Ver. |
日付 |
内 容 |
20.00.00 |
'19.07.31 |
■主な改訂内容
- リニアワークフロー
照明や間接光のシミュレートを正しく行うために、これまでユーザーが自身の経験や感性を元に手計算で行なっていたRGB値とエネルギーの換算などをアプリケーション側で自動で行うようにしました。
- PBRマテリアル、レンダリング対応
旧来のマテリアルはそれぞれのパラメータの詳細な理解と相互関係の把握、調整が必要でしたが、「ラフネス/メタルネス・ワークフロー」に準拠した新しい表面材質設定に対応することで最低限の知識でリアルな結果を得られるようになりました。
- 3Dアノテーション(寸法線)
国土交通省が定めている3Dアノテーションの仕様のうち、寸法の表示に対応しました。
- テクスチャ表示の高画質化
図形ウィンドウでの表示のテクスチャサイズに2048、4096ピクセルを追加しました。高解像度のテクスチャ表示により、プレビュー表示の高画質化がされます。
- キューブマップ(ホリゾンタルクロス)対応
パノラマレンダリング、背景イメージマップの投影手法にキューブマップとして一般的なホリゾンタルクロスを追加しました。パノラマレンダリングによる素材の作成、背景のイメージマップによる素材の利用の両方が可能になります。
- 大域照明の改善
GPUの新しいAPIに対応しました。新しいグラフィックスAPIにより、動作の安定性が改善されます。
- グラフィックAPIにMetal、Direct3D 12対応
図形ウィンドウでの表示のテクスチャサイズに2048、4096ピクセルを追加しました。高解像度のテクスチャ表示により、プレビュー表示の高画質化がされます。
- Windows10, MacOS Mojaveのダークモード対応
■主な修正内容
- モデリング操作のアニメーション
CADモデリングの鏡面コピーがアニメーションされるようになりました。
また、カメラのフィットボタンによる視点変更がアニメーションで変わるようになりました。
- カラーウインドウに16進数カラー値によるRGB値入力を追加
カラーウインドウのRGB値を16進数で入力できるようにしました。
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20.00.01 |
'19.10.25 |
■主な改訂内容
- 図面ウィンドウのPBR反映の改善
Shade3Dマテリアルのフレネル値、IBLの反映
PBRマテリアルの拡散反射、メタリック、透明度のバランスによる適用率反映を改善
レンダリング設定の大域照明の反射係数の反映
■主な修正内容 【図面ウィンドウ】
- UV投影ガイドの修正
円筒投影等のテクスチャ投影ガイドが実際の投影と異なる不具合の修正
- 材質の表示改善
記載内容を変更したものをモデリングに移動
PBRマテリアルで「両面(裏面カラー)」表示が反映されない不具合の修正
Shade3Dマテリアルで「両面(裏面カラー)」表示のとき、光沢色が反映されない不具合の修正
PBRマテリアルで「シェーディングカラー」がオフのときにベースカラーが黒で表示される不具合の修正
- 「背景の更新」をしたときに、ワーキングカラースペースの設定が不正に反映される不具合の修正
- 表示図面を素早く切り替えるとクラッシュすることがある不具合の修正
- 「背景の更新」のプログレスダイアログボックスで進捗の数値が100%を超える不具合の修正
【レンダリング】
- フォトンマッピングで平行光源を使用する場合、コースティクスを2以上にしてレンダリングするとフリーズする不具合の修正
- モーションブラーでカメラのモーションが反映されない問題の修正
- ワーキングカラースペースが「リニアsRGB」、ピクセル深度が「128bits」のとき、パーティクルフィジックスのビルボードの結果が明るくなる不具合の修正
- ワーキングカラースペースが「リニアsRGB」、ピクセル深度が「64bits」または「32bits」のとき、Shade本体とShadeGridでレンダリング結果が異なる不具合の修正
- Standard, Basicでレンダリング設定の「カラーマネジメント」グループが表示されない不具合の修正
- レンダリング設定ウィンドウのレイアウトを修正
【モデリング】
- CADモードでベジエ曲線作成時に、特定の作成手順にてガイドと実際に作成される曲線が異なる不具合の修正
- 2回以上のドラッグ操作を行うプリミティブ作成ツールで、確定前にマニピュレータの「z(Win)またはoption(Mac) + ドラッグ」で形状複製するとクラッシュする不具合の修正
【プラグイン】
- 簡体字表示のときに、ヘア作成ダイアログボックスが正常に動作しない不具合の修正
【翻訳修正】
- 中国語翻訳の修正
