Ver. |
日付 |
内 容 |
2.00.00 |
'02.04.04 |
■追加機能および修正(変更)内容
○「道路橋示方書・同解説(H.14.3)」に対応しました。
・土質定数の低減係数DE算出について、レベル2地震時の値はタイプT,Uのうち小さい方を用いるように変更しました。また、レベル1地震時の低減係数はレベル2地震時の値より1ランク上の値を用います。
・レベル2地震時照査における基礎天端変位の制限値について、水平変位照査を削除し、回転変位の制限値を0.02radに変更しました。
・杭基礎
・橋台基礎のレベル2地震時照査を追加。
・プレボーリング杭工法追加,打込み杭工法を打撃工法とバイブロハンマ工法の2工法としました。
・最大周面摩擦力度の推定式を改訂。
・杭軸方向バネ定数の推定式を改訂。
・杭頭結合計算における杭頭補強鉄筋の定着長の計算方法を改訂。
・コンクリート杭のM−φ算出に用いるコンクリートの応力度〜ひずみ曲線について、常に地震動タイプUを用いるように改訂。
・底版曲げ照査における上側引張に対する有効幅の算出方法を改訂。
・底版せん断照査方法を改訂。
・「合成鋼管杭」を「鋼管ソイルセメント杭」に改称しました。
・直接基礎
・底面地盤の極限支持力算出に寸法効果を考慮した計算方法を追加。
・橋脚底版レベル2地震時照査方法を改訂。
○以下の機能拡張を行いました。
・電子納品への対応を行いました。
・杭基礎
・Kv算出用の断面積において、RC杭,SC杭もPHC杭,PC杭同様に「総断面積/換算断面積」の選択ができるようにしました。
・断面二次モーメントにおいて、RC杭もPHC杭,PC杭同様に「総断面/換算断面」の選択ができるようにしました。
・全杭種についてM−φ算出,杭体から決まる支持力上限値算出機能を追加しました。
・PHC杭,RC杭,PC杭についてせん断耐力算出機能を追加しました。
・単列杭のレベル2地震時照査に対応しました。
・M−φおよびせん断耐力算出における死荷重時杭反力を(平均反力/杭列ごと反力)から選択できるようにしました。
・鋼管杭,鋼管ソイルセメント杭のとき、杭頭仮想鉄筋コンクリート断面の降伏曲げモーメント算出に用いる軸力を(死荷重時反力/軸力=0.0)から選択できるようにしました。
・初期変位を考慮した応答塑性率を算出するようにしました。
・流動化検討において、初期変位を考慮した許容変位量を算出するようにしました。
・保耐法に用いる杭の極限支持力の計算過程の出力を行うようにしました。
・鋼管杭,鋼管ソイルセメント杭,場所打ち杭,任意杭の杭径の上限を9.99(m)にしました。
・場所打ち杭の鉄筋本数の最大数を300本にしました。
・保耐法計算において、「0割が発生しました。分割数を大きくしてください。」のメッセージが表示される場合、対処方法が分かりにくかったため、メッセージに修正箇所を追記しました。
・液状化の判定
・設計水平震度を入力指定できるようにしました。 (情報管理#1330) (問合せ#32338)
・「計算確認」−「液状化判定」画面に、『液状化に対する抵抗率FL』の算出に用いる値を表示するようにしました。
・出力方向の順番を指定できるようにしました。
・図出力において画質向上の処理を行いました。
・図面確認
・DWGファイル出力に対応しました。
・点(ポチ筋)のDXF出力方法に「2重円にして出力」を追加しました。
・図面ごとの「色設定」に対応しました。
・図面作成時の図面表題(図面タイトル)の設定に対応しました。
○以下の不具合の対策を行いました。
・杭基礎
・鋼管ソイルセメント杭の抵抗モーメントMr発生位置算出において、断面力算出に用いる杭径を杭外径ではなく鋼管径を用いて計算していた不具合を修正しました。
・「作用力」−「レベル2」において、柱本数>1のときは「作用力計算」ボタンをクリックできないようにしました。
・予備計算結果確認画面のKv値において、変更された計算杭長が正しく取得されず、Kv値が算出できない不具合を修正しました。
・杭頭結合計算済みで「形状」−「杭頭結合」の『杭指定』で杭を変更しても、杭頭結合計算用の作用力がセットされない不具合を修正しました。
・設計条件の杭配置図・側面図の地層線出力において、地層傾斜時の地層線が枠からはみ出したとき、描画しないケースがあり、これを修正しました。
・レベル2地震時照査(計算)
・降伏して杭頭のkhyf=0のとき、エラーメッセージを表示し未計算状態にしました。
・増し杭工法の流動化時で既設杭/増し杭の杭本数が異なるとき、流動力算出時の杭本数の取り扱いに誤りがあり、これを修正しました。
・同一地層内に主鉄筋または帯鉄筋等の断面変化位置が2点以上存在する場合に、水平地盤反力度の上限値が正しく設定されない区間があり、これを修正しました。
・レベル2地震時照査(出力)
・「計算結果一覧表」−「底版照査」の出力において、版としての照査結果の作用せん断力に誤りがあり、これを修正しました。
・液状化の判定を行わない場合、地域別補正係数を出力しないようにしました。
・主要項目の出力において、「底版照査=しない」にしても前回計算された底版照査結果が出力される不具合があり、これを修正しました。
・UC−1連動
・「形状」−「地層」で入力した『地盤面(地震時)』が、連動中に『設計地盤面(地震時)』と同じ値にセットされる不具合を修正しました。
・橋脚連動において、「保耐法=しない」で保存したデータを読み込むと「保耐法=する」になっている不具合を修正しました。
・直接基礎
・支持力計算結果確認において、支持力係数Nc,Nq,Nγを変更しても計算結果に反映されない不具合を修正しました。
・設計調書の方向名称出力において、固定の方向名称ではなく、基準値で入力された方向名称を出力するようにしました。
・基礎工詳細設計調書(その2,3)
・基礎工設計調書(その2,3)
・基礎工設計調書(直接基礎)
・図面確認・DXF出力時の引出線の引出部が複数の直線で作図されるケースがあり、これを修正しました。
○その他
・データファイルの拡張子を変更しました。
・計算:"AKID" → "KID"
・図面:"DPSG" → "PSG"
■ヘルプの追加
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.2.00.00」
・「道路橋示方書・同解説(H.14.3)」対応による変更を行いました。 |
2.00.00
↓
2.00.01 |
'02.04.12 |
■ 追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・「許容値」−「杭体」の『降伏応力度σy』の用途が分かりづらかったため、同画面に用途を表記するように改善しました。
