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●最新版製品価格
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●リリース 2012年9月28日 UC-1 構造解析/断面シリーズ |
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本システムは、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の平成21年度
第2回「イノベーション推進事業(産業技術実用化開発助成事業)」に採択され、設計において重大な瑕疵が無いことを正確かつ短時間でチェックすることを目的として開発した製品です。
本製品は4つのシステムで構成されていますが、今回の平成24年道示改定対応は、主に、耐震性能静的照査システム(システムC)、耐震性能動的照査システム(システムD)が対象になります。Ver.2では、上記の2つのシステムについては、平成24年道示改定版、並びに、平成14年道示カスタマイズ版の両方を統合同梱することにしました。なお、平成24道示対応版、平成14年道示カスタマイズ版ともに新旧鉄筋材質に対応しています。
以上から、製品の起動メニューは次のように各システム毎に、平成24年道示対応版と平成14年カスタマイズ版を選択できるようになります。
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■図 1 SystemC起動メニュー |
■図 2 SystemD起動メニュー |
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本システムAは橋梁、BOXカルバート、擁壁を対象としたデータ照合システムです。
道示改定に伴い、適用示方書の選択に平成24年道示を追加し、同時に地域区分を「A1,A2,B1,B2,C」の5タイプにしました。また、形状を確認できるように描画機能に対応しました。
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■図 3 SystemA形状確認機能 |
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本システムBは、橋梁上部工、BOXカルバート、擁壁を対象に、成果物の形状、鉄筋量などの適正について、成果物と同じ条件を与え、自動計算から得られた形状と成果物の形状とを比較チェックします。ただし、橋梁上部工は、コンクリート橋、鋼橋を対象とした下部工設計用反力チェックになります。
今回のバージョンアップでは、BOXカルバートおよび擁壁についてUC-1製品の最新バージョン(BOX:11.1.0、擁壁:12.1.0)のデータファイルをインポートできるようにします。
また、BOXカルバートにつきましては、適用基準に『道路土工カルバート工指針(平成21年度版)平成22年3月
(社)日本道路協会』を追加いたします。
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本システムCは、「道路橋示方書IV下部構造編」および「道路橋示方書V耐震設計編」に基づいて、静的解析により下部構造の耐震性能照査を行います。
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■図4 SystemCメイン画面 |
Ver.2は、「橋脚の設計Ver.10」「橋台の設計Ver.11」「震度算出Ver.8」「基礎の設計計算Ver.10」などのライブラリーで構成されています。カスタマイズ版と併用することで、新旧基準に対するチェックが可能です。
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本システムDは、システムCで予め作成した構造骨組み解析モデルを用いて、当社の非線形動的解析プログラム(Engineer's
Studio(R)、UC-win/FRAME(3D))を利用し、「道路橋示方書IV下部構造編」および「道路橋示方書V耐震設計編」に基づいて、動的解析を行います。基本的には、下部構造の耐震性能照査チェック(支承変形量、残留変位、最大応答曲率、せん断に対する照査)を行い、各橋脚ごとに判定結果をまとめて表示します。
SystemC(Ver.2)→SystemD(Ver.2)、SystemC(カスタマイズ版2)→SystemD(カスタマイズ版)という連動になります。
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以上、平成24年道路橋示方書に対応した「設計成果チェック支援システムVer.2」の製品構成を中心に説明致しました。今後もユーザ様からのご要望を取り入れて改良、改善に努めて参ります。 |
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