Ver. |
日付 |
内 容 |
4.03.03
↓
(Ver.5)
5.00.00 |
'06.04.28 |
■追加機能および修正(変更)内容
・門型カルバートに対応しました。
・図面生成時に使用していた全角文字「( ) = /」を半角文字に変更しました。
・カルバート本体の図面生成条件における「作図スタイル」の設定を削除しました。
・翼壁形状が左(右)連結で天端勾配が翼壁と土留壁で同じになる場合の寸法線の引き出し方法を変更しました。
・翼壁付け根部に基準ピッチの半分以上の領域がある場合の翼壁配力筋の鉄筋生成を変更しました。
・翼壁ハンチ筋のデータチェックにおいて、配筋ピッチの最小値を50mmから翼壁ハンチ筋の鉄筋径に変更しました。
・本体頂底版のスターラップの長さ算出において、主鉄筋の鉄筋径は左右の隅角部の鉄筋径のみを対象していましたが、支間部の鉄筋径も対象とするようにしました。
・杭配置情報における断面方向の配置座標の最大値を拡張しました。
・適用基準が道路公団で3連BOXとなる場合、本体スターラップの作図処理においてエラーが発生する場合があり、これを修正しました。
・本体の主鉄筋組立図の縮尺を「1/50」以下とすると、その縮尺が図面に反映されない場合があり、これを修正しました。
・翼壁の土留壁に主鉄筋(横鉄筋)がない場合、土留壁組立筋の鉄筋情報が作成され、図面生成時のデータチェックにかかる場合があり、これを修正しました。
・定尺鉄筋処理を行い鉄筋情報を作成するケースにおいて、外面主鉄筋の左右側壁の継ぎ手長が異なる場合に、側壁の継ぎ手長が必要な長さを確保できない場合があり、これを修正しました。
・土留壁の組立筋が正常に配置されない場合があり、これを修正しました。
・翼壁形状が左(右)連結の場合、翼壁配力筋の配筋情報が正常に作成されない場合あり、これを修正しました。
・ファイル保存時に杭配置情報が正常に保存されていない場合があり、これを修正しました。
・本体ハンチ筋の鉄筋記号付け処理の誤りにより鉄筋記号に欠番が生じる場合があり、これを修正しました。
・低減する外面主鉄筋の側壁に継ぎ手が発生する場合、誤差により継ぎ手長が正常な長さにならない場合があり、これを修正しました。
・翼壁の形状が土留壁が独立するタイプで翼壁天端が水平の場合、土留壁主鉄筋の作図処理においてエラーが発生する場合があり、これを修正しました。
●ヘルプの追加・変更箇所
・「はじめに」−「バージョン情報」
・「プログラム概要」−「形状と鉄筋」−「本体形状」
・「プログラム概要」−「形状と鉄筋」−「本体鉄筋」
・「操作方法」−「メニュー」−「条件」−「図面生成条件」−「カルバート本体」
・「操作方法」−「ツリービュー」−「基本情報」
・「操作方法」−「ツリービュー」−「形状」−「開口部」
・「操作方法」−「ツリービュー」−「形状」−「ストラット」※新規追加
・「操作方法」−「ツリービュー」−「かぶり」−「ストラット」※新規追加
・「操作方法」−「ツリービュー」−「鉄筋(簡易)」−「本体主鉄筋」
・「操作方法」−「ツリービュー」−「鉄筋(簡易)」−「本体スターラップ」
・「操作方法」−「ツリービュー」−「鉄筋(簡易)」−「本体鉄筋径・記号」
・「操作方法」−「ツリービュー」−「鉄筋(簡易)」−「ストラット」※新規追加
・「操作方法」−「ツリービュー」−「鉄筋(詳細)」−「鉄筋入力」-「カルバート本体」
・「図面作成の考え方」−「BOX本体の作図」−「本体の作図図形とその内容」−「国土交通省スタイルでの図形」
・「図面作成の考え方」−「BOX本体の作図」−「本体の作図図形とその内容」−「道路公団スタイルでの図形」 |
5.00.00
↓
5.00.01 |
'06.06.12 |
■追加機能および修正(変更)内容
・入力:任意活荷重画面の「荷重生成」ボタンから開く活荷重生成画面において、2連BOX、3連BOXのときの衝撃係数および低減係数は自動計算した値ではないため、「※衝撃係数、低減係数は自動設定された値ではありません。」と表示するようにしました。
・入力:門形カルバートの設計において、躯体慣性力算出と地震時土圧算出に用いる設計水平震度は同じ値としておりましたが、躯体慣性力算出用と地震時土圧算出用を別々に設定できるようにしました。
・入力:検討対象がサイロ土圧で内空活荷重を考慮する場合に「内空土かぶり」ボタンが表示されず、内空土かぶりの入力を行うことができない不具合があり、これを修正しました。
・計算:検討対象がサイロ土圧の場合の2段配筋に対応しました。
・計算:適用基準が道路公団の1,2連BOXで主鉄筋かぶり自動設定=する、主鉄筋定着位置計算条件が全ケース照査の場合、自動配筋を行うとエラーが生じることがあり、これを修正しました。