・「図面作成」ボタンを常にクリックできる状態にし、「図面作成」に移行できない場合は、メッセージ表示するように改善しました。
・「設計調書」ボタンをクリックしたとき、「調表出力ライブラリ」がインストールされていない場合は、メッセージ表示するように改善しました。
・UC−1連動において、「形状」−「地層」−「低減係数」の『DEレベル2』を変更したにも関わらず、常に『1.000』に変更される不具合があり、これを修正しました。
【計算部】
・常時・レベル1地震時のSmax算出において、杭先端のSがSmaxになる場合にSmax値としてセットされていないケースがあり、これを修正しました。
・レベル2地震時の増し杭工法において、既設杭/増し杭のどちらかが鋼管杭または合成鋼管杭とき、最前列(押込み側)に鋼管杭(合成鋼管杭)が存在しない場合に、一覧表出力の杭頭最大鉛直反力が正しく抽出されない不具合があり、これを修正しました。
【出力部】
・作用力自動計算の図の出力において、柱形状が円形のとき寸法aではなく寸法bを用いて図化していた不具合があり、これを修正しました。なお、出力だけの誤りで計算結果に影響はありません。
■ヘルプの修正
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.2.00.01」 |
2.00.01
↓
2.00.02 |
'02.05.08 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・「形状」−「底版前面抵抗」−「レベル2」画面において、phuの最大値を1000.00から10000.00に拡張しました。
・「作用力」−「レベル2」画面において、『Cz・khco』の入力小数点桁数を2桁から4桁に拡張しました。
・「配筋、杭体」−「レベル2」画面において、PHC杭,PC杭のとき、PC鋼材の『配置半径』に杭半径より大きな値が入力されたとき、データチェックを掛けるように改善しました。
【計算・結果確認部】
・地層傾斜または杭径・杭長変化ありが指定されていて、実データで地層傾斜,杭径・杭長変化のデータが入力されず全杭同一条件となったとき、安定計算と杭頭結合計算を同時に計算を行うと、「杭外径(D)に誤りがあります」というメッセージが出ていたため、これを修正しました。
・PHC杭の杭体応力度の照査において、許容曲げ引張応力度σtaは「許容値」−「杭体」画面で割増係数ごとに設定された値を用いていましたが、衝突時のように割増係数が1.500でも常時扱い(荷重ケースの「地盤バネ」が常時)となっている場合は、σta=0.00を用いるように修正しました。
・レベル2地震時結果確認において、表のタイトルとして「最終震度」,「降伏時の状態」および「応答塑性率の照査」を出力するように改善しました。また、基礎が降伏した場合は『上表の赤表示は基礎が降伏に達した条件を示しています』という文を追記しました。
【出力部】
・地層傾斜なし,杭径変化なし,斜杭ありのときの設計条件出力において、『杭の条件』の斜角が杭タイプと異なる斜角を出力していたため、これを修正しました。また、『杭配置図・側面図』の出力で最後の行の杭を用いて側面図を出力しておりますが、その杭がX方向のみ斜杭の場合、斜杭ではなく直杭として出力していたため、これを修正しました。
・場所打ち杭の杭体応力度の出力において、「使用鉄筋」のとき鉄筋ピッチの出力に誤りがあり、これを修正しました。
・「レベル2地震時照査」−「計算結果・詳細出力」において、『断面力図』,『杭地中部変位,断面力』および『前面地盤反力度』の項目ごとに出力の有無を指定できるように拡張しました。
【UC−1連動】
・インストールされている「杭基礎の設計」のバージョンが、読み込もうとしているデータファイルの「杭基礎の設計」バージョンより古いとき、アドレス違反が出ていたため、これを修正しました。
・「レベル2地震時照査」−「底版照査」の出力において、連動中は底版設計用鉄筋データは出力しない仕様としておりますが、「杭基礎の設計」自身の底版鉄筋データ(連動中は入力不可)を出力していたため、これを修正しました。
・底版照査用の斜引張鉄筋において、丸鋼に対応できるようにしました。(「橋脚の設計」連動時)
【図面作成】
・レイヤ属性画面のレイヤタイプが「CAD製図基準(案)」の場合、レイヤコメントの一部が不的確な表現となっていたため、これを修正しました。
・レイヤ属性画面のレイヤタイプが「CADによる図面作成要領(案)」の場合、ライフサイクルを変更した際に表示されるレイヤ名称が正しくなかったため、これを修正しました。
■ヘルプの修正
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.2.00.02」 |
2.00.02
↓
2.00.03 |
'02.05.28 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・「配筋、杭体」−「杭頭補強鉄筋」画面において、『杭頭補強鉄筋の定着長の計算方法』を設け、『Lo=σsa・Ast/(τoa・U)』と『Lo=a・d』を選択できるようにしました。
・「形状」−「地層」画面の土の単位重量の入力において、『飽和重量γsat』,『水中重量γ′』のどちらを入力するか、入力方法を選択できるようにしました。
【計算・結果確認部】
・杭体断面力分布の算出において、杭長が長く,地層数が多い場合、データに付くゴミの影響で杭先端付近のモーメント分布が乱れるケースがあり、これを修正しました。
・レベル2地震時の照査
・計算結果を保存しないとしたとき、そのデータを読み込みレベル2地震時を計算するとせん断耐力の計算を行わないケースがあり、これを修正しました。
・死荷重時(水平震度0.0時)に地盤が塑性化した場合、または杭体モーメントがMcを超えた場合、計算を続行するか否かのメッセージを表示していましたが、作用力=0.0から死荷重時までを段階的に計算することにより、死荷重時における計算誤差を最小限とするように仕様の変更を行い、前述のメッセージを表示しないようにしました。
・結果確認において、応答塑性率照査を行うと指定して基礎が降伏した場合、降伏時の状態の表では、基礎が降伏に達した条件を示す『OUT』文字を、青色で表示するようにしました。
・直接基礎の底版レベル2地震時照査において、せん断地盤反力HNの算出をせん断地盤反力度が等分布するものとしていたものを、鉛直地盤反力度と同様に荷重強度が台形分布,三角形分布するものとして算出するように、仕様の変更を行いました。
【出力部】
・メイン画面の4面図において、プリンタおよびファイル出力ができるように拡張しました。
