Ver. |
日付 |
内 容 |
1.21
↓
(Ver.2)
2.00 |
'99.09.20 |
■改良事項
1.メニューの「ファイル(F)」の「モデルジェネレータ(M)」からモデルジェネレータを呼び出せるようにしました。モデルジェネレータで保存したデータファイル(拡張子AGRG)を読み込み、構造モデルを取り込むことができます。
2.UCGファイル(DOS版データ)の1行目21カラムから半角大文字で「SI」の2文字が入力されている時は、SI単位系で作成されているデータと見なすようにしました。何も入力されていない時は従来どおり、従来単位系で作成されたデータとします。
3.入力事項について以下の箇所を改良しました。
1)格点データで指定していた支持条件を、「支点」項目として入力を分離しました。取り扱い可能な支点は、FRAME面外計算と同様の支点(固定、XYピン、Xピン、Yピン、バネ支点他)としました。(今までは、XYピン、バネ支点(Z方向バネのみ)の2種類でした)
2)部材データで部材ごとに入力していた曲げ剛度とねじり剛度データを、「断面」項目として入力を分離し、部材データ側ではその断面番号を指定するように修正しました。断面番号は、部材両端での指定ができるようにし、部材データ表のポップアップメニューに、入力されている断面と材料を確認できる機能を追加しました。
3)幅員についてはプログラム固定でしたが、「ラインデータ」項目、「幅員データ」項目(項目定義、構造定義)とに分離し、ラインデータで作成されたラインを使用して任意の幅員を定義できるようにしました。集計上必要なライン、幅員については構造定義で指定して頂きます。また、項目定義表のポップアップメニューに、定義した幅員面積の計算機能を用意し、死荷重反力の確認が容易にできるようにしました。
4)定義されている任意の幅員範囲に雪荷重を載荷できるようにしました。
5)等分布死荷重として固定化されていた荷重を、「等分布荷重」項目とし、荷重を任意に作成して、定義されている任意の幅員範囲に載荷できるようにしました。
6)床版荷重として固定化されていた荷重を、「分布荷重」項目とし、荷重を任意に作成できるようにしました。主桁格点やラインデータから荷重ラインを自動設定することができ、他分布荷重からの荷重複写ができます。
7)線死荷重として固定化されていた荷重を、「線荷重」項目とし、荷重を任意に作成できるようにしました。また、他線荷重からの荷重複写ができるようにしました。
8)桁自重、ハンチ重量として固定化されていた荷重を、「主桁上荷重」項目とし、荷重を任意に作成できるようにしました。荷重設定については、開始位置と終了位置の両端の荷重を設定できるようにしました。また、他主桁上荷重からの荷重複写ができるようにしました。
9)「横桁荷重」項目を新たに荷重項目として追加しました。他横桁荷重からの荷重複写ができます。
10)集中死荷重として固定化されていた格点集中荷重と任意点集中荷重を、「集中荷重」項目とし、荷重を任意に作成できるようにしました。他集中荷重からの荷重複写ができます。
11)衝撃係数、TT-43荷重係数データのラインを、主桁格点やラインデータから自動設定できるようにしました。
4.結果確認について以下の箇所を改良しました。
1)集計横断面の情報確認画面を追加しました。
2)影響値、明細表、集計表、死荷重反力の確認はタブによる切り替えとなっていましたが、影響値、集計計算結果、死荷重反力として項目を分離し、明細表は集計表から呼び出す形式にしました。
3)影響値の確認に影響値描画を追加して、主桁ごとまたは横断面位置ごとに影響線図の確認ができるようにしました。
4)反力集計表は全支点を一括して表示するようにしました。
5)合成桁の場合は、合成後集計結果に合成前+合成後の結果を表示するようにしました。
6)断面力図の描画設定内容を変更しました。断面力図は同一描画領域に描画するようにし、断面力図の出力設定を追加し、設定に従って出力(プリンタ出力、DXF出力)を行うようにしました。
7)断面力図は合成桁時に、合成前、合成後両方計算していないと描画していませんでしたが、片方だけしか計算していなくても描画できるようにしました。
8)HTML結果のファイル保存で、出力ファイルがすでに指定されている時、追加保存の確認ダイアログを表示するようにしました。各結果は同一ファイルに出力することができます。
9)HTML結果のファイル保存で、図の保存画像形式に、JPEG形式を追加しました。
5.出力事項について
1)入力事項の変更に伴い、入力データ出力の項目等を変更しました。
2)結果データ出力で、たわみ集計表に「桁自重」として表示する荷重の選択を設けました。また、明細表と死荷重反力にて出力される死荷重項目の出力順を決定する設定を設けました。これら設定については、結果確認画面においても設定できます。
3)結果データ出力からMighty-Bridge用ファイル出力を分離しました。任意の荷重入力が可能になったため、ファイルに出力する荷重を選択するための設定画面を追加しました。
6.その他
1)構造図表示領域で格点位置にマウスカーソルを置いた時に、格点座標を表示するようにしました。
2)メニューの「オプション(O)」の「表示項目の設定(V)」に結果確認画面の設定を追加しました。構造図や結果確認の図の設定はこの画面で設定することができます。
3)計算実行時に、入力データに問題がある場合には警告画面を表示するようにしました。
4)結果確認画面と結果出力の集計表について、活荷重が無載荷の場合でも合計値を表示するようにしました。
5)構造図、結果確認の図のルーラー色を、必ずボタン色となるように変更しました。
■変更事項