・入力、計算:3連BOXのときの剛域寸法のチェックに誤りがあり、剛域寸法入力画面確定時および、計算確認時に不要なチェックにかかることがあり、これを修正しました。
・計算:基礎形式が杭基礎のとき、底版に乾燥収縮を考慮すると計算確認時にチェックにかかり計算できない不具合がありこれを修正しました。
・計算:杭基礎のとき、断面力計算時に不要な分布バネが考慮され、断面力が正しく算出されていない不具合があり、これを修正しました。
・計算:杭体照査、杭頭結合部照査において温度変化時の許容応力度が正しく設定されていない不具合があり、これを修正しました。
・計算:最小鉄筋量照査において、複鉄筋のときMu値が正値より僅かにずれるケースがあり、これを修正しました。
・計算:主鉄筋定着位置の計算において、変曲点(曲げモーメントの符号が反転する位置)が存在しないケースがある場合、最も厳しくなるケースが抽出されないことがあり、これを修正しました。
・計算:2連BOXで定型活荷重を考慮する場合、初期入力で「自動設定」を行うと、後輪位置が左右支間中央に配置されるように任意活荷重データを作成していますが、後輪が右支間中央となるケースが計算反映されていない不具合があり、これを修正しました。
・計算:2段配筋時の最小鉄筋量照査において、2段目の鉄筋を考慮していない不具合があり、これを修正しました。
・計算:2段配筋時に側壁、中壁、対角線断面の曲げ応力度照査において、内側鉄筋の2段目の位置を1段目の位置として計算している不具合があり、これを修正しました。
・計算:1、2連BOXで2段配筋の場合のせん断応力度照査において、底版の有効高に誤りがあるケースがあり、これを修正しました。
・出力:門形カルバートの設計において、「考え方」−「荷重」で自重の考え方に「(2)図緑色部分の重量を軸線長で除した値を軸線に載荷する」または「(3)図緑色部分の重量を軸線高で除した値を軸線に載荷する」が選択されている場合に、計算書の荷重−死荷重において、自重の計算結果がずれて出力される不具合があり、これを修正しました。なお、この問題は出力のみの問題で、計算には影響ありません。
・図面作成:検討対象が「通常設計(3連BOX)」のデータを読み込むと、主鉄筋の情報が正常に読みこめない場合があり、これを修正しました。
・図面作成:翼壁の前背面のかぶりが左右で異なる場合の翼壁形状の判定に誤りがあり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.5.00.00〜」→「Ver.5.00.01」 |
5.00.01
↓
5.00.02 |
'06.07.11 |
■要望対応
・入力:「形状」−「盛土」画面の「地盤反力度の低減係数」の名称を「活荷重による地盤反力度の低減係数」に変更しました。
・入力:検討対象が斜角付きBOXの設計の初期入力画面において、「計算条件1」を「本体計算条件」、「計算条件2」を「ウイング計算条件」に変更しました。
・入力:検討対象が斜角付きBOXの設計の初期入力画面において、土留壁の計算の選択は左口、右口ともに、常に選択可能としておりましたが、ウイング設置口でない場合は選択不可とするようにしました。
・出力:基礎形式が地盤反力度のとき、安定計算の出力において、算出した地盤反力度と「許容値」画面で設定されている許容支持力度Qaを比較し常に判定を出力していましたが、「許容値」画面でQa=0.0(kN/m^2)が入力された場合は、判定を出力しないようにしました。
■不具合修正
・ファイル:Ver.5リリース後にバージョンアップされたVer.4製品(Ver.4.03.04およびVer.4.03.05)で保存したデータはVer.5製品で正常に読み込めないため、Ver.4で保存されたファイルは、Ver.5リリース時にリリース済みのバージョンまでしか読み込めないようにチェックするようにしました。
・計算:検討対象が通常設計またはサイロ土圧の単BOX、および検討対象が門形カルバートの設計のとき、剛域ありでせん断応力度照査位置に「頂版・側壁・底版の内面より部材高/2の位置」(門形カルバートの場合は「部材内面より部材高/2の位置」)が選択されていると、計算確認時に「せん断応力度照査位置に矛盾がある」旨のメッセージが表示され計算できないケースがあり、これを修正しました。
・計算:3連BOXのせん断応力度照査において、せん断応力度照査位置に「隅角部格点と任意入力の点」が選択されている場合、右内空の頂版および底版のτ点の許容せん断応力度の割増が正しく行われないケースがあり、これを修正しました。
