Shade3D Ver.25 Windows版 バージョン更新内容

2024年 07月 31日 更新

 

Ver.25.0.0更新日:'24.07.31

主な改定内容

【新機能】

  • (Standard,Professional,Civil,Ultimate)アンビエントオクルージョンに対応(パストレーシング手法のみ。レンダリング設定の「効果」タブで設定)
  • (Professional,Civil,Ultimate)テクスチャベイクに対応(「編集[共通]>テクスチャベイク」より実行)
  • (Professional,Civil,Ultimate)パラメトリックモデリングに対応(「表示>パラメトリックモデリング」より実行)
  • (Professional(別売オプション),Civil,Ultimate)Shade3D 3Dパラメトリックツールオプションを追加(「表示>3Dパラメトリックツール」より実行)

【ファイル入出力】

  • 外部フォーマットの外部参照によるインポートに対応
  • (Professional,Civil,Ultimate)glTFエクスポータにおいて、スイッチジョイントによるアニメーションの出力に対応

【モデリング】

  • 編集[メッシュ]の「ブリッジ」ツールにおいて、複数形状の選択に対応
  • (Professional,Civil,Ultimate)点群の「切断」「分離」「断面の抽出」ツールにおいて、連続モードに対応

【レンダリング】

  • イメージウインドウにレンダリング画像からの「イメージオブジェクトを作成」、「選択しているイメージオブジェクトを置き換え」ツールの追加
  • (Standard,Professional,Civil,Ultimate)マルチパスレンダリングにおいて、「法線(ローカル)」パスを追加(既存の「法線」パスは「法線(グローバル)」パスに名称変更)

【AIノイズ除去】

  • 基本機能をBasicグレード対応に変更
  • (Standard,Professional,Civil,Ultimate)GPU動作に対応
  • (Standard,Professional,Civil,Ultimate)マルチパスレンダリングに対応
  • (Standard,Professional,Civil,Ultimate)品質設定に対応

【アニメーション】

  • (Standard,Professional,Civil,Ultimate)「物理アシスタント」において、物理計算のアニメーションに対応

【材質設定】

  • マッピングタイプの「法線」に「座標系」の設定を追加(タンジェント/ローカル/グローバル)

【その他】

  • スナックバーによる通知に対応
  • ナビゲーションツールの直線移動、回転ツールにおいて、Shiftキーによるカメラの操作の制限に対応
  • カメラのウォークモードにおいて、Shiftキーによる移動速度の高速化に対応
  • (Professional,Civil,Ultimate)点群において、環境設定のビュータブの表示設定グループに図面に描画する点の最大数の設定を追加

主な修正内容

【ファイル入出力】

  • ポリゴンメッシュの「ピンの記憶」がシーンファイルに保存されない問題の修正
  • SketchUpインポータにおいて、リンク形状に面反転が入っていると、面が反転する場合がある問題の修正
  • (macOS)シーンファイル読み込みのプログレスダイアログボックス表示中にクラッシュすることがある問題の修正
  • (Professional,Civil,Ultimate)点群エクスポータにおいて、法線のない点群データをxyzn形式で出力すると、ファイルが生成されない問題の修正
  • (Professional,Civil,Ultimate)点群エクスポータにおいて、カラーのない点群データをxyzrgb形式で出力すると、ファイルが生成されない問題の修正
  • (Professional,Civil,Ultimate)glTFインポータにおいて、インポートした外部参照のテクスチャファイルの表示名称をフルパスからファイル名のみに変更
  • (Professional,Civil,Ultimate)glTFエクスポータにおいて、カメラ情報の視野範囲の出力に対応
  • (Professional,Civil,Ultimate)glTFエクスポータにおいて、キーフレームの無いジョイントのモーションを出力しないように変更
  • (Professional,Civil,Ultimate)glTFエクスポータにおいて、設定ダイアログの「初期設定」ボタンでリセットされない値がある問題の修正
  • (Professional,Civil,Ultimate)glTFエクスポータにおいて、キーボード入力欄へ入力中の文字列が保存されずに出力される問題の修正
  • (Professional,Civil,Ultimate)glTFエクスポータにおいて、マトリクスが変形しているパート内にスキン付きポリゴンメッシュがあるとアニメーションが意図しない挙動になる問題の修正
  • (Professional,Civil,Ultimate)glTFエクスポータにおいて、ボーンアニメーションのあるファイルをDraco圧縮した時にglTF仕様に即さない保存がされる問題の修正
  • (Professional,Civil,Ultimate)glTFエクスポータにおいて、HDR画像が暗く出力される問題の修正
  • (Professional,Civil,Ultimate)glTFエクスポータにおいて、アニメーションの再生開始設定が反映されない問題の修正
  • (Professional,Civil,Ultimate)glTFエクスポータにおいて、反転された法線マップがShade3D上での見た目と異なる表示になる問題の修正
  • (Professional,Civil,Ultimate)glTFエクスポータにおいて、レンダリング非対象な形状があると形状が正しい位置にならない場合がある問題の修正
  • (Professional,Civil,Ultimate)glTFエクスポータにおいて、ジョイント値が初期状態ではない場合にアニメーションが正しく出力されない場合がある問題の修正

