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Stream-1最初の特別講演は、NPO地域づくり工房代表理事の傘木宏夫氏(長野大学非常勤講師)による「地域づくりにおける合意形成技術〜まちの安心・安全マップとVRモデリング〜」。同氏はまず、地域づくりにおいて行政および技術者側と住民側との間に立って合意形成を支援するファシリテーターの役割を解説。自らファシリテーションを担った神戸市西須磨地区の都市計画道路事業(2001年)においてUC-win/Roadを最初に活用して以来、その有効性に着目してきたと振り返ります。そこで今回、まちづくりにおけるファシリテーションの一手法としてマップ作りに焦点を当て、アナログ的なマップ作りの手順を説明。続
いて、今回講演に向け事前に中目黒駅周辺を実際に歩いて取り組んだマップづくりの様子を再現、さらにそれを基に当社担当者がUC-win/Roadを使って作成したVRデータを紹介しました。その結果、ハザードマップと連携した代替案の比較検討など、従来の紙ベースのみではなし得ない新たな計画協議のあり方も期待できるとしています。 |