・計算:検討対象が門形カルバートの場合、底版張出長と底版型枠幅が同寸法の場合に、断面力算出時のFRAME荷重に不要な荷重が載荷されたり、計算時にエラーとなる場合があり、これを修正しました。
・計算:[図面作成]−「鉄筋」−「本体スターラップ」画面の側壁のゾーンが上下逆に設定される不具合があり、これを修正しました。
・計算:検討対象が斜角付きBOXの設計の場合に、[図面作成]−「鉄筋」−「本体スターラップ」画面のゾーンが正しく設定されない不具合があり、これを修正しました。
・計算:直接基礎の許容支持力計算において基礎の有効根入れ長Dfを
Df=盛土高+BOX全高−Df'
Df':支持地盤あるいは支持地盤と同程度良好な地盤に根入れした深さ
で算出していましたが、
Df=盛土高+BOX全高
で算出を行うようにしました。
・計算:検討対象が門形カルバートのとき、盛土(湿潤)の単位重量を18.80(kN/m^2)より大きな値に変更すると、計算確認時にデータチェックにかかり計算できない不具合があり、これを修正しました。
・出力:適用基準が道路公団で主鉄筋かぶりの自動設定を行う設定で相互配筋(鉄筋が2種類入力)の場合に、主鉄筋定着位置の計算の出力において、隅角部格点から外側鉄筋までの距離Lrを2種類の鉄筋のかぶりの重心位置から算出していましたが、定着鉄筋のかぶりを用いて算出するように変更しました。
・出力:3連BOXで主鉄筋かぶり自動設定を行う場合、主鉄筋定着位置の計算の出力において、頂版(右)の右端、左側壁の上端、左側壁の下端の隅角部格点から外側鉄筋までの距離Lrの算出に誤りがあり、これを修正しました。
・出力:門形カルバートのストラットのせん断応力度照査の出力において、せん断応力度照査方法が道示Wの場合に許容せん断応力度の割増に関する項目が出力されない不具合があり、これを修正しました。
・出力:地盤反力度の計算方法が軸線幅のとき、任意死荷重に始点側強度と終点側強度がともに0.00(kN/m^2)のデータが入力されていると、計算書の任意死荷重において、外力集計表のデータがずれて出力されるケースがあり、これを修正しました。なお、この問題は出力のみの問題で、計算には影響ありません。
・図面作成:翼壁の「水平主鉄筋・補強筋曲げ長」を「計算値を使用」として鉄筋情報を作成した場合、曲げ長が正常に設定されない場合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.5.00.00〜」→「Ver.5.00.02」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「通常設計・サイロ土圧」→「許容値」
・「計算理論及び照査の方法」→「BOX本体断面方向の計算」→「直接基礎許容支持力」
・「Q&A」→「T.断面方向」→「Q1−17」(追加)
・「Q&A」→「T.断面方向」→「Q3−3」(追加) |
5.00.02
↓
5.01.00 |
'06.09.04 |
■要望対応
・入力:設計要領第二集の改訂により、適用基準が道路公団時の踏掛版の許容応力度の初期値をσca=11(N/mu),
σsa=176(N/mu)に変更しました。
・入力:適用基準が道路公団で計算上スターラップが不要となる場合のゾーン(補強範囲)の設定方法についての選択をメニューの「基準値」−「設計条件」から開く画面に設けました。
・入力:直接基礎の許容支持力計算(道示W)における基礎の有効根入れ長Dfの入力を「考え方」−「基本」に設けました。
・入力:直接基礎の許容支持力計算における形状係数α、βの入力を「考え方」−「基本」に設けました。
・入力、出力:許容値画面の許容支持力度の記号を「Qa」から「qa」に変更しました。
・計算:直接基礎許容支持力計算の計算方法に、土地改良基準による計算方法(テルツァーギの修正支持力公式)を追加しました。計算方法の選択は、「考え方」−「基本」に設けています。
・計算:斜角付きBOXの設計において、法面勾配がないケース(盛土勾配0)に対応しました。
・計算:2段配筋が選択されていて1段目と2段目の配筋ピッチが異なる箇所がある場合、この箇所については主鉄筋定着位置の計算を行わない旨のメッセージを計算確認時に表示するようにしました。
・表示:「計算確認」−「断面方向」において、せん断応力度が斜引張鉄筋と協同してせん断力を負担する場合の許容応力度τa2以下の場合は、ボタンを「青」で表示するようにしました。ただし、せん断応力度以外にNGとなる項目がある場合は、「赤」で表示します。
