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深礎杭基礎の設計セミナー |
●開催日時 : 2012年7月24日(火) 9:30〜16:30
●本会場 : フォーラムエイト東京本社GTタワーセミナールーム
※TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡・仙台にて同時開催
●参加費 : 1名様 \15,000 (税込 \15,750) |
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本年、道路橋示方書が10年ぶりに改定され、新たに深礎杭の章が追加されました。ただ追加されただけでなく設計方法も大きく変更されています。深礎フレームVer.8は、それら改定内容に対応することに主眼をおいて開発しました(図1)。
また、ユーザのご要望を取り入れた機能拡張や、「使いやすさ」の向上という点から地層入力について改善を図りました。
■図1 メイン画面
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道路橋示方書の新基準の主な対応内容は次の通りです。
- 常時、暴風時及びレベル1地震時の弾性解析が弾塑性解析となった
- 常時、暴風時及びレベル1地震時の水平方向安定度照査が省略された
- 常時、暴風時及びレベル1地震時の基礎底面の水平方向せん断地盤抵抗は許容安全率照査を行う
- レベル2地震時照査で基礎の塑性化は許容されなくなった
最も大きな変更点は、常時、暴風時及びレベル1地震時の弾性解析が弾塑性解析となり、水平方向安定度照査が省略された点です。これにより2段階照査(弾性解析と弾塑性解析)から1段階照査となりました。
なお、4.については、降伏を許容するか否かのスイッチを設け、初期値を「しない」としています。このスイッチは全ケースに対して「しない」と指定できる他、計算ケース単位にも設けましたので個別に指定することもできます。 |
ユーザのご要望を取り込んだ機能拡張を行いました。
- 逆傾斜地層線に対応
- 水平支持力計算の横方向隣接杭間隔を左右異なる間隔に対応
- 直線地層の入力数上限を10層に拡張
- 計算書の改善
第1層は逆地層線とはできませんが、第2層以下は、地層の上下関係が変わらない限り、どちら向きの勾配も設定できるようになりました。
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地層線の入力は、データ入力の中でも手間がかかる箇所です。地層線が交差している場合のチェックは面倒ですし、斜面方向を間違って入力した場合の訂正も大変です。
以上のような場合に便利な機能を追加しました。
- 地層交差チェック機能
- 座標変換機能
- EDの自動計算ON/OFF機能
- 画面上で指定地層のみ表示色を変更して表示する機能
地層交差チェック機能は、入力した地層線が交差しているかチェックし、交差している場合は自動調整ができる機能です。
座標変換機能は、入力した地層線の斜面の向きを逆にしたり、指定した距離分をずらすことができる機能です。
入力した地層線(特に折れ線地層線)を画面表示した場合、複雑な地層線ではどの杭の地層線がどのようなラインとなっているか分かり難いことがありました。このような場合に4)の機能で、地層線単位にどのようなラインかを確認することができます(図2・3)。
■図2 隣接基礎データ |
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■図3 地層線の設定 |
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本製品では、皆様のニーズに対応できるよう、今後の改訂要望や便覧改訂等に応じた機能改善や機能拡張などを進めて行くと共に、リリース後もユーザの皆様からお寄せいただいたご意見、ご指摘に対して丁寧に対応していきたいと考えています。 |
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