・「レベル2地震時の照査」−「計算結果・詳細出力」をWin9X系でPDF出力すると、不正な浮動小数点演算が発生するケースがあり、これを対策しました。
・設計調書の基礎工詳細設計調書(その2,3)において、鋼管杭および鋼管ソイルセメント杭のとき、許容曲げ圧縮応力度σcaおよび許容曲げ引張応力度σtaの符号が逆になっていたため、これを修正しました。
・「断面計算」−「杭体モーメント図」の出力において、杭長が長いときアドレス違反(K_kuiDRAW.DLL)が出ていたため、これを修正しました。
■ヘルプの修正
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.2.00.03」
・「計算理論及び照査の方法」→「杭基礎」→「レベル2地震時照査」→「基礎の非線形生を考慮した解析方法」→「底版照査」
・「計算理論及び照査の方法」→「直接基礎」→「底版保耐法照査」→「直接基礎の場合の照査」 |
2.00.03
↓
2.00.04 |
'02.06.11 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・システムリソースのチェック機能を追加しました。
・「形状」−「地層」−「土質一覧」−「土質データA」画面において、全層の動的変形係数EDが0.0の場合、基礎バネ算出でエラーとなるため、データチェックを行うように改善しました。
・「作用力」−「作用土圧」画面において、竪壁が奥行き方向に偏心できていなかったため、これを修正しました。
【計算部】
・杭頭結合計算の杭頭作用力において、2.5次元解析で1行1列に杭が存在しないとき、最小鉛直反力PNminが0より大きい場合、正しくセットされない不具合があり、これを修正しました。
【出力部】
・杭基礎の出力に対して、出力値の書式設定機能(しきい値,単位,桁数を任意に指定)を追加しました。
・レベル2地震時照査の出力
・荷重変位曲線の出力において、計算方向が1方向のとき、『出力方向の順番』を「X→Y方向」にして出力すると、荷重変位曲線図の出力で枠のみ出力されていたため、これを修正しました。
・杭体モーメントMが終局モーメントMuに達した場合、杭体モーメントMが負のとき逆向きのモーメント値を出力していたため、これを修正しました。
・液状化の判定の「計算結果一覧表」および「土質定数に乗じる係数」の出力において、「震度法」という表現があったため、「レベル1」に修正しました。
【UC−1連動】
・UC−1製品との連動において、処理速度の改善を行いました。なお、連動可能な製品とバージョンは下記のとおりです。
・「橋脚の設計」 : Ver.1.01.02 以上
・「橋台の設計 Ver.2」 : Ver.2.00.05 以上
・「擁壁の設計 Ver.2」 : Ver.2.00.04 以上
・上位製品の底版設計基準強度σckが18.0(N/mm2)で、本プログラムの「材料」画面にあるσckの種類を『その他』から『18』に変更したとき、「許容値」−「杭頭結合部」のτoaが0.0(N/mm2)に変更されるため、「材料」の『底版設計』の項目を入力,変更できないようにしました。
【図面作成】
・「基準値」−「図面作図条件」画面において、システムリソース解放漏れがあり、これを修正しました。
■ヘルプの修正
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.2.00.04」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「杭基礎」→「材料」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「杭基礎」→「作用力」→「作用土圧」(追加)
・「操作方法」→「メニューの操作」→「結果確認」→「杭基礎」→「安定計算」
・「Q&A」→「杭基礎」→「19.その他」→「Q19.2」
・「Q&A」→「その他」(追加) |
2.00.04
↓
2.00.05 |
'02.07.01 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・「作用力」−「作用土圧」画面において、橋台の前趾側が存在しないケースを想定しておらず、前趾長=0.000が入力できなかったため、これを修正しました。
【計算・結果確認部】
・レベル2地震時照査において、前面地盤が弾性範囲にある部材が塑性したとき、杭体状態量分布が乱れるケースがあり、これを修正しました。
・結果確認「総括表」の応力度において、σs,σs’の絶対値最大が出力されないケースがあったため、これを修正しました。
【出力部】
・結果一覧の出力において、断面計算済みで全杭同一条件(地層傾斜なし&杭径変化なし&斜杭なし)のとき、杭体の断面構成を出力するようにしました。
・負の周面摩擦力の出力おいて、プレボーリング工法のときqd算出用の計算過程が全て0になっていたため、これを修正しました。なお、出力だけの誤りで計算結果に影響はありません。
・レベル2地震時照査の出力において、橋台基礎のとき、フーチング底面における回転角の照査を行わないようにしました。
・調表出力の比較表出力において、杭配置図が左右逆に出力されていたため、これを修正しました。
【UC−1連動】
・UC−1連動時において、「形状」−「地層」のγsatが小数点第1位で丸められていたため、これを修正しました。
■ヘルプの修正
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.2.00.05」(追加)
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「液状化」→「初期入力」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「基準値」→「杭基礎」((4)レベル2地震時用)
・「計算理論及び照査の方法」→「液状化の判定」→「設計水平震度」
・「Q&A」→「液状化の判定」→「1.設計方法」→「Q1-4」(削除)
・「Q&A」→「液状化の判定」→「2.入力方法」→「Q2-1」(削除) |
2.00.05
↓
2.00.06 |
'02.07.22 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・「形状」−「地層」において、「土質データB」の『qu』,『qd』の単位を表示するようにしました。
・「形状」−「杭配置」において、杭座標を変更しても安定計算が未計算にならず、計算内容設定画面を「常に表示」としていないときに、安定計算が実行されていなかったため、これを修正しました。
