Ver. |
日付 |
内 容 |
4.00.00 |
'12.09.10 |
■主な改良点
- ホームメニュー
VR-Cloud® のPC、Android両クライアントにホームメニューが追加されました。このホームメニューには、与えられたロケーションにある、アクセス可能な全てのコンテンツが表示されます(例えば、フォーラムエイトが提供している全コンテンツなどです)。ユーザはブックマークを作ったり、コンテンツの閲覧履歴を見ることもできます。この機能により、URLを記入しなくても直接コンテンツに接続することが可能になります。これは、ユーザがコンテンツのリリース情報を最新の状態に保つのにとても役立ちます。
- ドライビングシミュレーションにおける車両モデル選択
ユーザが運転走行を始めるときに、使用する車両モデルを選べるようになりました。UC-win/Road
プロジェクトに保存されている車両モデルを全て使用できます(トラックやバス、バイクなど様々な種類の車両が使えます)。また、道路の始点から運転するか、終点から運転するかを選べるようになりました。
- スクリプトやシナリオ中のビデオ
VR-Cloud® のPC、Android両クライアントにおいて、スクリプトやシナリオで再生されるビデオを見ることができるようになりました。これにより、コンテンツのプロバイダはよりクリエイティブに、且つわかりやすいコンテンツを作ることが可能になりました。
- Android クライアントにGPSを利用した機能を追加
ユーザのAndroid端末でGPSを利用可能な場合、VR-Cloud® のAndroidクライアントでGPSを利用した機能が使えるようになりました。これにより、ユーザは今自分が3DVR空間のどこにいるかが簡単にわかるようになりました。ユーザはVR空間内の視点位置をGPSが算出している実際の現在地座標に固定することもできます。
- 注釈のカテゴリー
注釈をカテゴリー別に分けることができるようになり、ユーザが自分の共有したいジャンルの注釈を見つけるのに便利になりました。個々の注釈ごとに色を選び、同じテーマの注釈は同じ色を設定してグループ分けすることで注釈をカテゴライズできます。この色は、サーバの注釈オプションで設定した10色から選択できます。
- 注釈の閲覧専用モード
注釈オプションに閲覧専用モードが追加されました。他のユーザに注釈を変更されることがなくなるため、VR-Cloud®を用いたプレゼンテーションの作成に役立ちます。
- 視点の水平ロック
UC-win/Road 上の視点の仰俯角を水平方向に固定できるようになりました。これにより、移動する際に標高を一定に保つことが容易になりました。
- 開発ベースをUC-win/Road 7.1.2 に変更
VR-Cloud®バージョン4.0 はUC-win/Roadバージョン7.1.2をベースに開発しておりますので、様々な新しいシミュレーション機能や改善が含まれております。様々な新機能はUC-win/Road本体か、新しいプラグインに含まれております。
- プロジェクトへの再接続が可能
サーバへの接続が切断されたときに、ホームメニューに戻ったり同じプロジェクトに再接続したりできるようになりました。これはクライアントとサーバ間のネットワーク接続が最適でないときに便利です。この機能はPC、Android両クライアントで利用可能です。
- お知らせメッセージの改善
サーバからのお知らせメッセージをクライアントの言語に表示します。
|
4.01.00 |
'12.12.13 |
■主な改良点
- 写真機能
VR-Cloud®に写真機能が追加されました。写真の撮影はAndroidクライアントから、閲覧、編集、削除はPC、Android両クライアントから行えます。
撮影された写真は、他の共有機能と同様に3DVR空間の中にアイコンの形で設置され、アイコンのクリックまたはリストからの選択により写真の閲覧・編集・削除が行えます。アイコンの設置位置は、写真撮影時の3DVR空間内の視点位置、もしくは、Android端末のGPSが算出している実際の現在地座標の2箇所から選択できます。
- 景観の評価付きの3D掲示板機能
3DVR空間の任意の景観に対し、ユーザが自分の意見や評価を付与できるようになりました。例えば新しい建築物の前など、ユーザが面白い・興味深いと思った地点に評価を行い、それについてユーザ同士で3D掲示板機能と同様の形式によるディスカッションを行うことが可能です。
作成、編集、削除の方法については、この機能の特徴である評価についてを除き、通常のディスカッション機能と同様です。
また、UC-win/Roadサーバから、プロジェクトファイルに含まれる景観の評価を全て出力する事が可能です。出力結果はHTMLファイルとして出力されるため、簡単にウェブサイトに追加することができます。
- 全ての連携コンテンツに投稿者名、投稿日時を保存
誰が作成したかを確認できるようにするため、ディスカッション、景観の評価、注釈、写真といった、すべての連携コンテンツに、投稿者名を入力するようになりました。投稿者名が空欄だった場合、コンテンツの閲覧時には匿名希望と表示されます。
同様に、連携コンテンツの作成、編集時にその時点での日時が自動的に記録され、コンテンツの閲覧時に表示されます。
