Ver. |
日付 |
内 容 |
3.00.00 |
08.12.25 |
■Web認証
- Web認証に対応しました。([操作方法]-[概要]-[メニュー操作]のヘルプ参照)
- Web認証方式によるライセンス認証手順は当社ホームページにてご確認下さい。
■有償改定項目
- 下部工設計用反力を計算できるようになりました。
単純桁モデル、横桁モデル、横方向モデルすべてにおいて、下部工設計用反力を計算できるようになりました。
関連する画面
「標準入力」-「下部工中心」
「詳細編集」-「下部工中心」
「結果確認」-「下部工設計用反力」
- JISの2004年版に対応しました。
「標準入力」-「設計条件」-「JIS規定」のJIS規格で1995年版または、2004年版の選択、JIS選択で断面形状の選択により以下のように修正しました。
・断面形状
2004年版ではスラブ橋げたの中空断面の断面形状で桁端部付近の頂版厚が中間部に比べて薄い断面を使用できるようにしました。
1995年版では頂版厚の厚い断面のみ使用となります。
「標準入力」-「断面形状」-「JI桁の使用断面設定」のオプションにより、以下の対応を選択できます。旧版互換以外は端部付近の頂版厚の入力ができます。
・桁端〜第一横桁までの頂版厚の薄い断面使用
・桁端〜○m付近の節点まで頂版厚の薄い断面使用
・頂版厚の厚い断面のみ使用(Ver2.05.00互換)
・鋼材配置
・材料
2004年版はスラブ橋げた、けた橋げたで低リラクセーション品が採用されました。
・初期導入応力度
・1995年版 すべて1334N/mm2
・2004年版 スラブ橋げた 充実 1250N/mm2
中空 1350N/mm2
けた橋げた 1350N/mm2
軽荷重スラブげた 1315N/mm2
・鋼材配置
2004年版では鋼材の本数や段数が変更になりました。スラブ橋げたでは、最下段中央のPC鋼材の配置がなくなった断面があります。
- 「コンクリート版の設計」ツールを追加しました。
長方形のコンクリート版の合成応力度、鋼材応力度、たわみ量、概算数量を計算できます。
今回の版はPC版のみとなります。側溝の蓋などの設計に利用ができます。
- 横方向モデルの機能を拡張しました。
・断面形状
箱桁断面がジェネレートできるようになりました。基本画面の「登録断面」から箱桁を登録することができます。
・非対称断面の右側寸法
標準入力タブの「基本」画面で「非対称断面」を選択できるようにしました。これを選択すると非対称断面の右側寸法を入力することができます。
・道示活荷重モーメントの取り扱い
「計算設定」-「解析」に以下の二つのスイッチを追加しました。
・上床版の曲げモーメント分布
「2次曲線分布」が選択されているときにMmax時、Mmin時の断面力を2次放物線で補間するようにしました。Smax時、Smin時の値は0.0です。"直線分布"が選択されているときは従来の処理内容になります。
・断面力算出時のモーメント荷重の組み合せ
「行う」が選択されているときにモーメント荷重を組み合せてmax時、min時の値を集計するようにしました。
- スターラップ以外のせん断補強材として折り曲げ鉄筋を考慮できるようになりました。
次の画面に関連のスイッチがあります。
・「標準入力(単純桁モデル)」-「設計の考え方」・・・「せん断補強材」のスイッチ「スターラップと折曲げ鉄筋」を追加しました。
・「詳細編集」-「計算設定」-「せん断」・・・「スターラップ以外のせん断補強材」のスイッチ「折り曲げ鉄筋」を追加しました。
■要望対応 ・計算関連
- 出力点
出力設定のオプションの出力点の作成、主桁毎の最大曲げモーメントの出力点セットに不具合がありましので修正しました。
- ねじり定数、ねじり係数
円孔ホロー、多主桁の場合に「標準入力」-「設計の考えた」-「有効幅、ねじり定数、ねじり係数の計算設定」のオプションを追加しました。
- ねじり定数J
ねじり定数は全体の値を主桁本数で割っていましたが、有効幅を考慮し主桁ごとに計算するようにしました。「詳細編集」-「断面データ」-「ねじり定数の計算設定」にオプションを追加しました。
- ねじり係数Kt
箱桁張出部は全断面有効として、ねじり係数を計算していましたが、張出部の平均厚の3倍区間を考慮してねじり係数計算するようにしました。「詳細編集」-「計算設定」-「照査」-「せん断照査」-「側面データ」-「τt算出用Ktの計算(箱桁、円孔ホロー)」にオプションを追加しました。
- ねじり定数、ねじり定数
円孔ホロー、多主桁で道示V4.4.2のねじりモーメントが作用する場合の有効幅を考慮するように修正しました。
- 導入応力度0の鋼材
