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●はじめに
このたびNetUPDATE Ver.2にローカルサーバ機能を追加した「NetUPDATE Ver.3」および、NetUPDATE
Ver.3にさらにWANを経由してのNetPROモニタ機能を追加した「NetUPDATE WAN Ver.3」を有償改訂版としてリリースいたしました。以下に改訂内容の概要をご紹介いたします。
●ローカルサーバ機能
従来は、NetUPDATEを起動しているコンピュータ内にインストールされている製品を検索し、セットアップあるいは差分ファイルのダウンロードを行っていました。このため、一台のコンピュータでダウンロード可能な製品全てを一括ダウンロードするためには、そのコンピュータ内に製品を予めインストールしておく必要がありましたが、今回追加されたローカルサーバ機能では、フォーラムエイト製品がインストールされていないコンピュータでも、ダウンロード可能な製品を全て一括でダウンロードすることができるようになりました。
ローカルサーバモードのNetUPDATEがダウンロードしたファイルをLAN上の共有フォルダに保存しておけば、他のコンピュータはNetUPDATE Ver.3以前から実装されている、ダウンロード済みファイルから更新を行う機能を利用してローカルサーバの共有フォルダを参照することでフォーラムエイト製品のセットアップおよび更新を行う形となります。
これにより、クライアント毎に個別に製品のセットアップファイルやアップデート用のファイルをダウンロードする必要がなくなるため、インターネットに接続できるコンピュータが1台あれば、同一ネットワーク内にある全てのコンピュータにインストールされているフォーラムエイト製品を最新の状態に保つことが可能です。
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▲ダウンロード可能ファイル一覧
(ローカルサーバモード) |
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▲ローカルサーバモード設定 |
●WAN対応ライセンスマネージャ
LAN上にあるコンピュータのフォーラムエイト製品の使用状況監視は、従来のバージョンで既に実装されていましたが、NetUPDATE WAN Ver.3では新たに、専用のWAN対応ライセンスマネージャ(F8WANマネージャ)と通信を行うことでWANを経由してのフォーラムエイト製品の使用状況の監視が可能となりました。
NetUPDATE WANとF8WANマネージャはTCP/IPベースで通信を行い、F8WANマネージャはNetUPDATE WANから、NetUPDATE WANが収集した監視内容を受信します。F8WANマネージャは複数のNetUPDATE WANとの通信が行えるため、WANを介しての拠点間通信が行える環境であれば、全拠点分のNetPRO使用状況を1台のサーバで一元管理することも可能です。
●ログオンユーザ名の表示対応
NetUPDATE WAN Ver.3およびF8WANマネージャより、ネットワーク上のコンピュータのログオンユーザ名の表示に対応いたしました。1台のコンピュータを複数のユーザが使用するような環境においても、利用者毎のフォーラムエイト製品利用状況の監視が可能です。また、NetUPDATEについても、Ver.3.1よりログオンユーザ名の表示に対応予定です。
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▲F8WANマネージャ |
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▲NetUPDATE(クライアント)でも利用状況を表示 |
●今後の開発予定(Ver.3.1)
■アプリケーション監視機能の拡張
ネットワーク内のコンピュータにインストールされている主要なアプリケーションの一覧表示、使用状況の監視機能を追加予定です。監視対象のアプリケーションは、フォーラムエイト製品の他、オフイス系ソフトなど他社の登録アプリケーションにも対応予定です。これにより、アプリケーションの不正利用なども監視が可能と考えられ、社内監査のツールとしての利用も期待されます。
■ライセンス使用時間の集計機能
各クライアント毎のフォーラムエイト製品の起動時間を監視し、集計する機能を実装予定です。これにより、製品毎の利用状況や、ユーザ毎の製品の使用頻度などの管理が可能となり、アプリケーション資源の有効利用を検討するデータとして利用できます。
■NetUPDATE Ver.3 リリース日: 2009年5月29日 |
(Up&Coming '09 盛夏の号掲載) |
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