これらの2つの新機能は、PC、Android両クライアントで利用可能です。
- 連携コンテンツリストのソート機能
ディスカッション、景観の評価、注釈、写真といった連携コンテンツのリストに、タイトル順、日時順、投稿者名順のソート機能が実装されました。また、景観の評価機能においては評価順でもソートできます。ソートは昇順降順の両方に対応しております。
この機能は、PC、Android両クライアントで利用可能です。
- 連携コンテンツリストの形式の統一
すべての連携コンテンツリストを、同様の形式に再構成しました。各連携コンテンツにおいて、設置地点までのジャンプ、周囲の旋回及び内容の閲覧が同様の方法で行えます。この改善は、PC、Android両クライアントで有効です。
- オフロード走行
ユーザは、UC-win/Roadプロジェクトで定義されたオフロード開始位置からその周囲を走行できるようになりました。これにより、ユーザは道路上だけでなく任意の場所を走行できるようになりました。
この機能は、PC、Android両クライアントで利用可能です。
- ホームメニューに戻る機能
前回のバージョンのVR-Cloud®では利用可能なコンテンツおよびユーザの履歴とお気に入りの一覧を表示するホームメニューを導入しました。バージョン4.1では任意のコンテンツに接続した後でもホームメニューに戻れるようになりました。これにより、複数の仮想世界の切り替えが容易になりました。
- スプラッシュスクリーン
前回のバージョンのVR-Cloud®ではすでに、Androidクライアントの起動時にスプラッシュスクリーンを表示していましたが、バージョン4.1からはPCクライアントの起動時にもスプラッシュスクリーンが表示されるようになりました。
- 開発ベースをUC-win/Road 8.0.1に変更
VR-Cloud®バージョン4.1はUC-win/Roadバージョン8.0.1をベースに開発しておりますので、様々な新しいシミュレーション機能や改善が含まれております。様々な新機能はUC-win/Road本体か、新しいプラグインに含まれております。
- その他の改善と不具合の修正
これまでのリリースと同様に、VR-Cloud®バージョン4.1では、複数の不具合の修正と改善を含んでおり、システムの信頼性が向上しました。
|
4.01.01 |
'13.01.08 |
■不具合修正
- スクリプト機能の不具合対策
VR-Cloud®クライアントからスクリプトを実行するとUC-win/Roadサーバが強制終了してしまうことがある不具合を対策しました。
- Androidクライアントの不具合対策
VR-Cloud®バージョン4.1 で追加した写真機能の問題により、Android クライアントが強制終了することがあり、これを対策しました。
- その他の改善と不具合の修正
これまでのリリースと同様に、VR-Cloud®バージョン4.1.1では、複数の不具合の修正と改善を含んでおり、システムの信頼性が向上しました。
|
4.02.00 |
'13.04.12 |
■主な改良点
- 複数ユーザによるコンファレンス
同じVR-Cloud®サーバに接続したユーザはオンラインコンファレンスに参加できるようになりました。コンファレンス中、すべてのユーザはバーチャル環境の視点を共有し、テキストメッセージによるコミュニケーションを行うことができます。SkypeTMのようなサードパーティソフトウェアを用いたビデオと音声によるコミュニケーションもサポートしています。
コンファレンスはユーザが簡単に開始したり参加したりできます。パスワードによるアクセス制限をかけることもできます。
コンファレンス中はすべてのVR-Cloud®の機能を利用することができるため、どのユーザも、バーチャル環境のどの位置にも、どの連携機能のコンテンツに対しても注意を向けることができます。この特長は、VR-Cloud®から接続できるプロジェクトに関して討論する際にとても役に立ちます。
コンファレンスが終了すると、レポートが自動で生成されます。このレポートは、HTML形式で作成されるため容易に閲覧でき、また任意のウェブサイトにすぐにアップロードすることができます。
この機能はPCクライアントでのみ利用可能です。
- 交通量と環境のリセット
サーバのパフォーマンスを向上させるため、VR-Cloud®サーバに接続するクライアントがいない場合に、UC-win/Roadプロジェクトの交通量と環境をサーバがリセットします。
- URLのパラメータ
バーチャル環境内の所定の位置にジャンプするために、a3s://のリンクにパラメータを追加することができるようになりました。所定の位置へのジャンプはVR-Cloud®サーバに接続した後に行われます。
- UC-win/Road 8.1.2の実装
VR-Cloud®バージョン4.2はUC-win/Roadバージョン8.1.2をベースに開発しておりますので、様々な新しいシミュレーション機能や改善が含まれております。様々な新機能はUC-win/Road本体か、新しいプラグインに含まれております。
- その他の改善と不具合の修正
これまでのリリースと同様に、VR-Cloud®バージョン4.2では、複数の不具合の修正と改善を含んでおり、システムの信頼性が向上しました。
|