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●はじめに
- NetUPDATEは、UC-win/UC-1シリーズ製品のアップデートの際に役立つ製品利用支援ツールです。更新の重要度、バージョン履歴、最新の製品情報などを表示し、起動時・起動中のバージョンチェックや製品一括ダウンロードに対応した統合的な製品利用環境をユーザに提供します。
このたび、「アプリケーション監査機能」等を追加した最新版の、「NetUPDATE
WAN Ver.3.1」をリリースします。以下に新機能の概要について紹介します。
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▲WANライセンスマネージャ(NetUPDATE WAN Ver3.1に同梱) |
●アプリケーション監査機能
- 社内のアプリケーションが適正にインストールされているか調査する場合、まずはパソコンにインストールされているアプリケーションの一覧を作成する必要があります。通常であれば、各パソコンを調べていく必要がありますが、新機能ではこの手順を自動化する処理をサポートしました。各パソコンにインストールされているアプリケーションの情報を、NetUPDATEの一部の機能を使用してネットワーク経由で収集することで、簡単にアプリケーションの一覧を作成することができます。
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▲アプリケーション監査機能の実行結果 |
アプリケーション監査機能では、ネットワーク内のコンピュータにインストールされているアプリケーションの一覧を収集、表示することができます。フォーラムエイト製品に限らず、登録されているすべてのアプリケーションが対象となります。取得できる情報は、プログラム名称、バージョン、発行元、インストール日、サイズになります。
結果の一覧はソートできるので、簡単に一覧を把握したい場合に便利です。CSV形式でまとめてエクスポートすることも可能です。なお、取得できる一覧はパソコンの「プログラムの追加と削除」の機能より取得できる情報となります。
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▲「発行元」でソートした実行結果 |
●サーバモード機能
- 通常、NetUPDATEはライセンスを所有していてもインストールされていない製品の更新ファイルはダウンロードしませんが、サーバモードでアップデートを行うと、すべてのファイルをダウンロードできます。
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▲サーバモード設定画面 |
サーバモードに設定したNetUPDATEの「保存用フォルダ」を共有することで、LANを経由し他のNetUPDATEのアップデート元として使用することが可能です。この場合、アップデート元に、サーバモードパソコンの共有フォルダを指定します。
●今後の開発予定
- NetUPDATE WANの今後のバージョンでは、アプリケーションの使用状況の管理機能を追加予定です。クライアント毎のアプリケーションの起動時間を監視し、集計する機能を実装するので、アプリケーション更新や導入計画の参考資料として活用できるようになります。フォーラムエイト製品から始め、他のアプリケーションにも順次対応していく予定です。
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■NetUPDATE Ver.3.01 リリース日:2010年8月 |
(Up&Coming '10 秋の号掲載) |
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