・「配筋、杭体」−「場所打ち杭」において、自動配筋計算後、断面変化位置に計算された断面位置をセットしていましたが、確定終了と取消終了したときで再計算すると計算結果が異なってしまい、(入力方法が分かりづらいため)入力画面の断面変化位置に入力値と計算値を別々に設けるようにしました。
・「作用力」−「作用土圧」において、『土圧の作用する奥行き長≦底版奥行き長』のデータチェックを行わないようにしました。
【計算部】
・予備計算の水平方向地盤反力係数kh値算出において、杭頭部の層厚が0.01(m)のとき収束計算の最大計算回数により収束できないケースがあったため、これを修正しました。
・場所打ち杭自動配筋において、第3断面算出用の抵抗モーメントMrが求まらないとき、その旨のメッセージを表示するようにしました。
・レベル2地震時照査
・予備計算で算出する層厚において、画面に表示される小数点桁数は2桁となっていますが、実際は3桁で処理していたため、2桁で計算するように変更しました。
・同一地層内に断面変化点が存在するとき、流動力強度のセットに誤りがあり、これを修正しました。
【出力・結果確認部】
・レベル2地震時照査
・結果確認において、基礎が降伏しても応答塑性率の照査でOKとなった場合、「レベル2」ボタンの色を赤色ではなく判定OKと同じ緑色で表示するようにしました。
・橋台基礎のとき、基礎の降伏条件の判定を行わないようにしました。また、基礎の降伏条件表の前に応答塑性率の表を表示するようにしました。
・設計条件の出力において、杭体ヤング係数の単位が(N/mm4)や(N/mm5)になっていたため、これを修正しました。
・計算結果・詳細出力の『せん断耐力』出力において、PHC杭,PC杭,RC杭のとき、断面二次モーメントIの指数表示が間違っていたため、これを修正しました。
・予備計算(M−φ)出力において、鋼管杭および鋼管ソイルセメント杭のとき、仮想RC断面My算出用の軸力の取り扱いを出力するようにしました。
・底版照査の結果確認および出力において、釣合鉄筋量の照査が不要なとき「0.0」が出力されるため、照査不要の位置では釣合鉄筋量欄に『──』を出力するようにしました。
・直接基礎の設計条件出力において、γa(飽和)の出力小数点桁数が3桁で出力されていたため、これを修正しました。
【UC−1連動】
・「橋台の設計 Ver.2」との連動において、「作用力」−「レベル2」の浮力無視/考慮のどちらかのVdが0.0のとき、浮力SWのデフォルトをVd≠0.0の方に設定するようしました。また、両方のVdが0.0のときは、「作用力」−「レベル2」のボタンを選択できない(画面に入れない)ようにしました。
【図面作成】
・杭頭補強部の鉄筋長が旧道示の35d+D/2になっていたため、100+Lo+10dに変更しました。
■ヘルプの修正
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.2.00.06」(追加)
・下記項目において、震度法,保耐法という表現があったため、それぞれ常時,レベル1地震時(許容応力度法)、レベル2地震時という表現に変更しました。
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「機能及び特長」
・「操作方法」−「標準的な処理の流れ」−「設計手順」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「計算書作成」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「設計調書」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「設計調書」の『@杭基礎』,『比較表出力条件』
・「操作方法」−「メニューの操作」−「オプション」−「計算内容の設定」の『計算内容の設定』
・「操作方法」−「UC−1連動」−「UC−1製品との連動」
・下記項目において、道示改訂による項目番号およびページ番号を変更していなかったため、これを修正しました。
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」
・「基礎の耐力の照査」−「流動化時の検討に用いる水平荷重」
・「基礎の非線形性を考慮した解析方法」−「杭の軸直角方向の抵抗特性」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」
・「水平地盤(道路橋示方書)」−「最大地盤反力度」
・「水平地盤(道路橋示方書)」−「転倒」
・「水平地盤(道路橋示方書)」−「滑動」
・「水平地盤(道路橋示方書)」−「鉛直支持力」
・「水平地盤(道路公団)」−「フーチング前面の抵抗を考慮する場合の作用力」
・「水平地盤(道路公団)」−「最大地盤反力度」
・「水平地盤(道路公団)」−「滑動」
・「斜面上の基礎(道路公団)」−「最大地盤反力度」
・「計算理論及び照査の方法」−「液状化の判定」
・「設計水平震度」
・「液状化の判定」
・「土質定数の低減係数」−「N値測定点ごと」
・「土質定数の低減係数」−「層ごと」
・「土質定数の低減係数」−「レベル1地震時」
・「流動力」−「流動化の影響を考慮する必要がある条件」
・「流動力」−「流動力」
・下記Q&Aを修正および追加しました。
・「Q&A」−「杭基礎」−「4.支持力、周面摩擦力」−「Q4-17」(追加)
・「Q&A」−「杭基礎」−「23.地震時保有水平耐力」−「Q23-27」(追加)
・「Q&A」−「杭基礎」−「23.地震時保有水平耐力」−「Q23-28」(追加)
・「Q&A」−「直接基礎」−「1.設計方法」−「Q1-2」(変更) |
2.00.06
↓
2.00.07 |
'02.08.12 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・「初期入力」画面の『レベル2地震時照査』スイッチにおいて、液状化無視/考慮の選択を「作用力」−「レベル2」で設定できるようにしました。
・「配筋、杭体」−「杭頭補強鉄筋」画面において、場所打ち杭で断面計算済みまたは使用鉄筋入力のとき、同画面上に『鉄筋連動』ボタンを設け、鉄筋データを連動できるようにしました。
・「作用力」−「常時,レベル1」−「柱下端作用力」画面において、柱本数>1のとき同画面上に柱位置関係の説明文を表示するようにしました。
・「形状」−「底版前面水平抵抗」画面の入力ガイド図において、kHE1とkHE2が逆になっていたため、これを修正しました。
・「基準値」−「設計条件」−「直接基礎」画面において、『転倒に対する許容変位量e/B』および『許容鉛直支持力算定安全率』を変更したとき、支持力計算が未計算状態にならず「計算確認」クリックしても再計算されない不具合があり、これを修正しました。
