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道路土工 |
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.17
BOXカルバート1〜3連の断面方向、縦方向、ウイングの設計・図面作成プログラム
●新規価格
●リリース |
Advanced:389,000円 Standard:316,000円 Lite:232,000円
2018年3月 |
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「BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.17」では、
- 地震時検討 レベル2地震時非線形 ファイバー要素対応(Advanced)
- 中壁(隔壁)支間部の曲げ照査対応 (Lite)
- 水中土の単位重量の直接入力 (Lite)
- 設計断面力表の出力(Lite)
等の機能拡張を行いました。
以下にこれらの概要を紹介いたします。 |
地震時検討時のレベル2地震時の検討を非線形解析により行う場合、死荷重時の軸力を用いて算出した曲げモーメントと曲率の関係(M−φ特性)により非線形特性を考慮して断面力を算出しておりましたが、ファイバー要素により軸力変動を考慮して断面力を算出する方法に対応しました。
ファイバー要素は、断面をメッシュ分割し(図1)、分割されたセルおよび配置されている鉄筋ごとに応力−ひずみ関係(ヒシテリシス)(図2、図3)を与え厳密に計算する方法で、断面特性の精度が大きく向上します。また、軸力変動を考慮した計算を行います。
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図1 ファイバー断面 |
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図2 コンクリートの応力−ひずみ関係 |
図3 鉄筋のの応力−ひずみ関係 |
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中壁(隔壁)の曲げ照査は、地震時検討時も含め通常の荷重を載荷した場合、支間部の最大曲げモーメントが上下隅角部より大きくなることはレアケースであると考え、上下隅角部を対象として照査をしていました。しかしながら、衝突荷重が作用し、支間部の曲げモーメントが最大となるケースや、上下隅角部でハンチの影響を考慮した場合、ハンチの影響を考慮しない支間部の方が厳しい結果となるケースも考えられます。そこで、スイッチを設け中壁(隔壁)支間部の照査を可能としました。 |
水位以深の土の水中重量γ’は、
γsat:土(飽和)の単位重量 γw :水の単位重量 |
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図4 2連ボックス曲げモーメント図 |
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により算出していました。水中単位重量の入力方法のスイッチ(飽和重量γsat/水中重量γ’)を設け、水中重量γ’を直接入力可能としました。
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設計断面力値は、断面力図に表示しておりましたが、照査位置毎の断面力値を一覧表形式で確認できるようにして欲しいとのご要望をいただき、設計断面力表の出力を可能としました。「計算書作成」→「結果詳細」から開く「出力項目選択」画面に設計断面力の出力設定を設け、出力するが選択されている場合に設計断面力表を出力します。
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図5 設計断面力出力設定 |
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図6 設計断面力表 |
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(Up&Coming '18 春の号掲載) |
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