Ver. |
日付 |
内 容 |
7.00.00 |
'08.05.08 |
■追加機能および修正(変更)内容
【機能拡張】
・杭基礎の設計において、杭列数の上限を拡張し、100×100列まで取り扱えるようにしました。(基礎単独設計時)
・最大地層数を20層から50層に拡張しました。(杭基礎,鋼管矢板基礎,ケーソン基礎,地中連続壁基礎)
・ケーソン基礎の施工時の検討において、初期構築時・初期沈下時の安定に対する検討に対応しました。
・図面作成において、H形鋼杭の作図に対応しました。
・図面の「SXF出力 Ver.3.0」に対応しました。
・「UC-Drawツールズ(Pile)」用ファイル(*.F7F)を作成できるようにしました。メニューの「ファイル」−「UC-Drawツールズ(Pile)用ファイル」−「エクスポート」よりファイル保存してください。
【その他の要望】
(入力部)
・杭基礎の「底版形状」画面において、テーパがついた底版形状のとき、底版上面寸法と柱寸法が同一の場合でも確定できるようにしました。
・杭基礎の「作用力」−「過載荷重」画面および「柱下端作用力」画面において、荷重名略称ではなく荷重ケース名を表示するようにしました。
・杭基礎の「杭本体」−「杭種別データ」画面にて場所打ち杭の主鉄筋を変更したとき、「杭頭結合計算」−「杭頭補強鉄筋」画面の杭頭補強鉄筋を連動できるようにしました。連動する場合、『第1区間の主鉄筋を杭頭補強鉄筋にセットする』スイッチをチェックしてください。
(計算部)
・回転杭の許容引抜力の計算において、杭先端の内部摩擦角φが35度未満,または45度より大きくなりせん断破壊面の抵抗係数を表す引抜き係数βを算出できない条件の時、引抜き係数βを直接指定できるようにしました。「計算条件」−「設計条件」−「支持力・引抜力」画面の「φ<35またはφ>45のとき、引抜き係数βを設定する」をチェックし、β値を入力してください。
・杭基礎の常時,レベル1地震時の杭体断面力の算出において、杭先端付近に大きな断面力が発生するケースがあり、この現象の改善を図りました。
・杭基礎の杭体応力度照査において、杭体応力度の抽出ケース(杭頭剛結/杭頭ヒンジ)と抵抗曲げモーメントの抽出ケース(杭頭剛結/杭頭ヒンジ)が異なるケースが生じていたため、同一ケースから抽出するようにしました。
・ケーソン基礎の側壁水平方向の部材照査において、地震時の側壁部最大地盤反力度の抽出に失敗した場合の警告メッセージを改善しました。
・ケーソン基礎の刃口の部材計算において、オープンケーソン設計時のせん断照査位置を曲げ照査位置(側壁下端)とした計算を行えるようにしました。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「杭頭結合計算」−「設計条件」の出力において、「杭頭作用力」の『SW』の説明が不適切な位置にて改ページされるケースがあるため、これを改善しました。
・杭基礎の「杭頭結合計算」−「杭頭カットオフ区間の杭本体照査」−「1)断面諸元」の出力において、PHC杭,PC杭でスパイラル鉄筋を考慮しない条件の時、スパイラル鉄筋に関する出力を行わないようにしました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」のせん断耐力の詳細出力において、PHC杭/PC杭/SC杭+PHC杭のとき、有効プレストレスσceを出力するようにしました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「予備計算」−「M−φ」の出力において、M−φ算出用の断面諸量等を出力するようにしました。
・杭基礎の「出力項目の設定/選択」画面において、「橋台の設計」,「擁壁の設計」との連動時、『出力方向の順番』スイッチのデフォルトを『X→Y方向』にしました。
・直接基礎の「設計条件」−「形状および作用力」において、形状図を概略図ではなく実寸法による出力にしました。
(図面作成)
・図形のサブタイトルに縮尺を表記するようにしました。
・UC−1連動時の図面確認編集時のファイル出力において、現ファイルと同じ保存領域&ファイル名をセットするようにしました。
【不具合対策】
(入力部)
・杭基礎の「レベル2地震時基本条件」−「基本条件(杭基礎)」画面において、底版下面標高/作用力算出用水位を1(mm)単位で指定しているとき、[作用力計算]ボタンを押下すると、まれにエラーが発生するケースが、これを対策しました。(Ver.3.02.00〜)
・杭基礎の「杭本体」画面において、PHC杭,PC杭でスパイラル鉄筋を考慮しないとき、スパイラル鉄筋の入力が不完全との警告が表示されるケースがあり、これを対策しました。(Ver.5.02.00〜)
(計算部)
・杭基礎の杭体応力度照査において、断面変化が行われているとき、杭先端のせん断力が最下断面内で最大となる場合であっても、このせん断力が最下断面のせん断応力度照査に用いられない不具合の対策を行いました。
・杭基礎レベル2地震時照査において、「計算条件」−「入力条件」画面で「地盤データ=自動計算」と設定しているとき、「杭配置」−「錆代・その他」画面にて錆代を変更しても、「地盤データ」画面のレベル2地震時の水平方向地盤反力係数が再計算されない不具合の対策を行いました。(Ver.1.00.00〜)
・杭基礎レベル2地震時照査において、2.5次元解析でコンクリート系杭のとき、降伏判定に用いる降伏曲げモーメントMyに誤りがあり、まれに死荷重反力時のMy値ではなく軸力0時のMy値を用いるケースがあり、これを対策しました。(Ver.6.01.00〜)
・杭基礎の底版レベル2地震時照査において、柱形状が円形,小判形の時、まれに、曲げ照査時の断面力に照査断面上の杭頭反力が考慮されないケースがあり、これを対策しました。(Ver.2.01.03〜)
・杭基礎の底版レベル2地震時照査において、橋脚の設計との連動時、多段配筋時の有効高が正しく算出されず、誤った作用曲げモーメントを用いて照査されるケースがあり、これを対策しました。(Ver.2.01.00〜)
・杭基礎の連続フーチングのレベル2地震時照査において、底版下面中心の作用力を指定してレベル2地震時照査を行うとき、入力された柱基部断面力が正しいか否かを示す誤差判定および警告が正しく行われないケースがあり、これを対策しました。(Ver.5.02.00〜)
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「設計条件」−「杭配置図・側面図」の側面図の出力において、地層傾斜時、地層が正しく出力されないケースがあり、これを対策しました。(Ver.1.00.00〜)
・杭基礎の「設計条件」−「杭配置図・側面図」の側面図の出力において、杭本数が多くなると(300本程度となると)、エラーが発生し、正しくプレビュー,出力されない不具合の対策を行いました。(Ver.6.04.00〜)
・杭基礎の「安定計算」−「杭反力及び変位の計算」の出力において、盛りこぼし橋台設計時以外であっても、荷重ケース名に「地盤変位荷重載荷」と出力されるケースがあり、これを対策しました。(Ver.3.05.00〜)
・杭基礎の「基礎杭計算結果一覧表」の出力において、2次元解析で地層傾斜,杭径・杭長変化をいずれも考慮しないとき、『鉛直反力(PNmax/PNmin)』の抽出された杭番号が正しく出力されない不具合の対策を行いました。(Ver.3.05.01〜)
・ケーソン基礎の「予備計算」−「地盤反力度の上限値」の出力において、ケーソン本体が地表面から突出する状態のとき、液状化考慮時の水平地盤反力度の上限値の割増係数αpが正しく出力されないケースがあり、これを対策しました。(Ver.2.01.04〜)
・杭基礎の「計算・結果確認」−「レベル2地震時計算」−「総括表」画面の「せん断力」に対し、OUTにもかかわらずOKと表示されるケースがあり、これを対策しました。(Ver.6.03.00〜)
(その他)
・UC−1連動時、レベル1地震時に対して液状化無視/液状化考慮の両方の検討を行うとき、保存したデータの読込みを行うと、突出部水平荷重の設定など、「作用力」画面のデータが一部正しく読み込まれない不具合の対策を行いました。(Ver.6.02.00〜)
・UC−1連動において、盛りこぼし橋台の杭基礎の設計のとき、支承設計用の常時基礎バネが正しく連動されない不具合の対策を行いました。(Ver.4.01.01〜)