【出力・結果確認部】
・場所打ち杭で全杭同一条件でない(地層傾斜ありor 杭径変化ありor 斜杭あり)ときの「計算確認」−「杭体応力度」画面において、『表示データNo』で設定されているデータ(前データ)の入力画面(「配筋、杭体」−「着目杭」)を開き、データを変更して「追加計算」を実行したとき、前データの鉄筋径および本数が変更されている不具合があり、これを修正しました。
・「レベル2地震時照査」−「計算結果一覧表」出力において、『軸力の取り扱い=杭列ごと反力』でkhcF≦khyFとなった場合、結果確認画面に表示されているコメントが出力されていなかったため、これを出力するようにしました。
【UC−1連動】
・「形状」−「地層」−「土質一覧」−「土質データ@」画面において、『土質=砂れき』と入力していても『土質=砂質土』に変更されるケースがあり、これを修正しました。
・「材料」底版設計用のσckと「許容値」−「杭頭結合部」のσckが異なるとき、そのデータファイルを読み込むと「許容値」−「杭頭結合部」のσckが「材料」のσckに変更されるケースがあり、これを修正しました。
・「橋台の設計 Ver.2」との連動時において、選択不要とすべき「検討対象」画面が開ける状態となり「初期入力」画面の『対象構造物』が『橋脚』になるケースがあり、これを修正しました。
【図面作成(「図面確認」−「編集」)】
・「設定(S)」−「背景色設定(B)」を「システム色設定(S)」に変更し、その設定値を各図面に反映する機能に対応しました。
・「出力」−「図面印刷」時の図面一覧表示領域を拡張しました。
・「出力」−「DWG・DXF出力」
・丸文字の○が真円の場合は円として出力するように変更しました。
・線種ピッチが極端に短くなるケースがあり、これを修正しました。
・直径寸法線の両端に不要な線分が付加されるケースがあり、これを修正しました。
・「出力」−「SXF出力」時に、寸法線の線と寸法文字が異なる色で出力されるケースがあり、これを修正しました。
・図面の色設定の変更が保存したPSGファイルに反映されないケースがあり、これを修正しました。
・鉄筋引出線を移動すると矢印が消えるケースがあり、これを修正しました。
■ヘルプの修正
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.2.00.07」(追加)
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「適用範囲」の『制限事項』
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「初期入力」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「作用力」−「常時,レベル1」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「作用力」−「レベル2地震時」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「液状化」−「初期入力」
・「操作方法」−「UC−1連動」−「UC−1製品との連動」
・「計算理論及び照査の方法」−「液状化の判定」−「土質定数の低減係数」−「層ごと」 |
2.00.07
↓
2.00.08 |
'02.09.03 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・入力画面を確認したか否かを確認するためのチェックボタンを設けました。
・レベル2地震時照査において、PHC杭のせん断耐力算出時のCN算出にσceを考慮する/しないの選択を、「考え方」−「レベル2」画面に設けました。
・「配筋、杭体」−「場所打ち杭」の「自動配筋=しない」画面において、断面変化位置=0を入力したときの第3断面変化位置算出用の最小鉄筋量を、この画面でも入力できるようにしました。また、杭外径が変更されたとき、最大,最小鉄筋量を再設定するようにしました。
・「作用力」−「レベル2」画面(橋脚)
・応答塑性率を行うか否かの選択をやめ、橋脚の終局水平耐力に大きな余裕があるか否かの選択に変更しました。液状化無視の条件下で基礎が降伏し、「大きな余裕がある」が選択されているときに応答塑性率の照査を行います。なお、液状化考慮で基礎が降伏したときは、常に応答塑性率の照査を行います。
・設計水平震度Cz・khco,khp,khG,橋脚の終局水平耐力スイッチ,上部構造部分の重量Wuを地震動タイプ,計算方向,慣性力の向きごとに入力できるようにしました。
・「作用力」−「作用土圧」−「裏込め土」画面において、裏込土の単位重量の入力最小値を1.0(kN/m3)から0.1(kN/m3)に変更しました。
【計算部】
・PHC杭の負の周面摩擦力の杭体応力度の検討において、降伏応力度σyに有効プレストレスσceを考慮するようにしました。(σy/1.2
→ (σy-σce)/1.2)
【出力・結果確認部】
・場所打ち杭の杭体応力度計算結果確認
・全杭同一条件(地層傾斜なし&杭径変化なし&斜杭なし)のとき、第3断面のMr算出用の鉄筋量を表示するようにしました。
・τa1<τ≦τa2(青表示)のとき、「杭体応力度」のボタンの色を紫(判定OUT時)としていましたが、τa1<τ≦τa2且つ必要斜引張鉄筋量Awreq≦Awのときはせん断照査結果としてOUTではありませんので、ボタンの色を緑で表示するようにしました。
・「安定計算」−「杭反力及び変位の計算」出力において、2次元解析時の水平反力Hiの算出式に誤りがあり、これを修正しました。なお、出力だけの誤りで計算結果に影響はありません。
・レベル2地震時照査の結果確認および計算結果一覧表出力において、せん断耐力照査で判定がOUTでも赤表示またはOUT判定が出力されないケースがあり、これを修正しました。なお、表示および出力だけの誤りで計算結果に影響はありません。
・底版レベル2地震時照査の結果確認において、「せん断に対する照査」の判定がOUT(赤表示)で、且つ、版の照査を行わないとき、「レベル2」ボタンの色が緑色になっていたため、これを修正しました。なお、ボタン色表示だけの誤りで計算結果に影響はありません。
【UC−1連動】
・橋台連動において、浮力無視/考慮が逆にセットされるなど浮力の取り扱いが異なるケースがあるため、計算水位ケースの選択をケース1/ケース2で表現するようにしました。