・出力:計算書の断面方向において、全検討ケースの応力度照査結果を出力できるようにしました。「計算書作成」−「結果詳細」から開く「出力項目選択」画面に全検討ケースの応力度出力を行うか否かの選択を設けています。
・出力:計算書の結果一覧では、隅角部は外側引張、支間部は内側引張を対象として結果を出力していますが、2,3連BOXでの中壁、隔壁において外側引張が生じていない場合に結果が0と出力されるため、この場合は内側引張の結果を出力するようにしました。
・出力:計算書において、編集機能により章内の最後の節を出力しない設定とすると改ページが無くなり次章の先頭がページ途中から始まるケースがありましたが、最後の節を出力しない設定としてもページ先頭から出力するように改善しました。
・出力:計算書の断面力図の出力において、温度荷重を含む検討ケースには、断面力は割増係数で除して常時換算した値である旨の説明文を出力するようにしました。
・出力:計算書の安定計算に、安定計算結果一覧表を出力するようにしました。
・出力:スターラップの出力において、許容せん断応力度の記号をτa1からτaに変更しました。
・図面作成:翼壁の土留壁水平鉄筋の鉄筋情報作成条件を緩和し、左右翼壁の先端が本体の頂版よりも低い場合でも土留壁水平鉄筋を配置するように変更しました。
■不具合修正
・計算:適用基準が道路公団で主鉄筋かぶり自動設定する場合、スターラップの形状区間(形状の反転)及びピッチ区間算出時のかぶりに誤りがあり、これを修正しました。
・計算:3連BOXにおいて、せん断応力度照査位置に矛盾がある場合、せん断照査位置を任意点として自動設定していますが、設定した照査位置が剛域内となる場合に正常に計算できない不具合があり、これを修正しました。
・計算:検討対象が斜角付きBOXの設計において1-1断面に活荷重を考慮している場合、1-1断面の対角線断面の結果抽出時に、最も厳しいケースが抽出されない場合があり、これを修正しました。
・計算:検討対象が斜角付きBOXの設計において、1-1断面に活荷重を考慮する場合に、前輪の活荷重分布が軸線内に無い場合、不要な荷重が載荷される不具合があり、これを修正しました。
・表示:適用基準が道路公団でウイングの任意荷重を考慮した場合、任意荷重ケースの応力度照査がNGとなっていても「計算確認」−「ウイング」のボタンの色が「緑」で表示される不具合があり、これを修正しました。
・出力:2,3連BOXにおいて、初期入力で「定型活荷重=考慮する」を選択し、「荷重」−「定型活荷重」画面において定型2の荷重強度Pw=0.00(kN/u)が設定した場合に計算書のプレビュー画面において、解析エラーが生じる不具合があり、これを修正しました。
・図面作成:適用基準が道路公団の場合の本体スターラップにおいて、全ての範囲がスターラップの補強区間となる場合にスターラップが正常に配置されない場合があり、これを修正しました。
・図面作成:適用基準が道路公団の場合の本体スターラップにおいて、配力筋ピッチに対して等ピッチで配置する区間のスターラップ配置が正常に行われない場合があり、これを修正しました。
・図面作成:適用基準が道路公団の場合の本体スターラップにおいて、右側壁部に配置されるスターラップの鉄筋長が正常でない場合があり、これを修正しました。
・図面作成:本体の頂底版配力筋において、隅角部鉄筋本数が多く配置された場合に鉄筋本数が正常に計上されない場合があり、これを修正しました。
・図面作成:翼壁の天端巾止め筋の配筋情報が正常に作成されない場合があり、これを修正しました。
・図面作成:翼壁の断面図の鉄筋ピッチ寸法が正常に作図されない場合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.5.01.00〜」→「Ver.5.01.00」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「通常設計・サイロ土圧」→「考え方」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「斜角付きBOX」→「形状」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「計算確認」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「計算書作成」→「出力項目作成」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「基準値」
・「計算理論及び照査の方法」→「BOX本体断面方向の計算」→「直接基礎許容支持力」 |
5.01.00
