●日時:2016年8月4日〜5日 ●会場:東京本社ほか全国6ヶ所の当社セミナールーム |
(Up&Coming 2016年10月号) |
今年も夏休み企画として、2016年8月4日〜5日の2日間、小中学生向けに、日本全国のフォーラムエイトの拠点で、ジュニア・ソフトウェア・セミナー「バーチャルな3次元空間を作ろう!」を開催いたしました。
本セミナーは、一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会の協力により、ソフトウェアに興味のある小中学生の皆さんを対象に、自由研究や学習課題でVR(バーチャルリアリティ)を活用いただく機会として、ワークショップ形式で実施されています。第7回を迎えるセミナーでは、6月に晴れてリリースされた3次元リアルタイムVRソフトUC-win/Roadの最新版Ver.11を用い、子供たち自身で3次元空間を作成していただきました。作成したデータは、インターネットでVRを操作・閲覧できるVR-Cloud®により、作成者本人に公開されています。そのため、セミナー後も、スマートフォンやタブレットでデータを見たり、動かしたり、コメントを書いたりすることができます。また、友達にパスワードを教えて、別々の場所から同時に見るなど、データを共有することもできるようになっています。
今回は、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡、宮崎の7ヶ所の当社事務所で、全国合わせて過去最多の47名の子供たちに参加していただきました。セミナー中は、テレビ会議システムで各地域の会場を結び、データ作成方法や疑問点などをお互いに共有しながら取り組む形で進めています。
第7回のテーマは「じぶんのテーマパークをつくろう!」ということで、駅前の広場にお店やオブジェを配置して自分の思うがままに飾ったり、ジェットコースターの軌道を設定するところから始め、奇想天外なコースに乗って楽しむなど、自由な作品作りを楽しんでいただきました。
1日目は、参加者全員の自己紹介の後、UC-win/Roadを操作して電車を運転したり、道路の機能を応用してジェットコースターを作ったりすることで、簡単な操作でいろいろなことができることを知ってもらう時間となりました。
2日目は、テーマを基に自らのアイデアを考え、VRで形にしていく時間となりました。用意したモデルは、RoadDBモデル以外に、前回人気のあった観覧車モデルやジェットコースターの路線断面などを追加しましたが、今回も子供ならではの自由な発想が発揮されていました。魚やカニにサッカーをさせる子、炎や飛行機を使って映画のような景観を作る子、高層ビルやタワーを使って夜景を作る子など、参加者それぞれの個性が表現された面白い作品が数多く生まれています。また、セミナー7回目となり、過去に参加した子供たちも多く、わからないところを教え合ったりする姿も見られました。
データ作成後は、VR-Cloud®とテレビ会議システムを使って各地から発表を行いましたが、できあがったばかりの3次元空間が簡単な操作で全国の参加者に発表される様子は、コミュニケーション・ツールとしてのUC-win/RoadとVR-Cloud®の特長が活かされたものとなりました。
次回は冬休み企画として、2017年1月4日〜5日に開催を予定しています。どうぞご期待ください。
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