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.7.00.00」(追加)
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「機能及び特長」
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「適用範囲」
・「操作方法」−「標準的な処理の流れ」−「設計手順」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「ファイル」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地層」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭配置」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「予備計算・結果確認」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「杭本体」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「基本条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「計算・結果確認」−「沈下計算」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「沈下計算」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「設計条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「図面作成」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「オプション」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「許容支持力と許容引抜力」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「底版許容応力度法照査」
・「計算理論及び照査の方法」−「ケーソン基礎」−「沈下計算」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「底版照査」−「許容応力度法照査」
・「Q&A」−「杭基礎」−「1.適用範囲、準拠基準等」−「Q1-1」
・「Q&A」−「杭基礎」−「1.適用範囲、準拠基準等」−「Q1-5」
・「Q&A」−「杭基礎」−「1.適用範囲、準拠基準等」−「Q1-8」
・「Q&A」−「杭基礎」−「5.地盤反力係数、杭軸方向のバネ定数」−「Q5-11」
・「Q&A」−「杭基礎」−「6.杭配置・作用力」−「Q6-5」
・「Q&A」−「杭基礎」−「6.杭配置・作用力」−「Q6-8」
・「Q&A」−「杭基礎」−「19.その他」−「Q19-1」
・「Q&A」−「鋼管矢板基礎」−「1.適用範囲」−「Q1-1」
・「Q&A」−「直接基礎」−「2.入力方法」−「Q2-1」
・「サポート」−「ご購入についてのお問合せ」 |
7.00.00
↓
7.01.00 |
'08.07.04 |
■追加機能および修正(変更)内容
【機能拡張】
・盛りこぼし橋台の杭基礎の設計において、斜面傾斜の影響による水平方向地盤反力係数の低減を考慮した設計法に対応しました。「計算条件」−「基本条件」画面の「斜面の傾斜を考慮した地盤バネの低減を行う」を選択してください。※参考文献:「設計要領第二集
橋梁建設編 4章基礎構造 NEXCO(平成18年4月)」(5-7 地盤反力係数)
・ケーソン基礎の沈下計算において、下記の機能拡張を行いました。
・周面摩擦力の低減を考慮した検討に対応しました。
・沈下促進用の載荷荷重を指定できるようにしました。
【その他の要望】
(入力部)
・杭基礎において、鋼管杭やSC杭等の鋼管厚の入力上限値を50.0(mm)から99.9(mm)に緩和しました。
・杭基礎の「杭配置」−「水平抵抗」画面において、受働土圧強度の入力上限を10000(kN/m2)に拡張しました。
・杭基礎の「底版前面水平抵抗」画面において、重力式橋台の時、底版前面の地盤データが連動できない(画面上の[データ連動]ボタンが押下できない)ケースがあったため、常に連動できるようにしました。
・直接基礎の「設計条件」−「形状」画面において、基礎幅の最小値を0.50(m)から0.10(m)に変更しました。
・ケーソン基礎,地中連続壁基礎の「作用力」画面において、設計外力を再計算する必要があるにもかかわらず、再計算せずに安定計算が行われるケースがあるため、基礎形状変更時などにおいては、警告を表示し再計算を促すようにしました。
(計算部)
・橋台基礎のレベル2地震時照査において、免震橋の時、橋脚と同様基礎に主たる塑性化を考慮しない(応答塑性率の照査を行わず、基礎の耐力照査(基礎が降伏に達したか否か)のみ行う)設計を行うスイッチを設けていましたが、橋台基礎においては不適切な設計法と考えられるため、本スイッチを削除しました。
・杭基礎の「設計条件」−「杭の条件」の出力において、STマイクロパイルの設計杭長を小数点以下2桁まで出力するようにしました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「計算結果一覧表」の出力において、2次元解析で斜杭考慮時、押込み力が押込み支持力の上限値に達したか否かの結果を直杭,斜杭それぞれ出力するようにしました。(結果確認画面(「計算・結果確認」−「レベル2地震時計算」−「一覧表」)も同様。)
(その他)
・メイン画面の平面図/側面図に方向(X/Y)を表記するようにしました。
・メイン画面の3D表示において、柱を色分けして表示するようにしました。
【不具合対策】
(入力部)
・杭基礎の「計算条件」画面において、水平変位の制限を緩和した杭基礎の設計(杭基礎設計便覧モデル)のとき、画面を確定終了すると、「k値の補正係数μ:基礎バネに適用する」の設定が無効となる不具合の対策を行いました。(Ver.7.00.00)
(計算部)
・増し杭工法時の底版照査において、柱形状が円形,小判形で底版上面に増厚するとき、有効幅内に配置されるフーチング上面の補強鉄筋の鉄筋本数を誤って算出していた(柱の非定着鉄筋を柱幅の80%としていた)不具合の対策を行いました。(Ver.4.00.00〜)
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「結果一覧の出力」の出力を行うことができないケースがあり、これを対策しました。(Ver.7.00.00)
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「予備計算」−「M−φ」の出力において、鋼管ソイルセメント杭のとき、「鋼管径φ」にソイルセメント柱径の値を出力していた誤りを訂正しました。(Ver.7.00.00)
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「底版照査」−「形状寸法図」をWord出力すると、寸法値が若干欠けて出力されるケースがあり、これを対策しました。(Ver.4.05.02〜)
・鋼管矢板基礎のレベル2地震時の設計調書において、応答塑性率の照査が行われているとき、誤った照査結果が出力されるケースがあり、これを対策しました。(Ver.6.03.00〜)
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.7.01.00」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「斜面(盛土)形状」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「予備計算・結果確認」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「杭本体」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「地盤データ」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「沈下計算」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「杭バネ定数の計算」−「(1) 杭の水平方向地盤反力係数」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「斜面の傾斜を考慮した地盤バネの低減」(追加)
