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擁壁の設計セミナー |
●日 時 : 2012年4月 3日(火) 9:30〜16:30
●本会場 : フォーラムエイト東京本社GTタワーセミナールーム
※TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡・仙台にて同時開催
●参加費 : 1名様 \15,000 (税込 \15,750) |
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「擁壁の設計Ver.12」では、主に次の項目に対応しました。
・U型側壁の片持ち梁照査対応
・U型Bタイプ対応
・安定照査毎浮力指定対応
・堆積時防護柵照査対応
・前面張出の設置位置指定対応
■図1 メイン画面
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従来のプログラムでは、U型擁壁の断面力算出は、側壁と底版が一体となったフレーム計算による方法にのみ対応していました。
Ver.12では側壁照査方法を「底版一体」、「片持ち梁」から選択できるようにしました。「底版一体」の場合は従来と同じフレーム計算による方法ですが、「片持ち梁」の場合は、逆T型等の片持ち梁擁壁の竪壁の設計と同じ方法となります。そのため、従来は不可能であった側壁の鉛直力による偏心モーメントを考慮することができます。これにより、躯体の傾斜による偏心モーメントも考慮可能となったため、従来適用外であったBタイプ(側壁が外側に傾斜するタイプ)の設計も可能となっています。
底版については、従来同様にフレーム計算のみ可能です。底版軸線に側壁下端の荷重を作用させて解析を行います(図2)。
■図2 構造解析画面
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通常、浮力は擁壁に最も不利となるように考慮する必要があります。たとえば、転倒や滑動に対する照査を行う場合は浮力を考慮し、支持力に対する照査を行う場合は浮力を無視する方法が考えられます。
この状態を再現する場合、従来は転倒照査用ケース,滑動照査用ケース,支持力照査用ケースのように照査分のケースを用意した上で、計算書の危険値出力を行う必要がありました。
Ver.12では浮力の有無を直接基礎の安定照査毎に指定できるようにし(図3)、更に、この指定が安定照査上最も不利となる組合せを自動決定する機能にも対応しました。
部材設計につきましては、各照査位置毎に断面力が大きくなる状態で設計を行います。計算書出力時には浮力あり・浮力なしの両方を出力するか、危険な方のみを出力するかを選択することができます。
■図3 水位画面
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従来のプログラムでは、落石による衝撃力の検討時にのみ落石防護柵の照査を行うことが可能でした。
Ver.12では落石の有無に関わらず、堆積時の土圧に対する照査を行うことが可能となりました。照査に際しては、支柱の破壊に対する断面計算、ワイヤーロープの破断に対する検討、支柱根入部のコンクリートの破壊に対する断面計算を行います。落石時衝撃力に対する照査と同時に照査することも可能です(図4)。
■図4 側面形状(防護柵)画面
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従来のプログラムでは、張出部は竪壁天端位置にのみ設定できましたが、Ver12では設置位置の天端からの距離を任意に指定できるようになりました。
■図5 天端形状画面
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