Ver. |
日付 |
内 容 |
1.14
↓
1.15 |
'98.03.02 |
・寸法線のハンドル操作による引出部のストレッチが正常に行われない点を対策しました。
・ファイル保存時にエラーが発生してもエラーメッセージを表示していなかった点を対策しました。
・始終角が同じ円弧(UC-Drawでは円として扱います)をDXF出力したものを汎用CADなどで読み込むと点になってしまう点を対策しました。(AutoCADなどの汎用CADでは、始終角が同じ円弧の場合円として認識せず、始終角上に点を表示してしまう場合があるため、DXF出力の際に始終角が同じ場合は終角と始角を少しずらして出力するように修正しました。)
・DXF入力で、横書き文字列が縦書き文字列になってしまう場合がある点を対策しました。
・DXF入力で、浮動小数点演算エラーが発生する場合がある点を対策しました。 |
1.15
↓
1.16 |
'98.03.26 |
・弧長寸法線の線要素と文字要素の色を異なる値に設定して印刷処理を行うと、文字要素の色に設定した線幅が無視され、線要素の色に設定した線幅を使用して印刷してしまう点を対策しました。(UC-Drawでは、作図データ自体には線幅は持たず、作図データの色に対し印刷時に線幅を与える形になっているため、線幅を変えたい図形は作図の時点で別々の色に設定することが必要です。)
・表示移動ウィンドウの再表示時、一般保護例外が発生する場合がある点を対策しました。
・何階層かにグループ化された図形を中点の座標補正を有効にした状態で作図・編集処理を行うと、スタック違反が発生する場合がある点を対策しました。(但し、グループ化は14階層が上限です。)
・何階層かにグループ化された図形を含む図面ファイルを読み込んだ際に、ランタイムエラーなどのエラーが発生する場合がある点を対策しました。(但し、グループ化は14階層が上限です。) |
1.16
↓
1.20 |
'98.04.21 |
@ Win32版への変更に伴う改訂(本バージョンより「Windows3.1」では動作しません。)
・表示関係を中心に処理の高速化に対応しました。
・データファイルやフォルダ(ディレクトリ)の名称として、Win32のロングファイル名が直接使用できるように変更しました。
・ネットワーク上で共有されているファイルに、ドライブ割り当てをせずに直接アクセスできるように変更しました。
・データ量上限を拡張しました。(Win32ではWin16に比べ1度に確保できるメモリ量が拡張されたました。これによりUC-DrawでもWin16版より大きなデータが扱えるようになりました。但し、実メモリの搭載量や同時に起動しているアプリケーションによりデータ量の上限は変動します。また、大きなデータでは使用環境により極端に処理速度が低下する場合がありますのでご注意ください。)
A 追加された機能
・複数平行寸法線の作図をサポートしました。
・表示部なし引出線の作図をサポートしました。
・引出線/標高線の文字列タイプを追加しました。(なお、タイプの指定は作図設定で行います。)
・溶接記号の各部の寸法等(属性)を設定するための項目を追加しました。(なお、溶接記号の属性はシンボル生成でのみ使用されるもので、作図機能自体はサポートしていません。)
・図面データをHP-GLまたはHP-GL2のコマンドに直接変換して出力する機能「ダイレクト出力」を追加しました。(この機能はプリンタやプロッタのドライバを経由せず、それらのドライバが接続されているポートへ直接データを書き込むため、HP-GLまたはHP-GL2をサポートするプロッタであれば、そのプロッタ専用のドライバがなくても出力が可能です。)
B 改善された機能
・連続線を複数の直線要素として作図できるメニューを追加しました。
・レイヤ設定に「更新」および「整理」ボタンを追加しました。
<更新ボタン>:これまで、レイヤ設定の内容が次回起動時または新規図面作成時に無条件に引き継がれていましたが、「更新」ボタンが押されない限りレイヤ設定の内容を引き継がないように変更しました。
<整理ボタン>:図形データが1つも存在しないレイヤを「整理」ボタンを押す事で、自動的に削除する機能を追加しました。
・線種設定に「更新」ボタンを追加しました。
<更新ボタン>:これまで、線種設定の内容が次回起動時または新規図面作成時に無条件に引き継がれていましたが、「更新」ボタンが押されない限り線種設定の内容を引き継がないように変更しました。
・オブジェクト切取/複写時のビットマップ解像度指定を追加しました。(オブジェクト切取および複写では、UC-Draw固有のデータに加え、ビットマップとメタファイルをWindowsのクリップボードに転送しています。この時のビットマップとメタファイルは、オブジェクト切取および複写を実行した時の画面イメージが保存されますが、この解像度が指定できる機能を新たに追加しました。)
・旧データ(*.CAD,*.PSD,*.PSS,*.PSP)の引出線と丸文字を線と文字に分解された要素ではなく、UC-Drawの要素として読み込めるように変更しました。
・DXF入出力で寸法線の矢印形状を完全に引き継げるよう改善しました。