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「補強設計(増し杭工法)」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「基礎バネ」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」−「基礎の非線形性を考慮した解析方法」−「杭の軸直角方向の抵抗特性」
・「計算理論及び照査の方法」−「ケーソン基礎」−「沈下計算」
・「Q&A」−「杭基礎」−「2.解析方法、設計の基本的な考え方」−「Q2-1」 |
7.01.00
↓
7.01.01 |
'08.07.29 |
■追加機能および修正(変更)内容
【機能拡張】
(入力部)
・杭基礎,直接基礎の底版照査に用いるスターラップの本数を小数点以下3桁まで入力できるようにしました。
(出力部・結果確認部)
・作用力直接指定による杭基礎レベル2地震時照査時、設計調書の「基礎工設計調書(その3)」の出力に対応しました。(耐力,変位,せん断力の出力のみ行います。)
(その他)
・データファイル保存時、設計調書用のデータファイル(*.BTDT)を作成できるようにしました。メニューの「ファイル」−「名前を付けて保存」において、『設計調書用のデータファイル(*.BTDT)を作成する』にチェックを入れて保存してください。
【不具合対策】
(計算部)
・杭基礎の杭体応力度照査において、全杭同一条件(地層傾斜,杭径・杭長変化,斜杭がいずれもない条件)で千鳥配置のように整形配置でない場合、杭の配置によっては、誤った杭体断面力を用いて応力度照査が行われる、またはアドレス違反が発生するケースがあり、これを対策しました。(Ver.1.00.00〜)
・杭基礎の杭体応力度照査において、2次元解析で増し杭工法のとき、抵抗曲げモーメントの発生位置の計算に失敗するケースがあり、これを対策しました。(Ver.4.05.00〜)
・2.5次元解析による杭基礎のレベル2地震時照査において、負の周面摩擦力の検討を行うとき、レベル2地震時計算に失敗するケースがあり、これを対策しました。(※同様の原因により、「杭本体」画面を開く際にもエラーが発生するケースがあったため修正しました。)(Ver.7.00.00〜)
・杭基礎のレベル2地震時照査において、2次元解析でM−φ算出用の軸力の取扱いを平均反力としているとき、杭体のせん断耐力の計算に失敗し、モジュール違反が発生するケースがあり、これを対策しました。(Ver.7.00.00〜)
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.7.01.01」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「ファイル」の『(5)名前を付けて保存』
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「レベル2地震時基本条件(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「レベル2地震時基本条件(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地中連壁基礎」−「レベル2地震時基本条件(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「設計調書」のリンク(『設計調書ファイル選択』) |
7.01.01
↓
7.02.00 |
'08.10.06 |
■追加機能および修正(変更)内容
【機能拡張】
(計算部)
・杭基礎の常時,レベル1地震時の検討において、荷重ケースごとに、基礎の安定計算を行うか否かを指定できるようにしました。これにより、温度変化時の荷重ケースに対して、安定計算を行わない照査が可能となります。「作用力」−「荷重ケースごとの設定」画面の「安定照査をする」により計算の有無を指定してください。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「計算・結果確認」−「杭体応力度」画面に「断面変化位置」画面を追加し、断面変化位置,曲げモーメント分布図,抵抗曲げモーメント分布図を描画・出力できるよう拡張しました。
【その他の要望対応】
(入力部)
・杭基礎,直接基礎の「作用力」−「基本条件」画面において、常時,レベル1地震時の作用力自動計算に用いる設計水平震度の入力上限を拡張しました。
・杭基礎の「レベル2地震時基本条件」−「基本条件(杭基礎)」画面において、底版下面中心の作用力を指定してレベル2地震時照査を行うとき、慣性力の向きと逆方向にモーメントが作用するケースの検討に対応したため、「全作用力M」に負値を入力できるようにしました。
・ケーソン基礎の「予備計算」−「地盤反力係数」画面において、地盤反力係数の使用値の入力桁数を一桁拡張し、8桁としました。
(計算部)
・杭基礎の常時,レベル1地震時の安定計算において、杭基礎設計便覧に準拠した水平変位の制限を緩和した杭基礎の設計時、杭突出部の水平荷重を考慮できるようにしました。
・杭基礎の負の周面摩擦力に対する検討において、鋼材の軸方向力(σy・As)を考慮したコンクリート杭の杭体応力度の照査に対応しました。「計算条件」−「設計条件」−「その他の条件」画面で設定してください。
※参考文献:杭基礎設計便覧(H19.1) V.4.10(P.272)
・鋼管矢板基礎の施工時の仮締切り計算において、上から下の順に支保工が設置されることを想定してデータチェックを行っていたため、盛替え梁の検討等のように、切梁の撤去位置の変更等を行うことができなかったことから、このチェックを見直しました。具体的には、下記の修正を行いました。
・設置の順番固定を解除した
・撤去後に同じ位置で設置可能とした
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「結果一覧」の出力において、場所打ち杭のせん断応力度の出力対象ケースを、最大応力度比(τ/τa1の最大となるケース)のみにより行っていましたが、「τa>τa2」あるいは「Aw>Awreq」により判定OUTとなるケースが出力されないケースが生じていたため、いずれも考慮した抽出を行うよう処理の見直しを図りました。
・杭基礎の設計調書「基礎工設計調書(その3)」の出力において、「降伏しない杭の曲げモーメント」,「杭頭の最大押込み力」に対して、最も余裕のある杭列の結果(計算値/制限値が最も小さくなる杭列)を出力するようにしました。
・杭基礎の「下部工設計調書(フーチング)」の底版レベル2地震時照査において、検討ケースが複数存在するとき、全検討ケースに対して結果の抽出,出力できるようにしました。「設計調書」−「計算項目の出力設定」画面にて選択してください。
・杭基礎の「計算・結果確認」−「レベル2地震時計算」−「総括表」画面において、「降伏判定」に対し、下記の修正を行いました。
・「降伏判定」を『杭体』,『支持力』ごとに表示するようにしました。
・「判定OK時の許容比率(計算値/制限値)を表示する」のとき、最大許容比率ではなく、最小許容比率を表示するようにしました。
・杭基礎の「計算・結果確認」−「レベル2地震時計算」−「一覧表」画面において、『αi』を表示するようにしました。
(図面作成)
・鋼管杭・鋼管ソイルセメント杭において、鋼管外側のずれ止めの有無を指定できるようにしました。
・鋼管杭・鋼管ソイルセメント杭において、附属物の単位質量の入力範囲を拡張しました。
・杭頭結合計算をしていない場合、結合方法を選択できるようにしました。(※ただしH形鋼杭は方法A固定となります。)
(その他)
・下部工製品との連動時においても、方向名称を変更できるようにしました。
・検討対象が橋台基礎のとき、橋脚連動用XMLファイルのインポートを行うことができないよう制限しました。
【不具合対策】
(計算部)
