車両進行方向がカルバート縦方向の場合、「任意活荷重」で入力していただく方法があります。
任意活荷重では、奥行き方向の荷重分布を考慮し奥行き方向1m当たりに換算した荷重強度を入力していただく必要があります。
また予め、衝撃係数を考慮した荷重強度を入力してください。
「共同溝設計指針(S.61.3)社団法人日本道路協会」(P.22〜)に車両進行方向が縦方向の場合の頂版天端に作用する鉛直荷重の考え方が記載されています。
P(kN/m)=(2×輪荷重強度)÷(車両占有幅)×(1+衝撃係数)q(kN/m2)=P÷{2×(土被り厚)+0.2} |
この載荷方法の場合、q×(車両占有幅)を荷重強度,接地幅=車両占有幅(=2.750),分布角度90゜と入力していただくことになります。他に、T-250荷重(単軸)の場合、次のような方法が考えられます。
荷重強度Pi(kN/m) P1=P2={100.0×(1+衝撃係数)}/(2×土被り厚+0.2) (100.0:後輪荷重)
接地幅Si(m) S1=S2=0.5(後輪の車両進行直角方向接地幅)分布角度θi(度) θ1=θ2=45 |
上記、2データの間隔は、車両進行直角方向の後輪中心間隔1.750(m)となります。ご検討の設計条件に応じて設定してください。
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