【図面表示】

  • 「図面」表示において、自由曲面、ポリゴンメッシュ、NURBSに対して図面ウインドウで線種を「無し」にした場合に、線が非表示にならない問題の修正
  • 環境設定で「HDR(ハイダイナミックレンジ)表示を有効にする」がオンのとき、「テクスチャ」表示で特定のサイズのHDR画像のテクスチャが表示されない問題の修正
  • ウインドウレイアウトで使用しているカメラとシーン内にあるカメラが一致しない場合にクラッシュすることがある問題の修正
  • (Windows)環境設定で「グラフィックスAPI」が「Direct3D 11」のとき、レンダリング設定で「影の種類」を「シャドウマップ」にするとレンダリング結果が不正になる問題の修正
  • (Windows)環境設定で「グラフィックスAPI」が「Direct3D 11」のとき、カメラウインドウの立体視カメラの「ゼロ視差面」、「カメラ間距離」の自動計算が正常に動作しない問題の修正

【モデリング】

  • ポリゴンメッシュに多数のフェイスグループがある場合の動作速度を改善
  • 編集[メッシュ]の「厚み」ツールにおいて、ツールパラメータおよび図面の操作を行わずに「確定」ボタンをクリックした場合に処理が実行されるように変更
  • 編集[メッシュ]の「ベベル」ツールにおいて、ツールパラメータおよび図面の操作を行わずに「確定」ボタンをクリックした場合に処理が実行されるように変更
  • 編集[メッシュ]の「オブジェクトの結合」ツールにおいて、面が割り当てられていないフェイスグループをマスターマテリアルごとに統合するように変更
  • フィットボタン、「形状に合わせる」を形状編集モードで実行したときに、選択要素のハンドルを含めた範囲を反映するように変更
  • UV作成ツールのボックスUV作成において、上位パートの変換マトリクスが正しく反映されずに不正な結果となる場合がある問題の修正
  • 環境設定の全般タブの数値入力グループに「移動/複製ツール操作時に数値入力ボックスにフォーカスする」チェックボックスを追加
  • (macOS)連続モードがオンのとき、編集ツールの実行中にShade3Dを終了するとエラーログが表示される問題の修正

【レンダリング】

  • レンダリング設定の基本設定タブにおいて、手法がパストレーシングのときにAIノイズ除去をデフォルトでオンに変更
  • レンダリング設定の大域照明タブにおいて、大域照明パストレーシングのイラディアンスキャッシュをデフォルトでオフに変更
  • ShadeGridサーバーを利用したアニメーションレンダリングにおいて、ShadeGridを停止すると次のフレームがレンダリングされなくなる問題の修正
  • プレビューレンダリングの「画像を保存」において、ワーキングカラースペースと色深度の組み合わせによって中間色の明るさが変化する問題の修正
  • (Standard,Professional,Civil,Ultimate)レンダリング設定のマルチパスタブにおいて、「データパスでアンチエリアシングを適用しない」チェックボックスの名称を「データパスでアンチエリアシングを適用する」に変更
  • (Professional,Civil,Ultimate)GPUレイトレーシングにおいて、特定のシーンをレンダリングするとクラッシュする場合がある問題の修正
  • (Professional,Civil,Ultimate)ボックスモデル変換ツールにおいて、ShadeGridサーバーを利用してレンダリングするとテクスチャが正しく生成されない問題の修正

【インターフェース】

  • ブラウザにおいて、「選択」メニューから「パート階層をすべて閉じる」、「パート階層を全て展開」を実行すると階層構造が正しく表示されない問題の修正

【物理アシスタント】

  • (Standard,Professional,Civil,Ultimate)物理アシスタントにおいて、ルートパートに設定されている変換行列が正しく反映されない問題の修正

【その他】

  • イメージボックスで色深度が128, 64bitsのイメージをクリップボードにコピーすると中間色が暗くなる問題の修正
  • マルチモニター環境において、システム情報ダイアログボックスのディスプレイタブにディスプレイごとのUIスケールが表示されるように変更
  • 環境設定ダイアログボックスのカラータブにおいて、キャンセルボタンを選択しても変更が取り消されない問題の修正
  • 環境設定ダイアログボックスのビュータブにおいて、復帰、初期設定ボタンを選択したとき表示設定、マニピュレータ設定、図形ビュー設定の変更が図形ウィンドウへ即時反映されるように変更
  • (Windows)統合パレットのカメラウィンドウを表示している時、ショートカットに割り当てているカメラモードの変更のキーを押したままにしているときの動作を改善
  • (macOS)1チャンネルのイメージをコピー、またはドラッグできない問題の修正
  • (macOS)macOS Sonoma 14環境において、特定の操作を行うとShade3Dが閉じられなくなる場合がある問題の修正

BIM/CIM設計照査ツール

  • BIM/CIM設計ツールにおいて、照査シートの更新年度表記を削除
  • IFCエクスポータにおいて、3Dモデルの色の変更の反映に対応

更新履歴バックナンバー

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