Q18−1. |
道示WP223記載のフーチング端部補強筋はどこで入力するのか? |
A18−1. |
「図面作成」→「鉄筋」→「底版鉄筋」の「配力筋(腹部前趾)」「配力筋(腹部後趾)」に鉄筋径を入力した後、図面生成をする事で底版腹部に配筋します。 |
|
|
Q18−2. |
胸壁開口部の補強筋の作画方法 。 |
A18−2. |
胸壁開口部の補強筋は、「図面作成」→「基本条件」で「開口部」を「作図する」として頂き、開口部の形状(「形状」→「開口部」)・かぶり(「かぶり」→「開口部・穴よけ」を指定した後、図面生成を行う事で、開口部補強筋を配筋します。
なお、開口部補強筋の鉄筋径は、胸壁の前背面主鉄筋を使用します。 |
|
|
Q18−3. |
「図面作成」→「鉄筋情報」(各鉄筋の鉄筋情報)は、どのタイミングで初期化されるか。 |
A18−3. |
計算結果と図面データに矛盾が生じないように、「入力」情報を変更し「計算確認」をした段階で初期化しています。
また、以下の場合には各鉄筋の鉄筋情報を破棄し再度生成し直します。
- (1)「図面作成」→「鉄筋生成」ボタンを押した場合。
- (2)「鉄筋生成」ボタンが見えていない状態で「図面生成」ボタンを押した場合。
従いまして、「図面作成」は、計算側の「計算確認」がある程度収束した段階で操作し、上記の「各鉄筋の鉄筋情報の初期化」のタイミングに注意して目的の図面を作成して頂くことをお奨めいたします。 |
|
|
Q18−4. |
各鉄筋の鉄筋情報(記号など)や配筋情報を変更する方法は? |
A18−4. |
「図面生成」や「鉄筋生成」で生成した鉄筋の鉄筋情報や配筋情報は、以下の手順で変更する事ができます。
1)「基準値」->「図面生成条件」で図面生成条件画面を開く。
2)「図面生成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」のチェックボックスにチェックをつける。
3)「図面作成」ボタンを押して図面作成モードにする。
4)「鉄筋情報」ボタンを押して鉄筋情報画面を開く。
5)変更を行う部分 (例えば「橋台本体」)のボタンを押下し、鉄筋情報画面を表示する。
6)「鉄筋グループ名称一覧」から目的の鉄筋グループ名称(例えば「底版主鉄筋」)を選択する。
7)「鉄筋一覧」から目的の鉄筋名称(例えば「底版主鉄筋組鉄筋」)を選択し、「編集」ボタンを押す。
8)表示される入力画面で鉄筋情報や配筋情報の変更を行う。
9)「図面生成」を行う。
但し、この操作で鉄筋の鉄筋情報や配筋情報の変更を行う場合は、計算結果と矛盾が生じない程度の変更に留めてください。 |
|
|
Q18−5. |
橋台たて壁のハンチ筋を「なし」に設定しているが、図面を生成すると、ハンチ筋が入った図になっている。 |
A18−5. |
「図面作成」モードにおいて「鉄筋生成」ボタンが見えている状態で「鉄筋」→「たて壁鉄筋」画面の「鉄筋径・記号」の「ハンチ筋」の鉄筋径を「なし」に変更し、そのまま「図面生成」ボタンを押し図面生成を実行した場合にご指摘の現象が発生します。(上記情報の変更を行っただけでは鉄筋情報の再生成が行われないため、「ハンチ筋」の鉄筋情報が残ったままとなっています。)
「図面作成」モードにおいて「鉄筋生成」ボタンが見えている状態で「形状」「かぶり」「鉄筋」情報を変更した場合は、「鉄筋生成」ボタンを押して鉄筋情報を再度生成し直した後に「図面生成」ボタンを押し、図面生成を実行してください。
なお、「鉄筋生成」ボタンを押して鉄筋情報を再度生成した場合は、押下する前に「鉄筋情報」ボタンを押して入力した各鉄筋情報が破棄されますのでご注意ください。 |
|
|
Q18−6. |
主鉄筋の継ぎ手方法を指定するには? |
A18−6. |
主鉄筋の継ぎ手方法は「図面作成モード」−「鉄筋」の各入力画面で設定が行えます。
以下に各鉄筋の指定箇所を示しますので、適切な値を入力した後「図面生成」または「鉄筋生成」を行ってください。
本体:たて壁主鉄筋
「鉄筋」−「たて壁鉄筋」−「主鉄筋寸法入力」の継ぎ手方法
本体:底版主鉄筋
「鉄筋」−「底版鉄筋」−の主鉄筋継ぎ手方法
翼壁:内面垂直主鉄筋
「鉄筋」−「左(右)翼壁鉄筋」−「内面垂直主鉄筋寸法入力」の継ぎ手方法 |
