Q&A (製品評価や導入の際に役立つQ&Aです)
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1.適用範囲 |
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Q1−1. |
現行製品は「雨水浸透施設技術指針[案]調査・計画編 平成18年9月30日増補改訂版発行」に対応しているか? |
A1−1. |
「雨水浸透施設技術指針[案]調査・計画編 平成18年9月30日増補改訂版発行」
6章 浸透施設のモデル化(P-64〜66)に対応しています。 |
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Q1−2. |
降雨確率等を考慮して流入量・流出量の計算はできるか? |
A1−2. |
降雨確率等を考慮し、流入量及び流出量の計算を行っています。
各流域及び、各施設(浸透、貯留)毎に入力時でも流入量、流出量を確認することが可能です。 |
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2.基本データ |
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Q2−1. |
後方集中型降雨波形図には対応しているか?
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A2−1. |
降雨波形タイプは、前方集中、中央集中、後方集中の3つの中から指定可能です。
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Q2−2. |
流出ハイドログラフの算出は可能か? |
A2−2. |
流出ハイドログラフの計算は、合理式か、修正RRL法のいずれかについて指定可能です。
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3.流域データ |
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Q3−1. |
降雨強度式を2式併用した降雨強度曲線にて計算結果を確認出来るか? |
A3−1. |
可能です。流域−降雨強度式タブ内の降雨強度式数を2(式)に指定し、それぞれの降雨強度式の入力を行って下さい。
2式併用とは、異なる降雨強度式を1つの降雨強度曲線として取り扱うことを意味しており、以下のような考えで降強度曲線を構成します。
入力した1式の降雨継続時間をT1,2式をT2とすると、降雨強度式の使い分けは、
・0〜T1:1式
・T1〜T1+T2:2式
となります。
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Q3−2. |
サポートしている降雨強度式は? |
A3−2. |
以下の降雨強度式をサポートしております。
- タルボット型 : r = a / t + b
- シャーマン型 : r = a / t^n
- 久野・石黒型 : r = a / √t + b
- クリ−ブランド型 : r = a / t^n + b
- 近畿地方整備局型 : r = a / (√t + b)^n
- 山梨県1型 : r = a・(b / t)^n
- 山梨県2型 : r = a / t^n + b
*)山梨県型は、式中のtを時間で取り扱います。 |
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4.洪水吐き |
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Q4−1. |
洪水吐きの計算を考慮しないことは可能か? |
A4−1. |
洪水吐きの計算を行いたくない場合には、貯留施設-スイッチ制御タブ-洪水吐きの計算スイッチをOFF(チェックを外す)に指定して下さい。
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5.浸透施設 |
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Q5−1. |
浸透量・浸透強度などの別途計算結果をハイドログラフに入力出来るか? |
A5−1. |
設計浸透量を算出する際の、浸透施設規模、単位設計浸透量などは「浸透施設−入力−浸透施設の諸元」画面にて直接入力して頂くことができます。
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6.貯留施設 |
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Q6−1. |
「防災調節池等技術基準(案)解説と設計実例P-156、図33水位容量曲線図」に示しているH−F(水位−面積)図に対応しているか? |
A6−1. |
「貯留施設」入力画面−「入力」−「調節池」にて、調節池容量の水深と面積を直接入力いただけます。
また、同入力画面の「スイッチ制御」にて、オリフィス段数を選択(1段/2段)することが可能となっております。
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Q6−2. |
ポンプ方式による計算が可能か? |
A6−2. |
ポンプ方式は、排水量固定として計算することが可能です。
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Q6−3. |
オリフィスの底が池の底より上にある場合も計算可能か? |
A6−3. |
オリフィスの底が池の底より上にある場合も計算可能です。
貯留施設−入力タブ「オリフィス情報の寸法Hl(池底からオリフィス底面までの高さ)」を入力して下さい。
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Q6−4. |
浸透施設における設計浸透量を増加することで、貯留施設への流入量を限りなく0に近づけることは出来るか? |
A6−4. |
浸透施設入力データ「設計浸透量の編集」機能「設計浸透量の修正」にて直接設計浸透量を入力することができますのでこちらにて確認することができます(但し、入力可能な設計浸透量は99999.9999(m3/hr)となっております)。
なお、貯留施設に流出する流出量は、同入力画面の「有効ハイドログラフ」で曲線及び、HTML表示形式にて確認することができます。
但し、この状態(他の流域データが設置されていない状態)で貯留計算を行うと貯留施設の流入量が0となり、正しい貯留施設の計算が行われない可能性がございますので注意が必要となります。
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>> サポートページ 調節池・調整池の計算 Q&A集 |