New Products |
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3次元リアルタイムVRシミュレーション |
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●新規価格
●リリース |
Ultimate:1,920,000円 Driving Sim:1,280,000円
Advanced:970,000円 Standard:630,000円
2017年 6月 |
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簡素な建物モデルの作成を支援する機能です。3Dビュー上でマウスクリックにより建物の外周りの底面を作成し、高さ等のパラメータを設定することで、簡単に建物モデルが作成できます。
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▲図1 底面の作成 |
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▲図2 パラメータの設定 |
設定可能なパラメータは次の通りです。
・高さ ・色 ・モデルタイプ ・回転角 ・傾斜角
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▲図3 街並みの例 |
作成したモデルはUC-win/Roadのその他の3Dモデルと同様に編集できます。形を自由に決められるため、L字型といった複雑な形状の建物のほか、パラメータを設定することで高層ビルやカラフルな建物などを作成することもできます。建物以外にも、角柱状の簡単なオブジェクト作成にも利用できます。 |
オブジェクト一括移動機能は、道路平面図上で矩形選択した範囲内のオブジェクトを、指定した任意のオフセット値分だけ一括で移動できる機能です。従来手間のかかっていたオブジェクトの移動を、複数の対象に対して同時に行えるようになり、かつ選択したオブジェクト間の相対的な位置関係が崩れることがないので、プロジェクト内のリメイクをより簡単に行えるようになります。プロジェクトをマージした際に読み込まれたオブジェクト群は、この機能で指定の位置に移動させると非常に便利です。
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▲図4 遠くのオブジェクトを一括移動(左 → 右) |
オブジェクトの選択
オブジェクトの選択は道路平面図上から行います。ツールバー上のアイコンから矩形選択モードに切り替えた後、ドラッグ&ドロップの要領で、オブジェクトを矩形で囲むことで、移動の対象オブジェクトとして選択されます。
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矩形選択モードに切り替えると、
ドラッグ&ドロップで青色の
矩形枠が表示されます。 |
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選択されたオブジェクトは赤色で強調表示
され、ダイアログ上に一覧で表示されます。 |
▲図5 道路平面図上での操作 |
道路平面図上に表示されたオブジェクト以外でも、景観位置や歩行者ネットワークなどの位置情報を持つデータオブジェクトも移動の対象となるので、移動後にそれらを再設定する必要はありません。また、切土や盛土、トンネルといった地形に依存した道路定義上のモデルは、移動先の地形に応じて自動的に再生成されます。 |
車両運動モデル
突然の加速度変化やギヤの変更の際、車両の加速度が不安定になる場合がありました。今回の改訂では、安定性を改善するためにタイヤモデルの計算方法を変更しました。
ログ
ログ機能有効時のシミュレーションのフレームレートのパフォーマンスを改善しました。複数のユーザ変数の値が出力されます。
Oculus Riftプラグイン
レンダリング品質の設定項目(解像度係数、MSAAのサンプリング数)を増やしました。
UAVプラグイン
・ビデオストリームのフローを改善しました。
・UAVプラグイン対応モデルは、DJI Phantom 3 AdvancedおよびDJI Phantom 3 Professionalです。
・AndroidTMのバージョン6.0に対応しました。
・UC-win/Road内のオンスクリーンバナーの画面で情報、警告やエラーを表示するカスタムの非モーダル画面を追加しました。 |
SfMプラグインが64bitに対応し、一つのプロジェクト内でより多くの解析ケースを管理できるようになりました。これにより、空間内の広範囲な物体を点群にて表現できるようになります。
その他、解析に使用する写真や解析パラメータなどのデータ管理の方法の改善や、解析結果を取得する方法を改善し、UC-win/Road上に表示するまでの時間を短縮しました。 |
UC-win/RoadをHTC VIVEのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)と連携しVR空間を体感するためのプラグインです。
HTC VIVEは、HTC社とValve社によって開発されたVR向けHMDです。HMD内部の画面へ画像を表示させることはもちろん、外部のセンサーにてHMDの位置や姿勢を検知しているため、人の顔の動きとUC-win/Roadの画面を同期させ、より高い没入感が得られます。
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OS |
Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10 |
CPU |
Intel Core i5-4590 / AMD FX 8350 |
RAM |
4.00GB |
GPU |
NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290 |
Output |
HDMI1.4 / DisplayPort 1.2 |
USB |
USB 2.0 |
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▲図6 HTC VIVE本体セット |
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▲表1 HTC VIVE要求最小スペック |
HMDとの連携が可能な機能として、Oculus Riftプラグインがあります。3D空間への没入が可能であり基本機能は同様になりますが、HTC
VIVEとの大きな違いとして体感エリアの広さがあります。Oculus Riftでは、対角線で最大2.4m程度のエリアを提供しますが、HTC VIVEでは最大5m程度のエリアとなります。つまり、HTC
VIVEはOculus Riftより広い範囲でのVR体験が実現ます。
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▲図7 HMD内で見える画像(SteamVR機能による表示) |
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DSコース変換プラグインは、UC-win/Road上の道路情報をCSV形式で出力するプラグインです。出力した道路情報を他社製品に入力し、他社製品内でUC-win/Roadの道路を再現することができます。
出力する道路情報の項目は、以下の表の中から複数選択することができます。
道路始点からの距離 |
中心座標 |
左端座標 |
右端座標 |
幅 |
曲率 |
線形 |
構造形式 |
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▲表2 出力可能項目 |
また、出力対象を「道路」もしくは「車線」から選択することができるため、道路全体の情報のみでなく、各車線の情報も出力することができます。
今後のバージョンアップで対応可能な道路や出力項目を追加していく予定です。 |
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▲図8 道路情報の出力 |
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(Up&Coming '17 盛夏号掲載) |
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