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20.00.02 |
'19.12.23 |
■主な改訂内容 【環境設定】
- 環境設定に「グラフィックスAPI」の選択を追加
起動時のグラフィックスAPI設定を、下記の設定で変えられるようにしました。
Windows:自動、DirectX11、DirectX12
(※DirectX12は、ご使用の環境によっては環境設定で切り替えても利用できないことがあります。)
- 「ヘルプ/システム情報」の表示内容の追加
ディスプレイごとの表示モード、デバイス、ビデオメモリの表示を追加しました。
■主な修正内容
【ライセンス認証】
- 認証済みのShade3Dの起動中にライセンスを切り替える際に、ライセンスの切り替えの反映の為に自動的にShade3Dを再起動するように修正
【図面ウィンドウ】
- ウィンドウ内が点滅する不具合の修正
一部のPCの環境に依って起こるウィンドウの点滅の修正
- ズーム操作でクラッシュする不具合の修正
一部のPCの環境に依って起こる、マウスホイールによるズーム操作でのクラッシュする不具合の修正
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20.01.00 |
'20.04.08 |
■主な改訂内容
【UC-win/Road連携(Professionalのみ)】
- UC-win/Roadリアルタイム連携(Winのみ)
Shade3Dで作成した3Dモデルを、UC-win/Roadの3D空間上に表示する機能。
UC-win/Roadとデータ通信を行い、3Dモデルの編集状況を、UC-win/Roadに反映。3D空間上に配置した状態のまま編集可能になります。
※ UC-win/Roadの機能追加(近日公開予定)が必要となります。
- UC-win/Road 3Dプリント補助ツール(3Dプリントアシスタント)
3DプリントアシスタントにUC-win/Roadから出力された3dsファイルを3Dプリントするための補助ツールを追加。
3Dプリント範囲の指定、形状の種類ごとの選択、地形の厚み付けなどを簡単に行うことができます。
【ファイル入出力】
- 外部参照情報ウインドウ
外部参照を行っているオブジェクトのリストを一覧表示するウインドウ。
リンクの切れたファイルの一覧表示や、一括での再リンクを行うことができます。
【CADモデリング(Professionalのみ)】
- 直線スロットの生成ツールを追加
- 球の生成ツールに、外接点と直径を基点とした作成モードを追加
- 直方体の生成ツールに、対角線を基点とした作成モードを追加
- 長方形の生成ツールに、対角線などを起点とした作成モードを追加
- 掃引ツールに掃引距離の寸法表示を追加
【モデリング】
- ラッピングメッシュに表面材質の反映機能を追加(3Dカラープリント対応)
- ラッピングメッシュで四角ポリゴンを併用した出力に対応
- ラッピングメッシュの動作速度を改善
【レンダリング】
- プレビューレンダリングで「選択形状のみ」のレンダリングに対応
- レンダリング速度を改善
【スクリプト】
- 前回終了時のスクリプトウインドウの内容の復帰に対応
【ブロックUIプログラミングツール】
- Shade3Dアプリケーションとインストーラを統合
「Setup for Shade3D Ver.20 (64-bit)」の「コンポーネントの選択」でフルインストール、またはカスタムインストールで「ブロックUIプログラミングツール」を選択することでインストールが行われます
- 新しいブロックを追加
「形状」グループ:パートの作成、形状の名称
「選択/削除」グループ:形状の選択
「計算」グループ:三角関数(sin/cos/tan/asin/acos/atan)、定数(π/e/φ/sqrt(2)/sqrt(1/2)/∞)
「テキスト」グループ:テキストの作成
「ループ」グループ:ループから抜け出す
- 「UI」グループを追加(カスタマイズ可能なダイアログボックスによるユーザーインターフェースの作成に対応)
- 「関数」グループを追加(複数のブロックをまとめた関数の作成に対応)
- 「スクリプト」グループを追加(Pythonスクリプトを実行するブロックを追加)
- 「数値」グループによる変数の作成方法を改善。文字列/数/色に対しての変数を独立して作成するように変更。
- ウインドウ上部のボタンエリアに「スクリプト」ボタンを追加(ブロックUIプログラミングツールで作成したプログラムをPythonスクリプトに変換、スクリプトウインドウへの出力に対応)
- ワークスペースにグリッドの表示を追加
- ワークスペースの右下の「+」「-」ボタン、マウスホイールによる拡大、縮小表示に対応
- ワークスペースの右下のターゲットボタンによるスクロールを追加
■主な修正内容