1.任意荷重入力に伴い、保存ファイルの拡張子をAGRDからAGREに変更しました。
2.集計計算中のステータスバーに表示されるメッセージ「たわみの集計中」、「断面力の集計中」、「反力の集計中」を、「集計計算実行中」にしました。
3.集計計算状況画面に、各計算ごとの計測時間を表示する機能を追加しました。
4.入力変更に伴いヘルプ内容を修正し、また、補足ヘルプを本体ヘルプと統合し、メニューの「ヘルプ(H)」から「補足ヘルプ(S)」の項目を削除しました。
5.構造図のDXF保存で、文字列の左下位置を基点扱いとして読み込む製品用に左下が基点となるように調整していましたが、今回から文字列の左上位置を基点として扱い、保存するように変更しました。
6.合成桁のとき、合成前と合成後で格点数や部材数が異なる、支点位置が異なる等の場合には「合成前+合成後」の結果を出力することはできませんでしたが、新たに格点、部材、支点の各データの入力順番が異なる場合にもその制限の対象としました。
また、このように合成前と合成後で入力モデルが異なる場合には断面力図の描画も制限するようにしました。
■不具合修正
1.せん断補正点(着目している部材端位置)におけるせん断力影響値補正で、部材i端側着目時は「補正値=η+1」、部材j端側着目時は「補正値=η-1」としていますが、このとき、影響値ηを絶対値で取り扱っており、補正前の値と補正値が同符号側になる場合に正しく補正値を計算していなかったため、絶対値での取り扱いを止めそのまま計算するように修正しました。構造データの桁のモデルが1箱桁構造の場合には、せん断補正点と横桁で結合されている格点も補正対象となりますので、せん断補正点と同様に、補正する際の絶対値での取り扱いを止めました。
2.合成桁で合成前のみ支点沈下の計算をする時、結果出力において、支点沈下を含む合成前+合成後の結果が出力されていなかったため、出力するように修正しました。
3.断面力の影響値テキスト出力で、格点数と改行文字数によっては(格点数12で改行文字数80等)、データ間の段落をつける改行がうまく行われなかったため、改行を正しく行うように修正しました。
4.断面力集計表(主桁、横桁)で、主桁部材数と改行文字数によっては(主桁部材数2で改行文字数80等)、データ間の段落をつける改行がうまく行われなかったため、改行を正しく行うように修正しました。
5.構造モデルを回転させて入力すると、結果確認画面(集計表、断面力図)と結果出力(明細表の主桁番号順出力、集計表、横桁部材の出力)で、部材や格点の出力順が入れ替わることや、断面力図描画に不具合が発生する場合がありましたので、回転しても主桁部材や主桁上格点は主桁の開始端から順番に(主桁ごとに表示する場合)、横桁については、部材入力順に表示するように修正しました。
6.旧活荷重計算時に、断面力確認のHTML明細表で曲げモーメントとせん断力表示のように2項目並べて表示すると、最小データの表示で、「(活荷重合計)最小)」、「群集荷重最小」の順で表示されていました。本来はこの逆の順番で出力されるのが正しいのですが、今回から2項目並べて表示する機能が無くなりましたので、順番が逆に表示されることも無くなりました。 |
2.00
↓
2.01 |
'99.10.18 |
■改良事項
1.DOS版データ(拡張子UCG)の「MEMBER」データのみを読み込む機能を追加しました。単純に、指定されたDOS版データの「MEMBER」データのみを入れ替えます。このとき、指定されている主桁番号については無視されます。構造データの「断面」と「部材」両データのポップアップメニューより読み込むDOS版データを指定して、実行することができます。
2.道路橋示方書T共通編の支承に作用する負の反力計算式4.1.1は、平成8年版道路橋示方書式を固定採用していましたが、選択を設けて、新たに首都公団対応用に平成6年版式も選択できるようにしました。選択は新たに設けた項目「基本データ」で入力します。データ追加に伴い、入力データの出力には選択式のタイプを出力するように、平成6年版式使用時には結果データの出力と表示に死荷重による正負の反力値を出力するようにしました。
■変更事項
1.「構造データ」で入力していた「計算タイトル」と「モデル」の両データを、新たに設けた項目「基本データ」で入力するように変更しました。また、従来「モデル」で入力していたデータを「桁構造」と「橋種」に分離しました。合成桁の場合には、合成前と合成後で別々の画面での入力となっていましたが、「基本データ」として同一画面での入力とし、「橋種」も合成前と合成後で共通としました。合成前と合成後の橋種が異なるような矛盾したデータであった場合には、合成後の橋種がセットされます。上記改良事項の第2.項、道示反力式の選択をこの画面に追加しています。
2.幅員は、ラインデータで作成されたラインを指定して項目を定義しますが、その幅員範囲は、単に指定された左右のラインの始端、終端をそれぞれ直線結んだ範囲でした。今回、その左右両方のラインが橋梁端部の支承線ラインと交差または支承線ライン上と一致する場合には、支承線ラインに沿って範囲を決定し、幅員とするようにしました。描画、面積計算についても対応しています。
■不具合修正
1.UCGファイル(DOS版データ)の読み込みで、材質データ「MATERIAL」がない場合には、材質初期値を「鋼」としてデータセットしますが、Ver2.00より、UCGファイルの1行目21カラムから半角大文字で「SI」の2文字が入力されている時は、SI単位系で作成されているデータと見なすように改定したときに、「SI」の入力があっても、従来単位系で「鋼」のデータセットをしていたため、SI単位系での「鋼」データを初期値としてセットするように修正しました。SI単位系でセットされる「鋼」データの初期値は下記のとおりです。