・杭基礎のレベル2地震時照査において、杭列ごと反力のとき、杭列数を大きく減らし、せん断耐力照査を行うと、エラーが発生し計算が実行されないケースがあり、これを対策しました。(Ver.7.00.00〜)
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「底版許容応力度法照査」−「形状寸法図」の出力において、H形鋼杭のとき、モジュール違反が発生し正しく出力されない不具合の対策を行いました。(Ver.7.00.00〜)
・杭基礎の「計算・結果確認」−「底版照査(レベル2)」−「X方向」−「柱基部断面力」画面において、誤った上載土厚を用いて算出された柱基部断面力より求まる底版下面中心作用力が表示されるケースがあり、これを対策しました。(Ver.4.00.00〜)
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.7.02.00」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭配置」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「許容値」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「作用力」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「杭本体」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「総括表」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「安定計算」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「杭体応力度」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「基準値」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「設計調書」の『@比較表混在』
・「操作方法」−「メニューの操作」−「設計調書」の『A杭基礎の設計計算』
・「操作方法」−「UC−1連動」−「UC−1製品との連動」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「杭バネ定数の計算」−「(1) 杭の水平方向地盤反力係数」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「許容支持力と許容引抜力」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「水平変位の制限を緩和する杭基礎」
・「Q&A」−「杭基礎」−「15.杭頭結合照査(押し抜き、引き抜き等)」−「Q15-9」 |
7.02.00
↓
7.03.00 |
'08.11.05 |
■追加機能および修正(変更)内容
【機能拡張】
・「橋台の設計Ver.7」との連動時、橋台であっても背面土等がない特殊な形式などで橋脚と同じ様な振動特性を有する場合を想定し、橋台を橋脚として設計することができるよう拡張しました。
※本照査を行うには、「橋台の設計Ver.7」(Ver.7.00.00)が必要です。
・下記の下部工製品との連動時、地盤種別を連動できるようにしました。詳しくは、下記製品の「概要」−「バージョン及び改良点」をご参照ください。
※「橋脚の設計Ver.6」(Ver.6.01.01)
※「橋台の設計Ver.7」(Ver.7.00.00)
【その他の要望対応】
(入力部)
・杭基礎の「杭配置」−「データ」画面において、杭の断面変化があるとき、合計杭長を表示するようにしました。
・ケーソン基礎,地中連続壁基礎の鉄筋データ入力画面において、鉄筋かぶりの上限値を999(mm)から2000(mm)に拡張しました。
(計算部)
・杭基礎のレベル2地震時照査において、応答変位となる状態が求まらず、計算不能となり、適切な結果を得られないるケースがあったため、これを対策しました。
(出力部・結果確認部)
・ケーソン基礎の「設計条件」−「使用材料」の出力において、充実断面のとき、中詰め材の単位重量を出力しないようにしました。
(ヘルプ)
・杭基礎,ケーソン基礎,地中連続壁基礎の「予備計算」画面の[ヘルプ]において、計算書の「予備計算」の出力は、常に計算値およびその計算過程を出力している旨を追記しました。
【不具合対策】
(入力部)
・杭基礎の「許容値」画面において、H形鋼杭のとき、「グリッドインデックスエラー」が発生する不具合の対策を行いました。(Ver.7.02.00〜)
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.7.03.00」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地層」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算条件」の『計算不可条件』
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭配置」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「予備計算・結果確認」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「予備計算」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地中連続壁基礎」−「予備計算」 |
7.03.00
↓
7.03.01 |
'08.11.13 |
■追加機能および修正(変更)内容
【不具合対策】
(計算部)
・盛りこぼし橋台の杭基礎レベル2地震時照査において、コンクリート杭のとき、引抜き側の許容曲げモーメントMaに対し、押込み側の杭体のM−φ関係を用いて算出していた不具合の対策を行いました。(Ver.7.02.00〜)
・盛りこぼし橋台の杭基礎レベル2地震時照査において、斜面の傾斜を考慮した地盤バネの低減を行う場合、ワイブル曲線による低減が行われていない水平方向地盤反力係数を用いて地盤変位荷重が算定されるケースがあり、これを対策しました。(※「杭配置」−「盛りこぼし橋台」−「計算条件」画面の「盛土部の水平方向地盤反力係数」がチェックされていないとき。)(Ver.7.01.00〜)
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.7.03.01」(追加) |
7.03.01
↓
7.04.00 |
'08.12.09 |
■追加機能および修正(変更)内容
【機能拡張】
・「建築基礎構造設計指針」に準じた杭基礎の設計に対応しました。ツリービューの「基礎選択」画面で「建築杭」を選択することにより設計可能となります。なお、本設計を行うには、「建築杭基礎オプション」のライセンスが必要です。
【その他の要望対応】
(入力部)
・「地層」−「土質一覧」−「土質データ@」画面の『α・Eo』の入力上限値を1桁増やしました。
・杭基礎の「杭配置」画面において、『杭最小間隔』が入力されていても、2.5D(D=杭径)に対する杭最小間隔のチェックを行っていましたが、全杭の杭径が同一の場合、『杭最小間隔』のみによるチェックを行うようにしました。
・杭基礎において、適用可能な底版幅を100(m)から200(m)に拡張しました。また、常時,レベル1地震時の作用力の上限値を拡張しました。
(計算部)
・杭基礎の常時,レベル1地震時の安定計算において、底版前面水平抵抗を考慮するとき、全杭の水平抵抗に比して底版前面水平抵抗が大きい場合、全弾性と仮定したときに水平力の向きと逆向きに水平変位が生じ、適切な計算が行われないケースが生じるため、このようなケースのとき、計算を中断するようにしました。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「予備計算」−「地盤反力度の上限値」の出力において、「計算条件」−「入力条件」画面で『地盤データ=自動計算』を指定したとき、上載荷重qの算出過程を出力するようにしました。