↓
5.01.01 |
'06.09.29 |
■要望対応
・ファイル:ファイルを開くときのファイル選択ダイアログボックスに表示されるフォルダの初期値として、前回ファイルを保存したフォルダを設定するようにしました。
■不具合修正
・計算:検討対象が斜角付きBOXの設計において、[図面作成]−「鉄筋」−「本体スターラップ」画面の形状区間が正しく設定されていない不具合があり、これを修正しました。
・計算:3連BOXで衝突荷重を考慮している場合、衝突荷重時の曲げ応力度照査で最も厳しいケースが抽出されない場合があり、これを修正しました。
・計算:検討対象が門形カルバートで剛域あり、ストラットありの場合に計算時にエラーが生じることがあり、これを修正しました。
・表示:検討対象が斜角付きBOXの設計の場合に、「計算確認」−「FRAME」−「柱頭せん断力」画面のFRAMEモデル図において、底版および、右側壁下側の剛域が正常に描画されない不具合があり、これを修正しました。なお、本件につきましては、モデル図の描画のみの問題であり、計算結果に影響は有りません。
・出力:3連BOXで全検討ケースの応力度出力を行った場合、曲げ応力度照査結果において頂版、底版の右支間、右隅角部の結果が出力されない不具合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.5.01.00〜」→「Ver.5.01.01」 |
5.01.01
↓
5.02.00 |
'06.10.27 |
■要望対応
・計算:門形カルバートで、ストラットを設置しないとき、滑動に対する照査に対応しました。
・計算:門形カルバートの設計において、地震時の荷重の組合せには常時水平土圧を含んでいますが、常時水平土圧を含むか否かを選択可能としました。
■不具合修正
・入力:「考え方」−「基本」画面において、許容支持力計算方法が「土地改良」の場合の支持地盤の入力に入力範囲外の値が設定されていても確定可能となっており、これを修正しました。
・計算:連結部の照査において、検討ケース数が40ケースを超える場合に結果に不正な数値が表示、出力される不具合があり、これを修正しました。
・計算:斜角付きBOXの設計の最小鉄筋量照査(道示W)において、引張側鉄筋量<5.0(cm^2)のときにOKとなる不具合があり、これを修正しました。
・表示:安定計算の計算確認画面内に赤表示(OUT)となる項目がないにもかかわらず、安定計算ボタンが赤表示されるケースがあり、これを修正しました。
・表示:計算確認での応力度の判定において、総括表と各部位で参照する小数以下桁数が異なっていたため、総括表ではOK、各部位ではNGと判定の整合がとれていないケースがあり、これを修正しました。
・表示:計算確認の総括表において、[全出力]の場合に、頂版のσcaに頂版以外のσsaが表示される不具合があり、これを修正しました。
・表示:計算確認の総括表において、[全出力]の場合のせん断応力度の判定にτa2が考慮されていない不具合があり、これを修正しました。
・表示:計算確認画面で赤表示(下線あり)されている項目をクリックして画面下部に表示される赤表示の原因と考えられる項目をクリックしても入力画面にジャンプしない場合があり、これを修正しました。
・表示:3連BOXの計算確認において、右隔壁の計算確認画面内に赤表示(OUT)となる項目がないにもかかわらず、右隔壁ボタンが赤表示されるケースがあり、これを修正しました。
・表示:許容支持力計算方法が「土地改良」の場合に、計算確認の安定計算ボタンの色判定を行っていない不具合があり、これを修正しました。
・図面作成:翼壁の形状が右連結の場合、正面図及び平面図の作図が正常でない場合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.5.02.00〜」→「Ver.5.02.00」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「門形カルバート」→「初期入力」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「門形カルバート」→「基礎」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「門形カルバート」→「許容値」
・「計算理論及び照査の方法」→「門形カルバートの計算」→「荷重」
・「計算理論及び照査の方法」→「門形カルバートの計算」→「滑動照査」 |
5.02.00
↓
5.02.01 |
'06.12.12 |
■要望対応