弾性係数=2.000×10^8(kN/u)、せん断弾性係数=7.700×10^7(kN/u)
2.雪荷重の載荷範囲である幅員が、複数の幅員から構成されていると、最後に定義されている幅員分しか雪荷重を考慮していなかったため、設定されているすべての幅員に載荷するように修正しました。
3.通常、橋梁端部(支承線位置)まで車道がある場合、支承線に沿って車道定義ラインとの交点までを車道幅員とみなしてL荷重(P1荷重)を載荷する横断面としますが、1径間斜橋モデルのときには、終端側に設定した支承線と中心線定義ラインとの交点位置に作成される横断面までしか載荷範囲とみなしていなかったため、車道が端部で欠けた状態でL荷重を載荷していました。車道が存在する領域までL荷重を載荷する横断面とみなすように修正しました。
4.1つの幅員項目で橋軸方向に非連続になるような幅員を定義した場合、非連続領域で集計横断面が1つも作成されないと、その領域を連続領域であるとみなし、その幅員に等分布荷重や分布荷重が載荷されていると、連続した載荷状態で計算していましたので、幅員定義どおり(非連続幅員のまま)に計算するように修正しました。
5.幅員データの構造定義で指定する「車道取り扱い幅員項目」、「歩道取り扱い幅員項目」は活荷重の計算に使用しますが、指定された幅員が橋軸方向に非連続、または橋梁上のある一部分であると、活荷重が指定された幅員範囲外にも載荷されてしまい、正しい集計を行っていなかったため、幅員定義どおり(非連続幅員のまま)に集計するように修正しました。 |
2.01
↓
2.02 |
'99.10.25 |
■不具合修正
1.JIP線形ファイル(日本電子計算株式会社の製品 LINERの線形ファイル拡張子(LL2)読み込みで、1ページ内に複数横断面が入るケースや、読み込む数値の印刷開始カラムと桁数が固定でない場合は読み込めませんでしたが、読み込めるように修正しました。
2.線形ファイルの座標データが本プログラムでの最大値を越えるケースがありましたので、線形ファイル読み込み時の設定画面に、オフセットの設定を追加しました。
3.集計結果確認画面のヘルプで表示されるヘルプ画面で、「表示項目」のリンクが断面力図の表示項目ヘルプにリンクしており、説明内容と一致していなかったため、正しくリンクするように修正しました。 |
2.02
↓
2.03 |
'99.11.05 |
■改良事項
1.JIP線形ファイル(日本電子計算株式会社の製品 LINERの線形ファイル拡張子’LL2’)読み込みで、同一ファイル内に2回以上同じ名称のセクションが定義されている場合には読み込みエラーとしていましたが、2回目以降の定義データは読み飛ばす処理を追加しました。
2.JIP線形ファイル読み込みで、ファイルの読み込み途中でエラーが発生した場合には全ての処理を中断していましたが、エラー発生前までの部分を読み込み可能となるように変更しました。
3.入力データの出力で、各データ単位での出力のために改ページがずれてくる場合がありましたが、ブロック単位での出力としてブロックごとに改ページ位置を調整するようにしました。
■変更事項
1.線形ファイルの読み込みにおいて、座標データの最大・最小チェックを追加しました。本プログラムでの座標取り扱い範囲(-9999.9999〜9999.9999m)を越える場合は読み込むことが出来ませんので、オフセットを利用して範囲内となるよう調整してください。
2.線形ファイルの読み込みにおいて、Y座標反転の項目を追加しました。この項目がチェックされている場合には、すべてのY座標がX軸で反転した値となります。
■不具合修正
1.Ver2.01で発生した、幅員判定時の不具合により集計計算結果が異なる場合がある現象について対策しました。この不具合は、集計横断面と支承線が微小な角度で交差するような状態時に、その集計横断面が幅員範囲外と判定されることがあり、集計結果が異なってしまうというものです。
2.UCGファイル(DOS版データ)の読み込みにおいて、横断線補正データ「CORRECT」と支点沈下用支承線定義データ「P-LINE」の、継続指示「CONT」に対応していませんでしたので、対応するように修正しました。「CONT」指示の有無に関わらず、同じ横断線番号が連続行で指定されている場合は継続行であるものとして処理します。
3.本体入力表、線形ファイル読み込み、モデルジェネレータ入力表において、入力中に画面をスクロールして編集中のセルが画面外になった場合に、変更が反映されない場合がある現象について修正しました。 |
2.03
↓
2.04 |
'00.01.12 |
■改良事項
1.線形ファイル読み込みで、本体側にセットできるライン性質には制限がありましたが、新たにライン性質登録機能を追加することにより、ラインデータや荷重データ等の任意のライン性質の追加が可能となり、本体側データに任意にセットできるようになりました。
この機能追加に伴い、デフォルトのライン性質の変更(ライン性質名称を本体側に統一し、またそれに伴う性質名称の追加)と、セクション性質番号が変更されています。
登録されたライン性質は、製品をインストールしたフォルダに「LINEREG.DAT」というファイル名で自動的に保存され、次回起動時にも自動で読み込まれます。
2.線形ファイル読み込みで、本体側への変換確定を行う前に、現在の設定状態に従った格子図確認ができるようにしました。
3.桁の種別(非合成桁、合成桁)を変更できるようにしました。変更は、メイン画面左側のブラウザ最上部に表示されているデータファイル名位置(基本データの1つ上)にて行います。
