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8Kモニタ |
HARDWARE INFORMATION
2018-No.1 |
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2017年の中ごろに、一般販売用の8Kモニタが発売されました。8Kモニタとは、解像度が7680×4320のモニターで、Full HD(1920×1080)の16倍、4Kの4倍の解像度となるため、ギザギザの無い映像を表現できたり、文字が読みやすくなるなどのメリットが期待できます。
今回、Dellの「UP3218K」を購入して実際に使用してみました(購入価格は約50万円)。8K解像度で表示するには、パソコンからDisplay Portケーブルを2本使用して接続する必要があります(60Hz表示時の場合)。また、パソコン側もCPUおよびグラフィックボードにある程度のパワーが必要となります。今回使用したパソコンのスペックを記載しておりますので、ご参照ください。
■パソコン「GALLERIA XG(ドスパラ製)」
OS:Windows 10 Pro 64bit
CPU:Intel(R) Core(TM) i7-7700K CPU @ 4.20GHz
GPU:NVIDIA GeForce GTX 1080
実際にUC-win/RoadにてVR映像の出力を試してみました。写真からではわかりにくいので、画面の状態を紹介したいと思います。
Full HD(1920×1080)解像度で表示する
UC-win/Roadからメニューを隠して、表示サイズをFull HDにしてみました。8Kモニタでは、Full HD 16個分の表示領域があるので、画素の多さが分かるかと思います。
UC-win/Roadのメニューを操作してみる
UC-win/Roadを最大化してみました。実はツールバーにメニューが表示されているのですが、拡大すると下記のメニューが表示されています。
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▲8Kモニタの解像度(7680×4320)とFull HD(1920×1080)の比較 |
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32インチの8KモニタでWindowsの表示設定「拡大縮小とレイアウト」の設定を100%(等倍)のままにすると文字が小さくオペレーションに苦労するため、事務業務等で使用する場合は、表示設定を200%以上にしておくのが望ましいようです。
UC-win/Roadで8Kモニタでの表示に問題ないことがわかりました。モニタサイズが大きい場面での使用するシーンが増えることが期待できます。パソコンなども8K対応製品がリリースされていますので、今後も新しい情報があればご案内していきます。
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