導入応力度が0の鋼材が配置された場合には、セットロス、直プレ2次力が発生しないようにしました。
- 弾性ロス
横方向モデルの場合に、「計算設定」-「鋼材」に「弾性変形分刄ミp2の算出時の(N-1)/N」オプションを追加しました。「一律同じ値を使う」にチェックを入れて計算すると、全設計断面で同じ値を用いて計算することができます。
- 合成桁の合成応力度
・合成応力度の計算でクリープ差などを死荷重時/設計荷重時から組み合わせるオプションを追加しました。
・PRC橋のときにも「床版合成2次応力算出用」の入力ができるようにしました。
関連画面 「計算設定」−「曲げ照査」
- RCねじり鉄筋
ねじりに対する必要鉄筋量を算出するようにしました。
- コンポ橋
これまで「PC」しか選択できませんでしたが、「PRC」も選択できるようにしました。
関連画面 「標準入力(コンポ橋)」-「設計条件」、「詳細編集」-「基本データ」。
- 付属設計−張出部の設計を以下のように見直しました。
・荷重の組み合わせに設計荷重時(活あり、活無し)を追加、衝突時(活無し)を削除しました。
・許容応力度の入力を死荷重時、設計荷重時の2数値とし、割増係数を入力するように変更しました。
・PC橋、PRC橋(今回追加)の合成応力度計算でPC換算断面を使用するオプションを追加しました。
・PC鋼材の配置、有効鋼材応力などを入力し、プレストレスによる軸力、曲げを計算するように変更しました。
・入力関連
- 基準値のダイアログ
削除、初期化機能を追加しました。
- 横桁ジェネレータ
支点反力の項目にプレストレスを追加しました。
- 検討組み合わせケース
詳細データ作成時に、活荷重を組合せている検討ケース(設計時や、終局時など)は、活荷重がない場合に、活荷重を組合せないケースを照査できるようにしました。
・出力関連
- HTML画面全般
出力ボタンで、一覧or着目点のみ/すべてを選択できるようにしました。「すべて」を選択するとHTMLファイルに一括で保存することができるので便利です。
- カット位置、λ一覧表
入力データの印字に「カット位置、λ一覧表」を追加しました。
- 総括表(HTML,PPF)
ツリーの順番と出力の順番が同じになるようにしました。
- 反力
格子モデルの場合に、反力の出力に直プレ、有プレがなかったので追加しました。
- 必要鉄筋量
RC曲げ応力度及びせん断必要鉄筋量のAsreqについて、画面は少数第2位、PPF出力は少数第3位の出力に修正しました。
- 引張鉄筋量
低減前、低減後ともに引張が発生していない場合は空白になっていましたが、片方のみ引張が発生した場合は両方とも出力されいたため、引張が出ていない時は空白を出すようにしました。
- 平均せん断応力度
設計荷重時、終局時荷重にともに許容値をオーバーしている場合は赤表示していますが、設計荷重時はオーバーしていもせん断補強の配置で対処可能なため、下記のように表示を修正しました。
・設計荷重時:許容値をオーバーしている場合、画面は青でOverと表示、印字はNGの表示なし。
・終局荷重時:許容値をオーバーしている場合、画面は赤でNG表示、印字はNGの表示あり。
- 斜引張応力度(HTML画面)
結果確認画面の一覧で死荷重時と設計荷重時で許容値が異なりますが、全てのケースで一番厳しいケースしか表示していなかったので、荷重グループごとに一番厳しいケースを表示するようにしました。
・描画関連
- セットロス図を描画するようにしました。
■不具合修正
・計算
- 支点移動の計算
格子モデルの場合に、支点移動の計算をすると、支点移動Tmax、支点移動Tminの断面力表に値がセットされない不具合を対策しました。
- 抽出荷重の変位
支点移動などの抽出ケースの、変位、反力の最大、最小の判定がおかしいところがあり修正しました。抽出対象が同じ値の場合には、次の値の最大、最小を取得するようにしていますが、その判定文に誤りがありました。
- 定着端低減本数
以下の条件のときに低減後の本数が少なくなっていたので修正しました。
・鋼材の計算設定で「定着端低減」を「二次曲線」
・応力度導入方向が「両引き」
・左定着端低減距離+右定着端低減距離>鋼材水平長
- 定着端低減本数
片引きのときに両端の定着端低減距離が干渉するときに間違った低減本数を計算していました。緊張方向には関係なく両端の定着端低減距離に応じた低減を行う(低減区間の干渉があればそれなりに処理)するように修正しました。
- 有効鋼材応力度
設計荷重時の有効鋼材応力度σpeが許容値をオーバーしている場合に赤表示なっていませんでしたので修正しました。
- 合成桁の合成応力度