4.Windows版格子計算においては、設定される格点は全て載荷格点として取り扱っていましたが、格点データに載荷条件を追加し、非載荷格点を取り扱えるようにしました。
5.幅員データの項目定義にて、定義されている幅員に対する面積を表示する機能を設けていますが、1つの定義幅員が複数の幅員から構成されている場合には、それぞれの構成幅員ごとの面積を表示するようにしました。左右のラインが逆転している場合には負の面積で表示されますので、定義した幅員のチェックが容易になっています。
6.活荷重反力の計算で衝撃を考慮するかどうかの選択を「活荷重」データ入力画面に追加しました。
7.入力データの出力に、出力タイプを入力画面イメージで出力するタイプ(縦方向出力)を追加しました。また、従来出力(横方向出力)についても一部縦方向出力されるデータがありますが、そのデータ途中にて改ページが起きる場合には、改ページ後に出力内容についての項目を再出力するようにしました。
8.影響値計算後の集計計算に対して、計算経過をゲージにて表示する機能を追加しました。
ゲージは、ステータスバー(メイン画面最下部)に表示されます。また、計算中に計算を中断できるようにボタンを用意しました。
■変更事項
1.幅員データの構造定義にて入力する「床版左端取り扱いライン」と「床版右端取り扱いライン」を、「集計有効エリア左端ライン」と「集計有効エリア右端ライン」にそれぞれ名称変更しました。集計を有効とするエリアを決定して頂くためのデータですので、このように名称変更しました。
また、メニューの「計算(C)」の「計算方法の設定(H)」にある「有効とする床版外死荷重までの距離」についても、「集計有効エリアを拡張する距離」に名称変更しました。
2.結果確認画面の横断面確認で、活荷重の項目に表示される衝撃係数とT荷重割増係数の小数点以下の桁数を3桁から4桁にしました。
3.本プログラムをアンインストールして、本バージョン(Ver2.04)をインストールした場合、または、初めてインストールする場合に、メニューの「計算(C)」の「計算方法の設定(H)」にある「横断面を同一とする格点の間隔」と「集計有効エリアを拡張する距離」についての初期値をそれぞれ0.000mに変更しました。
前バージョンまでは、「横断面を同一とする格点の間隔」が0.100m、「集計有効エリアを拡張する距離(Ver2.03までは、有効とする床版外死荷重までの距離)」が1.000mとなっていました。
アンインストールせずにインストール、現在インストールされている領域と別ディレクトリにインストール、そして差分ファイルのみを取得、の3パターンにつきましては初期値の変更は行われません。
■不具合修正
1.UCGファイル(DOS版データ)の「LIVE」データ(活荷重データ)で、荷重強度を0とする場合は、0.00001を入力するようにDOS版マニュアルに記載(Windows版ヘルプのキーワード「LIVE」でも参照可)されていますが、Windows版で読み込んで計算すると、0ではなく入力値0.00001で計算していましたので、0で計算するように修正しました。
2.メイン画面の構造図表示領域で格点位置にマウスカーソルを置くと、格点座標が表示されますが、合成桁の場合には合成前の格点データを参照していたため、合成前と合成後の格点数に違いがあると、表示エラーを起こしていましたので修正しました。
3.死荷重は負の荷重を取り扱うことができますが、雪荷重に負の荷重を入力して計算すると、0として計算されていましたので、入力値どおりに計算するように修正しました。
4.「等分布荷重」、「分布荷重」、「線荷重」、「主桁上荷重」の4種類の死荷重のうち、どれ一つ荷重を定義していない状態で計算すると、集計計算中にエラーが発生するのを修正しました。
5.Mighty-Bridge用出力ファイルの断面力出力ファイルで、SI単位系時に桁あふれすることがありましたので、小数点以下3桁出力を、SI単位系時には小数点以下2桁出力に変更することで桁あふれに対応しました。
6.入力データの出力でT荷重割増係数の出力が無かったため、活荷重の種類にB活荷重(T荷重)が含まれる場合には出力するようにしました。 |
2.04
↓
2.05 |
'00.02.01 |
■不具合修正
1.活荷重の種類を旧活荷重(L-14)にして、等分布活荷重強度を支間長データから自動計算する場合、入力データ出力で出力される等分布活荷重強度が旧活荷重(L-20)での計算値を出力していましたので、修正しました。
2.ヘルプのキーワード検索で「1BOX箱桁構造の例」と入力して表示される内容で、仮想主桁の剛度を0.00001m^4とするように記述されていましたが、正しくは0.000001m^4でしたので修正しました。また、横桁剛度につきましても単位が記述されておりませんでしたので、単位を記述しました。 |
2.05
↓
2.10 |
'00.03.13 |
■改良事項
1.プロテクトチェックをWindows2000に対応しました。
2.すべての入力表において、クリップボードを経由してのカットアンドペースト機能を追加しました。「Ctrl+C」でのコピー、「Ctrl+X」での切り取り、「Ctrl+V」での貼り付けをサポートしています、この機能により、Microsoft
ExcelやUC-1 FRAMEマネージャ for Windowsなどとのデータのやり取りが可能になりました。
3.UC-1 FRAMEマネージャ for Windows で格子モデルを取り込むための、連動ファイルを作成する機能を追加しました。FRAMEマネージャ
Ver1.44以降で読み込むことができます。