・橋脚連動において、設計水平震度Cz・khco,khp,khG,橋脚の終局水平耐力スイッチ,上部構造部分の重量Wuのデータを、地震動タイプ,計算方向,慣性力の向きごとに連動できるようにしました。なお、連動可能な製品とバージョンは下記のとおりです。
|
・「橋脚の設計」 |
: Ver.1.02.00 以上 |
|
・「橋台の設計 Ver.2」 |
: Ver.2.01.00 以上 |
|
・「擁壁の設計 Ver.2」 |
: Ver.2.01.00 以上 |
【図面作成(「基準値」−「作図条件」)】
・「レイヤ属性」画面のレイヤ分類に「柱状図」を追加しました。
・作図条件データを変更後「取消」ボタンを押して変更を取消した場合に作図条件データが変更されているケースがあり、これを修正しました。
■ヘルプの修正
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.2.00.08」(追加)
・「操作方法」−「標準的な処理の流れ」−「操作手順」
・「操作方法」−「UC−1連動」−「UC−1製品との連動」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」
・「作用力」−「常時,レベル1」
・「作用力」−「レベル2地震時」
・「作用力」−「作用土圧」
・「考え方」−「レベル2地震時」
・「配筋、杭体」−「場所打ち杭」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」
・「場所打ち杭の自動配筋」
・「レベル2地震時照査」−「基礎の非線形性を考慮した解析方法」−「底版照査」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「底版レベル2地震時照査」−「直接基礎の場合の照査」 |
2.00.08
↓
2.01.00 |
'02.09.19 |
■追加機能および修正(変更)内容
【全般】
・杭基礎,直接基礎において、橋脚のフーチングの許容応力度法照査に対応しました。
【入力部】
・メイン画面の4面図において、3D表示内容をVRMLおよび3ds形式で出力できるように対応しました。使用の際は、メイン画面上で右クリックし、ポップアップメニューよりファイル保存を選択して保存を行ってください。
・「配筋、杭体」−「杭頭補強鉄筋」において、杭外径<200(mm)のときデータチェックにかかり、確定終了できない不具合があり、これを修正しました。
・「配筋、杭体」−「杭頭カットオフ」の使用鉄筋において、「補強鉄筋連動」ボタンを設け、杭頭補強鉄筋の1段目鉄筋を杭体内補強鉄筋に、2段目鉄筋を中詰め部補強鉄筋にセットするようにしました。
・直接基礎の「作用力」−「常時,レベル1」画面に作用力自動計算機能を追加しました。
・直接基礎も杭基礎同様、「計算確認」時に「オプション」−「計算内容設定画面」が『常に表示』となっている場合、計算内容設定画面を表示するようにしました。
【計算部】
・杭頭カットオフ区間照査の抵抗曲げモーメント算出において、鉄筋の圧縮応力度が許容応力度に達して求まるケースの値が正しく算出されない不具合を修正しました。
・底版レベル2地震時照査のせん断耐力算出において、せん断スパン及びせん断スパン比による低減係数の値がマイナスとなるケースがあり、これを修正しました。
・直接基礎のレベル2地震時のフーチング保耐法照査において、死荷重時にモーメントが作用する場合の偏心量eNの算出方法を変更しました。
【出力・結果確認部】
・計算確認において、検討対象に無関係なボタンは表示しないようにしました。
・基礎杭計算結果一覧表の杭体応力度出力において、σs’がσsより厳しい場合でも常にσsを出力していましたが、総括表出力同様厳しい方を出力するように改善しました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「計算結果・詳細出力」−「設計荷重」において、降伏時の水平震度が設計水平震度khpを超えた場合、作用力の算出式が正しく出力されていなかったため、これを修正しました。
・許容変位量の出力および判定処理において、常時/地震時取扱いを「基準値」−「設計条件」−「荷重ケース」で指定する『地盤バネ』スイッチではなく、『許容支持力』スイッチで処理するようにしました。該当箇所は下記のとおりです。
・「計算確認」−「総括表」
・「計算確認」−「安定計算」
・「計算書作成」−「結果一覧」
・「計算書作成」−「結果詳細」−「安定計算」−「杭反力及び変位の計算」
・「計算書作成」−「結果詳細」−「基礎杭計算結果一覧表」
・「設計調書」−「許容応力度法比較表」
・「設計調書」−「比較表」
【UC−1連動】
・上位製品で計算実行を行ったとき、「許容値」−「杭頭結合部」の『σsa(鉄筋の許容引張応力度)』が初期値に変更される不具合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.2.01.00」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」
・「杭基礎」−「初期入力」
・「杭基礎」−「初期入力」の『初期入力の選択不可条件』
・「杭基礎」−「形状」−「底版」
・「杭基礎」−「材料」
・「杭基礎」−「作用力」−「常時,レベル1」
・「杭基礎」−「配筋、杭体」−「底版」
・「直接基礎」−「初期入力」
・「直接基礎」−「形状」−「底版」
・「直接基礎」−「材料」
・「直接基礎」−「作用力」−「常時,レベル1」
・「直接基礎」−「作用力」−「レベル2地震時」
・「直接基礎」−「作用力」−「配筋」(削除(移動元))
・「直接基礎」−「配筋」(追加(移動先))
・「操作方法」−「メニューの操作」−「計算確認」
・「杭基礎」−「底版許容応力度法照査」(追加)
・「杭基礎」−「レベル2地震時」(降伏条件)
・「直接基礎」−「底版許容応力度法照査」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「オプション」−「計算内容の設定」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」
・「杭体の断面計算と杭の断面諸定数の取扱い」
・「底版許容応力度法照査」(追加)
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」
・「底版照査」(項目名変更(変更前:底版レベル2地震時照査))
・「底版照査」−「許容応力度法照査」(追加)
・「底版照査」−「レベル2地震時照査」(項目名変更(変更前:直接基礎の場合の照査))
・「底版照査」−「死荷重時にモーメントが作用する場合の偏心量eN」(追加)
・「Q&A」−「杭基礎」−「1.適用基準、準拠基準等」−「Q1-13」
