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 ●限界状態設計法への対応
 本プログラムでは従来から多くの構造物に適用されている許容応力度法による安全性の照査を行っておりますが、更なる安全性が求められる昨今において、土木学会が提唱する性能照査型の設計として限界状態設計法による照査が今後広がっていくことが予想されます。
 限界状態設計法とは、終局限界、使用限界、疲労限界の大きく3種類に分けてその限界状態に達する確率を許容限度以下とする設計法です。それぞれの限界状態における構造部材の耐力と安全度が明確になり、荷重作用による部材の挙動も現実に即した形で明確になります。
 今回、本プログラムでは単ボックスで直接基礎の場合のみ対象となりますが、終局限界の照査として曲げ耐力およびせん断耐力の照査、使用限界の照査として曲げひび割れの照査をサポートします。また、終局限界照査での構造細目として最小鉄筋量、最大鉄筋量の照査もサポートします。
 詳しい照査内容につきましては「コンクリート標準示方書」に基づき以下の通りとなります。
 
 
 
        
          
            | ■終局限界状態
 ・曲げモーメントおよび軸方向力に対する検討
 
  
 ・せん断力に対する検討
 
  
 ・構造細目
 <最小鉄筋量>
 部材に配筋された鉄筋量が最小鉄筋比(0.2%)以上であることを検討
 
  
 <最大鉄筋量>
 鉄筋比は釣合鉄筋比の50%以下(割合は入力)となっているかを検討
 
  
 ■使用限界状態
 ・曲げひび割れ幅の算定および安全性の照査
 曲げひび割れ幅が許容ひび割れ幅以下であることを照査します。
 
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  ▲初期入力画面
 
 
  ▲材料画面−荷重係数(終局時は最大
 2ケースの組合せによる同時照査が可能)
 
 
  ▲詳細計算書出力曲げ耐力結果
 |  ●単鉄筋構造への対応
 これまで本プログラムでは、鉄筋が外側、内側に配筋される一般的なボックスカルバートを対象としており、二次製品や小規模ボックス等に見受けられる鉄筋を部材断面中心付近にのみ配置した単鉄筋構造には対応しておりませんでした。今回、単ボックスのみを対象として鉄筋を部材断面中心付近に配置する単鉄筋構造に対応いたします。
 
 
        
          
            |  ▲配筋画面
 |  ●図面作成
 図面作成におきましては、前述しました「単鉄筋構造への対応」をはじめ、以下の機能拡張を行います。
 ・単鉄筋構造への対応
 ・段落ち防止用枕の配筋拡張 ※
 ・すべり止め形状拡張 ※
 ・翼壁ハンチ縦鉄筋の鉄筋情報作成処理対応
 ※『設計便覧(案) 第3編 道路編 近畿地方建設局』に記載の配筋に対応
 
 
 
        
          
            |  ▲単鉄筋構造
 |  |  ▲すべり止め形状拡張
 |  |  ▲段落ち防止用枕の配筋拡張
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 ●おわりに
 以上、今回の主だった改訂内容を紹介させて頂きました。今後もユーザの皆様からのご要望を取り入れ、改良・改善を加えてまいります。リリースまでもうしばらくお時間をいただくことになりますが、どうぞご期待ください。
 
 
 
        
          
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      | (Up&Coming '09 早春の号掲載) |  
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