4.線形ファイル読み込みにおいて、データ変換用の各項目設定内容をファイルに保存する機能を追加しました。読み込み完了後、読み込んだファイルと同一フォルダに設定ファイル(拡張子:INI)が作成されます。
次回からの同一ファイルの読み込みにおいて、データファイルと設定ファイルが2つ1組で同一フォルダに存在すると、前回読み込み時の各項目が自動的に設定されます。
5.ラインデータと線荷重の入力において、ファイルから指定された線形ラインのみを取り込む機能を追加しました。入力表を右クリックして表示されるポップアップメニューから呼び出せます。
6.入力データ、結果データ、Mighty-Bridgeデータ出力における印刷・出力機能について、以下のように改善しました。
・プリンタ設定のチェックを削除し、印刷実行時には必ず設定画面を表示するようにしました。
・計算タイトル、ページ番号の行にも左マージンを反映させるようにしました。
・印刷範囲のページ指定が可能になりました。
・印刷用紙内に文字が収まりきらない場合には、確認メッセージを表示するようにしました。
・出力先がプリンタの場合のプレビュー表示を、印刷イメージとなるよう変更しました。マウスドラッグによる拡大表示もサポートしています。
・出力フォント設定を保存し、次回のプログラム起動時にも有効とするようにしました。
7.モデルジェネレータにおいて、中心線形を構成する座標上に定義横断線を自動で作成する機能と、複数の定義横断線の角度を一度に編集する機能を追加しました。詳細については、モデルジェネレータヘルプをご参照ください。
■変更事項
1.プログラム起動中はプリンタの設定を保持しておくように変更しました。
2.「出力(P)」メニューの構成を変更し、「連動ファイル作成(L)」のサブメニューとして「FRAMEマネージャ(F)」、「Mighty-Bridge(M)」、「UC-BRIDGE(B)」となるようにしました。
■不具合修正
1.支承線延長線上とは交差するが、主桁とは交差しない集計横断面位置について、支承線上影響値算出の不具合により、その位置での床版等がカットされたような状態で計算される不具合を修正しました。
2.等分布死荷重、分布死荷重、活荷重の計算で使用される集計横断面上の荷重載荷範囲算出において、0.0001m未満の範囲で載荷範囲が二重に設定される場合がありましたので、修正しました。
3.死荷重の分布荷重計算で、始点側荷重強度が0.0から始まる三角形分布荷重の場合に、荷重強度0.0位置に作成される集計横断面と、その次に作成される集計横断面までの間について分布荷重が集計されない不具合を修正しました。
4.他支点反力計算で、正しく活荷重値の計算が行われない場合がありましたので、修正しました。
5.モデルジェネレータファイルの読み込みにおいて、中心線要素の連結点に同一座標が連続して設定される場合がありましたので、修正しました。
6.Viewer版での動作時に、支点データ入力画面に切り替えようとすると、エラーが発生する場合があるのを修正しました。 |
2.10
↓
2.11 |
'00.03.16 |
1.集計有効エリア左端(右端)ラインで指定されたラインと支承線との交点位置での、集計横断面上影響値算出において、実際には交点座標が存在しない横断面位置に対し、交点が存在するものとみなして影響値算出を行う場合がありましたので、修正しました。 |
2.11
↓
2.12 |
'00.04.19 |
■不具合修正
1.集計軸は、中心線と支承線より内部的に決定されますが、このとき、支承線を延長したラインと中心線が2箇所以上で交差すると、集計軸を正しく作成できなかったため、作成できるように修正しました。
2.集計横断面は、格点位置や、荷重変化点などで作成されますが、この集計横断面の隣り合う間隔が微小な場合、集計横断面を内部的に1つにしますが、このとき、荷重や幅員情報が欠落する場合があり、正しく計算できないことがありましたので、修正しました。
3.集計軸を連結してL荷重の橋軸方向載荷位置を決定しますが、この連結部に不具合があり、正しく橋軸方向載荷位置が求まらない場合がありましたので、修正しました。
4.入力表のスペースキーでデータを切り替えるセルで、「F2」キーを押した直後に別の入力表に切り替えようとすると、プログラムが強制終了する場合がありましたので、修正しました。 |
2.12
↓
2.13 |
'00.04.27 |
■変更事項
1.L荷重の橋軸方向の載荷位置を決定する場合、載荷位置を移動しながら最大または最小となる位置を決定していましたので、最大または最小となる位置を厳密に算出していない場合がありましたが、この位置を厳密に算出するように変更し、最大値最小値を算出するようにしました。
■不具合修正
1.本プログラムの集計処理は、支承線と中心線から集計軸を作成し、その集計軸単位で集計処理を行いますが、1つの集計軸を見た場合に、その集計軸直交方向に成される集計横断面とその集計軸を決定する際に元になった支承線以外の支承線延長ラインとの交点が、有効エリア内に含まれると、影響値補間がうまくいかずに集結果に影響を与えていましたので修正しました。
2.UCGファイル(DOS版データ)の読み込みで、横断線を構成する格点を中心線進行方向に見て左手側から並べた場合に、その格点Y座標が降順になっていないと荷重位置や幅員位置を正しく変換できませんでしたので、正しく変換するように修正しました。 |
2.13
↓
2.14 |
'00.06.16 |
■不具合修正
1.幅員を決定するとき、第1支承線または最後の支承線を延長したラインと幅員構成ラインが2箇所以上で交差すると、正しく幅員の範囲を認識できずに描画及び集計計算に影響を及ぼし、集計結果が異なる場合がありましたので修正しました。
