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News Release
2010年5月19日
株式会社フォーラムエイト
株式会社ゼットエムピー |
フォーラムエイトとゼットエムピー、次世代自動車とサービスロボット分野で協業へ
フォーラムエイトのドライビングシミュレータと
ゼットエムピーのカーロボティクス・プラットフォームRoboCar(R)が連携 |
株式会社フォーラムエイト(所在地:東京都目黒区上目黒2-1-1 代表取締役 伊藤裕二)と株式会社ゼットエムピー(所在地:東京都文京区小石川5-41-10 代表取締役社長 谷口恒、以下ZMP)は、自動車や次世代モビリティ、自律移動ロボットの開発を加速させるため、協業してゆくこととなりました。第一弾として、フォーラムエイト製バーチャルリアリティ(VR)ソフト「UC-win/Road」と、ZMP製カーロボティクス・プラットフォーム「RoboCar(R)」を連携させたVRシミュレーションシステム「UC-win/Road
for RoboCar(R)」を開発いたしました。これにより自動車だけでなく、オフィスの警備や掃除、工場の搬送用等の自律移動ロボットの実環境でのシミュレーションがバーチャルとリアル双方で行えることになります。
また、第2弾として、「UC-win/Road」とZMP製9軸モーションセンサ「e-nuvo IMU-Z」を連携させ、ドライバーの運転姿勢や動向の検出が可能なVRシミュレーションシステムの開発を予定しています。
尚、「UC-win/Road for RoboCar(R)」及び「e-nuvo IMU-Z」は、本日から開催される「人とくるまのテクノロジー展2010」で参考出品いたします。
【UC-win/Road for RoboCar(R) 概要】
ドライビングシミュレーション機能が充実したバーチャルリアリティ(VR)ソフト「UC-win/Roadとロボット技術を搭載したカーロボティクス・プラットフォーム「RoboCar(R)」を連携させ、VR空間でのドライビングにより、実車の1/10スケールモデルカーを模型道路上等で制御させるVRシミュレーションシステム。VRで表現された仮想実空間を利用できることで精緻な空間表現、多様な交通環境・シナリオを設定、試行することが可能となります。自律走行などのカーロボティクスの研究開発、先進安全自動車、及びITSの研究開発等に活用できるシステムです。
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オフイス内を走行するRoboCar(R)(左)とUC-win/Road for RoboCar(R)による仮想実空間を走るRoboCar(R)(右) |
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【出展】
展示会名:人とくるまのテクノロジー展 2010
会期:5月19日(水)〜5月21日(金) 10:00〜17:00
会場:パシフィコ横浜展示ホール 86ブース
【製品紹介】
■UC-win/Road Ver.4 http://vr.forum8.co.jp/
3Dステレオに対応し、ドライビング機能を強化したUC-win/Road Ver.4は、車両性能の作成、エンジンブレーキ・クリープ対応、天候、照明機能を強化、車両ヘッドライト、信号、照明のブルーム効果に対応しており、多様なVR表示をサポートするビジュアルオプションツールズや各種プレゼンテーション機能で、景観検討、設計協議、事業説明などにおけるリアルタイムプレゼンテーション及びシミュレーションをサポートしています。道路・橋梁プロジェクトにおける計画、設計はもとより、各種公共事業や民間開発全般において、合意形成を支援するツールとして広く活用されている。走行シミュレーション、日照シミュレーション、交通流シミュレーション、マニュアルドライブシミュレーションなどによる高度なシミュレーションに対応し、エンジニアの設計、開発、研究業務を支援するソフトウェアです。
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UC-win/Roadによる模型空間のVRモデリング |
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UC-win/Roadのドライビングシミュレータ画面表示例 |
■1/10スケールロボットカー「RoboCar(R)」 http://www.zmp.co.jp/e-nuvo/jp/robocar.html
RoboCar(R)は、ステレオカメラによるリアルタイム画像処理(NECエクトロニクス製高速並列画像処理チップIMAPCAR搭載)を始めとする充実した環境認識機能を高精度・高剛性の4輪台車に搭載した、1/10サイズの電気自動車プラットフォームです。ロボットにはLinuxの開発環境が搭載されており、C言語で開発が可能です。RoboCar(R)により、自動運転、行動計画、衝突(障害物)回避、協調(交通)制御、といった分野で構築したアルゴリズムを、1/10サイズのロボットカーで検証することができます。
■9軸ワイヤレスモーションセンサ「e-nuvo IMU-Z」 http://zmp.co.jp/e-nuvo/jp/imu-z.html
人間の動きの計測などに最適な小型のモーションセンサです。3軸加速度、3軸角速度、3軸地磁気の9軸モーションセンサを搭載し、Bluetooth(無線)、またはCAN(有線)で最大28
個まで接続できます。9軸センサの動作原理とデータ解析方法を基礎から学べるテキストも8月発行を予定しています。本製品は、早稲田大学高西研究室の「人間計測センサシステム」の一部を製品化したものです。
【会社概要】
■株式会社フォーラムエイト http://www.forum8.co.jp/
バーチャルリアリティ、3次元解析など先進のソフトウエアと豊富な実績を有する設計支援・CADソフトを開発/販売/サポートするソフトウエア企業で、土木、建築、交通、自動車分野など海外も含めた精力的な展開を行っています。3DソリューションとしてCAD、解析シミュレーションソフトとの連携を積極的に取り組んでおり、登録ユーザー数も12,732(2010年2月19日現在)と数多くのユーザー様にご利用いただいております。
■株式会社ゼットエムピー http://www.zmp.co.jp/
株式会社ゼットエムピーは、2001年1月、文部科学省傘下の科学技術振興機構(JST)の研究成果である人型二足歩行ロボットPINOの技術移転を受け設立。2005年世界初の家庭用二足歩行ロボットnuvoを発売し、2007年には家庭用自律音楽ロボットmiuroを発売。日本ロボット学会実用化技術賞、経済産業省「今年のロボット大賞2007最優秀中小・ベンチャー企業賞」を受賞。ロボットを活用したエンジニア教育カリキュラム教材e-nuvoシリーズは「今年のロボット大賞2008優秀賞・中小企業基盤整備機構理事長賞」を受賞。累計3,000台の販売実績を重ねています。また、2009年以降、社会的課題である「安全とエコ」に対しては次世代自動車研究用プラットフォーム「RoboCar(R)」及び「RoboCar(R)
G」を、「ヘルスケア」に対してはジャイロ・加速度、地磁気センサ一体型モーションセンサ「IMU-Z」をラインナップに加えるなど、ロボット技術やサービスによるイノベーションを追求し続けています。
[関連リンクURL]
http://www.forum8.co.jp/
http://www.zmp.co.jp/
[この件に関するお問い合わせ先]
(会社名)株式会社フォーラムエイト (部署名)営業Group (担当者名)松田
TEL: 03-5773-1888 FAX: 03-5720-5688 e-mail:matsuda@forum8.co.jp
(会社名)株式会社ゼットエムピー (部署名)広報担当 (担当者名)今西
TEL: 03-5802-6901 FAX: 03-5802-6908 e-mail:imanishi@zmp.co.jp |
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