転成分です。
・シーケンス載荷時では基本荷重ケースや組合せ荷重ケースの支点条件をモデル図に表示していませんでしたが、表示するように変更しました。
・部材の結果ウィンドウにおいて、断面力図を拡大表示しているときに断面力種類を変更すると図の大きさをリセットしていましたが、リセットしないように変更しました。 
・断面の図表示において、デフォルトでは主軸座標系を表示していませんでしたが、表示するように変更しました。
・節点荷重、部材荷重の編集ウィンドウにおいて、節点、部材の名称や要素座標系を表示するオプションを追加しました。
・部材の結果ウィンドウにおいて、並進3成分(xp、yp、zp)と回転3成分(xp、yp、zp)のボタンの色を統一しました。これに伴い、カラー設定ウィンドウでは一部のリストが不要になりましたので、削除しています。
・モデル設定ウィンドウで活荷重を使用しないとしている場合は、メイン画面の「活荷重」タブを表示しないように変更しました。
・支点条件の設定ウィンドウにおいて、ばね値の各値を表計算ソフトなどから簡単に貼り付けられるように改善しました。

■プログラムの不具合修正
◆入出力画面
・荷重ケースの編集ウィンドウの抽出荷重ケースタブにおいて、沫e割増の欄に組合せ荷重ケースの全体割増が表示されていた不具合を修正しました。 
・平均荷重ケースに設定した抽出キーがAllのときに、曲率の照査やせん断耐力の照査で、平均荷重ケースの行に値が表示されない不具合を修正しました。
・モデル図のばね要素を選択して、ばね要素の編集ウィンドウを呼び出す操作を2回行うとエラーが発生する不具合を修正しました。
・材料データベースにおいて、炭素繊維シートの値に一部誤りがありましたので修正しました。
 ・中弾性SU440-300: 厚さ (誤)0.111mm   (正)0.163mm
 ・高弾性SU540-300: 引張強度 (誤)3400N/mm2   (正)1900N/mm2
・ばね要素の照査結果一覧において、平均荷重ケースの行は正の値で表示すべきでしたが、負の値が表示される場合がある不具合を修正しました。
◆計算
・幾何学的特性を大変位とした解析では、ばね要素の座標系を逐次更新して計算していますが、ばね要素の結果ウィンドウでは微小変位理論(=要素座標系は更新しない)に基づいて結果を表示していました。このため、モデルの変位状態とばね要素の結果が整合しない場合がある不具合を修正しました。
・組合せ荷重ケースの対象となっている基本荷重ケースに対して、部分割増係数が入力されていた場合に、その組合せ荷重ケースをランで使用すると、部分割増係数が計算に考慮されていない不具合を修正しました。
・降伏モーメントMy0や終局モーメントMuの算出において、ある軸力下では収束しない場合がある不具合を修正しました。
・M−φ要素のモデルにおいて、固有値解析のみを実行すると、モデル設定で指定された荷重ケースで部材に生じる軸力を求めていないため、M−φ要素の初期剛性が本体解析時と不整合となる不具合を修正しました。
・残留変位を算出するときの降伏変位と最大変位は、節点結果のδXとδZの平方和をとるべきでしたが、δYも考慮していた不具合を修正しました。
◆レポート出力
・曲げ計算用準拠基準が「道示V(鋼製充填なし)」または「道示V(鋼製充填あり)」の断面に対して、入力データ出力を行うと、印刷プレビューウィンドウで「不正な不動小数点演算命令」が発生する不具合を修正しました。
・断面計算標準出力において、限界状態設計法の「詳細出力|「全ケース出力」を実行すると、印刷プレビューウィンドウがでない不具合を修正しました。
・限界状態設計法の入力データ出力において、「ひび割れ|寸法効果を考慮したコンクリートの設計強度」のオプションは、「H8コン示」のときだけに影響するのに、「2002コン示」や「H11鉄道」のときも印字していました。誤解を招かないように、「H8コン示」であることを明記しました。合わせて、入力ウィンドウも改善しました。 
・限界状態設計法の入力データ出力において、「ひび割れ|コンクリート応力度算出時の換算断面諸量」のオプションの内容が、正しく出力されない場合がある不具合を修正しました。
・入力データのレポート出力において、節点名称が長い場合に支点条件の表が正しく生成されない不具合を修正しました。
◆ファイル
・3DStudio ファイル形式でエクスポートしたファイル(*.3ds)が、他社製品で読み込むことができない場合がある問題に対応しました。
1.07.00