・プロテクトキーのタイプをこれまでのローカルキーに加えネットワークキーにも対応しました。(なお、プロテクトキーのタイプは「ヘルプ(H)→バージョン情報(A)」で選択する事ができます。)
・シンボル貼付ウィンドウのメニューバーに「終了」「部分拡大」「全体表示」「《前シンボル」「次シンボル》」のメニューを追加しました。
・「設定(S)→編集設定(E)」にあるグループ選択方法をツールバーに追加しました。
・部分拡大時の画面表示をマウス右ボタンで1つ前の表示に戻れるように修正しました。
・文字列入力の画面でマウス右ボタンを押すと表示されるポップアップメニューを特殊文字の各項目に変更しました。
・表示設定に要素選択時に表示されるハンドル(□)の表示最大数を追加しました。(通常、多くの要素を選択する場合(例えば図形の移動など)は、ハンドルによる要素の編集は行いません。この場合、ハンドルの表示は無意味になります。これを表示最大数で制限する事により、多くの要素を選択した時の表示速度が向上し、また形状がハンドル表示で見えにくくなる事も回避できます。なお、表示最大数を超えるハンドル数となった場合、ハンドルは全て非表示となります。)
・Windowsアプリケーションでは、削除されたファイルは「ごみ箱」へ移動されますが、UC-Drawでも削除されたファイルは「ごみ箱」へ移動するよう変更しました。
・UC-Drawの「ウィンドウ(W)→プロダクト(P)」にシンボル生成機能および拡張機能のウィンドウ切り替えができるメニューを追加しました。
C 問題点への対策
・プログラムの不適切な動作や一般保護違反などのエラーが発生する部分などの問題点を改善しました。 |
1.20
↓
1.21 |
'98.07.31 |
◆機能追加
ストレッチ、トリム、延長、切断、ズームイン、ズームアウト、
平行線、直交線
◆機能改善
・ショートカットキーおよび図面スクロール時のキー操作拡張
・ダイレクト出力時の設定に「線」を追加
◆問題点対策
・描画領域上の円・円弧の角度が5度以下の場合の直線描画対策
・ダイレクト出力時丸文字中の文字がはみだす件を対策 など全15件
◆その他
・ラスター編との連携対応
・プロテクトチェックモジュール変更 |
1.21
↓
1.30 |
'98.12.18 |
・「作表編」で生成される表シンボルファイル(*.DHDF)のシンボル貼り付けに対応。
・データファイルの拡張子を4文字(DPSG,DSDF,DPSR)に変更。
・機能制限版の名称を「試用版」から「Viewer版」に変更。
※これに伴い、機能制限内容も以下のように変更されています。
1)旧製品データ(PSD,CAD)やDXFデータ(DXF)の読み込み不可。
2)図面データ(DPSG)、図形データ(DSDF)、DXFデータ(DXF)の保存は不可。
3)図面出力は読み込み直後のみ可能。(作図・編集・貼付が実行された時点で不可)
4)オブジェクト切取やオブジェクト複写ではBMPデータの出力不可。
・インストールされているシンボル集のバージョン情報表示に対応。
・DXF入力でライトウェイトポリラインに対応。
・DXF入力で読み込んだ図面の名称に、DXFファイル名を使用するように変更。
・DXF入力で複合図形を読み込み、編集後アンドゥ処理を行うとエラーが発生する点を対策。
・DXF入力で寸法線の座標不正の場合に、エラーメッセージがないウィンドウが表示される点を対策。
・DXF入力で画層の定義されていないファイルを読み込むとエラーが発生する点を対策。
・ダイレクト出力で小さな丸文字がつぶれて作図される点を対策。
・シンボル生成部の関連データ読み込みで、一部正常に読めない場合がある点を対策。
・円弧寸法線のオブジェクト複写で、選択状態のデータがクリップボードに出力される点を対策。 |
1.30
↓
1.31 |
'99.01.14 |
・ ネットワークキーによりUC-Drawのライセンスを受けている場合、シンボル集や拡張機能にて「ファイル保存」や「図面への直接貼付」を行い、その後、UC-Drawで「図面の保存」や「印刷」を実行しようとすると、プロテクトのチェックが正常に行えなくなり、その後の「図面の保存」や「印刷」ができなくなる場合がある点を対策。
・ DXF入力で名前の長い線種名称があった場合(半角で15文字を越える場合)、正常に入力が行えない点を対策
・ DXF出力で円弧寸法線を線と文字に分解して出力した場合、正常に座標の変換ができない場合がある点を対策 |
1.31
↓
1.32 |
'99.01.25 |
・1つの鉄筋線に複数の引き出しがあるパターンで作図された複数直線引出線をDXF出力すると、出力エラーが発生する件を対策。なお、上記パターンはCADフォーマットファイル(DOS版UC−CAD作図データファイル)を読み込んだ場合や、「編集」の「作図」の加筆処理にて発生します。 |
1.32
↓
1.34 |
'99.04.09 |
・「UC-CAD 仮設構造物編」使用時、「NetPRO」が認識できない点を修正。 |
1.34
↓
1.35 |
'99.08.19 |
・USBプロテクトに対応。 |