Ver. |
日付 |
内 容 |
2.00.00 |
'18.02.28 |
■主な改訂内容
- 平成29年11月 道路橋示方書・同解説に対応しました。
- Ver.1から変更のある項目は、以下のとおりです。
【機能追加】
- はりのコーベルとしての照査に対応しました。
- 杭とフーチングの接合部の照査機能を追加しました。
- 負の周面摩擦力に対する照査機能を追加しました。
- レベル2地震動時の杭基礎フーチングの水平方向押抜きせん断力の照査機能を追加しました。
- 押込み支持力の周面摩擦力の控除範囲に自動設定機能を追加しました。
【機能拡張】
- 橋脚のレベル2地震動照査において、橋脚に許容される塑性可の程度に応じた水平震度khcを用いた耐力の余裕判定に対応しました。
- はりの設計において、水平方向断面照査時の引張主鉄筋比ptの算定方法を拡張しました。
- 躯体橋軸直角方向レベル2地震動照査の端接合照査について、する/しないの選択を可能にしました。
【仕様変更】
- フーチング、コーベルのせん断力にを受ける部材の設計において、Scd及びScの上限値を考慮しないように変更しました。
- コンクリートが負担するせん断力Sc、Scdの軸方向圧縮力による効果(Sd・Mo/Md)を考慮しないようにしました。
- Ver.1のレベル2地震動照査時の「塑性化を考慮する部材」の指定を削除し、「部材の塑性化」の指定を追加しました。
- 最小鉄筋量照査用の材料制限値を基準値に追加しました。
- 直接基礎の水平方向せん断地盤反力係数算出時の係数λの初期値を0.3に変更しました。
【不具合対策】
- 限界状態1、限界状態3の曲げモーメントの制限値の照査に部分係数を考慮していない不具合があったため、これを修正しました。
- 橋脚躯体の保有水平耐力照査において、死荷重時に偏心力が作用する場合の橋軸方向の応答変位、応答せん断力の計算式が不適切であったため、これを修正しました。
- フーチング橋軸方向照査用の帯鉄筋本数、間隔の入力が計算に反映されない不具合があったため、これを修正しました。
- 第2断面以降のPHC杭断面で杭体照査の耐力が正しく算出されない不具合があったため、これを修正しました。
- 八角形の柱の有効高計算に誤りがあったため、これを修正しました。
- 気中部材以外でも腐食に対する照査が行われる不具合があったため、これを修正しました。
(図案作成部)
- 図面作成において、生成した図面をDXF/DWGファイルへ出力すると引出線の文字サイズが設定したサイズと異なるサイズとなる点を修正しました。
|
2.00.01 |
'18.04.09 |
■変更内容
【機能改善】
- PHC杭のL2照査時の耐力算出時のパラメータを出力するように改善しました。
【不具合対策】
- 杭基礎モデルにおいて、流動化の計算を行うとアクセス違反エラーが発生する不具合があったため、これを修正しました。
- 杭体の永続/変動照査時の断面力算定において、断面力の符号が一部異なる場合がある不具合があったため、これを修正しました。
- 場所打ち杭の降伏曲げモーメントの特性値Myc算出にコンクリートの応力度−ひずみ曲線の応力度の制限(≦(2/3)・σck)を考慮していない不具合があったため、これを修正しました。
- PHC杭のせん断力制限値の照査の結果出力において、せん断スパン、有効幅、有効高、応力中心間距離の単位変換に誤りがあったため、これを修正しました。
- PHC杭の断面変化後の曲げ引張応力度の制限値を正しく取得していない不具合があったため、これを修正しました。
- 場所打ち杭の主鉄筋材質にSD390、SD490を指定した場合、降伏強度の特性値σsyを正しく取得できない不具合があったため、これを修正しました。
- フーチングのせん断照査においてせん断スパンの上限値が0mとなりエラー処理される場合がある不具合があったため、これを修正しました。
|
2.00.02 |
'18.06.26 |
■変更内容
【不具合対策】
- フーチングのせん断スパンが正しく計算されない場合がある不具合があったため、これを修正しました。
- 杭基礎のレベル地震動照査において場所打ち杭のせん断耐力の算出に不具合があったため、これを修正しました。