1.07.01
'06.01.24 ■プログラムの機能追加・改良
・結果付きファイルを読込むときに、結果モードか入力モードかを選択するオプションを追加しました。
・M−θモデル(ばね特性)の自動算出において、補正係数α、β、γp、L’が負となる場合は強制的にゼロとして算出していましたが、今回より負のまま取り扱うこととし、警告を出すようにしました。
【注意】
この修正により、Ver 1.06.00以前のファイルを読み込むと補正係数α、β、γp、L’が負となる場合はM−θ特性の自動算出値が異なります。
・せん断応力度計算で、準拠基準が土工指針の場合に軸力による補正係数CNを考慮するようにしました(土工指針−カルバート工指針p.57解説文準拠)。
・曲げ応力度計算結果詳細画面において、ボタンMax/Minを押したときに、抵抗曲げモーメント値を表示する機能がありますが、同画面下の中間データ(中立軸位置など)も同時に表示するようにしました。
・「ばね特性|名古屋高速ゴム支承」において、パラーメータA3の有効範囲が1〜2までとしていましたが、これを0.1〜2.0までに緩和しました。
・「ばね要素の編集|荷重ケース」の列表示を現在の
   「dxl、dyl、dzl、Rxl、Ryl、Rzl」
から
   「δxl、δyl、δzl、θxl、θyl、θzl」
に変更しました。
・断面を持つ部材を剛体要素にしたときに主節点への死荷重として、1e-10[kNm]のモーメント荷重が生成される場合があるので、生成されないように改善いたしました。
・「断面諸量と断面計算オプション」画面の左側ツリーにおいて、鉄筋要素全体としての設定をチェックオフ、個別の鉄筋要素に対してはオンとした場合、断面定数の算出には鉄筋を無視するが、レポート出力では個別のチェック状態だけが出力されていました。一見すると

計算上の取扱いとレポート出力が整合してないようにみえるので、鉄筋要素全体としての設定をチェックオフとした場合は、個別の要素に対してもチェックオフとするように入力部を改善しました。
・レポート出力「断面計算標準出力」において、せん断準拠基準が「道示III」のときにコンクリートの斜引張応力度(プレストレス部材用)の照査結果を出力しないオプションを追加しました。
・レポート出力「断面(詳細)」において、主軸yp軸回りの断面係数を出力するようにしました。ただし、主軸の傾きが5度より大きい場合は非表示となります。
・レポート出力「断面(詳細)」において、数値断面に対しては改ページしないようにしました。
・レポート出力の断面計算標準出力「書式1」において、断面図の中に表示される一点鎖線が中立軸であることを明記しました。
・レポート出力の「部材」と「支点」において、減衰定数と振動数タイプが出力されますが、動的解析でない場合は出力しないようにしました。
・レポート出力において、「部材の結果」画面から「N、Syp、Mzp」の3つを選択して出力すると数値表が「N、Syp」と「Mzp」の2段構成となっていましたが、1段で3列(N、Syp、Mzp)を表示するように改善しました。
・レポート出力において、動的解析手法を出力するようにしました。内容は以下のとおりです。
   解析方法:時刻歴応答解析(直接積分法)
   積分方法:Newmark-β法 (β=1/4)
   固有値解析方法:サブスペース法

