フォーラムエイトでは、各種ドライビングシミュレータで培って来た技術を活用し、UC-win/Roadのカスタマイズシステムとして「鉄道シミュレータ」を展開していきます。ここでは、開発中の鉄道シミュレータについて紹介します。鉄道シミュレータの使用目的としては、研究開発用、運転士・車掌の教育・訓練用、運転体験などの広報展示用といったものが挙げられます(図1)。ここで紹介している図2・3のイメージは、鉄道乗務員の教育・訓練を目的としたシミュレータです。運転室と車掌室を模擬した2台のシミュレータから構成され、個別の訓練と、それぞれのシミュレータを連動させた連携訓練が可能となります。教師卓は運転指令して、さまざまな環境設定や異常事態(事故、故障)の挿入を行うことができます。
 ■図1 鉄道シミュレータの使用目的別分類
 ■図2 鉄道乗務員の教育・訓練を目的としたシミュレータシステム構成

■図3 鉄道乗務員の教育・訓練を目的としたシミュレータシステムイメージ
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