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最新デバイス スマートウォッチ HARDWARE INFORMATION
2019-No.4
 ■ スマートウォッチの登場


現在さまざまな分野で活用されているIoTの技術は家電にも適用が進んでおり、先に紹介したAIスピーカーの他に、スマートウォッチが登場しています。腕時計には、もともと時計以外の機能を実装されることが多く、日付・曜日のほか、タイマー、アラーム、ストップウォッチなどは標準機能となっていますが、文字盤を液晶に置き換えることで、小型のスマートフォンとして使用できることが大きな特徴となっています。


 ■ スマートウォッチでできること

スマートウォッチでは以下のようなことが可能です。
 ・タイマー、アラーム …音と振動で知らせます
 ・スケジュール管理 …アラームでお知らせしてくれます
 ・電話(発信、着信)…ウォッチ内蔵のマイクとスピーカーで通話できます
 ・メール、LINE、Twitter …画面で確認できます
 ・GPS、天気 …マップ上の現在位置の確認や、天気予報を表示します
 ・電子決済 …交通系ICカードやクレジットが扱えます
 ・健康管理 …体調変動の監視や、運動活動を記録します
 ・音楽再生 …選曲や音楽再生ができます


 スマートウォッチの種類

スマートウォッチは、スマートフォンと接続して使用することを前提としていますので、お持ちのスマートフォンによって選択することができます。

1.Apple iPhone シリーズ
iPhoneの場合は、Apple WatchとWear OS by Googleを搭載したスマートウォッチを使用することができます。Apple WatchのOSはwatchOS(Apple製、iOSをベースとしている)、Wear OS by GoogleはGoogle製のOSでAndroidをベースとしたウェアラブルデバイス用OSです。

2.Android シリーズ
Androidスマホは、Wear OS by Googleを搭載したスマートウォッチを使用することができます。Apple Watchは基本的に接続できません。
スマートウォッチの種類は多いため、選択に困ることはないでしょう。


 ■ 今後の展望

スマートウォッチのセールスポイントの1つは、ウェアラブルデバイスの特徴を生かした、健康管理機能です。心拍異常を検知した時の通知や、場合によっては救急機関への通報機能も搭載されはじめ、ヘルスケア分野の進展が期待されます。また、各社が持つサービス内容の強化や他サービスとの連携拡大とともに、ウェアラブルデバイスとして技術革新が、ビジネス的にも大きな注目を集める分野になると考えられます。時計、眼鏡(グラス)やイヤホンの他にも、服や靴などもデバイス化が進むことで、究極のヒューマンマシンインタフェースが実現でき、VRの活用可能性がさらに広がることが期待されます。


Apple Watchの画面例
スマートウォッチでは上記に挙げたような、さまざまな機能を利用することが可能です。スマートフォンより手軽に素早く内容を確認することが可能です。

▲時計(デザインは変更可能) ▲ホーム画面 ▲活動量管理




▲心拍数管理 ▲電子決済(交通系IC他) ▲地図、GPS ▲天気予報

※ 社名・製品名は一般的に各社の登録商標または商標です。


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(Up&Coming '19 秋の号掲載)
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