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日付 |
内 容 |
1.00.00
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1.00.01 |
'09.01.19 |
■要望対応
1、単純橋
1)主桁材料・その他で、「床版高h」の入力上限値を「9.999」mまで拡張した。
2、ラーメン橋(橋台式)
1)ラーメン橋での下部工寸法、橋軸直角方向奥行き寸法を変更した時、及び斜角画面で斜角の入力値を変更した時、下部構造の橋軸直角方向奥行き寸法を再計算する機能を設けた。
■不具合修正
1、共通事項
1)基準値データ保存の修正
計算用設定値を起動し、H鋼桁タブで3行目以下の行のデータを変更・追加した時、データが更新されなかった現象を修正した。
2)基準値でH鋼桁許容応力度を変更しても、設計に反映されないバグを修正。
3)単純橋の詳細計算書印刷で、下部工設計用反力の印刷機能を修正した。
「活荷重反力」の章で、入力での活荷重の選択が、L荷重だけ、もしくはT荷重だけを選択しても常にT,L両方を印刷していたため、選択した方のみを印字するように修正した。
2、単純橋
1)主桁間隔不等間隔の時の格子データ合成後断面剛度生成
設計条件において、主桁配置方法を「間隔設定」とし、主桁配置画面で3区間で不等間隔になるように入力したとき、格子データを生成し、合成後での断面剛度を確認したところ、座標値での桁配置は指定したとおりの不等間隔で配置されていたが、断面データでの剛度が、等間隔の時と同じに、
左外桁/全内桁/右外桁
の3区間で設定されていた。間隔設定で指定した各H鋼桁間隔毎の断面剛度で格子データを生成するように修正した。
2)付属設計「翼壁の設計」で印刷時エラー修正。
翼壁の計算で印刷すると「Initエラー」が発生し、f8ppfでの印刷書式が乱れるのを修正。
3)横桁断面計算で鉄筋応力修正
床版高hがH鋼桁高と同じ時、横桁断面計算において、曲げモーメントがマイナスの時の鉄筋応力が違っていました。断面計算の時、断面積0でかぶりが0の直角方向桁上面鉄筋があるとして断面計算していたため、引張縁位置での鉄筋応力度を取得していました。断面積0でかぶりが0の直角方向桁上面鉄筋を考慮せず、横繋ぎ鉄筋位置の応力を取得するように修正した。
尚、コンクリート応力は正常でした。
4)基本条件で「歩道橋」を選択した時の修正
・「主桁材料・その他」画面で、「歩道間詰め材γ3」の入力欄をグレーにした。
・「横断構成」画面で、表示項目を変更。「車道」――>「歩道」
5)歩道橋の時、横桁断面力が「0」になる のを修正
歩道橋の設計を行う時、新規起動して基本条件の「活荷重」をいじらず、「歩道橋」を選択すると問題ありませんでしたが、はじめに「歩道:なし」をチェックして、活荷重をいろいろな荷重に切替えてから「歩道橋」を選択してしまうと、活荷重が最後に選択した種類でグレーになります。
この時、「L荷重」か「TL同時載荷」が選択状態のまま「歩道橋」を選んでしまうと活荷重の種類を示すフラグが格子計算に正常に渡されず、表面上はメッセージも出ませんでしたが、格子計算でエラーが発生していました。どんな操作を行っても正常にフラグがわたるように修正した。
3、ラーメン橋(橋台式)
1)杭基礎で鋼管杭の時の軸方向バネ算出用断面積修正
杭基礎で鋼管杭のとき、杭軸方向バネ算出用の断面積の値が、表中の値と、表の下の算出式中の値が異なる時があった。バネの算出式の値は問題ありませんでしたが、表中の値を、何れの場合でも、外側は外側、内側は内側で考慮されるように修正した。
2)場所打ち杭を選択した時、結合方法の選択で「方法A」も選択可能だったが、「方法B」のみ選択するようにした。「方法A」は選択不可とした。
3)杭頭結合部の照査として、「仮想鉄筋コンクリート断面照査」と「杭頭
