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●最新版製品価格 |
●リリース予定 2011年 1月
サポート/サービス |
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SaaS( サース) とは、Software as aServive の略で、ソフトウェアをネットワーク(インターネット)経由のサービスとして提供する形態を示し、クラウドコンピューティングサービスの一形態とも言われています。
従来から主流となっているソフトウェア流通形態では、ユーザはソフトウェアベンダからアプリケーションソフトをパッケージ購入ないしダウンロードし、ユーザ側のコンピュータにインストールして利用するのに対し、SaaS
ではプログラムはソフトウェアベンダの管理するサーバ上に設置し、ユーザはWeb
ブラウザなどを利用してネットワーク上からこのプログラムに入出力アクセスして利用する形態となります。
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SaaS ではユーザが必ずソフトウェアベンダのサーバにアクセスするため、従量制でのサービス提供に適しており、ユーザは利用期間・目的に適したコストでソフトウェアを利用できるというメリットがあります。
また、SaaS 製品はWeb ブラウザを利用してアクセスするWeb アプリケーションサービスであるため、ユーザ側のコンピュータにインストールするコンポーネントは最小で済み、Web
ブラウザとインターネット環境が利用できればアクセスするコンピュータが制限されないという点もユーザにとってはメリットとなります。ただし、利用できるブラウザを限定している場合があります。
メリット |
・短期利用の場合は利用コストを抑えることができる。
・ユーザ側でインストールするプログラムが少なく済む。
・ライセンスの範囲内であれば、どのコンピュータでも利用可能。 |
デメリット |
・利用にはネットワーク環境が必要。
・ネットワークの利用状況、障害によりサービスが利用できなくなるリスクを伴う。 |
▲表1 SaaS のメリット/デメリット
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ASP とSaaS との相違として、ASPはシングルシステム・シングルテナント(ユーザごとに1
つのシステムを提供する形態)であるのに対して、SaaS はシングルシステム・マルチテナント(1
つのシステムを複数のユーザがアクセスして利用する形態)である、と言われています。
SaaS とASP ではサービス提供形態そのものに大きな差はありませんが、SaaS ではクラウドの基盤となるインターネット環境の充実やソフトウェアアーキテクチャの進歩によりシングルシステム・マルチテナントを実現しており、ASP
では実現困難であったインターネット経由で一般向けにサービスを提供する「パブリッククラウドサービス」や、複数ユーザ間での共同作業などが可能となります。
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アプリケーションの操作はWebブラウザ上より、サーバ上のプログラムに対してHTTP
通信によりアクセスし各種データ登録、検索条件などの入力を行い、サーバ上でデータ登録、データ抽出を実行後、結果をWeb
ブラウザへ出力、またはデータとして取得する流れとなります(図1)。
各ページ上部に設置した大きなメニューから、目的のページにスムーズに移動することが可能です(図2)。適用機能の一覧は、表2の通りです。ここでは主な機能について説明します。
▲図1 インタフェース
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▲図2
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顧客管理機能一覧 |
顧客情報管理 |
■顧客データ入力機能
■顧客データ検索機能
■顧客データ個別出力機能(PDF/xls/html)
■顧客データ検索結果出力機能(PDF/xls/html)
■見積履歴表示機能
■受注注文書履歴表示機能
■納品履歴表示機能
■売掛履歴表示機能
■入金履歴表示機能 |
営業情報管理 |
■営業情報データ入力機能
■営業情報データ検索機能
■営業情報個別出力機能(PDF/xls/html)
■営業情報検索結果出力機能(PDF/xls/html) |
送付状管理 |
■ FAX 送信状・送付案内データ入力機能
■ FAX 送信状・送付案内データ検索機能
■ FAX 送信状出力機能(PDF/xls/html)
■送付案内出力機能(PDF/xls/html) |
販売管理機能一覧 |
見積 |
■見積データ入力機能
■見積データ検索機能
■見積書出力機能(PDF/xls/html)
■見積データ検索結果出力機能(PDF/xls/html) |
受注注文書 |
■受注注文書データ入力機能
■受注注文書データ検索機能
■受注注文書出力機能(PDF/xls/html)
■受注注文書データ検索結果出力機能(PDF/xls/html) |
売上・請求 |
■請求データ入力機能
■請求データ検索機能
■納品書出力機能(PDF/xls/html)
■納品データ検索結果出力機能(PDF/xls/html)
■請求書出力機能(PDF/xls/html)
■請求データ検索結果出力機能(PDF/xls/html) |
入金 |
■入金データ入力機能
■入金データ検索機能
■入金データ検索結果出力機能(PDF/xls/html) |
集計・分析 |
■売上データ月別集計機能
■売上データ月別集計グラフ表示機能
■売上データ月別集計機能(PDF/xls/html)
■入金遅延顧客検索機能
■入金遅延顧客検索結果出力機能(PDF/xls/html)
■買掛データ検索機能
■買掛データ検索結果出力機能(PDF/xls/html)
■得意先元帳検索機能
■得意先元帳検索結果出力機能(PDF/xls/html) |
会計管理機能一覧 |
データコンバート |
■売上(請求)データ→仕訳データ変換 機能
■入金データ→仕訳データ変換 機能
■外部会計ソフト用仕訳データ 出力機能 |
仕訳データ管理機能 |
■仕訳データ入力機能
■仕訳伝票出力機能
■仕訳データ検索機能
■勘定元帳(補助元帳)表示機能
■勘定元帳(補助元帳)出力機能
■科目集計機能 |
▲表2
顧客管理機能
顧客情報ページでは会社名・住所などの顧客データの閲覧だけではなく、顧客別の見積履歴、受注注文書履歴、売上履歴、請求履歴、入金履歴をタブで同一ページに表示することができます。
電話対応・訪問情報など営業対応履歴も顧客情報ページで管理することが可能です(図3)。
▲図3 顧客情報ページ
見積・受注・売上
見積書は、新規作成のほか、以前作成した見積書からコピーして作成など効率的な作業が行えます。
また見積書から受注注文書を作成、受注注文書から請求書の作成など、業務フローに対応して入力データを再利用することができます(図4)。
▲図4 見積・受注・売上の入力データを再利用
売上集計・分析
全社、顧客別、部署別、営業担当別で売上を集計(月別)することが可能です。集計結果を前年対比でグラフ表示することができる為、売上実績の推移状況をすばやく分析することができます(図5)。
▲図5 売上集計と分析も可能
会計機能
新規仕訳入力のほか、UC-1 for SaaSグループウェア事務処理機能内で作成した売上データ・入金データを仕訳データに変換して、取り込むことができます。また作成した仕訳データを外部会計ソフト用仕訳データCSV
に変換して出力することが可能です。
売上データ、入金データの変換取込、インターネットを利用した遠隔地からのアクセス、複数PC
での同時入力など効率的に作業を行うことができます。 |
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