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      | ●任意形格子桁の計算 Ver.4.02 |  
      | 1、はじめに 
 日本では、一時期採用が見合わされていた鋼連続合成桁が、近年、PC床版など高耐力性床版を用いた少数主桁橋として積極的に採用される傾向にあります。この背景には、
 
 
        
          などがあります。
            | (1) | これまで問題とされていた鉄筋コンクリート床版の損傷メカニズムが明らかにされ、床版厚を厚くすることによって大幅に耐力が向上することが明確になったこと。 |  
            | (2) | 主桁本数を少なくすることによりコストダウンを図ることができること。 |  
            | (3) | 少主桁橋の場合、床版と主桁の上フランジの結合を強固にする必要があること(スタッドジベルによる結合)。 |  
            | (4) | その結果、床版と鋼桁は一体化され合成桁として設計することが合理的であると判断されること。 |  また、PC床版に限らずRC床版を用いる場合でも積極的に採用されてきています。このような背景を基に、本プログラムにおいても、鋼連続合成桁に対応できるように、クリープ、乾燥収縮、温度変化による二次断面力算出機能を追加しました。
 
 
 2、本プログラムの改訂にあたっての参考文献
 
 ・「道路橋示方書・同解説 U-鋼橋編、V、コンクリート橋編」社団法人日本道路協会
 ・「連続合成2主桁橋の設計例と解説 平成17年8月」社団法人日本橋梁建設協会発行
 
 
 
 3、鋼連続合成桁のクリープ、乾燥収縮、温度変化による2次断面力の算出機能
 
 ■クリープによる二次力解析
 ・クリープによる断面力は道路橋示方書(11.2.6 床版のコンクリートのクリープ)
 ・クリープによる二次力
 荷 重:クリープによるモーメント荷重Mφ、載荷範囲はMvdが正の範囲
 解析時:橋梁全体にわたり合成断面(n=7)(荷重算出時の剛性を適用することも可能)
 算 出:格子計算
 
 ■乾燥収縮による二次力解析
 ・乾燥収縮による断面力は、道路橋示方書(11.2.8 床版のコンクリートの乾燥収縮)
 ・乾燥収縮による二次力
 荷 重:乾燥収縮によるモーメント荷重Mv2、載荷範囲は中間支点付近(0.15L)を除く
 解析時:橋梁全体にわたり合成断面(n=7)(荷重算出時の剛性を適用することも可能)
 算 出:格子計算
 
 ■温度変化による二次力解析
 ・温度差による断面力は、道路橋示方書(11.2.7 床版のコンクリートと鋼桁との温度差)
 ・温度差による二次力
 荷 重:温度差によるモーメント荷重Mv、載荷範囲は橋梁全長
 解析時:橋梁全体にわたり合成断面(n=7)
 算 出:格子計算
 
 ■クリープ、乾燥収縮、温度差の面内解析
 クリープ、乾燥収縮、温度差による軸力(1次力)に対して格子スケルトンを用いた面内解析機能。曲線桁や、支点条件がゴム沓などで水平方向への移動が拘束されている場合に、面内曲げモーメント(桁に対しては鉛直軸回りの曲げモーメント)や軸力の影響(2次軸力)を考慮する事が可能。
 
 
 
 4、操作画面
 
 
        
        
          ■任意形格子桁の計算 Ver.4.02 リリース予定日:2005年10月末
            |  | 1)二次力算定用断面諸量 
  
 | 2)支点条件(面内解析) 面内解析用の支点条件を入力。
 面外解析時と面内解析時の支点位置や支点数が
 異なっていても問題ない。
 
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            |  | 3)二次力荷重データ(画面は初期値) 
   
 
 
 
 
 
 
 
 | 4)二次力解析結果確認(詳細確認) 
  
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            |  | 5)解析結果確認(3D表示) 
  
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            |  |  | 6)二次力計算結果のテキストファイル出力 
  
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      | (Up&Coming '05 秋の号掲載)
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