・「Q&A」−「杭基礎」−「23.地震時保有水平耐力」−「Q23-28」 |
2.01.00
↓
2.01.01 |
'02.10.03 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・杭基礎,直接基礎の「材料」画面において、鉄筋のヤング係数Es,ヤング係数比nを入力可能にしました。
【出力・結果確認部】
・杭基礎の「杭体応力度結果確認」画面において、第2,第3断面の断面変化位置を入力可能にしました。
・杭基礎の底版照査結果の出力において、許容応力度法照査およびレベル2地震時照査を一つの章にまとめていましたが、レベル2地震時照査を「レベル2地震時の照査」の章の中に移動しました。同様に、直接基礎の底版照査結果の出力も、それぞれ独立した章にしました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「荷重変位曲線」において、鋼管杭,鋼管ソイルセメント杭でM−φの種類が1種類で、杭列数が2以上のとき、杭本体状態の説明を、『(1):図心より前の杭,(2):図心より後の杭』から『(1):最前列の杭,(2):2列目以降の杭』
に変更しました。
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.2.01.01」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「配筋、杭体」−「杭頭補強鉄筋」において、「鉄筋連動」ボタンの説明を追記しました。
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「配筋、杭体」−「杭頭カットオフ」において、「杭頭補強鉄筋」ボタンの説明を追記しました。
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「初期入力」の『初期入力の選択不可条件』において、「底版許容応力度法照査」にUC−1連動時を追記しました。
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「形状」−「土質(支持力)」の『地盤のせん断抵抗角φの算出方法』の説明を詳しくしました。
・改定内容の「・直接基礎のレベル2地震時のフーチング保耐法照査において、死荷重時にモーメントが作用する場合の偏心量eNの算出方法を変更しました。」が、「・直接基礎のレベル2地震時のフーチング保耐法照査において、死荷重時にモーメントが作用する場合の」「・偏心量eNの算出方法を変更しました。」になっていました。
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「材料」 |
2.01.01
↓
2.01.02 |
'02.10.18 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・「初期入力」画面の『極限支持力度の算出方法』を「道示準拠」「直接入力」から「計算」「入力」に表記を変更しました。
・杭基礎の「配筋、杭体」−「レベル2」画面において、PHC,PC,RC杭のスパイラル鉄筋の入力を、『鉄筋径』,『材質』から、『鋼材断面積』,『降伏応力度』に変更しました。
・杭基礎の「考え方」−「レベル2」画面において、鋼管杭,鋼管ソイルセメント杭の「杭頭仮想コンクリート断面の降伏モーメント算出用の軸力の取扱い」の指定に、『押込み側:死荷重時反力,引抜き側:軸力=0』を追加しました。
・杭基礎の「作用力」−「レベル2」画面の『上載土厚』の入力上限値を50.0(m)に変更しました。
【計算部】
・杭基礎の底版レベル2地震時照査の曲げに対する照査において、任意の照査位置を設定可能にしました。なお、設定画面は下記のとおりです。
・橋脚基礎のとき、「形状」−「底版照査位置(レベル2)」画面
・橋台基礎のとき、「作用力」−「底版照査位置(レベル2)」画面
・「UC-1 液状化の判定」プログラムのデータファイル読込み時、Ver.2.00.05で削除した『設計水平震度の下限値』のスイッチが有効になってしまう不具合があり、これを対策しました。
・底版許容応力度法照査において、水位の入力値を標高として取り扱っていた不具合の対策を行いました。
【出力部】
・杭基礎の「底版強応力度法照査」−「断面力算出」−「b」杭反力」−「c」集計」の出力において、Sp’(照査位置上の杭反力を無視した場合のせん断力)を設計断面力としている照査位置の場合、表の合計値の整合がとれないため、設計断面力にSp’を出力するようにしました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「底版照査」の出力において、照査を行う必要のないケースのとき、なぜ照査の必要がないかの説明を出力するようにしました。
・杭基礎において、安定計算が未計算の状態で設計調書に移行時すると「入力データが未入力です」とメッセージを表示していたが、「入力データが未入力か、計算結果データがありません。」との表現に改めました。
・杭基礎の「設計条件」−「杭配置図・側面図」のWord出力を行うと、まれに杭配置図の一部が欠落するケースの対策を行いました。
【その他】
・杭基礎のファイル読込み時、Windows95/98/Meの環境の場合、ごくまれにメイン画面からはみ出して杭配置図が描画されてしまう不具合の対策を行いました。
【図面生成】
・「CAD製図基準(案)」時の躯体外形のレイヤ名称をBGDに変更しました。
・生成された配筋情報の端数ピッチが正しくない場合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.2.01.02」(追加)
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「旧製品との相違」
・「Q&A」−「杭基礎」−「23.地震時保有水平耐力法」−「Q23-29」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」
・「初期入力」
・「考え方」−「レベル2地震時」
・「形状」−「地層」
・「形状」−「底版照査位置(レベル2)」(追加)
・「材料」
・「作用力」−「底版照査位置(レベル2)」(追加)
・「配筋、杭体」−「レベル2地震時」 |
2.01.02
↓
2.01.03 |
'02.11.05 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・「形状」−「地層」−「土質一覧」−「土質データA」画面に、最大周面摩擦力の推定を平均N値から行うか,粘着力cから行うかの選択スイッチを設けました。