【ファイル入出力】
- リンク先の見つからない外部参照表面材質のあるシーンを読み込んだとき、「ファイルの参照」で「無視」を選択するとフリーズする問題の修正
- 外部参照イメージのあるシーンを読み込んだ時に、メモリ確保失敗のダイアログボックスが表示されて読み込みに失敗する問題の修正
- DXFインポータにて、一部のファイルで「bad cast」ダイアログボックスが表示されて読み込みに失敗する問題の修正
【モデリング】
- マスターサーフェス、イメージ形状、マスターオブジェクトパートのいずれかがあるシーンで、ルートパートを選択して「選択形状からパートを作成」を実行するとクラッシュする問題の修正
- 「ポリゴンメッシュに変換」で、面反転チェックボックスの状態が反映されない問題の修正
- 「ポリゴンメッシュに変換」で、円の掃引体、回転体の「閉じた線形状」がオフの場合に実行できない問題の修正
- 掃引体、回転体ツールを実行して、すぐにツールパラメータの「確定」ボタンをクリックしたときに形状の立体化が行われない問題の修正
- 形状情報ウインドウのバウンディングボックスサイズの編集で、シーンの単位がmm以外の場合に中心に位置が移動する問題の修正
- ラッピングメッシュで、前処理に「自動厚みづけ」を使用したとき、ボクセル分割数の数値よりも小さいサイズの形状の結果が不正になる問題の修正
- ラッピングメッシュで、前処理の「閉じていない形状」が「穴埋め」のとき、スキン変形がされている形状が意図しない位置に移動する問題の修正
- ラッピングメッシュで、「ゴミシェルを削除」がオンのとき、小さな薄い板などが削除される場合がある問題の修正
- ラッピングメッシュで、重なり合った面が生成される場合がある問題の修正
- ラッピングメッシュ、ボクセル化メッシュを実行すると、三面図の拡大率、スクロール位置がリセットされる問題の修正
【CADモデリング(Professionalのみ)】
- カーブのフィレット、カーブの面取りツールで、ツールパラメータが表示されない問題の修正
- ミラーリングを設定したサーフェス、カーブに複製ツールを実行すると、複製先の形状のミラーリングがオフになる問題の修正
【3Dアノテーション(Professionalのみ)】
- 扇の作成ツールで、中心と端点を繋ぐ直線が軸平行でない場合に寸法が正しい位置に表示されない場合がある問題の修正
- 円弧の作成ツールで、2つの座標値を繋ぐ直線が軸平行でない場合に寸法が正しい位置に表示されない場合がある問題の修正
- 寸法情報ウインドウで複数形状を選択して寸法を削除すると、選択している形状とは別の形状の寸法が削除される問題の修正
- 寸法情報ウインドウのメニューアイコンに別機能のアイコンが表示される問題の修正
【図面ウィンドウ】
- シェーディング+ワイヤフレームなどの表示のとき、建築物サイズの形状でワイヤフレームが陰線消去されずに描画される場合がある問題の修正
- 「デフォルトライト」、「モデリングライト」の場合には背景によるIBLを反映しないように変更
- ワーキングカラースペースがリニアsRGBのとき、シェーディング+ワイヤフレームなどの表示で「デフォルトライト」、「モデリングライト」が明るすぎる問題の修正
- ウェイトペイントツールを実行すると、一つの図面しか表示されなくなる問題の修正
【レンダリング】
- ワーキングカラースペースが「レガシーShade3D」のとき、部分レンダリングの結果が不正に明るくなる問題の修正
- ソフトシャドウの品質が低下している問題の修正
- 立体視レンダリングで、一つの視点のレンダリング結果のみが表示される問題の修正
【インターフェース】
- ワーキングカラースペースが「レガシーShade3D」のときに、イメージに設定されたカラースペースによるガンマ補正を表面材質、形状情報、バックドロップのプレビュー画像に反映しないように変更
- マウスホイールによるカメラのズーム操作がカメラウインドウの操作履歴に反映されない問題の修正
- 表面材質ウインドウの数値入力欄で、数値入力後にTabキーを押しても次のテキストボックスにフォーカスが移動しない問題の修正
- ブラウザウインドウのスクロール速度を改善
- マニピュレータタイプ、マニピュレータ座標系のメニューアイコンを刷新
- 図形メニューのスナップサブメニューに動作しない項目が表示される問題の修正
- (Windows)インターフェース上のアイコンが滲んだように描画される問題の修正
【ブロックUIプログラミングツール】
- 文字のフォントが正しくない問題の修正
- 編集画面でコンテクストメニューを表示して内容を選択したとき、次に編集画面をクリックするとアプリケーションが切り替わる問題の修正
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