・液状化の判定における計算書の「計算結果一覧表」の出力において、層ごとの土質定数の低減係数を算定するとき、層ごとの液状化の判定は層内に1点でも液状化すると判定される測定点が存在するか否かにより行っていることを示す注釈を出力するようにしました。
(UC−1連動)
・「ラーメン式橋台の設計計算Ver.4」との連動時、底版レベル2地震時照査を行うことができるよう仕様の拡張を行いました。なお、本照査はラーメン式橋台側にて行います。
・「橋台の設計」との連動時、橋台側の「載荷荷重の載荷位置」が変更されたとき、基礎側の「作用力」画面を未入力状態とし、「衝突,地震時σsaの基本値を用いる」の再設定を促すようにしました。
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.7.04.00」(追加)
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「プログラム概要」
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「機能及び特長」
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「適用範囲」
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「適用基準および参考文献」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「ファイル」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「基礎選択」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「建築杭」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「計算書作成」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「計算実行」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「オプション」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「ヘルプ」
・「操作方法」−「UC−1連動」−「UC−1製品との連動」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「許容支持力と許容引抜力」の『■負の周面摩擦力に対する検討』
・「計算理論及び照査の方法」−「建築杭」(追加) |
7.04.00
↓
7.04.01 |
'09.01.09 |
■追加機能および修正(変更)内容
【機能拡張】
(計算部)
・杭基礎,直接基礎の底版レベル2地震時照査において、底版上の鉛直方向任意荷重に対応しました。「レベル2地震時基本条件」−「基本条件(共通)」画面の「底版上の任意荷重」をチェックし、「任意荷重」画面で荷重を設定してください。
【その他の要望】
(入力部)
・「地層」−「土質一覧」−「土質データB」画面の「底面地盤の土質データ」のα・Eoの入力上限値を1桁増やしました。
・群杭としての軸方向押込み支持力照査において、1列杭あるいは単杭のとき計算対象外としていましたが、仮想ケーソン基礎としての底面積を指定することにより照査できるようにしました。「計算条件」−「設計条件」−「その他の条件」画面において、「底面積AGの取扱い」を選択してください。
・杭基礎の常時,レベル1地震時の安定計算において、底版前面水平抵抗を考慮するとき、全杭の水平抵抗に比して底版前面水平抵抗が大きく、全弾性と仮定したときに水平力の向きと逆向きに水平変位が生じるケースの場合、従来計算対象外としていましたが、本ケースの計算を行うことができるようにしました。
・杭基礎レベル2地震時照査において、杭頭ヒンジで支持力の上限値に達していない杭列が1列となることにより計算不能となった場合の警告を適切な表現に改めました。
(UC−1連動)
・下部工製品との連動時、下部工製品側で設定した鉄筋の降伏点σyの値を、基礎側の「材料」−「底版」画面および「基準値」−「鉄筋の許容応力度」画面のσyに反映するようにしました。
【不具合対策】
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「計算・結果確認」−「杭体応力度」画面において、2.5次元解析で1本杭のとき、エラーが発生し結果を確認することができない不具合の対策を行いました。
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.7.04.01」(追加)
・「概要」−「プログラム機能概要」−「機能及び特長」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「任意荷重」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「杭体応力度」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「レベル2地震時基本条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「任意荷重」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「計算実行」の『直接基礎の計算内容設定項目』
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「安定計算および杭体断面力の計算」の『(4)フーチングの前面水平抵抗力』
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「許容支持力と許容引抜力」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」−「基礎の耐力の照査」−「橋脚の鉛直荷重」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」−「基礎の耐力の照査」−「作用力を指定してレベル2地震時照査を行う」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」−「基礎の耐力の照査」−「橋台の作用力」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」−「基礎の非線形性を考慮した解析方法」−「底版照査」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「底版照査」−「レベル2地震時照査」
・「Q&A」−「ケーソン基礎」−「Q&A」−「Q1」 |
7.04.01
↓
7.04.02 |
'09.01.21 |
■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(計算部)
・ケーソン基礎,地中連続壁基礎の側壁水平方向の部材計算において、水平地盤反力度に対する低減係数αが1.000を超える場合、α=1.000として照査するようにしました。(情報管理No.23135)(問合No.113454)
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「設計条件」−「杭配置図・側面図」の出力において、スタイル設定により表のフォントサイズを小さくしたとき、側面図と次項の表とが重なって出力されるケースがあったため、重ならないよう改善しました。
・杭基礎の「計算・結果確認」−「杭体応力度」−「断面変化位置」画面において、抵抗モーメントMrの値を表記するようにしました。
(その他)
・鋼管ソイルセメント杭の降伏応力度に不適切な値(σsy(SKK400)=315(N/mm2))が設定されているとき、適切な値に変更するようにしました。
・液状化の判定の「検討位置」−「地盤種別」画面を一度も入力せず、内部設定値の状態で計算を行うと、エラーが発生し計算を行うことができないケースがあるため、内部設定値の状態のまま計算に移行できないようにしました。
【不具合対策】
(入力部)