|
|
Q18−7. |
スターラップのフックの形状を指定するには? |
A18−7. |
スターラップのフック形状は「図面作成モード」−「鉄筋」の各入力画面で設定が行えます。
以下に各鉄筋の指定箇所を示しますので、適切な値を入力した後「図面生成」または「鉄筋生成」を行ってください。
本体:胸壁スターラップ
「鉄筋」−「胸壁鉄筋」−「スターラップ」のフック形状
本体:中間帯鉄筋
「鉄筋」−「たて壁鉄筋」−「中間帯鉄筋」のフック形状
本体:底版スターラップ
「鉄筋」−「底版鉄筋」−「スターラップ」のフック形状
翼壁:底版スターラップ
「鉄筋」−「左(右)翼壁鉄筋」−「組立筋」のフック形状 |
|
|
Q18−8. |
竪壁の水平補強筋の形状をタイプ4(先端フック形状:直角−半円)とした場合、配筋図中の水平補強筋平面図にフックが表記されてないのはなぜか? |
A18−8. |
竪壁の水平補強筋の形状をタイプ4とした場合、水平補強筋平面図に作図する水平補強筋の先端形状は、作図しておりません。これは、参考図面として使用致しました建設省の各地方建設局の図面の水平補強筋平面図には水平補強筋の先端端形状が作図されていなかったため、同様の仕様としています。
水平補強筋平面図に作図する水平補強筋の先端形状が作図された図面が必要な場合は、大変お手数ではございますが、図面生成後、UC−Drawで編集して頂きますようお願い申し上げます。 |
|
|
Q18−9. |
橋座面主鉄筋のアンカボルよけ配筋情報のピッチ行数をもっと多くできないか? |
A18−9. |
現状では、橋座面主鉄筋のアンカボルよけ配筋情報のピッチ行数の最大は「49行」としています。
これより多くのピッチ行数を必要とする場合は、お手数ですが、以下の操作により橋座面主鉄筋を複数種類に分割して配筋しアンカボルよけ配筋情報をトータルで49行以上とし目的の図面生成して頂きますようお願い申しあげます。
1) |
「基準値」->「図面生成条件」で図面生成条件画面を開く.。 |
2) |
「図面生成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」のチェックボックスにチェックをつける。 |
3) |
「図面作成」ボタンを押して図面作成モードにする。 |
4) |
「鉄筋情報」->「橋台本体」ボタンを押下し、橋台本体に配筋された鉄筋情報画面を表示する。 |
5) |
「鉄筋グループ名称一覧」から目的の鉄筋グループ名称(橋座面鉄筋)を選択する。 |
6) |
「鉄筋一覧」から目的の鉄筋名称(橋座面主鉄筋1)を選択し、「編集」ボタンを押す。 |
7) |
表示される入力画面で鉄筋情報(配筋情報等)の修正(例えば半分の情報に変更)を行う。 |
8) |
「鉄筋一覧」の「追加」を選択し、鉄筋選択画面を開き「橋座面主鉄筋」を選択する。 |
9) |
橋座面主鉄筋1と同じ鉄筋情報(記号や鉄筋径など)とし、橋座面主鉄筋1の配筋情報を削除した分の配筋情報を入力し「アンカボルトよけ処理」を行う。
(必要に応じて「アンカボルトよけ配筋情報」を調整する。 ) |
10) |
「図面生成」を行う。 |
|
|
|
Q18−10. |
作図条件を設定後「確定」しても、反映されないが? |
A18−10. |
作図条件は図面生成時に反映されます。従って、作図条件を変更した場合は、「図面作成」→「図面生成」ボタンを押して変更した作図条件で図面を再度生成してください。 |
|
|
Q18−11. |
底版下面の斜め鉄筋が表示されないが? |
A18−11. |
底版下面の「杭よけ斜め鉄筋」は、図面作成モードの「鉄筋」−「底版鉄筋」−「鉄筋・記号」の右端のスクロールバーを下側へ下げることにより表示される「杭よけ左斜め鉄筋」および「杭よけ右斜め鉄筋」の鉄筋径が「なし」以外の場合に作図されます。従って、鉄筋径を「なし」以外の値に変更した後「図面生成」または「鉄筋生成」を行ってください。
また、以下の手順で斜め鉄筋を追加することも可能です。
1)「基準値」->「図面生成条件」で図面生成条件画面を開く。
2)「図面生成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」のチェックボックスにチェックをつける。