合成桁のときに任意荷重ケース(主桁自重相当)が入力されていると荷重ケースの並びが変化して内部処理と整合しない状況になったので間違った処理になっていたので修正しました。なお、主桁自重ではなく橋面荷重相当の任意荷重ケースなら問題ありませんでした。
- 曲げ破壊安全度
「Mu算出時に後打ち部考慮」を「考慮しない」とした場合に処理ミスがあり、修正しました。「基本データ」の「4:上部工場所打ち」のヤング係数で考慮されていました。まったく考慮しないように修正しました。
- RC応力度計算
「基本データ」で鋼材の材料が未選択状態になっている時に、RC応力度計算ができないことがあり対策しました。
- 平均せん断応力度
せん断とねじりによる平均せん断応力度τstを求める時のτtの符号の取扱が不適切だったので修正しました。これまでねじりによるせん断応力度の符号は作用せん断力Sの符号に合わせていましたが、τmの符号にあわせるようにしました。
- 概算数量
張出しあり、下部工があるモデルの場合に右側張出部がボイド長に加算されいない不具合があり修正しました。
- 張出床版の設計
1)風荷重強度W3の印字で、誤ってW2を参照していたので修正しました。
2)単位の印字が間違っていた個所があり、正しいものへ修正しました。
3)オプション「風荷重、衝突荷重による軸力を考慮する」を追加 しました。
・入力
- 入力-設計条件
ポステンI桁の場合に「設計条件」の画面で、クリープ、乾燥収縮差の相対湿度あるいはセメント種類を変更したときに設定される初期値がおかしかったので修正しました。
- 単純桁ジェネレータ
ポステンI桁を選択していた場合に
・PPF出力の「入力データ」-「主桁」-「側面形状」の側面図
・標準入力ツリーの「主桁」-「断面形状」の「断面描画」のダイアログで表示される断面形状図が正しく描画されていなかったので修正しました。
画面と、PPF出力のみの間違いで、計算値には影響ありません。
- 主桁配置
主桁1本の場合に以下のような不具合がありましたので修正しました。
・入力-PC版荷重(コンポ橋):表の表示エラーを修正しました。
・横桁の鋼材、鉄筋配置:詳細データ作成時エラーがありましたので、主桁1本の場合は横桁の鋼材をジェネレートしないように修正しました。
- 任意荷重ケース
任意荷重ケースで検討フラグが「0:計算しない」で、死荷重の荷重番号に設定されている場合に不具合がありましたので修正しました。任意荷重ケースで「0:計算しない」となっている荷重が死荷重の荷重番号になっている場合は載荷しないで処理を実行するメッセージを表示するようにしました。
- 鋼材配置、鉄筋配置
入力方向の設定を縦方向にしても、縦方向に移動しませんでしたので修正しました。
- 鉄筋、せん断補強筋
鉄筋、せん断補強筋の配置の入力が以下のような場合にジェネレートの不具合がありましたので修正しました。
・配置の始端と終端が同じ部材内にあるデータの場合にエラーが発生していました。
・配置の始端が支間長と桁かかり長の合計を超えた場合にエラーが発生していました。
・始端1-j、終端2-iの範囲に配置しようとした入力の場合に、せん断補強筋のみ部材始2-部材終1の両端配置が追加されていました。
- 計算設定−曲げ照査
PRC橋のときに「床版合成2次応力算出用」の入力ができなかったので対策しました。なお計算自体はPRC橋の場合にも行っていました。
- 断面力表の表示
「検討荷重ケース」で「1:自重」を検討しない、となっている場合に、結果確認タブの「断面力」で、コンボボックスで最初に表示されている断面力は「1:自重」でないにもかかわらず、自重の断面力が表示されているトラブルがあり対策しました。いったんこの画面を見ると、最初に表示されている断面力が、主桁自重の断面力に置き換わっていました。
・出力
- 側面形状
コンポ橋以外は側面形状の入力がありませんが、印字される不具合がありましたので修正しました。
- 設計総括のPC・PRCねじり
設計総括のPC・PRCねじりで斜引張破壊に対する耐力照査とRCねじり鉄筋の結果ではなく、コンクリート斜引張応力度の照査と平均せん断応力度が出ていたため修正しました。
- PC鋼材の基準値の初期値
PC鋼棒の単位長さ重量に重力の加速度が乗じられていたので、他の材料と同じように質量をセットするようにした。概算数量の出力にのみ影響。
- 曲げ疲労照査
PC鋼材の結果の欄に鉄筋の結果が出ていた(鉄筋の結果が二回出ていた)ので修正しました。
- 概算数量のボイド数量
ボイド径の大きい順に並び替え、同じ径の場合に合計の延長を計算する際にエラーが発生し、数量が算出されないケースがあったので修正しました。
- ねじり照査ウェブ圧壊に対する耐力
