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スイート積算 Ver.3
連携、簡単、サポートをベースとた積算をサポートするプログラム
〜土木工事積算基準改訂とLite版(使用都市と工種限定版)〜

●新規価格 389,000 円(SS:59,000円) ●リリース 2016年 10月11日
UC-1
 スイート積算体験セミナー  Webセミナー対応
●日時:2017年4月7日(金) 13:30〜16:30
●本会場:東京本社 品川インターシティA棟セミナールーム
  ※TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢・岩手 同時開催
●参加費:無償
 はじめに
UC-1 Engineer's Suite 積算 Ver.3を2016年10月にリリースしました。その主な改訂内容をお知らせいたします。

主な機能
(1)国土交通省土木工事積算基準改訂(平成28年度)に対応
(2)新土木積算体系改訂(平成28年度)に対応
(3)建設物価(経済)調査会の基礎単価 2016年10月号に対応
 国土交通省土木工事積算基準改訂
国土交通省土木工事積算基準改訂(平成28年度)は、老朽化補修が必要な橋が増えてきたため、「道路維持管理工事」「鋼橋架設工事」「河川・道路構造物」に分類されて発注されてきた工事を「橋梁保全工事」として新設し、共通仮設費や現場管理費も新規に追加されました。

経費率の算定は、平成26年(27年,28年)をサポートし、平成28年度の場合のみ「橋梁保全工事」を選択できるようにしています(図1)。本製品の施工パッケージ型単価は平成28年度4月版に対応しています。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲図1 経費等の基本条件画面

橋梁保全工事の共通仮設費は前積算基準と比較すると、「鋼橋架設工事」と同じ位で推移しています。また、現場管理費率は前積算基準と比較すると、3億未満では軒並み経費増、3億を超える場合では、現状維持の経費率で新設されました(表1)。
H28年度の大都市補正は、対象地域(東京特別区、横浜市、大阪市)を大都市(1)と分類し、共通仮設費が2.0倍になりました(表2)。

共通仮設費 600万円
以下
600万円を超え
3億円以下 
3億円を
超えるもの
下記の率とする 算定式より算出された率とする。但し、変数値は下記による 下記の率とする
  A B  
橋梁保全工事 27.32 7050.2 -0.3558 6.79

現場管理率 700万円
以下
700万円を超え
3億円以下
3億円を
超えるもの
下記の率とする 算定式より算出された率とする。但し、変数値は下記による 下記の率とする
  A B  
橋梁保全工事 63.10 1508.7 -0.2014 29.60
■表1 橋梁保全工事:経費率の新設

補正対象地域 補正対象工 対象地域 共通仮設費 現場管理費
大都市(1) 電線共同溝工事
道路維持工事
舗装工事
東京特別区
横浜市
大阪市
2.0倍 1.2倍
大都市(2) 鋼橋架設工事
電線共同溝工事
道路維持工事
舗装工事
大都市(1)を除く 1.5倍 1.2倍
市街地(DID) 鋼橋架設工事
電線共同溝工事
道路維持工事
舗装工事
橋梁保全工事
DID地域 1.3倍 1.1倍
■表2 大都市補正の改訂
 新土木積算体系改訂
国土交通省土木工事積算基準改訂に合わせて、積算体系ツリーも改訂しました。国土交通省では、各事業分野において工事工種の体系化を実施し、直轄で発注される工事においては、その使用を原則としています。本ソフトではその体系化されたレベル1〜4(工事区分,工種,種別,細別)から項目を用意し、ユーザ様が適宜選択していく流れで、積み上げていく事ができる仕組みになっています。
 最新基礎単価の更新
建設物価調査会と経済調査会の基礎単価を年4回(1、4、7、10月)更新し、その10月号に対応しました。施工パッケージ型の単価を含め、両会の平均単価を用いて積み上げが可能になっています。また、Lite版は、お客様が使用都市と工種を選択して利用が可能で、Standard版(60万)と比べて安価な価格(30万)でご利用頂く事ができます。
 おわりに
今後もさらにお客様のご意見を元に、CIMを見据えた連動強化や円簿社との連携等も現在、検討中ですので、ご期待ください。
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