■プログラムの不具合修正
◆入出力画面
・支点条件の設定ウィンドウで、「自由・固定・ばね」の欄が水平スクロールバーで覆われてしまい、設定できない場合がある不具合を修正しました。
・非対称なばね特性を持つばね要素に対して、抽出キーにABSがあるときに、「照査一覧|ばね要素の照査」でばね要素・ラン・平均の行に値が表示されない不具合を修正しました。
・断面作成時に、FRP貼り付けができない場合がある不具合を修正しました。
・「断面詳細結果|応力度」画面の左側ツリーにおいて、検討部材や着目点を選択したときに、抽出ボタンが無効(グレー)になっている不具合を修正しました。
・「断面作成ウィザード」で空白を選択し、断面エディターを開いた後にキャンセルボタンを押すとエラーが発生する不具合を修正しました。
・ばね特性エディターにおいて、「バイリニア非対称(負方向)」のグラフ中にある折れ点の座標値が間違っていた不具合を修正しました。
・支点条件の設定画面において、ばね成分を選択するとばねが作用する方向をアニメーションする機能が正しく動作していない不具合を修正しました。本来は要素座標系でアニメーションすべきでしたが、全体座標系でアニメーションしていました。
・断面詳細結果画面において、「Mu,My0オプション」タブや「せん断オプション」タブを表示している場合に、ヘルプボタンを押すとトピックが呼び出されない不具合を修正しました。
・プレストレス部材をM−φ要素でモデル化したときに、「M−φ要素・ファイバー要素の結果」ウィンドウでM−φ要素の軸力結果が正しく表示されない不具合を修正しました。
・「ばね特性|バイリニア対称、非対称」のd-Fの入力方法が一部正しく動作していない不具合を修正しました。

◆計算
10,000ステップ程度の解析データについて、ポストプロセス時や結果付き保存時にエラーが生じ正しく動作しない不具合を修正しました。
・「断面エディター|断面諸量と断面計算オプション」において、「ベースとなる断面要素」を変更してもねじり定数を再計算していなかった不具合を修正しました。1.07.00以前のデータに保存されているねじり定数は正しくない場合がありますので、データ読込時にねじ

り定数を再計算するかを確認するウィンドウを出します。
・部材荷重を材端に極めて近い位置に載荷した場合に、中間荷重としての取扱いが、プレ処理とポスト処理で整合していない場合がある不具合を修正しました。
・ シンプルエディターで支点をコピーした後に、活荷重解析を行うとポストプロセスでエラーが生じる不具合を修正しました。

◆レポート出力
レポート出力において、「結果|照査一覧」と「結果|断面計算」の両方にチェックを入れてプレビューボタンを押すとエラーが発生する場合ある不具合を修正しました。
・レポート出力において、剛体要素の従節点リストの表示が間違っている不具合を修正しました。
・レポート出力の「断面計算結果」において、主軸が傾いているときのMy0、Muの値が正しくない不具合を修正しました。
・レポート出力の「断面計算標準出力|一覧」において、部材名称が長い場合に罫線がくずれてしまう不具合を修正しました。
・レポート出力「限界状態設計の入力データ」において、準拠基準が「2002コン示」のときは「コンクリート応力度算出時の換算断面諸量」を出力すべきでしたが、誤って「寸法効果を考慮したコンクリートの設計強度」を出力していましたので、修正しました。
・レポート出力において、部材の結果画面のデータを出力すると、タイトル列のみの表が生成される不具合を修正しました。

◆ファイル・OS
・WindowsNTで本プログラムが起動しない不具合を修正しました。
・K-NET加速度ファイルをインポートするときに、「上書き」を指定して「次へ」ボタンを押すと不適切なエラーメッセージを出して正しく動作しない不具合を修正しました。
・断面から生成したばね特性をインポートできない不具合を修正しました。
・ローカル(USB)またはネットワークタイプのプロテクトキーをWindows XP SP2のDEP(データ実行防止機能)を有効として使用した場合、アプリケーションエラーが発生する不具合を修正しました。

■ヘルプ・サンプル
・フーチング下面の基礎ばねについて、斜杭の場合の注意事項と弊社製品「基礎の設計Ver.4、杭基礎の設計Ver.4」との対応表を追加しました。
・地震波の入力角度に関して詳しい説明を追加しました。
・異種材料断面のねじり定数J算出方法を追加しました。
・Rayleigh減衰のαとβについて、各種計算例を調査し、参考資料としてまとめました。
・サンプルファイルに「(社)日本道路協会、道路橋の耐震設計に関する資料、平成9年1月」に掲載されている「鋼5径間連続I桁橋」モデルを追加しました。
   橋軸方向: Bluebook_SteelBridge_Longitudinal.f3d
   直角方向: Bluebook_SteelBridge_Transverse.f3d
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 ■ 更新履歴バックナンバー
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