3)「図面作成」ボタンを押して図面作成モードにする。
4)「鉄筋情報」->「橋台本体」のボタンを押下し、橋台本体に配筋された鉄筋情報画面を表示する。
5)「鉄筋グループ名称一覧」から「底版下面A法鉄筋」を選択する。
6)「鉄筋一覧」の「追加」をクリックし、目的の鉄筋を選択し「追加」ボタンを押す。
7)表示される入力画面で鉄筋情報を入力する。
8)「図面生成」を実行する。 |
|
|
Q18−12. |
たて壁の配力筋を「継ぎ手あり」とする方法は? |
A18−12. |
たて壁配力筋の継ぎ手位置は、図面生成時に「基準値」→「図面作図条件」→「計算基準」画面の「継ぎ手長」と「鉄筋最大長」を使用して自動で作成します。
但し、この画面の値は、他の配力筋でも使用しています。
「図面作成」→「鉄筋」→「たて壁鉄筋」→「配力筋フック形状」を「半円」として鉄筋情報を作成した場合、たて壁配力筋の継ぎ手長や鉄筋最大長には上記の画面の値が使用されますが、作成された鉄筋情報(継ぎ手長や鉄筋最大長)を以下の方法でが調整する事が可能ですので、たて壁配力筋の「継ぎ手長」や「鉄筋最大長」を他の配力筋と変更したい場合は、お手数ではありますが、以下の手順でたて壁配力筋の鉄筋情報を修正して頂き、目的とする図面を作成して頂きますようお願い申し上げます。
1)「基準値」->「図面生成条件」で図面生成条件画面を開く。
2)「図面生成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」のチェックボックスにチェックをつける。
3)「図面作成」ボタンを押して図面作成モードにする。
4)「鉄筋情報」->「橋台本体」のボタンを押下し、橋台本体に配筋された鉄筋情報画面を表示する。
5)「鉄筋グループ名称一覧」から目的の鉄筋グループ名称(たて壁配力筋)を選択する。
6)「鉄筋一覧」から目的の鉄筋名称(たて壁前面配力筋やたて壁背面配力筋)を選択し、「編集」ボタンを押す。
7)表示される入力画面で鉄筋情報(継ぎ手長や鉄筋最大長)の修正を行う。
8)「図面生成」を行う。 |
|
|
Q18−13. |
落橋防止装置用の穴は作図できるか? |
A18−13. |
「落橋防止装置用の穴」が存在する場合、以下の処理が可能です。
・前背面図に「落橋防止装置用の穴」を作図。
・「落橋防止装置用の穴」をよけた胸壁主鉄筋の配筋情報を自動作成。
・「落橋防止装置補強筋」の配筋。
なお、落橋防止装置用の穴の各情報は、以下の画面で設定してください。
・落橋防止装置用の穴の有無と各寸法(1セット分)情報
「入力」→「部材」→「落橋防止構造」
・落橋防止装置用の穴の配置情報
「図面作成」→「形状」→「落橋防止装置用穴」
・落橋防止装置用の穴の穴よけ処理に使用するかぶり情報
「図面作成」→「かぶり」→「開口部・穴よけ」
・落橋防止装置用の穴の補強筋径情報
「図面作成」→「鉄筋」→「胸壁鉄筋」→「落橋防止装置補強筋」 |
|
|
Q18−14. |
鉄筋記号を囲む円の形状を変更する方法は? |
A18−14. |
鉄筋記号を囲む円の形状を変更するには、メニュー[基準値]−[図面作図条件]の[線属性]−[引出線]−[X文字属性]にて[文字高さ]と[文字幅]を調整してください。
[文字高さ]:[文字幅]の値を『2:1』で設定していだだくと通常の円として作図されます。 |
|
|
Q18−15. |
中間帯鉄筋を「継ぎ手有り」に設定する方法。 |
A18−15. |
中間帯鉄筋は、先端フック形状が「半円−半円」の場合のみに「継ぎ手有り」とする事が可能ですが、たて壁厚が小さく中間帯鉄筋の継ぎ手が「40Φ」を確保できない場合は、継ぎ手を設けることはできません。
継ぎ手のある中間帯鉄筋を配筋するには、「図面作成」→「鉄筋」→「たて壁鉄筋」画面の「中間帯鉄筋」で「フック形状:半円−半円」「継ぎ手:あり」と設定した後に「図面生成」を行って頂きますようお願い申し上げます。
なお、「図面生成」ボタンの下に「鉄筋生成」ボタンが表示されている場合は変更した「鉄筋」画面に応じた鉄筋情報を「鉄筋生成」ボタンを押して生成した後に「図面生成」を行って頂きますようお願い申し上げます。 |