補強鉄筋のい定着長」を行っていたが、場所打ち杭での照査と印字を行わないこととしました。よって、下記の箇所での表示・印字部を削除した。
・「計算結果」確認画面の「杭頭部の照査」での表示・印字
・「計算書作成」のラーメン橋「概略設計計算書」での「杭頭結合部の照査」
・「計算書作成」のラーメン橋「詳細設計計算書」での「杭頭結合部の照査」
以上、3箇所。
4)地盤条件入力画面で、設計水位の入力項目名変更
今まで「常時前面・・・」「常時背面・・・」としていましたが、「常時」の部分を「設計」に変更した。
5)地震時慣性力の算出で、設計水平震度基準値と、地域別補正係数を乗じて設計水平震度の値を設定するとき、少数以下3桁目が5の時の四捨五入が切り捨てになっていた。四捨五入するように修正
6)地盤条件画面の修正
「設計路面から-第1層上面まで」と、「杭先端での極限支持力度」の入力セルが混在してしまいました。地盤条件が「左右で異なる」の時のA2と、「左右同じ」時に発生してしまいました。従来どおりに修正した。
7)2列杭の時の安定照査結果印字修正
2列杭の時、安定に関する照査結果表の「引抜時」において、作用力にマイナス(引抜き)は発生したときの判定結果を逆に印字していた。符号の判断誤りでしたので、正常に判断するよう修正した。
8)ラーメン橋、「躯体形状、基礎寸法、背面土砂」の選択スイッチが効かないのを修正
下部構造の橋軸直角方向奥行き寸法を自動算出する機能を設けたとき、ラーメン橋データ、設計条件画面で、「躯体形状、基礎寸法、背面土砂」の入力スイッチを「左右異なる」としてグレーにし、選択できないようにしましたが、選択できるようにした。
9)詳細計算書で許容支持力印字を修正
「予備計算」の章で、杭の許容支持力算定式と結果が違っている。但し、その後の安定照査の章で使用している値は正常であり、予備計算の章での印字のみが間違っていたのを修正した。
10)「下杭の長さ」を入力した時の断面計算を修正
基礎工-->杭配置、材料・諸元 の入力で、[下杭の長さ」の値を入力した時、杭本体下杭の断面照査での許容応力度と判定結果の間違いがあり修正した。
11)杭基礎で鋼管ソイルセメント杭での修正
鋼管ソイルセメント杭を使用した時、以下のバグがあり修正した。
・杭材料の入力画面、「ソイルセメントの変形係数」の入力単位が「kN/m2」となっているが値が「5.00」のため、「×10^5」の表示が必要
・「杭のモデル化」での先端軸方向バネの計算で、Escの値が100倍されている。
・鋼管材質の選択コンボボックスを開くと、選択一覧に「SKK400」しか表示されないバグがあり修正しました。基準値の計算用設定値の「鋼管杭」タブで登録された種類一覧を表示し、選択可能に修正した。
・PHC杭部のコンクリート許容引張応力度、地震時の値を変更し計算すると、詳細計算書は変更した値で計算したが、結果確認画面ではデフォルト「5.00」のまま反映されていなかった。入力した値で照査するように修正した。下記画面は、わざと「3.33」と入力して計算したとき。
12)単純橋における格子計算での合成後死荷重反力合計は正常でしたが、
ラーメン橋計算用の合成後死荷重に添架物荷重が考慮されていない荷重項目があった。具体的には、高欄や添架物など、支間部は考慮しているが、桁端張出部は無視しているなどです。整合性が取れない部分が有り、今回、全ての項目を考慮する様に、荷重項目を追加した。
13)単純橋データで、添架物荷重を変更しても、ラーメン橋FRAME計算での杭反力などが変わらない問題を修正した。
ラーメン橋の時、単純橋データにて、添架物荷重を入力しても、ラーメン橋計算での死荷重強度が変わらない現象が有り調査したところ、以下の2つの問題が有りそれぞれ対応した。
