Ver. |
日付 |
内 容 |
4.00.00 |
'08.10.07 |
■要望対応
・入力:躯体慣性力の算出に用いる設計水平震度について直接入力できるよう対応しました。「考え方」−「基本・荷重」画面に入力を設けております。
・入力:本体鉄筋の許容圧縮応力度の入力を追加しました。これまで鉄筋の応力度σsが圧縮の場合、プログラム内部で固定値として保持していた許容圧縮応力度を用いて照査を行っておりましたが、これより入力値を用いて照査を行います。
・入力:ハンチ端の曲げ応力度照査において、モーメントシフトした断面力を用いるか否かの選択を設けました。
・計算:PCボックスカルバートの横方向耐震設計に対応しました。「下水道施設耐震計算例−管路施設編後編−2001年版
(社)日本下水道協会」の「9.既製・PCボックスカルバート(開削用)」の内容を元に、頂底版をプレストレストコンクリート部材、側壁を鉄筋コンクリート部材としたPCボックスカルバートを対象とします。なお、本計算は適用基準が下水道施設の場合のみ可能となります。
・計算:プレキャストボックスカルバートの縦方向耐震設計に対応しました。「下水道施設耐震計算例−管路施設編
後編−2001年版 (社)日本下水道協会」の「9.既製・PCボックスカルバート(開削用)」および「10.プレキャストボックスカルバート(RC)」の内容を元にPC,RCのプレキャストボックスカルバートを対象とします。なお、本計算は適用基準が下水道施設の場合のみ可能となります。
・計算:直接基礎での常時の検討において、底版反力を載荷して断面力を算出する方法に対応しました。「初期入力」画面に「常時の検討(直接基礎時):底面バネ/底版反力」のスイッチを設けております。
・計算:レベル2地震時のせん断耐力照査において、照査位置を隅角部格点固定としておりましたが、他の位置への指定を可能としました。「考え方」−「応力度照査」画面に「耐力照査用(レベル2地震時):隅角部格点/H/2点/任意位置」の選択を設けております。
・計算:適用基準が土地改良施設または水道施設でのレベル1地震時の周面せん断力の算出において、Svに震度を乗じるか否か選択可能としました。「考え方」−「基本・荷重」画面に「レベル1地震時の周面せん断力:K'h10を乗じない/K'h10を乗じる」のスイッチを設けております。
・出力:杭基礎の結果一覧出力に対応しました。「計算書作成」−「結果一覧」にて出力されます。
■不具合修正
・計算:縦断方向の計算において、2連BOXのときの水平面内のハンチ重心位置の算出に誤りがあり、これを修正しました。
・計算:「下水道施設の耐震対策指針と解説-2006年版-」において、地下部の設計水平震度の算出式中の(1-0.015z)は0.5以上とするとの記述がありますが、これについての処理が漏れていたためこれを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.4.00.00〜」→「Ver.4.00.00」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「初期入力」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「形状」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「配筋」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「考え方」
・「計算理論及び照査の方法」→「断面方向の計算」→「荷重」→「常時、地震時固定荷重」
・「計算理論及び照査の方法」→「断面方向の計算」→「許容応力度法」
・「計算理論及び照査の方法」→「断面方向の計算」→「耐力照査」
・「計算理論及び照査の方法」→「縦断方向の計算」→「縦連結」→「PC鋼棒導入力」
・「計算理論及び照査の方法」→「縦断方向の計算」→「縦連結」→「等価軸剛性」
・「計算理論及び照査の方法」→「縦断方向の計算」→「縦連結」→「等価曲げ剛性」
・「計算理論及び照査の方法」→「縦断方向の計算」→「縦連結」→「地震時軸力に対する検討」
・「計算理論及び照査の方法」→「縦断方向の計算」→「縦連結」→「地震時曲げモーメントに対する検討」
・「計算理論及び照査の方法」→「縦断方向の計算」→「縦連結」→「可とう性継手部の遊間に対する検討」 |
4.00.00
↓
4.01.00 |
'09.04.09 |
■要望対応
・入力:せん断耐力算出に用いるβnについて算出方法の選択を設けました。「考え方」−「応力度照査」画面に「せん断耐力算出時のβn算出方法:Md=Mud/2/Md=Md」のスイッチを設けております。
■不具合修正
・出力:杭基礎の場合に結果一覧のプレビューを行うとエラーが発生することがあり、これを修正しました。
・出力:計算書の「荷重」−「死荷重」に描画する死荷重図において適切でない荷重図を描画する場合があり、これを修正しました。
・出力:せん断照査点=H/2点の場合に、計算書の「設計断面力」において列名に誤って「2d点」と表記しており、これを修正しました。なお、この現象は列名の表記のみの問題であり、断面力値に影響はありません。
■その他
・Acrobat3D(PDF出力)に対応しました。
※Adobe SystemsのAdobe Acrobat3D Ver8またはAdobe Acrobat 9 ProExtendedのインストールが必要
※メイン画面の3D図:ポップアップメニュー「PDF出力」から実行します。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.4.01.00」→「Ver.4.01.00」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「考え方」。 |
4.01.00
↓
4.01.01 |
'09.08.10 |
■要望対応
・入力:「基礎」−「@基本」画面−「せん断鉄筋データ」において「杭基礎便覧(H19.1)値セット」ボタン押下時に便覧記載のせん断鉄筋情報を自動セットしますが、これがJIS強化杭の値であることが分かるよう画面およびヘルプに明記しました。