- 基礎底面地盤の極限鉛直支持力の特性値算出時のB、Dの考え方に誤りがあったため、これを修正しました。
- PHC杭の限界状態1の曲げ照査において、引張応力度の判定(OK/NG)が正しく行われない不具合があったため、これを修正しました。
- 梁の右側張出部のせん断照査において、圧縮縁が部材軸となす角度βが考慮されない不具合があったため、これを修正しました。
- 杭先端の極限支持力度の特性値qdが計算されず0kN/m2になる不具合があったため、これを修正しました。
|
2.00.03 |
'18.07.27 |
■変更内容
【要望対応】
- 「平成29年道路橋示方書に基づく道路橋の設計計算例 平成30年6月 公益社団法人 日本道路協会」を参考に下記の対応を行いました。
- フーチングの設計において、せん断照査位置より外側に杭がない場合は、補正係数cdc=cds=1.0とするようにしました。
- Ss算出時に使用する値d/1.15がせん断スパンaより大きい場合は、d/1.15に代わってaを適用するようにしました。
- レベル2地震動の橋脚躯体照査において、水平変位の記号を「δres」→「δr」へ変更しました。
- レベル2地震動の橋脚躯体照査において、せん断耐力Psは、ScsdとSucdの小さい方を適用するようにしました。
- レベル2地震動の基礎照査において、橋脚が塑性化しない場合のkhpには設計水平震度kIh、またはkIIhを適用するようにしました。
- レベル2地震動のフーチングの版としてのせん断照査において、照査断面範囲内に杭中心位置が配置された場合に照査を行うか行わないかのスイッチを追加しました。
【不具合対策】
- レベル2地震動の橋脚躯体照査を「動的解析(非免震橋)」で行った場合に水平変位の照査、せん断力の照査が行われる不具合があったため、これを修正しました。
|
2.00.04 |
'18.09.12 |
■変更内容
【要望対応】
- 入力画面「永続/変動照査|基本荷重ケース」の上部工基本荷重に「温度差の影響(TF)」を追加しました。
- 耐久性能のせん断照査において、せん断補強鉄筋がなく照査不能となる場合に結果をNGとするように改善しました。
【不具合対策】
- 温度荷重の取扱いにおいて、「温度変化の影響(TH)」と「温度差の影響(TF)」の扱いを取り違えている不具合があったため、これを修正しました。
- 梁、柱部材の疲労照査を行う組合せケース1.00(D+L+PS+…)は衝撃の影響Iを考慮したケースとするように修正しました。
- 永続/変動照査におけるはり、およびフーチングの曲げ最大値照査において、最大値または最小値のみしか照査していない不具合があったため、これを修正しました。
- せん断力の制限値Susdで使用する軸方向引張鉄筋ptの算出で有効高を考慮すべきところを断面高を使用している不具合があったため、これを修正しました。
- 杭基礎L2照査において、応答塑性率照査における場所打ち杭のせん断耐力制限値の算出に誤りがあったため、これを修正しました。
- 杭基礎L2、直接基礎の永続/変動照査において、水位無しのケースにフーチング下端の水位として計算している不具合があったため、これを修正しました。
- 場所打ち杭の永続/変動照査において、平均せん断応力度τmの照査が行われていない不具合があったため、これを修正しました。
- PHC杭のせん断照査時のせん断スパンを正しく計算できていない不具合があったため、これを修正しました。
- 基礎照査において、荷重ケース1.00(D+L)に対して耐荷性能照査が行われている不具合があったため、これを修正しました。
- 橋脚躯体L2照査において照査方法を「動的解析(非免震橋)」とした場合に、残留変位の照査結果を含めて判定している不具合があったため、これを修正しました。
- 杭の永続/変動照査結果の杭体断面照査結果の出力において、断面変化毎の抽出項目に杭体全体の抽出結果を出力している不具合があったため、これを修正しました。
- 基礎連動用XMLファイルのエクスポートが正しく動作しない不具合があったため、これを修正しました。
- 旧データ読込時にツリービューの項目に「許容応力度法」が表示される場合がある不具合があったため、これを修正しました。