・計算:検討対象が門形カルバートの設計のとき、地震時のケースに上載土による慣性力を考慮する方法を追加し、初期入力画面に上載土による慣性力を考慮するか否かの選択を設けました。
・出力:水平土圧係数が1ケースしか設定されていない場合は、計算書の設計条件においても1ケースのみ出力するようにしました。
■不具合修正
・入力:基礎形式が杭基礎で、適用基準の変更を行った場合、杭の許容値がRC杭の許容値に変更される不具合があり、これを修正しました。
・入力:剛域なしの場合に、モーメントシフト量として部材厚の半分を自動設定していますが、部材厚によってはモーメントシフト量として部材厚/2−1(mm)が設定される場合があり、これを修正しました。
・計算:翼壁の取り付け角度が90度以外のときの翼壁長と翼壁ハンチ寸法の矛盾チェックに誤りがあり、翼壁長が短い場合に不要なチェックにかかるケースがあり、これを修正しました。
・計算:3連BOXにおいて、[計算確認]ボタンを押しても計算確認に移行できない場合があり、これを修正しました。
・計算:自動配筋を行った際に、1ランク下の鉄筋径が設定されるケースがあり、これを修正しました。
・出力:適用基準が土工指針、国土交通省、土地改良の場合の土留壁の計算書において、断面力計算に出力している土留壁高の単位に誤りがあり、これを修正しました。
・図面作成:段落ち防止用枕のスターラップの形状を「上開き筋」にした場合、スターラップが下面図ではなく上面図に作図される不具合があり、これを修正しました。
・図面作成:BOX形式が2連BOXで「単位メートルあたりの作図」を「作図する」とした場合、左右端部の中壁組立筋が作成されデータチェックにかかる場合があり、これを修正しました。
■その他の修正
・入力:検討対象が斜角付きBOXの設計のとき、「形状」−「盛土」画面に鉛直土圧係数αの入力を設けておりましたが、鉛直土圧係数は照査断面(1-1断面、11-11断面)での盛土厚より算出しており、入力値は使用していないため、鉛直土圧係数の入力を削除しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.5.02.00〜」→「Ver.5.02.01」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「斜角付きBOX」→「形状」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「門形カルバート」→「初期入力」
・「計算理論及び照査の方法」→「計算理論及び照査の方法」→「設計断面の照査」→「主鉄筋定着位置の計算」
・「計算理論及び照査の方法」→「門形カルバートの計算」→「荷重」 |
5.02.01
↓
5.02.02 |
'07.04.23 |
■要望対応
・図面作成:本体主鉄筋の記号付けタイプを「記号付け1つ」と指定している場合においても、縦断勾配がある場合の左右端部主鉄筋は「記号付け複数」として鉄筋情報を作成していましたが、「記号1つ」として処理を行うようにしました。
・図面作成:本体の組立図(頂版部・底版部・側壁部)は対象となる組立筋が存在する場合のみ作図するようにしました。
■不具合修正
・計算:初期入力画面で自動設定を行った場合、応力度計算を行い、算出した結果が許容応力度以内に収まるまで、部材厚、鉄筋径を変更しながら計算を繰り返し決定していますが、2連BOXの中壁において、結果判定時に右側壁の結果を参照している不具合により、許容応力度以内に収まる厚さよりも厚く中壁厚が設定されることがあり、これを修正しました。
・計算:隅角部対角線断面の最小鉄筋量照査において、Mc=0, Mu=0となる場合があり、これを修正しました。
・計算:門形カルバートの底版のせん断応力度照査において、部材高およびせん断スパンの算出時に側壁前面ではなく照査位置の曲げモーメントを用いていた不具合があり、これを修正しました。
・計算:3連BOXにおいて、「考え方」−「荷重」画面で「BOX自重の考え方=(3)図緑色部分の重量を軸線高で除した値を軸線に載荷する」が選択されている場合に、断面力値算出時のハンチ重量の算出に誤りがあり、これを修正しました。
・計算:初期入力画面で「多層盛土=する」が選択されていて層数が1層の場合、浮上りに対する検討での上載荷重強度が0.00(kN/m2)となる不具合があり、これを修正しました。
・計算:検討対象が門形カルバートの場合の底版のせん断応力度照査において、テーパー高>0かつ型枠幅>0の場合に、照査位置での部材高の算出に誤りがあり、これを修正しました。