・杭基礎の「許容値」画面において、SC杭に対する負の周面摩擦力の検討(コンクリート杭の鋼材の軸方向力を考慮する)を行うとき、鋼材の降伏応力度を正しく入力することができない不具合があり、これを対策しました。(Ver.7.02.00〜)
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.7.04.02」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「杭体応力度」
・「計算理論及び照査の方法」−「ケーソン基礎」−「部材計算:側壁水平方向」
・「計算理論及び照査の方法」−「地中連続壁基礎」−「部材計算:側壁水平方向」 |
7.04.02
↓
7.05.00 |
'09.02.27 |
■追加機能および修正(変更)内容
【機能拡張】
(入力部)
・杭基礎において、「SPマイクロパイル」の設計に対応しました。「計算条件」−「設計条件」−「杭」画面で「杭種=マイクロパイル」,「施工工法=SP」と設定してください。
・建築杭において、「SC杭+PHC杭」の設計に対応しました。(建築杭の設計を行うには建築杭基礎オプションが必要です。)
【その他の要望】
(入力部)
・杭基礎の「作用力」−「杭突出部水平荷重」画面において、設計水平震度の入力上限値を0.50から1.00に変更しました。
・杭基礎,直接基礎の底版高の制限を緩和しました。
・建築杭の「材質」画面において、コンクリート設計基準強度の入力上限を拡張しました。
・建築杭において、「塑性水平地盤反力」画面を追加し、地盤抵抗の非線形を考慮した水平抵抗力の検討における塑性水平地盤反力を直接入力できるようにしました。
(計算部)
・杭基礎の常時,レベル1地震時の計算において、軸方向許容押込み支持力の算出に用いる極限支持力推定法の相違による安全率の補正係数γを任意に設定できるようにしました。「基準値」−「杭基礎」−「許容支持力安全率」画面で設定してください。
・杭基礎,直接基礎の底版照査において、照査位置に作用する鉛直集中荷重(杭鉛直反力,任意集中荷重)を断面のせん断力として考慮するか否かを選択できるようにしました。「底版設計」−「計算条件」画面の「せん断照査における照査断面上の集中荷重の取扱い」により指定して下さい。
・建築杭の水平抵抗力の検討において、杭の変位により補正した地盤反力係数を用いるとき、地盤反力係数を一定とする範囲(杭の水平変位)を指定できるようにしました。「計算条件」−「水平力検討」−「杭・水平力」画面の「地盤反力係数を一定とする杭水平変位の範囲の指定」をチェックし、「α」により指定して下さい。
(出力部・結果確認部)
・建築杭の「計算・結果確認」−「水平力検討」画面において、杭体断面力図に深度方向の目盛りを図示するようにしました。
【不具合対策】
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「計算・結果確認」−「杭体応力度」−「断面変化位置」画面において、「杭配置」画面で断面変化数を減らしたとき、不適切な杭長で描画されるケースがあり、これを対策しました。
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.7.05.00」(追加)
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「適用範囲」
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「適用基準および参考文献」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地層」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭配置」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「許容値」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「予備計算・結果確認」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「底版設計(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「底版設計(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「安定計算」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「総括表」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「底版設計」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「建築杭」−「計算条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「建築杭」−「杭(登録)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「建築杭」−「設計水平力」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「建築杭」−「塑性水平地盤反力」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「基準値」の『杭基礎』−『(1)
許容支持力安全率』
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「基準値」の『杭基礎』−『(3)
マイクロパイル』
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「杭の突出部に作用する水平荷重」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「許容支持力と許容引抜力」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「杭バネ定数の計算」の『(1) 杭の水平方向地盤反力係数』
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「杭バネ定数の計算」の『(2) 杭軸方向バネ定数』
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「底版許容応力度法照査」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」−「基礎の耐力の照査」−「基礎の耐力の照査」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」−「基礎の非線形性を考慮した解析方法」−「杭本体の材料非線形性」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」−「基礎の非線形性を考慮した解析方法」−「底版照査」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「底版照査」−「レベル2地震時照査」
・「計算理論及び照査の方法」−「建築杭」−「水平抵抗力の検討」
・「計算理論及び照査の方法」−「建築杭」−「地盤反力係数・塑性地盤反力」
・「Q&A」−「杭基礎」−「1.適用範囲、準拠基準等」−「Q1−1.適用範囲及び制限事項」
・「サポート」−「ご購入についてのお問合せ」 |
7.05.00
↓
7.05.01 |
'09.03.09 |
■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(計算部)
・杭基礎のレベル2地震時の計算実行時、全杭において杭体モーメントが終局モーメントあるいは全塑性モーメントに達する部材が生じたとき、この状態を示す説明を表示するようにしました。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の計算書に「予備計算」−「最大周面摩擦力度」の項を追加し、各層の最大周面摩擦力度の算式および計算過程を出力するようにしました。
・斜面上の直接基礎の「許容鉛直支持力」−「地盤の許容支持力」−「斜面上の基礎の許容支持力」の出力において、基礎底面が平坦な場合、段切り基礎に対する極限鉛直支持力度の算定式を出力しないようにしました。