(1)添架物荷重が、外桁床版張出部の床版先端より外側に配置されたとき、荷重として考慮されていなかったのを修正した。今回の版より、格子計算での床版張出部先端より外側の荷重を考慮する設定項目を表示ONにしましたので、以下の要領で設定し計算実行してください。
計算実行し、途中表示される格子計算画面の「計算」メニュ-で、新たに設けた「計算方法の設計」を選択する。
「集計有効エリアを拡張する距離」の値を、修正する。最大 5.00 m
(2) 荷重項目ごとにチェックを行ったところ、「それほど影響ないだろう」との判断で考慮していない荷重項目があった。 具体的には、高欄や添架物など、支間部は考慮しているが、桁端張出部は無視しているなど。
整合性が取れない部分が有り、今回、全ての項目を考慮する様に、荷重項目を追加した。
[ESBから格子データ生成時]
桁端部の集中荷重として、以下の項目が考慮されていなかったため追加した。
桁端高欄(左右)
桁端防護柵(左右縁石上)
桁端添架物(入力本数分)
[格子計算からラーメン橋FRAME解析用の荷重生成時]
・支間部の荷重として添架物荷重が考慮されていなかった
・桁端部集中荷重として、以下の項目が考慮されていなかったため追加した。
桁端高欄(左右)
桁端添架物(入力本数分)
14)地盤条件データの編集で、N値に2以下を入力した時、周面摩擦力度fの値が0に設定されないのを修正。地盤条件データの入力一覧では原則手入力することであるため、周面摩擦力度fの値もN値により、ユーザ様が判断して入力していただくことになります。但し、簡易設定を実行したとき、N値が2以下の時、周面摩擦力度fの値を「0」で設定するように修正した。
4、ラーメン橋(矢板式)
1)矢板式での上部構造部材の照査
結果確認画面の判定欄の値が(作用値/許容値)になっていなかったのを修正。
2)根入れ長の安全率が現状では全て 1.20 固定になっている。入力項目を常時、地震時の2つとし、計算方法の選択で使い分けるように修正した
常時 地震時
フリーアース 1.5 1.2
たわみ曲線法 1.2 1.2
3)縦断勾配のマイナスの時、エラー発生していたのを修正
4)解析途中に表示される矢板根入れ長の決定ウィンドウで、一番上のたわみ曲線法による計算結果が、安全率を乗じた値になっていない。安全率を考慮した値を表示する。印刷も同じ。
5)詳細印刷で第1章設計条件、1.3使用条件で、頭部工のコンクリート設計
基準強度、鉄筋の材質の印刷が、入力どおりでなかったため、入力どおりで印刷するよう修正。)
6)頭部工の入力で、主鉄筋は、「水中部材」のため、基準値からは許容引張応力度は(水中)の方をもって来なければならないが、気中の値を使用している。結果確認と印刷も同様に水中の値を使用するように修正した。
7)「標高」表示を「深度」に修正
詳細計算書印刷で、矢板根入れ長に関する検討の地層関係の表で、「標高」を「深度」に修正した。
5、数量・工事費・作画関係
1)図面生成時に「図面生成条件」を表示し確認可能にした。)
「図面生成」を実行する前に、基準値の「図面生成条件」画面を開いて各設定項目画面を開き、「確定」ボタンを押して進まないと作画用データが更新されません。自動で更新する処理を加えればよいのですが、暫定的に、設計終了後図面作成に進む前、基準値の図面生成条件のウィンドウを表示して、確認していただくようにした。
2)H鋼桁長修正
基本条件で、「仮想中間横桁配置方法」を「基準線直行配置」にした時、概算数量計算書の主桁加工重量算出表で、H鋼桁の長さが違っていたのを、正しい長さで算出するように修正した。
3)桁繋ぎ材、型枠支持材の数量計算修正
桁繋ぎ材、型枠支持材等で、マイナスの数量が算出される件で、平面形状が非対称の時(拡幅あり、左右で斜角が異なる、主桁間隔設定あり)の算出方法をご指示頂いた仕様で算出するように修正した。
4)単純橋の「型枠支持材用、普通ボルト・インサート(M12)」の算出個数について、当初、指示いただいたの算出式