・出力:2連BOXで右内空に内水位が設定されている場合、計算書の構造寸法図で内空高と全高の寸法値が重なることがあり、これを修正しました。
・図面作成:段落ち防止用枕の下面主鉄筋の平面図及び加工図の継ぎ手位置が正常でない場合があり、これを修正しました。
・図面作成:本体隅角部配力筋の本数が左右で異なる場合、図面生成を行うとエラーが発生する場合があり、これを修正しました。
・図面作成:門型カルバートで翼壁の有無を変更した場合、図面作成において、本体の形状が門型でなくなる場合があり、これを修正しました。
・図面作成:門型カルバートで翼壁形状を土留壁のみとした場合、図面生成を行うと、データチェックにかかり図面生成が行えない場合があり、これを修正しました。
・図面作成:頂版配力筋が配置されない場合、翼壁の鉄筋情報作成処理が正常に行われない場合があり、これを修正しました。
・図面作成:翼壁の主鉄筋及び配力筋を本体の配力筋位置に合わせるとした場合、翼壁主鉄筋の配筋情報が正常に作成されない場合があり、これを修正しました。
■その他
・入力画面、計算書、ヘルプにおいて、「道路公団」の表記を「NEXCO」に変更しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.5.02.00〜」→「Ver.5.02.02」
・「概要」→「必要システム及びプロテクト」→「必要システム」 |
5.02.02
↓
5.02.03 |
'07.06.12 |
■要望対応
・図面作成:図面作図条件で「合成図形」を「作図する」とした場合、主鉄筋寸法線を「配筋範囲を示す寸法」でなく「配筋ピッチを示す寸法」で作図するよう変更しました。
・図面作成:適用基準が「NEXCO」の場合に作図される「鉄筋曲げ加工表」において、側壁スターラップの直角フックの図は作図していませんでしたが、作図するように改善しました。
■不具合修正
・計算:検討対象が斜角付きBOXの設計のとき、計算確認時に適用可能な形状か否かのチェックに漏れがあったため、チェックを追加しました。
・計算:低減される本体の外面主鉄筋において、側壁に継ぎ手が発生する場合、側壁の継ぎ手長が設定値どおりにならない場合があり、これを修正しました。
・出力:場所打ち杭で杭体照査を行う場合、計算書の「杭基礎」−「杭体応力度」の出力において鉄筋ピッチに誤りがあり、これを修正しました。なお、この問題は出力のみの問題で、計算には影響ありません。
・図面作成:適用基準が「NEXCO」の場合、本体スターラップの配置が正常でない場合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.5.02.00〜」→「Ver.5.02.03」 |
5.02.03
↓
5.02.04 |
'07.08.07 |
■要望対応
・計算:剛域有りでせん断応力度照査方法が土工指針かつせん断応力度の照査位置として隅角部格点が選択されている場合、許容せん断応力度の割増係数は隅角部格点位置として算出(=2.0)していましたが、
「考え方」−「応力度照査」画面に『剛域端の許容せん断応力度の割増係数を低減する』のスイッチを設
け、剛域端位置での割増係数を算出できるようにしました。
・図面作成:低減する外面主鉄筋の側壁部に継ぎ手が発生する場合の継ぎ手長の設定方法を変更しました。
■不具合修正
・入力:[基礎]-[地盤]の入力において、最大周面摩擦力度fを変更して確定後に再度画面を開くと計算値に
戻る不具合があり、これを修正しました。
・計算:検討対象が門形カルバートの設計の場合に、任意地震荷重で設定した荷重が、指定した地震荷重と組み合わされないことがあり、これを修正しました。
・計算:基礎形式が杭基礎の場合の杭体のせん断照査において、最も厳しい結果(τ最大)が抽出されないことがあり、これを修正しました。
・出力:基礎形式が地盤反力度で許容支持力計算を行う場合に、計算書の設計条件に許容支持力度(入力値)が出力されていたため、出力しないようにしました。
・図面作成:土留壁配力筋の開始位置が不正な場合があり、これを修正しました(配筋方法の考え方を変更)。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.5.02.00〜」→「Ver.5.02.04」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「通常設計・サイロ土圧」→「考え方」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「門形カルバート」→「考え方」 |
5.02.05
↓