・「形状」−「地層」−「低減係数」画面のガイド文を、「※H1<3(m)の時、レベル2地震時液状化考慮時の設計地盤面を入力してください。」から「※H1<3(m)の時、レベル2地震時液状化考慮時の設計地盤面の取扱いを指定してください。」に改めました。
・「作用力」−「常時、レベル1」画面で荷重ケースを変更(割増係数の種類数が変更)した場合、「許容値」−「杭頭結合部」画面の底版許容値を再設定するとのメッセージを表示するようにしました。
・杭基礎の底版レベル2地震時照査の曲げに対する照査において、杭位置を含めるかどうかの選択スイッチを追加しました。なお、設定画面は下記のとおりです。
・橋脚基礎のとき、「形状」−「底版照査位置(レベル2)」画面
・橋台基礎のとき、「作用力」−「底版照査位置(レベル2)」画面
・「配筋、杭体」−「レベル2」画面において、SC杭のとき確定等のボタンが表示されていない不具合の対策を行いました。
【計算部】
・底版レベル2地震時照査において、増し杭工法時の増設底版に、既設底版の配筋データを用いて照査していた不具合の対策を行いました。
【出力部】
・結果一覧の「安定計算・杭体応力度」出力において、杭頭条件が『剛結・ヒンジ』の場合は剛、『ヒンジ』の場合はヒンジの地中部Mmaxを出力していましたが、結果詳細での「基礎杭計算結果一覧表」出力と同様に、剛結,ヒンジの大きい方の地中部Mmaxを出力するように改善しました。
・設計条件の側面図出力において、地層傾斜ありで偏心量euが入力されているとき、地層原点が左右逆に出力されている不具合の対策を行いました。
・「断面計算」出力の「杭体断面力」および「杭体モーメント図」の出力において、増し杭工法で1列杭によりヒンジの計算ができない場合、出力プレピュー実行時にエラーが発生して出力できない不具合の対策を行いました。
・「断面計算」−「杭体断面力」の出力において、杭体断面力の出力行数を指定可能にしました。
・「基礎杭計算結果一覧表」の出力において、2.5次元の場合でも方向名称を出力していましたが、不必要なので出力しないようにしました。
・「杭頭結合計算」の出力において、増し杭工法で、どちらかの方向の荷重ケースに既設死荷重時しか設定されていない場合、出力プレビュー実行時にプログラムが止まってしまう不具合の対策を行いました。
・「地震時保有水平耐力法照査」−「設計条件」−「作用力」の出力において、表中にない不要な説明文(khe,Pu,W)を出力しないように改善しました。
・レベル2地震時照査の出力において、橋脚基礎の耐力照査(降伏時の照査)は許容変位(回転角)の照査が不要であるため、出力しないようにしました。
・直接基礎の「基礎バネ計算」出力において、『基礎バネ計算』のタイトルのみ出力され計算過程等が出力されない不具合の対策を行いました。
■ヘルプの修正
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.2.01.03」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」
・「形状」−「地層」
・「形状」−「杭頭結合」
・「形状」−「底版照査位置(レベル2)」
・「作用力」−「底版照査位置(レベル2)」
・「配筋、杭体」−「杭頭補強鉄筋」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「作用力」−「常時,レベル1」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「補強設計(増し杭工法)」
・「Q&A」−「杭基礎」−「地震時保有水平耐力法」−「Q23-12」
・「計算書作成」−「結果詳細」−「出力項目の設定/選択」画面上のヘルプ |
2.01.03
↓
2.01.04 |
'02.12.03 |
■追加機能および修正(変更)内容
【入力部】
・「初期入力」において、施工工法が変更になったとき、最大周面摩擦力度の再設定を行うか否かのメッセージを表示しておりましたが、強制的に最大周面摩擦力度を再設定し、設定値の確認の意味を込めて「形状」−「地層」画面を未入力状態にするように改善しました。
・「作用力」−「常時,レベル1」において、「作用力」ページで『水位』を入力する条件の場合(底版許容応力度法照査=する、作用力自動計算=しない)、画面下部の入力範囲の表示に“底版下面から”との説明を追記しました。
・増し杭工法時の「作用力」−「レベル2」の『データ連動』において、既設死荷重時の作用力(Hd’,Md’)にセットすべきところを、増設後の死荷重時の作用力(Hd,Md)にセットしていた不具合の対策を行いました。
・「配筋、杭体」−「レベル2」
・M−φ算出用の軸力において、『軸力の取り扱い=平均反力』で杭列数が変更されても軸力が再設定されない不具合の対策を行いました。
・RC,PHC,PC杭のスパイラル鉄筋の断面積の入力下限値を0.100(cm2)から0.010(cm2)に変更しました。
・予備計算結果のKv値等が変更されている状態で予備計算を再計算した場合、安定計算が未計算状態にならず、「計算内容設定画面=表示しない」のとき安定計算が実行されない不具合の対策を行いました。
【計算部】
・常時,レベル1地震時の安定計算において、杭先端条件が固定で伝達マトリクスの要素が極めて大きな値となるとき、杭体状態量を杭先端まで算出できないケースがあったため、対策を行いました。
・常時,レベル1地震時において、2.5次元で両方向のk値に相違がある場合、杭体の曲げモーメント分布が乱れる不具合があり、これを対策しました。なお、安定計算結果には影響ありません。
【出力部】
・設計条件の杭配置図・側面図出力において、Y方向地層傾斜のときY方向の杭間隔が不等の場合、正しく出力されない不具合の対策を行いました。
・「レベル2地震時の照査」−「設計条件」出力
・スパイラル鉄筋データ出力において、「鉄筋量、降伏強度」ではなく「鉄筋径、材質」が出力されていた不具合の対策を行いました。
・耐震設計上の地盤面位置を出力するように改善しました。
・脚柱に作用する浮力Upを出力するように改善しました。
【UC−1連動】
・橋脚連動において、死荷重時作用力Voが変更(埋め戻し土や水位等が変更)になった場合、M−φ算出用の軸力が再設定されない不具合の対策を行いました。
■ヘルプの修正
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.2.01.04」(追加)
・「Q&A」−「杭基礎」−「1.適用範囲、準拠基準等」−「Q1-5」 |