A=(H型鋼純間隔−149)/ 300 (切り上げて整数にする)
N= A × 型枠支持材の個数
において、「H型鋼純間隔」の値にH型鋼純間隔から更にH鋼フランジ幅を引いた値で計算していたというバグが有り修正した。 |
1.00.01
↓
1.00.02 |
'09.02.12 |
■主な修正内容(計算側)
(1)格子計算でメニュー表示で、手動モードで格子計算を実行し、表示される格子計算画面の「メニュー」を表示した時、「開く」や「名前を付けて保存」など、以前まで表示していた項目が表示されなくなってしまった不具合を修正しました。
※これは、昨年末に修正した「計算」メニューで「計算方法の設定」項目を表示した時のデグレードです。
(2)A1側の入力画面で正常に入力しているのに「底版幅B2が竪壁幅B1より小さくなっています」のメッセージが表示されて先に進まなくなる不具合を修正しました。
※原因は、A1の入力画面でもA2側での入力値を見て判断メッセージを表示しているためでした。A1,A2を別々に入力している時、A1A2それぞれの画面だけで入力値の判断チェックを行うように修正しました。
(3)地盤条件で液状化の判定を全て「不要」にして計算したとき、ラーメン橋詳細印刷の「3.2.3固定荷重の抽出ケース」(1)構造ケース1,2の時表の印刷で、地震時に液状化ありの時のケース番号を印字していた不具合を修正しました。
(4)矢板式で、ある縦断勾配の時、ラーメンフレームモデルを生成するルーチンに誤りがあり、部材長が0.000mとなる要素が発生するなどで、「構造系不安定」となり解析できない不具合を修正しました。
■ヘルプの修正
・[概要−バージョンおよび変更点− Ver1.0.2について] |
1.00.02
↓
1.01.00 |
'09.03.09 |
■主な機能追加(バージョンアップ)内容
製品販売形態として、売切での製品構成を新たに設けたことからプロテクト方法を下記の8形態に更新した。
製品構成 |
概略設計版 |
詳細設計版 |
1、単純橋のみ |
製品タイプ(1) |
製品タイプ(5) |
2、ラーメン橋(杭+直接基礎版) |
製品タイプ(2) |
製品タイプ(6) |
3、ラーメン橋(矢板式) |
製品タイプ(3) |
製品タイプ(7) |
4、ラーメン橋(フルバージョン) |
製品タイプ(4) |
製品タイプ(8) |
■主な改訂内容
(1)ラーメン橋で枝桁を追加する場合の設置方法変更。製品へルプの「2.2.19、枝桁を設ける場合の方法」で解説を追加した。
(2)添架物荷重の設置方法として、従来の「比率入力」による方法と、今回あらたに「距離入力」追加しました。
■主な修正内容
(1)格子データ生成時、添架物荷重項目名称の漢字が違っていたので添加物-->添架物に修正しました。
(2)格子データ生成時、添架物荷重の載荷に以下の誤りがありいずれも修正しました。
1)適用ケースを「合成前」とした時、合成前の荷重データで、桁端張出部の集中荷重が作用されていなかった。
2)適用ケースを「合成後」とした時、合成前に「桁端添架物1」があり、載荷位置も実際の位置とは違う位置に載荷されていた。
3)適用ケースを「合成前後」とした時、合成前に「桁端添架物1」があり、載荷位置も実際の位置とは違う位置に載荷されていた。
(3)枝桁を追加した時の単純橋計算、下部工設計反力の値において、格子データで枝桁を設けるなどにより支点を追加した時、下部工設計用反力の「死荷重及び雪荷重による反力」として追加した支点の反力も読み込み、集計表印刷でも枝桁支点での値を印字するように修正し説明文も追記しました。
■ヘルプの修正
・[概要−バージョンおよび変更点− Ver1.1.0について] |
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