5.02.06 |
'07.12.25 |
■不具合修正
・計算:多層盛土で層数が1層の場合、多層盛土の入力画面で設定している盛土の単位重量で計算が行われないことがあり、これを修正しました。
・計算:多層盛土で死荷重ケースが複数ある場合、FRAMEモデルに載荷する上載荷重が全ケース同じ荷重強度(最後の死荷重ケースの状態で算出した上載荷重強度)となる不具合があり、これを修正しました。
・計算:適用基準がNEXCOで主鉄筋かぶり自動設定を行う場合、配力筋の純かぶりおよび配力鉄筋径、主鉄筋径から算出した芯かぶりが部材厚の半分より小さくてもかぶりのチェックにかかることがあり、これを修正しました。
・計算:任意死荷重として荷重載荷始点位置が軸線位置で軸線外のみに分布する荷重を設定した場合に格点集中荷重として載荷される不具合があり、これを修正しました。
・図面作成:門型カルバートの場合、底版配力筋の配筋ピッチが小さく(50mm以下)なる場合があり、これを修正しました。
・図面作成:門型カルバートで底版が片テーパーとなる場合、底版鉄筋が正常に作図されない場合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.5.02.00〜」→「Ver.5.02.06」 |
5.02.06
↓
5.02.07 |
'08.05.15 |
■要望対応
・入力:検討対象が「門形カルバートの設計」において、底版の張出長の上限を5.0(m)に拡張しました。
■不具合修正
・計算:3連BOXの杭基礎において、FRAME計算時に底版に設けている着目点の数が想定していた数よりも多く設定され、エラーにより計算が中断する場合があり、これを修正しました。
・計算:3連BOXの主鉄筋定着位置の計算において、常時のみだと支間部内側鉄筋の定着位置が算出されるが、衝突荷重を考慮すると定着位置が0となる不具合があり、これを修正しました。定着位置が0となるのは、衝突荷重時のみに全区間にわたり抵抗曲げモーメントが設計曲げモーメントより大きくなるケースが存在する場合です。
・計算:門形カルバートの底版のせん断応力度照査において、せん断スパン算出時に側壁前面ではなく照査位置のせん断力を用いていた不具合があり、これを修正しました。
・表示:最小鉄筋量の照査方法が「0.002b・d」の場合の最小鉄筋量の計算確認画面において、引張が生じていない断面にも照査結果が表示される不具合があり、これを修正しました。
・出力:任意死荷重の入力で、右側壁軸線位置または底版軸線位置に集中荷重が入力されている場合、計算書の骨組荷重データにおいて、荷重強度が0.0と出力される不具合があり、これを修正しました。
・図面作成:門型カルバートの場合、底版上(下)面図に作図される底版主鉄筋の鉄筋記号及び径が正常でない場合があり、これを修正しました。
・図面作成:段落ち防止用枕のスターラップの曲げ長が正常でない場合があり、これを修正しました。
・図面作成:翼壁が片側のみのケースにおいて、天端かぶりが正常に算出されない場合があり、これを修正しました。
・図面作成:翼壁の天端にわずかな勾配がある場合、天端かぶり位置に鉄筋が配置されない場合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.5.02.00〜」→「Ver.5.02.07」 |
5.02.07
↓
5.02.08 |
'08.06.17 |
■要望対応
・出力:計算書の設計条件の任意荷重の出力において、Loの説明文を変更しました。
・出力:検討対象が斜角付きBOXの設計(NEXCO)の柱頭せん断力の出力において、出力している原点変位(δy,
θ1, θ2)の小数以下桁数を5桁に変更しました。
■不具合修正
・本製品をインストールした環境によっては、起動時にエラーが生じる、または起動可能でも動作が不安定となるといった現象が生じることがあり、改善を行いました。
・計算:3連BOXで多層盛土を考慮している場合、地層数を5層以上設定していると、計算時にエラーが生じることがあり、これを修正しました。
・計算:3連BOXにおいて、最小鉄筋量の照査方法が「道示W」の場合に、「As’≧0.008・A1’」の条件を満たしていない場合に判定がOKとなる不具合があり、これを修正しました。
・出力:曲げ応力度照査の出力において、抽出したケースの曲げモーメントの絶対値が0.1(kN.m)未満の場合に、抽出した結果が出力されない不具合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.5.02.00〜」→「Ver.5.02.08」 |