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▲社屋外景 |
今回は石川県の株式会社国土開発センターをご紹介致します。
金沢から北陸本線で約12分、松任駅から車で約10分ほど走ると美しい田園風景のなかに突如現れる近代的なビル群“石川ソフトリサーチパーク”。その中でひときわ目立つレンガ色4階建てビル、株式会社国土開発センター技術開発研究所を訪れました。
同社は1964年に設立され、土木設計を中心に都市計画、測量、環境アセスメント、補償までを取り扱う北陸有数の総合建設コンサルタントとして「地域貢献」をキーワードに、地域をよく知り、地域のニーズに応える「プロ集団」を目指しています。地域を代表する知識集約企業に相応しく、工学博士1名、技術士22名他有資格専門技術者を含め延べ280名の社員を擁しています。土木工学系の技術者ばかりではなく、生態化学を専門とする技術者も擁しており、石川県内に生育・生息する動植物のデータベースシステム*CIISを構築し地元の教育機関、学識者とも連携して地域の環境保全にも貢献されています。同社の基本理念として掲げられている「未来の自然を考える〜かけがえのない地球環境を健全な状態で次世代に引き継ぐ」を実践されています。本年4月には国際規格であるISO9001、ISO14001認証を同時取得され更に企業信頼性を強固なものにされています。組織の品質管理体制を認証するISO9001の取得に際しては、使用するソフトウエアの品質保証の確認に苦労されたとの事で第三者によるソフトウエアの認証制度の確立やソフト開発企業のISO9001認証取得を要望されています。
「21世紀に飛躍する技術プロ集団」として、コンピュータ関連技術への取り組みも早く、ネットワークは5年前に技術開発センター竣工に合わせて構築され、現在では社員1人1台のPCで支社、営業所間を結ぶWANが稼動しているとの事。また、約1,000社を超える取引先との連絡も電子メールを主に利用しており、電子メール利用環境未整備の取引先には、積極的に環境整備の提案を行っているとの事です。
当社製品は、土木本部、橋梁本部、地域開発本部等でご利用頂いており、全社で約70ライセンスを導入頂いています。特に橋梁本部は、平成8年の道路橋示方書改訂を機に橋梁設計が耐震設計等の改訂で、より深い専門技術が必要とされるようになり、設計技術者の強化、拡充を図っているとの事です。今後更に高度化する橋梁設計に対応するために当社UC-winシリーズ製品の導入もご検討頂いています。また、橋梁設計に関する最新の技術情報取得にも熱心で東京での当社主催「技術セミナー」「商品セミナー」には、同社東京事務所から毎回ご参加頂いています。
次世代型の高度専門技術者集団として、より高品位なサービスを目指す同社の躍進が期待されます。
最後にお忙しい中、今回の取材にご協力いただきました金子土木本部長、岩田システム開発部長、平岸道路技術部長、澤環境企画部長、政田システム室長、転正橋梁部上級技師他の皆様に御礼申し上げます。今後の株式会社国土開発センターのますますの発展をお祈りいたします。
*CIIS:Creature Image Information Systemの略で今後の石川県における環境行政に小さな波紋
を投げかけるきっかけ(種)になって欲しいとの願いを込めて命名。商標登録済.
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▲金子土木本部長他取材協力頂いた幹部の皆様 |
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▲同社将来を担う幹部候補の皆様 |
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