・地中連続壁基礎の「安定計算」−「計算結果・詳細出力」−「4)底面地盤反力度」の出力において、底面地盤の鉛直地盤反力度および許容せん断抵抗力の計算過程を出力するようにしました。
【不具合対策】
(計算部)
・鋼管矢板基礎のレベル2地震時の頂版設計において、隔壁考慮時、杭頭モーメントによる作用曲げモーメントが過大に集計される(隔壁鋼管矢板の杭頭モーメントが二重に集計される)ケースがあり、これを対策しました。(Ver.1.00.00〜)
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.7.05.01」(追加)
・「Q&A」−「杭基礎」−「23.地震時保有水平耐力」−「Q23−26」(追加)
・「サポート」−「ご購入についてのお問合せ」 |
7.05.01
↓
7.05.02 |
'09.05.07 |
■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(計算部)
・側方移動の影響を考慮した杭基礎の設計において、側方流動圧載荷範囲に対しても断面変化を行えるようにしました。(上杭=SC杭(φ318.5mm),下杭=PHC杭(φ300.0mm)の組合せのような杭径が異なるケースは除く)
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「設計条件」の出力において、「橋台の設計」との連動時、橋台を橋脚として設計する場合は『底版下面から水位までの高さ』を出力しないようにしました。
・ケーソン基礎,地中連続壁基礎の「部材計算」−「側壁水平方向」の出力において、断面力図のスケールがまれに非常に大きくなるケースが生じていたため、適切なスケールで描画されるよう改善しました。
(その他)
・下部工製品との連動時、底版前面水平抵抗を考慮する条件であれば、下部工製品側で底版厚を変更したとき、基礎側の底版前面水平抵抗に関する入力画面を未入力状態とするようにしました。
・杭基礎のメイン画面の3D表示において、橋台基礎で竪壁寸法が入力されていないとき(「レベル2地震時基本条件」−「底版」画面の『底版形状を入力する』がチェックされていないとき)、竪壁を表示しないようにしました。
【不具合対策】
(計算部)
・杭基礎設計便覧に準拠した水平変位の制限を緩和した杭基礎の設計において、杭突出部水平荷重を考慮するとき、通常設計(水平変位の制限を緩和しない)のケースが存在した場合、エラーが発生し結果を得ることができない不具合の対策を行いました。(Ver.7.02.00〜)
・連続フーチングの許容応力度法照査において、増し杭工法のとき、柱間の最大モーメント抽出位置が柱前面となる場合の上面側の補強鉄筋の取扱いに誤りがあり、既設柱とぶつかる範囲の補強鉄筋を常に考慮した応力度を算出していた不具合の対策を行いました。(Ver.4.02.00〜)
・杭基礎のレベル2地震時照査において、2次元解析で左上(1行1列)の杭が存在しないとき、耐震設計上の地盤面より上方の杭体慣性力が考慮されない不具合の対策を行いました。(Ver.7.00.00〜)
・杭基礎のレベル2地震時照査において、2.5次元解析で杭行数×杭列数が100を超えるとき、計算実行時にエラーが発生し結果を参照することができないケースがあり、これを対策しました。(Ver.7.01.00〜)
・鋼管矢板基礎の根入れ長の検討において、対象となる地層数が20層を超えるとき、エラーが発生し結果を参照することができない不具合の対策を行いました。(Ver.7.00.00〜)
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「計算・結果確認」−「底版照査(レベル2)」−「X方向」−「柱基部断面力」画面において、「柱基部断面力により算出した作用力」に許容応力度法照査に用いる底版上の任意荷重を考慮した作用力が表示されるケースがあり、これを対策しました。(Ver.7.04.01〜)
・鋼管矢板基礎の「レベル2地震時の照査」−「地盤反力度の上限値の詳細出力」の出力において、液状化考慮時のpHuに低減係数DEが考慮されていない不具合の対策を行いました。(Ver.1.00.00〜)
・ケーソン基礎の「部材計算」−「側壁水平方向」−「許容応力度法」の出力において、[出力項目]ボタンより開く画面で照査対象の設定を「下記選択の検討ケースを出力」としたとき、結果一覧表が崩れて出力されるケースがあり、これを対策しました。(Ver.3.04.02〜)
(その他)
・Acrobat3D(PDF出力)に対応しました。(Adobe SystemsのAdobe Acrobat3D Ver8またはAdobe
Acrobat 9 ProExtendedのインストールが必要)(※メイン画面の3D図:ポップアップメニュー「PDF出力」から実行します。)
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.7.05.02」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭配置」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「建築杭」−「計算条件」
・「計算論理及び照査の方法」−「建築杭」−「支持力の検討」
・「計算理論及び照査の方法」−「ケーソン基礎」−「部材計算:側壁鉛直方向」 |
7.05.02
↓
7.05.03 |
'09.07.09 |
■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(入力部)
・杭基礎の「杭頭結合計算」−「杭頭補強鉄筋」画面の『内径』の項目名を、『内径(充実断面のときは0.0)』に変更しました。
(計算部)
・杭基礎の常時,レベル1地震時の安定計算において、底版前面水平抵抗を考慮するとき、底版前面が全弾性(底版前面の全範囲の地盤反力度が受働土圧強度に達していない)と仮定した場合と、全塑性(全範囲の地盤反力度が受働土圧強度に達した)と仮定した場合の底版前面の水平変位が逆向きとなったとき、底版前面の水平抵抗の影響が正しく考慮されていない状態となっていたため、弾塑性解析の考え方の見直しを行いました。
(UC−1連動)
・「橋脚の設計」との連動時においても、橋脚の終局水平耐力に大きな余裕があるか否かを設計者のご判断として設定できるようにしました。橋脚側の「考え方」−「保有耐力法」−「はり・フーチング・基礎」画面で「柱の耐力に大きな余裕があるかの判定方法=直接指定」と設定し、「荷重」−「保有耐力法ケース」画面の「柱の耐力」により指定して下さい。ただし、本機能を用いるには、「橋脚の設計Ver.7(Ver.7.00.00〜)」が必要です。
・「橋台の設計」や「擁壁の設計」等において、本体の計算機能で杭基礎の設計を行っている状態から新たに本プログラムとの連動を行ったとき、上位製品で選択していたコンクリート設計基準強度σckに対する許容応力度を初期設定するようにしました。
【不具合対策】
(入力部)
・鋼管矢板基礎の「部材」−「頂版」画面において、隔壁・中打ち単独杭を考慮するとき、「応力度計算」タブの[計算実行]ボタンを2回押下しないと不適切な有効高を用いた計算が行われてしまう不具合の対策を行いました。(Ver.6.04.00〜)
(出力部・結果確認部)
・側方移動/盛りこぼし橋台設計時の常時,レベル1地震時の安定計算において、Y方向検討時、誤ってX方向のバネ値を用いて杭体荷重による杭頭変位の算出を行っていたことから、Y方向/X方向のバネ値が異なる場合、正しい安定計算が行われない不具合の対策を行いました。(Ver.3.05.00〜)
・鋼管矢板基礎の「レベル2地震時の照査」−「計算結果」−「(1)設計荷重」の出力において、流動化の検討時、死荷重時の作用力Hd,Mdが設定されている場合の水平力Hに誤った値が出力される不具合があり、これを対策しました。(Ver.4.03.00〜)
■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.7.05.03」(追加)
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「安定計算および杭体断面力の計算」の『(4)
フーチングの前面水平抵抗力』