2.モデルジェネレータで入力データ保存に関して不具合がありましたので修正しました。モデルジェネレータのバージョンはVer1.03となっております。
1)格点番号:主桁名と主桁番号を入力せずにデータ保存すると、初期状態(横断線基準、主桁番号桁数:2、先頭番号:1、ピッチ:1)で保存されてしまう点を修正しました。
2)データ保存:ジェネレータデータを「開き直す」で読み込み、データ変更後に「上書き保存」を実行すると、プログラムが記憶している領域(起動直後はプログラム領域、「開く」や「名前を付けて保存」を実行している場合にはそのデータ領域)にデータを保存し、上書き保存時の確認メッセージに表示される領域に保存されないことがありましたので正しく保存するように修正しました。 |
2.14
↓
2.15 |
'00.07.07 |
■改良事項
1.計算結果を保存できるようにしました。結果ファイルの拡張子はAGRRです。結果が保存されている場合には、入力データ読み込みに合わせて読み込むことができます。
2.部材データ入力画面のポップアップメニューから登録されている断面と材料の確認ができますが、その確認画面の表示領域を変更できるようにしました。また、カーソルが断面番号のセルにある場合、その断面番号の諸量値をステータスバー(メイン画面最下部)に表示するようにしました。
3.入力データの出力に部材(断面諸量)の項目を追加しました。
4.横断面と影響値の両結果確認画面を連動して確認できるようにしました。
5.明細表において、活荷重による値から衝撃分を差し引き、衝撃分を別項目として出力できるようにしました。別項目として出力するか従来どおりの出力とするかの設定は、メニューの「オプション(O)」-「表示項目の設定(V)」にある「結果確認」-「結果確認共通」にて行います。
6.集計表と明細表の小数点以下の表示桁数を0〜5桁の範囲で調整できるようにしました。設定はメニューの「オプション(O)」-「表示項目の設定(V)」にある「結果確認」-「結果確認共通」にて行います。
7.断面力図に表示される断面力値の小数点以下の表示桁数を0〜5桁の範囲で調整できるようにしました。設定はメニューの「オプション(O)」-「表示項目の設定(V)」にある「結果確認」-「断面力図」にて行います。
■不具合修正
1.横桁を設けずに計算すると、結果データ出力の集計表出力において最後の主桁分の出力が行われませんでしたので、出力するように修正しました。
2.断面力値が非常に小さな値であると、断面力図の出力において、描画スケール計算の不具合により図が用紙をはみ出て出力される現象を修正しました。 |
2.15
↓
2.16 |
'00.08.30 |
■変更事項
1.問い合わせ支援ツールに対応しました。このツールはメニューの「ヘルプ(H)」-「Internet利用による問い合わせ(S)」により起動することができ、弊社FORUM8の製品開発部署宛てに直接お問い合わせのメールを送信します。この機能を使用するには、別途、製品CD-ROMから製品のインストールと同様に「問い合わせ支援ツール」をインストールする必要があります。
2.支点沈下の計算を実行し、計算指示にて支点沈下全組み合わせの計算を「する」とした場合に、内部的に組み合わせケースが作成され、どの基本ケースが組み合わされたケースであるのかがわかりませんでしたので、入力データの出力においてその内部的に作成された組み合わせケースを出力するようにしました。また、結果の支点沈下最大・最小ケース表示において、基本ケースが最大・最小となる場合には基本ケース番号をそのまま表示し、組み合わせケースが最大・最小となる場合には組み合わせケース番号に基本ケース数を加算したケース番号を表示していましたが、基本ケースは「基
1」、組み合わせケースは「組 1」のようにケース番号認識が容易にできるようにしました。
■不具合修正
1.集計横断面は格点位置、死荷重、係数変化点、幅員変化点において作成されますが、以前はこの全ての集計横断面を共通に使用して全ての死荷重、活荷重の計算を行っていました。今回から入力されている1つ1つの荷重ごと(等分布荷重などに入力されている1つ1つの荷重名称ごと)にその荷重に関係した集計横断面のみを使用して集計計算を行うように変更しました。この変更により、1つの荷重ラインなどを変更した場合にはその荷重の結果のみが影響を受け、他の荷重の結果は影響を受けないようになりました。使用する集計横断面は以下のとおりです。
・等分布荷重:等分布荷重を載荷する幅員の変化点
・分布荷重:分布荷重を載荷する幅員の変化点+荷重変化点
・線荷重:線荷重の荷重変化点
・主桁上荷重:主桁上荷重の荷重変化点
・活荷重(車道):車道取り扱い幅員変化点+各荷重に関係する係数変化点
L荷重時:L荷重衝撃係数変化点
T荷重時:T荷重衝撃係数変化点
L-20、L-14時:L荷重衝撃係数変化点
TT-43時:L荷重衝撃係数変化点+TT-43主、従荷重係数変化点
・活荷重(群集):歩道取り扱い幅員変化点
なお、格点位置、等間隔指定にて作成されている集計横断面、集計単位ごと(集計軸ごと)での開始終了横断面については全荷重で共通して使用されます。集計横断面の作成元情報はメニューの「結果確認(R)」-「横断面(C)」-「集計軸・横断面」にて確認することができます。
2.格点上でない位置の影響値は補間計算により求めますが、主桁よりも外側の位置で2本以上の主桁と集計横断面が交差しないため補間計算に必要な影響値が足りない場合には、前後の横断面を使用して補間計算していましたが、その補間に使用する前後の横断面は必ず格点位置または支承線構成格点位置にて作成された集計横断面を使用するようにしました。(参照:影響値の補間-(3)特殊な補間
2.)