・計算:SC杭の許容鉛直支持力の計算における杭の有効重量について、鋼管とコンクリート部分それぞれの断面積および単位重量を考慮した単位長重量を算出して用いるよう変更しました。
・出力:計算書の杭基礎水平方向支点バネ値の出力において、杭1本当りの水平方向バネ値Kおよび水平方向支点バネ値(計算値)を地震時についても出力するよう改善しました。
■不具合修正
・入力:「基礎」−「杭配置」画面確定時に支点バネの自動算出を行いますが、本体底面位置と地層変化位置が一致する場合、支点バネの自動算出に問題があり応答無しの状態となる不具合があり、これを修正しました。
・計算:周面せん断力の算出において、頂版上に盛土が存在しないとき(土被り厚=0.0のとき)に地表面から頂版軸線までの深度を用いて頂版に作用する周面せん断力を算出していましたが、この場合は頂版に作用する周面せん断力=0として扱うように変更しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.4.01.00」→「Ver.4.01.01」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「基礎」
・「計算理論及び照査の方法」→「断面方向の計算」→「杭基礎許容支持力」 |
4.01.01
↓
4.01.02 |
'10.11.02 |
■不具合修正
・入力:「初期入力」画面で地域別補正係数Czの地域区分をBとして「考え方」−「基本・荷重」を確定した後、地域区分をCに変更した場合に「考え方」−「基本・荷重」画面の「レベル1の設計用応答スペクトルグラフの変化点データ」が地域区分Bの値のままになっている不具合がありこれを修正しました。
・入力:適用基準が土地改良施設または水道施設の場合の「考え方」−「応力度照査」画面のせん断照査点に関する選択の項目名称を改善しました。
・計算:杭頭補強鉄筋計算での仮想鉄筋コンクリート断面の曲げ耐力の照査において、材料係数γcおよび部材係数γbの取り扱いに不具合があり、これを修正しました。
・計算:杭が多く存在し剛域を考慮する場合、計算実行時にエラーが発生することがあり、これを修正しました。
・計算:函体種別がPC函体の場合のレベル2地震時照査において、不要なチェックにかかり計算できないことがあり、これを修正しました。
・計算:下記条件を満たしている場合に、計算書の「荷重」−「死荷重」の外力集計表において、土圧・水圧の集計値が正しく集計されない不具合があり、これを修正しました。
@「初期入力」画面において「常時の検討(直接基礎時)=底版反力」が選択されている
ABOX天端から底面間に地層変化点がある
B外水位を考慮したケースがある
・計算:「初期入力」画面において「常時の検討(直接基礎時)=底版反力」が選択されていて、任意死荷重において1ケースに最大の10荷重データが入力されている場合に、計算確認を行うとメッセージが表示され計算が中断される不具合があり、これを修正しました。
・出力:適用基準が下水道施設でレベル2地震時せん断照査位置がH/2点または任意点の場合に、計算書のレベル2地震時の設計断面力において、せん断照査位置の断面力が出力されない不具合がありこれを修正しました。
・ヘルプ:「概要」−「プログラムの機能概要」−「適用範囲」−「(7)地震時の検討」の縦断方向の計算に関する内容が古かったため修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.4.01.00〜」→「Ver.4.01.02」
・「概要」→「プログラムの機能概要」→「適用範囲」 |
4.01.02
↓
4.01.03 |
'11.04.12 |
■要望対応
・出力:詳細計算書のせん断応力度の出力表において、照査しない点の行は出力しないよう改善しました。
■不具合修正
・計算:縦方向の照査方法がプレキャスト(縦連結)の場合、計算実行時に「曲げ応力度の計算に失敗しました」のエラーが発生することがあり、これを修正しました。
・計算:BOX底面と地層変化位置が同じとなる場合、杭頭の断面力が不正となることがあり、これを修正しました。
・出力:適用基準が下水道施設で剛域を考慮する場合、「設計断面力」項のレベル2地震時の設計断面力が正しく出力されない不具合があり、これを修正しました。なお、この現象は出力のみの問題であり、計算結果に影響はありません。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.4.01.00」→「Ver.4.01.03」 |
4.01.03
↓
4.01.04 |
'11.07.11 |
■不具合修正
・ファイル:函体種別がRC函体で縦方向の照査方法がプレキャスト(縦連結)のとき、縦方向の計算結果が保存されない不具合があり、これを修正しました。
・計算:函体種別がPC函体でハンチの影響を考慮する場合に、PC鋼棒を不正な位置で曲げ耐力を算出する不具合があり、これを修正しました。
・計算:周面せん断力の算出において、「考え方」−「基本・荷重」画面で『周面の地層』を選択し頂版天端が地層境の場合に、上層の地質条件を用いて算出すべきところで下層の地質条件を用いる不具合があり、これを修正しました。
・計算:周面せん断力の算出において、埋戻し土を考慮し有効上載土圧の算出に水位を考慮する場合に、必ず常時の土質条件を参照して有効上載土圧が算出される不具合があり、これを修正しました。
・計算:せん断応力度照査方法が最大せん断応力度の場合に、断面が全引張状態となるときのjの算出に不具合があり、これを修正しました。
・出力:函体種別がPC函体の場合に詳細計算書のPC部材の耐力表出力において、外側の使用鉄筋量に内側の使用鉄筋量を出力する誤りがあり、これを修正しました。なお、この現象は出力のみの問題であり計算結果に影響はありません。
・出力:縦方向の検討(現場打ち)において、鉄筋応力度が圧縮(負値)となった場合の許容圧縮応力度の出力値が不正な場合があり、これを修正しました。なお、この現象は出力のみの問題であり計算結果に影響はありません。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.4.01.00」→「Ver.4.01.04」
・「サポート」→「ご購入についてのお問合せ」 |