|
2.00.05 |
'18.10.01 |
■変更内容
【機能改善】
- Myc,Muc算出に考慮する鉄筋を全鉄筋とする仕様から、応力度算出時と同じ条件で算出する仕様に変更しました。
【機能追加】
- PHC杭の限界状態1の照査にコンクリートの斜引張応力度の照査を追加しました。
- PHC杭の耐久性能の照査にせん断力による照査を追加しました。
【機能追加】
- PHC杭の断面照査において、引張応力度が最も厳しいケースの抽出処理に誤りがあったため、これを修正しました。
- 永続/変動の端接合照査がNGになった場合に、ツリーアイコンが赤色にならない不具合があったため、これを修正しました。
- 入力画面「永続/変動照査|計算条件」のタブ「断面照査条件」の「フーチングの断面照査|主鉄筋のモデル化」の設定が計算に反映されず、常に複鉄筋で照査されている不具合があったため、これを修正しました。
- PHC杭のKv算出時の断面積Aを換算断面積でなく純断面積としている不具合があったため、これを修正しました。
|
2.00.06 |
'18.10.15 |
■変更内容
【不具合対策】
- 最大鉄筋量照査を2/3σckを考慮したMycで行っている不具合があったため、これを修正しました。
|
2.00.07 |
'18.11.13 |
■変更内容
【不具合対策】
- 橋脚の橋軸直角方向の保有水平耐力法照査において、せん断耐力を橋軸方向の帯鉄筋量で算出している不具合があったため、これを修正しました。
- 回転杭の、地盤から決まる杭の降伏引抜き抵抗力の特性値Pyの算出に誤りがあったため、これを修正しました。
- 杭基礎の永続・変動照査において、荷重ケース数が多い場合に計算エラーになる不具合あったため、これを修正しました。
- 永続/変動骨組結果画面の荷重表示において、基本荷重EQの死荷重時のγp、γqを乗じた値が表示されていない不具合あったため、これを修正しました。
- 入力画面「永続/変動照査|組合せ荷重ケース」の「組合せ荷重ケース選択オプション」の温度変化(TH)と温度差(TF)の扱いが間違っていたため、これを修正しました。
- 入力画面、および出力において、計算に使用しない衝撃係数が表示・出力される不具合があったため、これを修正しました。
|
2.01.00 |
'18.12.26 |
■変更内容
【機能追加】
- 設計調書の出力に対応しました。
弊社独自の書式として、下記をご用意しています。
1.下部工設計調書 橋脚部材設計(その1)ラーメン橋脚躯体
2.下部工設計調書 橋脚部材設計(その2)ラーメン橋脚躯体 地震時保有水平耐力照査
3.基礎工設計調書 直接基礎
4.基礎工設計調書 杭基礎(その1) 永続/変動
5.基礎工設計調書 杭基礎(その2) 地震時保有水平耐力照査
- 場所打ち杭の耐久性能照査に、せん断補強鉄筋の応力度照査機能を追加しました。
- 端接合部の照査について、照査する/しないのスイッチを追加しました。
- 杭頭水平力PH=0時の正曲げ、負曲げを選択する計算オプションを追加しました。
【機能改善】
- PHC杭のせん断力による耐久性能照査をせん断応力度τに対して照査していましたが、斜引張応力度σIdに対して照査するように改善しました。
- 杭頭に鉛直反力のみ作用する場合、杭体照査は断面変化位置のみ行っていましたが、疲労照査の鉄筋の引張応力度の制限値が変化する水中部も照査するように改善しました。
【不具合対策】
- 杭頭水平反力が0kNのとき、正曲げ、負曲げの判定が逆になる場合がある不具合があったため、これを修正しました。
- 場所打ち杭の疲労照査の鉄筋引張応力度の制限値取得において、水中部材、一般部材の判定が誤っていたため、これを修正しました。
- SC杭の時、杭体断面照査結果出力表がA4縦に入りきらない不具合があったため、表を分割して出力するように修正しました。
- 岩盤を支持層とする直接基礎の安定計算の総合判定に、支持力による照査を含めいている不具合があったため、これを修正しました。
- 負の周面摩擦の結果一覧表に最も厳しい結果が表示されない場合がある不具合があったため、これを修正しました。
|