京都、イタリアを拠点に幅広く活躍するKemmochi Design Officeでは、各社からの依頼によるプロダクトデザインや、ミラノサローネ等の展示会でのブースデザインを行っています。
古くからShade3Dの存在を認識しており、当時、国産のソフトウェアとして、一定の評価をもっておられたとのこと。その後しばらく情報としては、入手されていなかったということですが、フォーラムエイトが出展したミラノデザインウィークでのSUPERSTUDIOでShade3D最新版を知り、導入。現在は最新版での利用を開始しています。
以前はサポートされていなかった、PBRやNURBSへ対応されており、今後のプロジェクトでの活用を考えておられます。
最新版の利用にあたっては、『Shade3D公式ガイドブック 2020』、『Shade3D公式ガイドブック 2022 for ビギナーズ』等も参照しながら、自身のプロジェクトでの活用を進めています。
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メタバース対応機能に期待、展示会デザインでのプレゼンテーションへの活用を検討 |
Shade3Dの最近の機能の利点として、メタバース対応機能を挙げています。自身は、展示会のブースデザインについてもプロジェクトとして、数多く手掛けておられます。Shade3Dでは、glTF対応や、メタバース用のモデリング機能が順次拡張されています。「メタバースに対応できるのであれば、展示会デザインにはとても有用に思います。
ご存知の通り、展示会デザインは、予算、時間的に非常にタイトなプロジェクトです。Shade3DからglTFデータを出力して、F8VPS(FORUM8バーチャルプラットフォームシステム)の様なメタバースプラットフォームと組み合わせて活用することで、クライアント(出展者)は、URLをインプットするだけで、ブラウザのみでデザインを3Dで確認できます。さらに、ヘッドマウントディスプレイを接続すると実物大で展示スペースや什器デザインの試作を確認することができるようになり、ブースデザインを従来よりも正確に評価してレビューすることができます。」と語り、メタバースの利用を今後のプロジェクトへの活用に期待を寄せています。
※glTF入出力、PBR、NURBSはProfessional版以上で利用可能な機能です。
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Shade3Dを活用したモデリング例 |
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