BOXカルバート(1〜3連、2層1連)の断面方向、縦方向、ウイングの設計・図面作成プログラム
●新規価格 Advanced:389,000円 Standard:316,000円 Lite:232,000円
●リリース 2020年 4月
Ver.19の改訂内容
Ver.19では、次の機能追加を行いました。
・2層1連ボックスカルバートへの対応
・検討対象=地震時検討での杭基礎対応(線形解析)
以下に、この機能の概要を紹介します。
2層1連ボックスカルバートへの対応
これまでボックスカルバートは3連まで対応しているものの上下方向は1層のみでした。
今回、1連のみですが上下2層の2層1連ボックスカルバートに対応しました。常時を対象に断面方向及び縦方向の検討が可能です。断面方向の検討において上下それぞれに内水位の設定が可能です。今回は計算書出力までの対応ですが、以降の改訂版で設計調書の出力や図面作成に対応する予定です。対象ライセンスはLite版以上です。
検討対象=地震時検討での杭基礎対応(線形解析)
検討対象=地震時検討において、断面方向検討を対象に常時からレベル2地震時まで杭基礎による検討(線形解析)に対応しました。対象ライセンスはStandard版以上です。なお、杭体照査及び許容支持力・引抜力の計算も可能です。
解析方法について「下水道施設耐震計算例−処理場・ポンプ場編−2015年版 (社)日本下水道協会」の「4.U類(地中埋設線状構造物)」では
- 管廊(ボックス本体)と杭基礎を分離して解析する方法
- 管廊(ボックス本体)と杭基礎を一体として解析する方法
が考えられ、構造物個々の特性を考慮して選択すればよいと記述されています。弊社水工シリーズ製品「BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震)」では1の方法に対応していますが、本製品では2の方法に対応しました。今後は
- 方法:「BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震)」
- 方法:「BOXカルバートの設計・3D配筋」
として製品を使い分けて検討することが可能です。
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図6 「2.本体と杭基礎を一体」時の
フレーム載荷モデル
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