・「Q&A」−「杭基礎」−「23.地震時保有水平耐力」−「Q23-36」 |
7.05.03
↓
7.05.04 |
'10.08.16 |
■要望対応
(入力部)
(1)「地層」−「土質一覧」−「土質データA」画面で動的変形係数EDを推定するとき、常に小数点以下2桁で丸めたVsiを用いて推定するようにしまし
た。
(2)鋼管矢板基礎の「形状」−「形状入力」画面において、基礎形状が矩形面取りの場合の「井筒仮定外径」の表
記を「面取り部の仮定外半径」に変更しました。
(3)ケーソン基礎の「形状」画面において、オープンケーソンのとき、施工時内水位を変更したとき刃口の部材照
査結果を破棄し、再計算を促すようにしました。
(4)鋼管矢板基礎,ケーソン基礎,地中連続壁基礎の「作用力」−「脚柱形状寸法」画面で任意の脚柱断面積を入
力した場合、再度画面を開いた際に断面積を内部計算値に置き換えないよう改善しました。
(5)建築杭の「計算・結果確認」−「水平力検討」画面において、「一覧」モードの【全支点水平力・判定一覧】
の表に対し、選択された支点のセルを色分けするようにしました。
(計算部)
(1)場所打ち杭の断面変化位置の自動計算を行う場合と、断面変化位置を直接入力する場合で、出力に表示される断面毎の杭長が微妙に異なる場合があったの
で対策しました。
(2)群杭としての許容支持力照査において、支持力係数Nγが1.0未満となる場合、メッセージを表示するよう
にしました。
(3)軸力変動を考慮した杭基礎レベル2地震時照査において、杭に引抜力が生じ、杭体の降伏曲げモーメントMyが小さくなったとき、まれにMyが正値であ
るにもかかわらず「My≦0.0となった」とのエラーが生じて計算不能となるケースがあったため、Myが負値となったか否かの判定の見直しを行いました。
(出力部・結果確認部)
(1)杭基礎の「杭頭結合計算結果確認」画面において、杭頭補強鉄筋溶接部のせん断応力度による溶接長の計算を行う場合でも計算結果が出力されていなかっ
たので、出力するように変更しました。
(2)ケーソン基礎の「部材計算」−「側壁水平方向」の「荷重図」の出力において、微小な荷重の場合、矢印の向
きが荷重の作用方向と異なるケースが生じていたため、常に適切な作用方向に描画するよう改善しました。
(3)建築杭の「支持力の対する検討」−「支持力検討結果」の出力において、『検定比』(PNmax/Ra)を
出力するようにしました。
(その他)
(1)橋台増し杭工法の連動時に、計算を行わない方向のレベル1地震時荷重ケース連動処理を改善しました。
■不具合対策
(入力部)
(1) 鋼管矢板基礎の「部材」−「杭頭結合部」画面で荷重ケースを10ケース設定しているとき、「基準値」−「荷重ケース」画面で頂版の設計に用いる荷重ケース
名称等を変更すると、頂版の設計に用いるデータの一部が崩れてしまう不具合があり、これを対策しました。(Ver.1.00.00〜)
(2)地中連続壁基礎のレベル2地震時照査において、エレメント間継手を考慮しないとき、不要な継手部の鉄筋か
ぶりのチェックを行っていたため、チェックを行わないようにしました。(Ver.1.00.00〜)
(計算部)
(1)杭体応力度計算において、斜面の傾斜を考慮した地盤バネの低減を行うとき、Nmax/Nminの杭のみ計算を行っていましたが、杭列数(杭タイプ
数)分の計算を行うようにしました。(Ver.7.01.00〜)
(2)盛りこぼし橋台のレベル2地震時照査において、斜面の傾斜を考慮した地盤バネの低減を行うとき、「地盤データ」画面の着目点ピッチに0.20(m)
以外が設定されていると、レベル2地震時照査が正しく行われず、結果を得ることができなくなるケースがあり、これを対策しまし
た。(Ver.7.01.00〜)
(3)増し杭工法時の底版レベル2地震時照査において、版としてのせん断照査の側面側の軸方向引張鉄筋比ptに
誤りがあり、有効幅内の鉄筋量ではなく全幅当たりの総鉄筋量を用いていた不具合の対策を行いました。(Ver.1.01.00〜)
(4)鋼管矢板基礎の仮締切り計算において、弾塑性解析法による収束計算の過程でプログラム内部の部材数がちょ
うど上限となると、エラーが発生し結果を参照することができなくなるケースがあったため、これを対策しました。(Ver.1.00.00〜)
(5)ケーソン基礎の安定計算において、地盤バネ=常時扱い,地盤耐力=地震時扱いの荷重ケースが存在すると
き、最大周面摩擦力度分布によっては、まれに安定計算が完了せず結果を得ることができないケースがあり、これを対策しまし
た。(Ver.1.00.00〜)
(6)ケーソン基礎の吊桁の部材計算において、ディープビームとして必要鉄筋量を算出するとき、部材幅の取扱い
に誤りがあり、実幅ではなく単位幅(=1.0m)として計算していた不具合の対策を行いました。(Ver.1.00.00〜)
(7)ケーソン基礎,地中連続壁基礎のレベル2地震時照査において、N値が2以下の軟弱粘性土に対してαp>1
とした地盤反力度の上限値を用いたいた不具合の対策を行いました。(Ver.1.00.00〜)
(出力部・結果確認部)
(1)杭基礎計算書「安定計算」−「群杭としての軸方向押込み力に対する検討」において、『仮想ケーソン基礎底面地盤の極限支持力度qd'』の単位が誤っ
ていたのでこれを修正しました。(Ver.4.02.01〜)
(2)杭体応力度画面において、計算しない杭頭条件の結果が保持されている場合があり、断面変化位置図が正しく
描画されないケースがあったのでこれを対策しました。(Ver.7.02.00〜)
(3)直接基礎の「底版レベル2地震時照査」−「断面力算出」−「b)地盤反力」の出力において、「hN」の説
明が不適切であったため、これを削除しました。(Ver.4.05.02〜)
(4)鋼管矢板基礎の「合成応力度計算」−「詳細出力」の出力において、断面変化位置で最大応力度が発生する場合、上下断面の材質が同じとき、上部材の下
端の節点と下部材の上端の節点の両方に最大応力度発生位置を示す「○」,「◎」が表記されてしまう不具合の対策を行いまし
た。(Ver.1.00.00〜)
(5)鋼管矢板基礎計算書「レベル2地震時の照査」の出力において、部材数が多い(基礎長が長く計算ピッチが細
かい)とき、前面地盤反力度分布図の出力時にエラーが発生するケースがあり、これを対策しました。(Ver.4.04.01〜)
(6)杭基礎の入力テキスト出力において、「計算条件」−「設計条件」−「応力度照査」画面の『剛結,ヒンジの
計算項目』が正しく出力されない不具合の対策を行いました。
■ヘ ルプの追加
(1)「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.7.05.00〜」
(2)「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭配置」
(3)「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭配置」−「マイクロパイルの入力方法」
(4)「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭頭結合計算」
(5)「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」
(6)「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋台)」
(7)「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「形状」
(8)「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「建築杭」−「許容支持力」
(9)「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「建築杭」−「M-N図」
(10)「操作方法」−「メニューの操作」−「設計調書」の『A杭基礎の設計計算』
(11)「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「杭頭と底版の結合部の計算」
(12)「計算理論及び照査の方法」−「ケーソン基礎」−「部材計算:吊桁」
(13)「Q&A」−「杭基礎」−「5.地盤反力係数、杭軸方向のバネ定数」−「Q5-7」 |