3.断面力図の描画では支点データで設定されている格点位置を支点として表示し、支点間を支間として区切り、支間ごとにモーメント最大最小値を表示していましたが、支承線データで設定されている格点位置についても支間として区切り、モーメント最大最小値を表示するようにしました。
4.データを読み込み、データを変更せずに計算実行し、そのまま別データを読み込む場合に、計算結果を保存するかどうかのメッセージを出すようにしました。
5.計算結果ファイルの構成が変更されていますので、本バージョンで保存した結果ファイルは旧バージョンで読み込むことはできませんのでご注意ください。旧バージョンで保存した結果ファイルは本バージョンで読み込むことができます。
6.プロテクトルーチンを更新しました。変更内容は以下の通りです。
・NetUPDATEのNetPROモニター機能(製品使用状況)への対応
■不具合修正
1.中間支承の格点を部材端とする主桁部材に着目した線荷重のせん断力計算において、その支承線上または支承線延長上にある線荷重位置のせん断力影響値が、現在集計中の支間側ではなく支承線を挟んだ隣の支間側の影響値を使用することがあり、正しく線荷重の計算を行わない場合がありましたので修正しました。
2.線荷重が集計横断面と平行に配置されてしまうと計算が正しく行われなかったため、集計軸方向に距離の無い荷重として取り扱い、計算しないように修正しました。
3.支承線上または支承線延長ラインと荷重ラインの交点を見た場合に、荷重変化点が計算時に集計対象としている区間(支承線と集計エリアによって区切られている範囲)よりも外側に微小にずれている場合、荷重ラインと支承線ラインとの交点位置および荷重変化点の2箇所で集計横断面を作成していましたが、本来、荷重変化点は集計対象としている区間よりも外側にあるので、交点位置にだけ集計横断面を作成するようにしました。
4.不具合修正項目3.とは逆に荷重変化点が集計対象としている区間の内側に微小にずれている場合、集計横断面は作成されずに僅かに荷重が削られている状態となっていましたので、荷重ラインと支承線ラインとの交点位置および荷重変化点の2箇所で集計横断面を作成するようにしました。
5.結果確認画面において、横断面と影響値の確認画面を同時に表示していると、横断面番号の直接入力がうまくいかない場合がありましたので修正しました。
6.影響値結果確認画面の影響線図(横断面)描画で、影響値点数が同一点に2点だけの場合、正しく描画されませんでしたので修正しました。
7.モデルジェネレータヘルプの「定義横断線の選択について」のヘルプ表示で、説明用の画面が正しく表示されていませんでしたので修正しました。 |
2.16
↓
2.17 |
'01.06.11 |
■改良事項
1.算出点(計算する格点や部材)を指定できるようにしました。
2.回転変位(θX、θY)、回転反力(RX、RY)の計算を追加しました。
3.メタル橋時の相反応力部材計算について、「する/しない」を設定できるようにしました。
4.「従載荷/主載荷荷重強度(%)」の入力を追加しました。
5.活荷重の種類に従い、不要な入力表には入れないようにしました。
6.結果データ出力で、変位明細表出力についても主桁番号順の出力をできるようにしました。
7.結果データ出力で、単位(主桁、他支点反力)ごとに改ページを行うか設定できるようにしました。
8.結果データ出力で、追加距離の小数点以下桁数を変更できるようにしました。
9.断面力図で、活荷重のみを追加しました。
10.Mighty-Bridgeたわみファイル作成で、項目9〜13についても設定できるようにしました。
11.「計算-計算方法の設定」に、[格点リナンバ]スイッチを設けました。
12.「オプション-その他設定」に、UCGファイル(DOS版データ)読み込み時の設定を設けました。
■変更事項
1.L荷重と旧活荷重の衝撃係数入力表を分割しました。
2.「計算-計算方法の設定」から[横断面を同一とする格点の間隔]データを削除しました。
3.ラインデータに同一座標が連続して入力されている場合にはチェックするようにしました。
4.SI単位系のヘルプを共通して呼び出すようにしました。従来単位系時には単位を読み替えてご参照ください。
■不具合修正
1.結果確認画面で、横桁を選択すると浮動小数点エラーが発生することがありましたので修正しました。
2.断面力図の曲げモーメントスプライン描画で、1部材の支間が存在した場合に、標本点が部材i端j端の2点であるために、その部材のスプライン描画がおかしくなることがあるのを修正しました。
3.断面力図の曲げモーメントスプライン描画でラインカットを行う時、n部材のi端とj端で曲げモーメント値符号が異なる場合、((n-1)部材j端)と(n部材i端)、および(n部材j端)と((n+1)部材i端)が直線で結ばれていませんでしたので結ぶようにしました。(nが支間開始部材の場合は正しく結んでいました)
4.構造図および断面力図のDXFファイル出力において、カラーパレットで選択した標準色(栗色・黄緑・緑・濃紺・暗青緑・紫)が有効とならなかったため修正しました。
5.合成桁時のMighty-Bridgeたわみファイル作成で、1〜4項目は合成前、5〜8項目は合成後に固定されており、合成前(後)の項に合成後(前)結果を設定すると、合成前(後)値がセットされるなど、設定が正しく反映されなかったため修正しました。
6.UCGファイル(DOS版データ)読み込みにおいて、必須データが無い場合のエラーメッセージが不十分でしたので修正しました。
7.JIP-LINER線形ファイル(*.LL2)読み込みにおいて、1セクションのラインデータが複数ページに渡るデータに対応しました。
8.ヘルプキーワード「Windows版に反映されないDOSデータ」で表示されるヘルプ内容に、「角度データ(ANGLE)」を追加しました。
9.ヘルプキーワード「UCG0648W」および「UCG0649W」で表示される、非載荷格点上に横桁荷重を載荷した場合の警告メッセージについてのヘルプで、【原因】に表記されている「i(j)端側荷重強度に0.0が入力されたものと同様の計算となります」について、「i(j)端側格点影響値を0.0として計算します」に表記を改めました。荷重強度は入力値をそのまま使用します。 |
2.17
↓
2.18 |
'01.08.03 |
■改良事項
1.メニューの「結果確認-3D(荷重・結果)確認」にて、OpenGLを利用した荷重、影響値、集計結果の3D確認機能を追加しました。
2.線形ファイルの読み込みにおいて、取り込み元データのライン・セクションの図を表示できるようにしました。
■変更事項
1.主桁上荷重において、主桁先頭からの距離としての荷重定義を、任意格点位置からの距離として定義するように変更しました。
2.各データ入力項目のヘルプを、「目次-入力データ」より参照できるようにしました。
■不具合修正
1.主桁内格点が定義されていない場合、断面力図を表示できない不具合を修正しました。本件はVer2.17固有の不具合です。 |
2.18
↓
2.19 |
'01.10.18 |
■変更事項
1.製品名称およびヘルプから「for Windows」の記載を削除しました。
■不具合修正
1.ネットワークキーのプロテクトチェックで「Status=10」のエラーが発生する場合がある不具合を修正しました。 |
2.19
↓
2.20 |
'01.12.26 |
■改良事項
1.JIP-LINER線形ファイル(*.LL2)読み込みにおいて、以下のフォーマットの読み込みに対応しました。
・ラインデータが途中の横断線から増加、または減少するケース
・罫線のない英語バージョンのフォーマット
■変更事項
1.線形ファイルの変換設定の不要交点において、不要交点位置の表示方法を変更しました。
2.入力データ出力において、2種類の部材データ出力方法を1つに統合しました。
3.入力データ出力の支点出力で、1支点のデータがページ内に収まるように改ページ処理を調整しました。
4.3D確認画面において、描画項目ウィンドウが他のアプリケーションよりも手前に表示されないようにしました。
■不具合修正
1.T荷重集計において、トラック間隔よりも近い範囲にT荷重が載荷されてしまう場合がありましたので修正しました。
なお、T荷重・TL荷重を設定したデータでは結果が変わる可能性がありますので、本バージョンにて再計算を行ってください。
2.支点数が256個を超えるモデルにおいて、死荷重反力チェック表の作成に失敗する不具合を修正しました。
3.X座標が減少する方向に設定されている線形ファイルの変換で、ラインデータへの変換が正しく行われない不具合を修正しました。
■その他
1.製品ヘルプの入力に関する説明を追加しました。
・入力データ-T荷重強度
・入力データ-他支点反力
2.製品ヘルプのQ&Aを更新しました。
・制限事項-Q1-4.Q1-5.
