くいの変位・断面力の計算方法として、道路橋示方書H24下部工編P632〜633の有限長の杭の計算式に対応しました。
従前までのプログラムでは、根入れ長が2.5(入力値)/βを満足しない場合に、有限長の杭の設計として、「土木工事設計要領」の考え方で割増率を考慮する設計を行っておりました。
今回、「道路橋示方書H24下部工編」の考え方を追加し、より厳密に有限長の計算ができるようにしました(道示の有限長の杭計算では、1<βLe<3が適用範囲となります)。
くいの先端条件を入力頂き、各先端条件から積分定数を計算し、変位・断面力を算出します。
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