着目点毎の出力でケース名が長くなると文字化けが発生していたところを修正しました。決定ケースが出力されていなかったため追加しました。
・ファイル
- ファイル保存
横方向モデルの場合に、部材の識別情報で15、16が使用されている場合、ファイルに保存すると0に戻っていた不具合を対策しました。
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3.00.01 |
'09.02.18 |
■不具合対応
・計算
- ねじり定数
標準入力-設計の考え方-ねじり定数のオプションを「考慮する」とした場合に、仮想横桁のねじり定数がゼロになる不具合がありましたので修正しました。
- 詳細編集の断面データの有効幅情報で、「解析用λ:J」を「-1」(全断面有効)にするとねじり定数がゼロになる不具合がありましたので修正しました。
- 円孔ホロー断面の場合にcut寸法以上の有効幅が入力されると、全断面有効時よりも若干大きい値になる不具合がありましたので修正しました。ねじり係数も同様の不具合がありました。
- 鋼材のセットロスのσply、σpry
セット量が0の場合に、HTMLやPPFで出力されるσply、σpryの値が緊張端の値になっていないことがあり修正しました。σpryは定着端の値が出ていました。また左引きの場合のσpry、右引きの場合のσplyには定着端側の値を出すようにしました。
- プレストレス反力
鋼材の計算設定で、「プレストレス変位、2次力の計算法」を「一般解」にした場合に、プレストレスによる反力が2倍程度になっている不具合があり修正しました。「一般解」の処理はフレーム解析を2回行なってプレストレス2次力を計算してますが、この2回の反力結果を累計してしまってました。2回目の反力を採用するように修正しました。これはVer3.00.00でプレストレスの反力を出力する機能をサポートしたときからのトラブルでした。
- 曲げ破壊安全度
照査の計算設定で「Mu算出時に後打ち部考慮する」とした場合に、場所打ちコンクリートの応力ひずみ曲線が主桁コンクリートと同じものを使っている不具合があり対策しました。
- 断面データ
有効幅のI用とN用に「-1」(全断面有効)とすると解析用諸量のAやIが全断面有効の値にならない不具合がありましたので修正しました。
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3.01.00 |
'09.10.01 |
■Windows7対応
- Windows7に対応しました。
- プロテクトモジュールのバージョンアップに伴い未認証状態となってしまった場合は、ホームページの http://www.forum8.co.jp/faq/webactivqa.htm#q1-6 をご確認ください。
■インストーラ
- 問合せ支援ツールをバンドルしました。
■要望対応
・入力
- 詳細データ作成を実行すると、登録断面が全部リセットされてしまうので、登録断面もロックできるようにしました。
■不具合対応
・計算
- 換算断面諸量
プレテンT桁の場合、場所打ち部の断面積が少し大きく算出されていたトラブルを修正しました。
・出力
- 平均せん断応力度
PPFの一般出力で不具合があり、浮動小数点エラーが生じる場合があったので修正しました。
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3.01.01 |
'11.09.05 |
■主な修正内容
- 「せん断補強材:スターラップ以外にせん断鋼棒 を考慮する」という印刷が、入力設定と異なる不具合を修正しました。
- 鉄筋材料SR235(丸鋼)対応につい て、下記 の修正を行いました。
1)SR295選択時には、丸鋼の鉄筋テーブルを参照するように仕様を変更する
2)丸鋼の場合は、計算書に鉄筋径Dという表記を、φに変更する
■ヘルプの修正、他
- [概要]-[バージョン情報及び 改良点]-[Ver3.01]
- [操作方法]-[標準入 力]-[横桁モデ ル]-[鉄筋配置]
- [操作方法]-[標準入 力]-[鉄筋入力 説明]
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3.02.00 |
16.11.10 |
■Web認証
- サブスクリプションに対応しました。
■ヘルプ
- 「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.3.2.0〜について」を追加しました。
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