・モデル化・入力-Q2-4.Q2-11.Q2-12.Q2-13.
・計算結果-Q3-6.Q3-7.Q3-8. |
2.20
↓
2.21 |
'02.03.11 |
■不具合修正
(1)高欄左・高欄右といった左右の線荷重を一つの線荷重項目で定義した場合、左右ラインが連続している見なされ正しく計算を行わない場合がありましたので、修正しました。
(2)合成桁時の(合成前+合成後)Y軸回り回転反力(RY)結果にX軸回り回転反力(RX)結果が出力されていましたので、正しく出力するように修正しました。
(3)合成桁時の(合成前+合成後)他支点反力結果で、X軸回り回転反力(RX)結果およびY軸回り回転反力(RY)結果にZ軸方向鉛直反力(RZ)の結果が出力されていましたので、正しく出力するように修正しました。
(4)合成桁時の結果出力で、変位集計表詳細(桁自重とする主桁上荷重選択)の設定を変更、または、明細表詳細(明細表の死荷重項目出力順番設定)の設定を変更しても、出力項目や出力設定といった他の変更が無い状態でプレビューや出力実行した場合、データの再作成が行われずに、変更内容が反映されませんでしたので、反映するように修正しました。 |
2.21
↓
2.22 |
'02.08.27 |
■改良事項
(1)線形ファイル読み込み時のリソース消費量を改善し、読み込みも高速化しました。
(2)システムリソースのチェック機能を追加しました。
■変更事項
(1)プログラム起動時のDLLバージョンチェックを強化しました。
■不具合修正
(1)支承線延長線上に載荷される荷重位置のせん断力影響値が正しく求まらない場合がありましたので、修正しました。
(2)ファイル保存時に書き込みエラーが発生した場合、エラーメッセージが表示されずに正常に保存されているように処理を終了していたため、エラーメッセージを表示するようにしました。
(3)幅員項目定義、等分布荷重、分布荷重の各入力表で、コンボボックスの切り替えにより行追加が行われる場合、変更データが反映されない場合がありましたので修正しました。
■モデルジェネレータの変更
(1)システムリソースチェック機能を追加しました。モデルジェネレータのバージョンはVer1.06となります。
■ヘルプの変更
(1)「入力データ|雪荷重」、「入力データ|計算指示データ」:雪荷重取り扱いフラグについての詳細を明記しました。
(2)「入力データ|他支点反力」:運用時の注意点を記載しました。
(3)「Q&A|その他|Q5-8」:新規に追加しました。 |
2.22
↓
2.23 |
'02.11.18 |
■不具合修正
(1)主桁格点の定義に未定義の格点番号が入力されていると、以下の操作中にエラーが発生する場合のある不具合を修正しました。
・入力データファイル(*.AGRE)の保存
・主桁上荷重の入力
・入力データの出力
(2)JIP-LINER線形ファイル(*.LL2)読み込みにおいて、カラム数が0の行以降を読み飛ばしてしまう不具合を修正しました。
(3)メイン画面構造図・3D荷重図画面において、主桁上荷重の描画位置が入力とは異なる場合のある不具合を修正しました。
(4)支承線定義の2行目以降に未定義の格点番号が入力されている場合、計算前チェックメッセージには1つ前の行に入力されている格点番号が表示されてしまう不具合を修正しました。
(5)他支点反力の指定支点が反力算出点として指定されていない場合、計算前チェックメッセージには着目支点の番号が表示されてしまう不具合を修正しました。
■モデルジェネレータの変更
(1)構造図選択時にエラーが発生する場合があるのを修正しました。モデルジェネレータのバージョンはVer1.07となります。 |
2.23
↓
2.24 |
'03.02.12 |
■不具合修正
(1)TT-43荷重用割増係数(主荷重用、従荷重用)の小数点以下の入力桁数を3桁にしました。
■ヘルプの変更
(1)「概要|必要システムおよびプロテクト|必要システム」の内容を更新しました。
(2)「入力データ|TT-43主荷重係数」、「入力データ|TT-43従荷重係数」の内容を更新しました。
(3)「サンプルデータ」の項目を追加しました。 |