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本製品「マンホールの設計」は、「マンホールの設計計算 Ver.5」の設計計算機能を継承し、「設計計算機能の拡張」および「図面作成機能のサポート」を行った「計算-CAD統合版」プログラムです。
「マンホールの設計」により設計計算から図面作成までの業務を一貫して行えるため、マンホールの設計業務の効率化,省力化をさらに推進することができます。
今回は、「図面作成機能」「計算機能の拡張」について紹介させて頂きます。
●図面作成機能
図面作成機能においては、「マンホール」(現場打ち、組立式、組立式+現場打ち)および「集水枡」を作図対象としています。
作図対象とする各部形状は、以下のとおりです。
マンホール種別 |
現場打ち、組立式、現場打ち+組立式 |
平面形状 |
円形、矩形 |
側壁厚 |
2段まで変更可 |
側壁の平断面サイズ変化 |
組立式の変更可(斜壁の設置可能) |
中床版 |
最大3段 |
開口部 |
頂版(矩形) |
円形、矩形 |
頂版(円形) |
円形 |
中床版(矩形) |
円形、矩形 |
中床版(円形) |
半円
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側壁 |
円形、矩形 |
ハンチ |
頂版(矩形)
底版(矩形)
側壁(矩形) |
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集水枡:平断面形状 |
矩形 |
開口部 |
側壁 |
円形、矩形 |
ハンチ |
底版
側壁 |
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作図対象の各部鉄筋は、以下のとおりです。
頂版
側壁
底版 |
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側壁帯筋
(円形) |
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中床版鉄筋
頂版(円形)
底版(円形) |
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開口部補強筋 |
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スターラップ
(頂版・底版・
中床版) |
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スターラップ
(側壁) |
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図面作成機能では、計算時に入力あるいは計算で算出された形状・かぶり・鉄筋基本ピッチ・鉄筋径に応じた各鉄筋の配筋情報を自動生成し、構造一般図および配筋図・加工図・鉄筋表(組立式は一般図のみ)を作成します。作成した図面は、図面確認機能にて確認・レイアウト編集・出力(SFC形式、DXF/DWG形式など)・印刷を行うことが可能です。
▲< 図面作成機能 > 図面作成モードの画面 |
●計算機能の拡張
- 液状化判定の考慮
液状化判定後の土質定数の低減において、低減係数DEの入力を設けて、L1地震時,L2地震時毎に簡単に検討できるようにします。
- ハンチの扱い拡張
端部にハンチを設置する際は、曲げの照査時は影響を考慮し、せん断照査時は無視できるように照査毎にハンチの扱いを選択できるようにします。
- その他
その他の拡張機能として、付着応力度のケース毎の照査選択では、常時,L1地震時,L2地震時毎の選択の追加、断面計算時の軸力の扱いの選択では、フレーム計算により断面力を算出する際は安全側の照査として軸力考慮の有無を選択できるようにします。
今後もお客様のご意見・ご要望を多く取り入れ、広く使いやすいプログラムにしていきますので、「マンホールの設計」にご期待ください。
■マンホールの設計 リリース予定日:2009年7月 |
(Up&Coming '09 盛夏の号掲載) |
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